(ウイグル人に対する想像をはるかに超える
ジェノサイド内容に、
狂った中ごくへの
怒りと
恐れと
哀れみを感じています。
また、
なぜ人間は
脅されると
こんなにも
命令されるままに
なってしまうのか⁉️
そして、なぜそれを
不可解だと
感じないのか⁉️
そんな自分で
よく暮らしていて
平気だな‼️
良心というものを
持ち合わせて
いないのか⁉️
日本は
アメリカは
イギリスは
オーストラリアは
世界は
どんな方法で
中ごくに
ウイグル人を
解放させるのだろうか❔
武器を使うのだろうか❔
話し合いが
出きるのだろうか❔
強制収容所には
どうやって突入❔
入って行くのだろうか❔
考え方が違う人と
どうやって話し合えばいいのだろうか❔)
📖『ジェノサイド国家中国の真実』宇田ケリム・楊海英[共著]
文春新書1333
発売日:2021年10月20日
ジャンル:ノンフィクション
はじめに
👑日本ウイグル協会会長 宇田ケリム
いまウイグルで起きていることは、
単なる「人権弾圧」ではなく、
「ジェノサイド(集団殺戮 しゅうだんさつりく)」です。
「ジェノサイド」などと言うと、
日本の読者の皆さんは
「大げさすぎる」と思われるかもしれません。
しかし、決してそうではないのです。
中ごくも締結している「ジェノサイド条約」では、
国民的、人民的、民族的、宗教的な
構成員に対して、次のような
行為を加えることを「ジェノサイド」と
定義しています。
(1)殺す。
(2)重大な肉体的または
精神的危害を加える。
(3)集団の物理的な破壊をもたらす
生活条件を故意に強いる。
(4)集団内の出生を妨げることを
目的とした措置を課す。
(5)集団内の子供を強制的に
他の集団に移す。
このうち1つでも当てはまれば
「ジェノサイド」とみなされますが、
中ごく政府が
ウイグル人に対して実施している政策は、
ほぼすべての項目に当てはまります。
2017年以降、ウイグルでは、
1000ヵ所を超える「強制収容所」が設置され、
100万人以上(アメリカ国防総省高官によれば、
約300万人)のウイグル人が収容されています。
正当な理由がないまま強制収容された
ウイグル人は、
外部との接触が完全に断たれた
劣悪な環境で、
ウイグル人としての文化や伝統を
放棄することを強制され、
ウイグル語での日常生活まで
禁止されています。
と同時に、中ごく共産党と
習●平への忠誠を
強制する洗脳教育が
行われています。
男性が強制収容された後に
家庭に残された女性に対しては、
「不妊処置」がなされています。
文字通り「ジェノサイド」と定義される
「集団内の出生を
妨げることを目的とした措置」
です。
2018年に中ごくで実施された
子宮内避妊器具(IUD)装置手術の
80%が「新疆ウイグル自治区」で
行われ、さらに過酷な措置である
不妊手術の件数も、
「新疆ウイグル自治区」では、
中ごく全体の7倍にも達成しています。
その結果、中ごく当局の「計画通りに」
ウイグル人の出生数は
大幅に減少しました。
「新疆ウイグル自治区」の出生率(人口
1000人あたりの出生数)は、
2017年に15.88人だったのが、
2019年には過去最低の8.14人と
「ほぼ半減」しているのです。
これは新疆の統計の公式資料で
確認できる数値です。
子供が無事、生まれてきたとしても、
「ウイグル人」として育てることは
許されません。
子供の名前は自由に付けられず、
政府作成のリストによって、
「モハメッド」といった「イスラーム色」
のある名称などは明確に禁止
されているのです。
「集団の子供を強制的に
他の集団に移す」ことも
行われています。
両親が拘束され、
家に残された子供は、
「孤児院」に入れられ、
「両親が政治的問題を
抱えている」として
通常の学校に通うことも禁じられ、
徹底的な「漢人化教育」が
なされています。
「計画的民族殺戮
(けいかくてきみんぞくさつりく)」
としか呼びようがないのです。
[書籍紹介]
ウイグル語の使用禁止。
不妊措置による出生数の半減。
スマホ・GPS・カメラによる徹底監視。
「政治的信頼度」の点数化。
100万人以上の収容所への強制収容etc…
習●平政権が推進する「ウイグル人根絶」の恐るべき実態の告発。
強制収容所で「漢人化」を強要。
少なくとも1000ヵ所を超える「強制収容所」が設置され、少なくとも100万人以上(アメリカ国防総省高官によれば、約300万人)のウイグル人が収容され、「漢人化」と「中国共産党への忠誠」が強要されている。
不妊措置で新生児が半減。
中国当局によるウイグル人に対する不妊措置(子宮内避妊器具装着や不妊手術)の結果、新疆ウイグル自治区の出生率(人口1000人あたりの出生数)は、2017年に約16人だったのが、2019年には約8人と半減した。
「政治的信頼度」の点数化。
ウイグル人の「政治的信頼度」が点数化されている。ウイグル人ならマイナス10点。
パスポート保持者ならマイナス10点。
礼拝していればマイナス10点。
問題とされる26カ国への訪問歴があればマイナス10点……
マイナスの合計が70点に達すると要注意人物として強制収容所に送られる。
スマホ・GPS・カメラで徹底監視。
ウイグル人は「テロや違法な宗教に関するファイルの所持を確認するため」として、当局指定のスマホアプリのインストールを強要されている。
スマホを持たない子どもや高齢者は、首にQRコード付きのカードを下げている。
👑于田ケリム(うだけりむ)
1979年、東トルキスタン・ウルムチ生まれ。
日本ウイグル協会会長。
機械工学専攻 中国石油大学で学士課程修了。
新疆大学大学院 修士課程修了。
2008年に来日。
東京工業大学大学院 博士課程修了。
日本で就職。
👑楊海英(ようかいえい)
1964年、南モンゴル・オルドス高原生まれ。
静岡大学人文社会科学部教授。
北京第二外国語学院日本語学部卒業。
文化人類学専攻。
著書『独裁の中国現代史』
『「中国」という神話』
『逆転の大中国史』
『チベットに舞う日本刀』『墓標なき草原』
など多数。
(👨もう1冊、大事な大事な本を
紹介します。)
📖『サル化する世界』
👑内田樹 [著]
文藝春秋
感想・レビュー
1.
自分さえ良ければそれでいいという社会になりつつあることに危機感を感じ、今の教育は何か違う方向に進んでいるのでは?という疑問を漠然と持っていたため、そういうことだったのか!と思うことが散りばめられていて面白かった。無人販売所が成り立つ社会はこのままではなくなってしまうかも。本当に大切なのは心と直感ではなく、心と直感に従う勇気という言葉は胸に響いた。薄々おかしいと感じていても行動に移せないことがいかに多いか。自分も含め、未来の日本のために反省すべきことがたくさんあると思った。
2.
私の父母世代がアメリカ文化に憧れ、学び、働き、豊かさを目指したように、現代の私たちにも何らかの文化的な憧れが必要なのだと思った。「人間の本性は「処罰されない」ことが保証されている環境でどうふるまうかによって可視化される」「外国語を学ぶことも、母語の「淵」深く沈潜していくことも、ともに「母語の檻」から抜け出ることをめざす」「「世界はもっと広く多様だ」ということを教えること、これが教育において最も大切なこと」。
3.
タイトルは朝三暮四に出てくるサルを指す。社会システム、教育、人格、国家、組織など多くのものが破綻(はたん)に向かっている。「今だけ、私だけ」の考え方が趨勢(すうせい)になってきている。少しでも状況を変えていけないだろうか。例えば教育のビジネス化を回避して、「教えたいことがある」人が教育に携わるべき。偏差値や競争は知性を萎縮させ、ビジネス的に効率や最短距離を選び、そこに本当の学びは生まれない。教育だけでなく、大企業、大国、投資家のために回ってしまう介護、医療、食品などの社会の根幹。まずは無知と向き合い、小さなことでも行動に移すこと。
4.
・外国語を学ぶことの本義は、母語的な価値観の「外部」が存在するということを知ること。母語にはその語彙(ごい)さえ存在しない思念や感情や論理が存在することを知ること。
・目標言語は目標文化を理解するためにある。
・教育の主体は集団(共同体)で、教育の受益者も集団。教育は集団の義務。共同体がこれからも継続して、人々が健康で文化的な生活ができるように、子供を教育する。
・「これが世界だ」と思い込んでいる閉所から、子供たちを外に連れ出し、「世界はもっと広く、多様だ」ということを教えてること、これが教育において最も大切なこと。
・結婚は、夫婦という最小の社会組織を通じたリスクヘッジであり、安全保障の仕組み。
・高齢者にとって最も大切な生活能力は、他人と共生する力。理解も共感もできない他人とも何とか折り合いをつけることのできる力。
5.
「(中略)子どもたちをその文化的閉域から解放するために武道を教えているわけです。君たちは学べば、ふだんの身体の使い方とは違う身体の使い方ができるようになる。その「別の身体」から見える世界の風景は君たちがふだん見慣れたものとは全く違うものになる。それは外国語を学んで、外国語で世界を分節し、外国語で自分の感情や思念を語る経験と深く通じています。自分にはさまざまな世界をさまざまな仕方で経験する自由があること、それを子どもたちは知るべきなのです。
結局、教育に携わる人たちは、どんな教科を教える場合でも、恐らく無意識的にはそういう作業をしていると思うのです。
子どもたちが閉じ込められている狭苦しい🌕️「檻」、🌕️彼らが「これが全世界だ」と思い込んでいる閉所から、🌕️彼らを外に連れ出し、🌕️「世界はもっと広く、多様だ」ということを教えること、これが教育において最も大切なことだと僕は思います。」
この「檻」という表現がまさに自分自身の感じている少しの息苦しさのようなものにあまりにもマッチしていて、そして自分もまさにこうありたいと、そして全ての子どもたちにこうあってほしいと願わずにはいられなかったのです。
私自身はもういい大人なのですが、残念ながら子ども時代には自分の住んでいる場所、自分と関わりをもっている人(しかもある程度自分に寛容な人)、自分の経験したこと自分の身の回りで起きた出来事、が間違いなく「全世界」でした。
それは大人になってからも変わらず、「檻」に囚われていることを知らずに幸せに過ごしてきました。しかしここ最近、英語や世界史に興味が向くようになり、(おそらくきっかけはさまざまですが)自発的に「別の身体」を手に入れるために行動するようになり、そこで得た「身体」をもって今までの自分の思考を振り返ることで、自分がいかに狭い世界で生きていたかを知ったのです。ほとんど偶発的だったと思います。興味の対象が英語や世界史などだったこと、そして昨今の世界の状況などが手伝い、この「檻」の恐ろしさと危うさ、そしてもっと恐ろしいのは檻を檻とも思わずにそれを幸せと思いながら生きていくことなのだと痛感しています。そして、人々が思考をやめ「檻」の中での安寧に生きるということは共同体の衰退を意味します。そして、それこそ今まさに起こっていると内田さんが警鐘を鳴らす「サル化」なのではないでしょうか。
書き始めは、この「檻」と表現されることで言語化され認識できた自身への理解の喜びや高揚感を感じていましたが、今は同時に多くの人が「檻」から出ていくための道具を手にし、自分を囲っているものの小ささに気付き、共同体のこれからのために力を合わせて生きていけることを願ってやみません。
(👩再び魯迅の📖『とっかん』という随筆のなかで、
中ごく国民が目には見えない檻に入れられて
一生眠らされている状態を
的確に著した文章が
私の頭をよぎった。
「よくも14億人もの人間を
檻に閉じ込めたものだ‼️
それも私がそれを感じたあとも
ずっとずっと長い間ずっと。
21世紀に突入している今現在もずっと‼️
檻を開けるためのカギを
失くしてしまったのか⁉️
それともカギの番号(答え)を
回すのが怖いのか⁉️」
(by魯迅))
p.52
内田さんが言いたいのは、
アメリカは意外に「怖がり」だということ。
アメリカ人は長い間ソ連を恐れていた。
冷戦後はイスラムを恐れていた。
そして今は中ごくを恐れている。
中ごくを恐れるには理由がある。
最大の理由は
AI軍拡戦争において(アメリカが)
中ごくより遅れているのではないか
という心配である。
中ごくは党が採択をしたら
軍も企業も大学も逆らえない。
だが、アメリカは民主国家だから
政府が急務だと思う計画があっても
手続きを踏まねばならない。
ミサイルも空母も戦闘機も
軍略的にもう緊急性がない。
AIが戦争概念を一変させた。
ミサイルや空母や戦闘機の
装備がどんなに充実していても、
それを統御するコンピュータ-システムが
撹乱(かくらん)されたら、
戦争はできない。
戦闘機や空母を作る金があったら
サイバーセキュリティの
精度を高める方を優先する。
アメリカはそれが遅れているという。
中ごくは独裁国家だから、
AI技術の軍事転用に抵抗する勢力は
国内にはいない。
(中ごくは、)顔認証システムや
カメラによる国民監視システムは
世界一。シンガポールやアフリカの
独裁国家に輸出している。
近い将来アメリカは
Al技術において中ごくに負けると
アメリカの軍事専門家らは
述べている。
この恐怖心が日本にそっくり
浸透してきた。
日本のトップが
「中ごく恐怖(症
)」になった。
アメリカにとって
中ごくは「嫌な相手」でなく、
「怖い相手」となっている。
内田さんが恐れていることは
それではないという。
💀中ごくモデルを真似しようと
している国が
世界中に生まれようとしていること
だという。
💀中央統制を組み合わせた
「チャイナ・モデル」の成功を
羨(うらやま)しがっている人々は、
「民主国家より独裁国家のほうが
巨視的アプローチを
効果的にできると
信じ始めている」
というのである。
💀人間とは、自分に一番近い
成功事例を真似するという。
日本でも、IT長者や
ネットの「インフルエンサー」たちが
幼児的な言動をするを批判すると、
「そういうことは
あれだけ稼いでから言えよ」
と冷笑される。
「成功者を批判するやつは
嫉妬(しっと)しているだけだ」
という考え方が
いつの間にか定着した。
同じことが国際関係でも起きている。
中ごくの統治を批判しても、
「じゃあ、おまえは
14億人を効果的に統治できるのかよ」
と言われたら黙るしかない。
(👩ウイグル事件が起きる前の話でしょ❔
👨それが違うんだ、この本は、
2020年2月28日発行。)
「成功した人間を批判するのは
嫉妬ゆえだ」
というロジックを日本人は
もう深く内面化している。
それが中ごく批判についての
心理的抑制として働いている。
ところが、まことに困ったことに、
ここにチャイナ・モデルの劇的成功に
冷水を浴びせる事例が存在する。
韓国である。
韓国では、市民たちが
自力で軍事独裁を倒し、
民主化を達成し、
あわせて経済的成功を収め、
文化的発信力を高めた。
つまり、日本の前には、
強権政治による成功モデルと、
民主政治による成功モデルの
二つがあることになる。
嫌韓嫌中言説は
この二つの成功モデルに対して、
競争劣位を味わっている日本人の
「嫉妬」から生まれたものだと
私(内田さん)は見ている。
この二つのモデルから
二者択一を迫られたときに、
日本の政官財メディアの相当部分が
「どちらかを選べというなら
韓国モデルより
中ごくモデルのほうがいい。
民主政体より
強権政体のほうが望ましい」
という選択を下したということを
意味している。
だから、
嫌中言説の抑制と
嫌韓言説の亢進(こうしん)が
同時に起きたのである。
阿倍政権は、
無意識的にではあるけれども、
中ごくの強権政治に憧れに近い感情を
持っている。
彼が目指している「改憲」なるのは
要するに単なる「非民主化」
のことである。
それと市場経済を組み合わせたら、
中ごくやシンガポールのような
劇的な成功が起きるのではないかと
官邸周りの人々は
本気で信じているのである。
本気で。
そして、指導層の抱いている、
「日本も中ごく化することが望ましい」
というアイディアに
日本国民の多くはすでに
無意識のうちに同意し始めている。
「現に中ごくはそれで成功した」
と知っているからである。
そして、
「成功者を批判することは
誰にも許されない」
という奴隷根性を
日本人は深く内面化
しているからである。
だから、
「民主化と市場経済の組み合わせ」
という韓国の事例を
「成功」として認めることに
あれほどヒステリックに抵抗するのである。
(2019年10月28日)
(👨もう1冊。)
📖『デジタル化する新興国
先進国を超えるか、監視社会の到来か 』
伊藤亜聖[著]
中公新書2612
感想レビュー
1.
目からウロコ。
日本はこのままではダメだと感じた、既存の設備を活かそうと今までのやり方に固執したら。
失敗しながら良いものを見つける。
タイムマシン…スピードが大事。
アフリカ諸国をバカにできない。
コロナ禍でデジタル化に取り残された日本の体たらくぶりを見続けてきたため、
「デジタル化する新興国」というタイトルはとてもキャッチーだった。
配車サービスに始まって電子商取引、
物流システムや金融など、
さまざまなデジタル化が経済の活況を生んでいる。
でも新興国には物流するには道路などのインフラが整備されていない、
教育水準が低く有為な人材が不足している、
所得が低いのでマーケットが小さい等の問題がある。
一足飛び(いっそくとび)の飛躍は難しい。
ここに日本が介在してWIN-WIN というけど、
そもそも日本のデジタル化は?
心配なのはコロナ禍で露呈した民主主義国の退潮と権威主義国の隆盛。
🌕️コロナのコントロールに成功した中ごくが売り込むデジタル化の粋 監視システムの売れ行きは上々。21世紀はどうなるのか。
2.
前半では中ごく、インド、アフリカ諸国等新興国の、
後発性の利益を活用し、
一部では飛び越え型(リープフロッグ)発展まで至っている、
デジタル化の急速な進展状況を
具体的な事例により
紹介している。
後半では、雇用への負の影響があるかどうか?
またテクノロジーによる監視国家化への憂慮など、
リスク面にも考察がされている。
単に事例が紹介されているだけでなく、
開発経済学的なフレームワークなどに依拠した議論もされており勉強になる。
🌕️デジタル化の遅れが言われる日本における今後のあり方、
これらの国々との立ち位置はいかにあるべきかといった問題を考える上で
参考になる。
3.
中ごくのテクノロジー動向の
第一線の研究者として知られる著者が、
デジタルテクノロジーが新興国に与える影響を
機会とリスクの両面から
バランス良く考察した良書。
特に機械を巡るパートにおいては、
製造業が主力産業であった1960-80年代の国内産業の保護政策などの
歴史を踏まえた上で
2000年代後半以降の中ごくにおける、
ITサービスの保護政策をとらえなおす観点は面白い。
最終的にGreat Firewallによって
GAFAに代表される米ITサービスを遮断したのは
事実であるにせよ、
オープンソースソフトウェアなどへのアクセスについては
遮断しなかったことが、
アリババ、テンセントなどの開発効率を高めて現状の地位を確立した1つの要因になっていると
考えられるからである。
中ごく当局の産業政策の極めて巧みな設計力の賜物(たまもの)であるといえる。
4.
これまでの時代の変化と
現代のデジタル化を
照らし合わせながら
新興国の動向と、
先進国がそれとどのように関わっていくのかを
述べている。
日本の今後の立ち位置を示している。
コロナによって
デジタル化が進んでいくのは明確だが、
それをもう少し定量的に示してほしかった。
5.
中国、インド、アフリカ諸国など、
新興国は最先端のデジタル技術の実験場だ。
デジタル化がもたらす巨大な可能性と
リスクが明らかに。
今、中国、インド、東南アジア、アフリカ諸国が
デジタル最先端技術の実験場となっている。
先進国のデジタル化を凌駕する一方、
雇用の悪化、
監視システムの強化など
負の一面もある。
そのなかで日本はどう関わるべきか
考えさせられる本。
6.
さすが中公新書。
論文を一般向けに書き換えた。
7.
自分の会社のことを言われているようだった。
手続きや調整に時間がかかり、動きが遅く、他社が先を行ってしまう。
本書で提示されている方法は、
私個人にも参考になるし、やらなければならないと思う。
8.
世界のデジタル化が急激に進み、
先進国も新興国もスターアップ企業などが
新たな技術でしのぎを削っている。
日本の例が乏しく、
それが意図したものなのか、本当に乏しい現実があるからなのか。
日本のデジタル化、
スタートアップ企業等の世界の中での状況はどうなのかを
著者に書いてもらいたい。
「創業間もない段階で、
事業構想と主要メンバー、
そして製品・サービスの初期バージョン(プロトタイプと呼ばれる)が
固まった段階での投資は
シード投資、
エンジェル投資等と呼ばれる」。
(👨デジタル化する新興国、
監視社会の到来か⁉️
👧何をするにもそれをしているのが
どこの誰かわかってしまい。
先方に。
コロナが起きたため
きちんと予防接種などした人しか
どんな職業にも就(つ)くことはできない。
👩精神的進化の過程が遅れた、
悪い者に非常に、いとも簡単に
騙(だま)されやすい新興国が、
先進国を追い越すようなデジタル化したら
世界はどうなるのか⁉️
👴その「デジタル化商品」を
新興国に
売るのが中ごくである。
もともと観念のなかに
「アフターケア」という
考え方を持たない中ごくという国は、
世界にとって
地球にとって
まったく、どうしようもなく
浅はかである。
爆弾な国である。
まず自分の国がやっている政策を
中ごくの国民自体が知らないし、
たとえ教えても
『ウイグル・ジェノサイド』などの存在を
まさかと言って
中ごくの大学生などは
絶対に信じようとしない。
愛国でなく、
少しは地球の未来を考えろ。
なぜに中ごくは、
世界中の人間を
動物のように
檻に入れようとする⁉️
いつか自分たちのしたことの重大性、
落とし前なんて絶対に
つけられないくせに。
事故新幹線のように
浅はかに地中に埋めても
それがまた
地球の裏側から
吹き出すだけなのに。
👨知らないってことは
地球全体に
多大な迷惑をかけ、
地球の存続をも危ぶませる。
👩問題があれば
すぐに武力に頼る問題解決。
👧私はいま、わかった❗
「無知」って、
こういう国々のことをいうのだと❗
👩パパ、まとめないと…。
👨あ、はい。
「(……)サルたちは、
未来の自分が抱え込むことになる
損失やリスクは
「他人事(ひとごと)だと
思っている。
その点ではわが
「当期利益至上主義」者に
酷似(こくし)している。
「こんなことを続けていると、
いつか大変なことになる」と
わかっていながら、
「大変なこと」が起きた後の
未来の自分に
自己同一性を感じることが
できない人間だけが
「こんなこと」をダラダラ
続けることができる。
「今さえよければ、
自分さえよければ、
それでいい」
(👨のか⁉️)
揺らぐ国際秩序etc…
現代社会の劣化に歯止めをかける、
真の処方箋‼️
内田樹 [著] 文藝春秋
📖『サル化する世界』より。
👨👩👧内田樹さんの著書が
気になりだしました。
電車のなかや、コーヒーショップで
何かしらの答えを教えてくれる
よい本を読み、それについて何か
考えているときだけは、
心からさまざまな恐怖が消えています。
ウイグルのことを政治の1枚のカードなどにせず、
本気で助けてあげたいです。
1日1秒でも早く
ウイグルの方々がご家族と
再会できますように。
今年もまたクリスマスがやってきます。
今年のクリスマスまでにはぜひ
間に合いますように。)