占い師横山順一ブログ。視覚障害者の占い師横山順一のブログです。昭和41年4月生まれ。

元道頓堀占い横町の占い師。
現在、神戸駅付近でうらうラコウベと言う占い点を経営。
数理学で有名な金澤葉香先生門下。

時には起こることも必要。(目が見えないと思って馬鹿にするのもいい加減にせえ)。

2013年10月24日 | Weblog
 私が、いつも利用している銀行までの通り道に魚屋さんがあるのですが、
そこには、親方みたいな60代ぐらいの男性と、30代ぐらいの男性がいます。
 そして、その若い方の店員さんはものすごく親切でものすごく優しい良い店員さんなのですが、
その真逆に年輩の親方風の方は、ものすごく大兵な口調で、物の言い方もかなり乱暴。
 世の中には、口が悪くても良い人と言う方がいますが、そうでなくて、相手によって態度を変えるようなタイプ。
 私がその道を通るときに、物が置いてあったり、人が通りぶつかりそうになった時に、
若い方はものすごく親切なのですが、その親方の方が相手を馬鹿にしたような物の言い方をするのです。
 それで、日頃からおもしろくは無いのですが、若い方が良い人なので黙っていました。
 ところが、本日銀行に入ろうとその道を通り大通りに出ようとしたら親方が、
大兵な人を馬鹿にしたような言い方で、
 (おい、危ない)だったか。
いかにも(本間にしょうがないやつめ)と言う感情剥き出しの言い方で怒鳴りました。
 いつもは、冷静で穏便な私ですが、思わず憤りがしました。
 その後、銀行で用事を済ませてそのお店の前で、
思わず意識的にこう起こり声を出しました。
 (馬鹿にするのもえいかげんにせえ。おれはこれでも47や。
家も買うて持っているし、お店も経営してるんや。
目が見えへんと思う手馬鹿にするのもえいかげんにせえ。)と怒鳴り声を上げ、
その場を立ち去りました。
 私がここまで意識して起こったのは、自分のためだけではありません。
 ここで起こらないと、他の目の見えない人たちも、この人のために嫌な思いをする可能性があると、
思ったからなのです。
 これは、今社会で問題になっているいじめと同じ様な側面があります。
 例えば、クラスでいじめられている生徒がいるとして、その生徒が馬鹿にされて何も抵抗しないと、
その生徒だけが被害を被るのに止まらず、そのいじめている子が、他の弱い子にもいじめをすることに繋がると思います。
 そして、そのいじめられている生徒が、いじめている相手に立ち向かった場合、その影響は周囲に広がります。
 つまり、他のクラスでいじめられている生徒もいじめている相手に立ち向かう可能性が高くなり、
また、日頃からそれを嫌悪で見ている生徒も、いじめられている生徒に手を貸す可能性も出て来ると思います。
 この原理は、グローバルな範囲では国家観の関係にも当てはまると思います。
 ですので、時に他人からひどい無礼を受けた時は、時には激しく起こることをお勧めします。
 そうでないと相手は、どんな嫌な思いを相手に与えたかが解らないと思われますし、相手のためにもならないと思います。
 ですので皆様、ひどい侮辱を受けたときは、勇気を持って相手に立ち向かって行きましょう。

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