占い師横山順一ブログ。視覚障害者の占い師横山順一のブログです。昭和41年4月生まれ。

元道頓堀占い横町の占い師。
現在、神戸駅付近でうらうラコウベと言う占い点を経営。
数理学で有名な金澤葉香先生門下。

人の生き方に過剰に介入してはならない。

2018年04月14日 | 人生いろいろその2
 これは、もう20年ほど前のお話です。
 鍼灸マッサージの仕事をしていた時、とある町工場の社長さんが、
よく治療に来られていました。
 その方は、60台、しかし、奥様は52歳ぐらいで、
すでにガンでお亡くなりになられていました。
 で、奥様が亡くなるとき話された内容は、
(母よりも1歳長く生きたので、もう何も悔いはないわ。)
そう言ってあちらの世界へ旅立たれたとのことでした。
 この様に、人は人生を生きていく上で、身近な人物、
多くは、父親、母親、祖母、祖父などを手本にしていることが多いと思います。
 そして、先の例の様に、同じような寿命となる方も時におられます。
 ですので、社会的に他人に迷惑をかけている場合などは例外ですが、
それ以外のことについては、余り人の悪口、きつい忠告などは、
仕事上やむ終えない場合を除いて、言わない方が良いように思います。
 実は、私の父の家計は、酒は飲む、たばこは吸うで、
飲み屋にも通うし、カラオケにもよく行くと言う、
(人生明日は明日の風邪が吹く。)
祖父も、祖母も、叔父、叔母も、
一部の例外を除いて、みんなそんな感じでした。
 一方、私の母の家計は、酒は飲むが、兎に角真面目で、
兎に角こつこつタイプの、兎に角手堅い一族でした。
 で、当然父と母の考え方が真反対なので、
私の両親はよく大喧嘩をしていました。
 で、若い時代は、私は母の言うことが正しいと思いこんでいたのですが、
父方の祖母が67歳ぐらい、祖父が77歳ぐらいで、
この世を去りました。
 一方、母方の祖母は76歳、祖父は87歳ぐらいで、
あちらの世界に旅立ちました。
 そして、時は流れて、父方の祖母に似ていた私の父が70歳で無くなりました。
それから、2年後ぐらいに、その3歳下の叔父も亡くなりました。
 一方、母方の方は、一番上の叔父が80歳過ぎぐらい、
一番上の叔母が80歳ぐらい、そして私の母、
そして、一番下の叔父が75歳ぐらい、でまだ健在です。
 つまり、人の生き方については、その本人の運勢もありますが、
その家計の寿命と言うか、体質的な物にも影響が大きいと私は思います。
 ですので、今は、私の母の考え方も正しいし、
逆に、私の父の考え方も、父たちに取っては、
有る程度、正しかったのだと思います。
 人は、この世に生まれて全て平等ではありません。
 どの国に生まれるか、どの時代に生まれるか、
どの地方に生まれるか、どのような親、一族の元に生まれるか、
それらによって、それぞれ幸せの基準も微妙に違うのではと思います。
 実は、私は現在52歳になったのですが、
占い上の寿命は別として、
私の父が亡くなった70歳まで生きるとすれば、
もう人生の75パーセントまで来ていることになります。
 何かやりたいこと、達成したいことが有るなら、
やるならズバリ今だと思っています。
 人には、やるべき時、そのタイミングが有ると思います。
 ですので、皆様悔いの残らない生き方を選択して行くべきでしょう。
 そして、他人に迷惑をかけない、仕事上害が無いかぎり、
人の生き方や、考え方を邪魔しない方が良いと思います。
 人は、それぞれ置かれている環境、立場がそれぞれ違っているのですから。
 
 今日は、その様なことを思った一日でありました。
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