占い師横山順一ブログ。視覚障害者の占い師横山順一のブログです。昭和41年4月生まれ。

元道頓堀占い横町の占い師。
現在、神戸駅付近でうらうラコウベと言う占い点を経営。
数理学で有名な金澤葉香先生門下。

人は無意識に嘘を付くことが有る。

2018年04月01日 | とても不思議なお話その1
 エイプリルフールの本日は、嘘について書きたいと思います。
 昔、日本マクドナルドの原田社長が、
ツイッター上で、(アンケートを取ると必ず、
ヘルシーなラップサンドやサラダが欲しいと要望があって、
商品化したけれども売れた試しがない。
ヘルシーなサラダよりメガマックが売れる。
お客は、言うこととやることが違うから、お客の話を聞いてはだめ。)
と言う話がネット上で話題になったことがありましたが、
人は、この様に無意識に嘘を付く場合が有る様です。
 と、言うより、頭の中では、(ヘルシーなサラダなどが欲しい、
健康を考えると、それらも食べないと行けないはね。)
と思っていても、体が欲求すると言うのか、実際には、
それらヘルシーなメニューが実際に店頭に出てきても、
ついつい肉を食べたいと言う、体の欲求に負けて、
いや誘導されて、結果的に、ヘルシーなラップサンドや、
サラダよりも、メガマックの様な商品を買ってしまう、
その様な結果となった様に思われます。
 また、人は体裁を整えるために嘘を付く場合もあります。
 昔、鍼灸マッサージの仕事をしていた時、前腕が晴れ上がっている、
その様なお客様に鍼治療をしたことが有るのですが、
細い鍼で沢山、しかも虚支方で丁寧に治療したため、
時間が懸かり、だいたい痛みは引いたのですが、
料金が4500円ぐらいになりました。
 で、そのことを患者さんに言うと、(一ヶ月2万円までならかまいませんから。)
と言う話だったのですが、1週間後、治療してから、
やはり、4500円請求したのですが、かなりしんどそうな感じで、
その翌週、三回目は、患者さんの様子に、
さすがに少し料金を値引きさせていただきました。
 当時は、バブル景気が終わったぐらい、
半身淡路大震災の少し後だったと思います。
 私も、30歳ぐらいでまだ若かったので、
(一ヶ月二万円までなら大丈夫です。)と言っていたのにと、
何故なんだろうと意味が分からなかったのですが、要するに、
(一ヶ月二万円までなら大丈夫です。)と言ってはいる者の、
実際は、一万円少しぐらいが限界だったのだと、
後になって判りました。
 この様に、社会生活を過ごしていく上で、無意識で付く嘘、
あるいは、体裁を整えるための嘘、相手を傷付けないための嘘、
自分を守るための嘘と、どうしても、
嘘と言うのは、周りに付いてくる様です。
 特に、洋服を買う時など、店員さんが、
(お嬢様によくお似合いですよ。)と、
サービストークをすることも有ると思いますが、やはり、その店員さんも、
時にちょっとした嘘、いわゆるヨイショをして、
商品を販売したりするのではと思います。
 また、クラブで働いている女性などは、お客様によく嘘を付くとも聴きます。
 お客様、(学校は何処なの。昼間はどうしてるの。)
などと質問されて、正直に名門大学の名前を出したら、
お客様、(嘘を付くな。クラブの女がそんな一流大学を出てるはずないやろ。)
そのように、お客様から攻められたと言う話を聞いたりもします。
 夜の仕事は、男性が仕事のストレスを解消する場所で、
ホステスなどは、来られた男性のお客様を気持ちよくするために、
相手を立てる、お客様を上にするとも聴いたりします。
 ホステス、(私は、田舎のつまらない大学を出たのよ。)とか、
(昼間の仕事は、ただのパートの仕事よ。)とか、
適当に煙に巻いて、お客様とのトラブルを避ける、
その様な処世術を使っているそうです。
 まあ、昔のテレビドラマ、黒革の手帖の様な、
化かし合いの世界なのかも知れませんね。
 今日は、四月一日と言うことで、
嘘と言うテーマについて書かせていただきました。
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