ラポーレの住民達

ラポーレの住民7人でブログを始める事にしました。
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ただし、のんびりぃと~

最新予測は?

2010年06月17日 | Weblog
菅首相(代表)率いる民主党は「単独過半数(122議席)獲得」のためには60議席が必要だが、小林氏は「選挙区38、比例区21の計59議席」と単独過半数目前の数字を予測。最大値ではプラス9議席で68議席に達する。

 「菅首相には、鳩山氏に足りなかった決断力への期待感があり、人事の冴えもある。鳩山時代は官房長官と幹事長がネックだったが、新女房役の仙谷由人官房長官(64)には安定感があり、枝野幸男幹事長(46)は仕分け作業で見せた鋭い切れ味と、小沢氏にない『若さときまじめさ』がうかがえる。国民は同じ民主党なのに変化を感じた。菅人事は歓迎されている」

 「無党派層の約半数が『民主党支持』に戻ったとすると、投票率50%で比例区では約1000万票が上積みされ、20人以上を当選させられる。投票率が伸びればさらに弾みがつく。選挙区の勢いもすごい。枝野氏は、小沢氏が掲げた『複数区に複数擁立』をほぼ踏襲したが、2人区の北海道や宮城、兵庫、3人区の愛知と千葉、5人区の東京などで複数議席を獲得する可能性がある」

 郵政改革法案の扱いをめぐり、亀井静香代表(73)が金融・郵政担当相を辞任した国民新党は「選挙区0、比例区1の計1議席」だ。


 自民党の谷垣禎一総裁(65)は「40議席を上回りたい」と消極的な目標を掲げて批判され、「(与党の過半数割れに)政治生命をかける」と言い直したが、小林氏の予測では「選挙区26、比例区9の計35議席」と大惨敗。

 「与党ボケが深刻化している。有権者に対立軸をまったく示せていない。通常国会の終盤、『首相交代は小鳩隠しだ』『予算委を開け』などと批判していたが、国民の目線が前に進んでいるのに過去ばかり振り返っている。発信力ゼロ、すべてがズレている。国会閉幕にぶつけた内閣不信任案提出も、タイミングを逸したものだ。自民党王国の群馬や島根も安泰ではない。首都・東京で議席ゼロという可能性もある」

 「表に出ていないが、谷垣氏や加藤紘一元幹事長(71)らリベラル勢力と、安倍晋三元首相(55)ら保守勢力の路線対立も大きい。選挙に向けて党が一致結束できていない。(敗北濃厚な)参院選後を見据えた主導権争いが始まっている。まさに『党分裂前夜』という雰囲気だ」

 公明党は山口那津男代表(57)になって初の国政選挙。小林氏は「選挙区3、比例区7の計10議席」と予測。共産党は「選挙区1、比例区3の4議席」。普天間問題をめぐって連立離脱した社民党は「選挙区0、比例区2の計2議席」だ。

 「社民党は連立離脱で旧来の支持層を引き止めたが、新しく支持者が増える状況ではない」


 渡辺喜美代表(58)率いる「みんなの党」は代表格で、47都道府県での候補者擁立を目指す「四十七士作戦」を掲げていたが、「47都道府県プラス1で『AKB48作戦』に変えようかと思う」(渡辺氏)などと話題作りにも熱心。しかし、予測では「選挙区4、比例区4の計8議席」止まりだ。

 「小鳩退陣で甚大なダメージを受けた。1カ月前は『2ケタに届くか』とみられていたが、無党派層の民主返りで無理だろう。現に、出馬辞退する候補者も出ている」

 他の新党はさらに厳しい。平沼赳夫元経産相(70)と与謝野馨元財務相(71)率いる「たちあがれ日本」は「選挙区0、比例区1の計1議席」だが、舛添要一前厚労相(61)率いる新党改革や幸福実現党、日本創新党などは「0議席」と予測。

 「話にならない。各党とも、斬新なメッセージを有権者に送りきれていない。『その他、大勢、通行人』という惨状だ」

 小林氏の予測では、民主党中心の与党陣営は61議席、自民党中心の野党陣営は60議席となる。これに、非改選議席を加えると、与党陣営は128議席となり、過半数(122議席)を上回る。

 「民主党単独でほぼ過半数のため、国民新党以外とは連立政権を組みにくい。衆参両院で過半数を持つことになり、ひとまず民主党が安定した政権運営を続けることになる。注目は、小沢グループの動き。与党が割れると政界再編もあり得るが、菅民主党に大きなスキャンダルでもない限り、再編への仕掛けのタイミングは難しい。自民党は参院選後、新党を巻き込んでの離合集散の嵐に突入するだろう」