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マララ1

2021-11-18 14:42:39 | 日記

 

(👨サイバー攻撃も
テロリストが自分の腹に巻いた爆弾も
1つの武器だとすると、
 
戦争は
武器がないとできないから、
 
戦争をしそうな国と人々に
 
武器が
「これを使いなさいよ」とささやく。)

 

マララ・ユスフザイ(著者),

道傳愛子(訳者)

(児童書)岩崎書店

📖『マララ 教育のために立ち上がり、

世界を変えた少女』

感想・レビュー

1.
アメリカでオバマ大統領に会ったとき
“大統領への敬意は忘れなかったと思うけれど、パキスタンでの無人爆撃機を使った軍事作戦には反対だと伝えた。悪い人をひとり殺すために、罪のない人が何人もまきぞえになり、かえってテロリズムを広げてしまうから。もし、アメリカが兵器や戦争に使うお金を減らして、教育にもっとお金をつぎこめば、世界はもっとよくなる、とも話した。

2.

イスラムの教えを曲解しているタリバン。

神様が悲しむと思う。
学校や町を破壊することがなんで教えを守ることになるのだろう。
それを信念を持ってやるなんて考えられない。

3.

マララさんは教育が必要だと訴えます。

なぜなら、

日本では考えられないような思想がはびこっているから。

映画をみてはいけない、

ダンスもいけない、

女の子は家にいないといけない、

でなれけば神が

我々を懲(こ)らしめるために

また地震を起こすだろう・・。

そんなバカな、ということが現実に起きている。

そのためにも教育が必要だと。

女の子であるというだけで勉強の機会を失われるなんておかしい、と声をあげたのです。


はっとさせられるのは、

マララさんは

「ネットが普及し外国の情勢を知った上で比較し、判断しているのではない」

ということ。

自分のまわりで起こっていることに対して

自分で判断していたということ。

実際、タリバンに襲撃されて治療のため渡ったイギリスで

初めて、外の世界からみた自分を認識しているのです・・

私たちはその随分前から彼女の行動を知っていたはずだけれど。


どうしたらこんな信念の強い子どもが育つのかしらん・・

と思っていたけど、

やはりご両親あってのことだと納得。