南十字星からアジアQZSS(日)/IGSO(中・印)を眺める

グローカルイースト視点
アジアQZS/IGSO軌道モニタ
高橋冨士信 fj鷹@gmail.com

21.11.8 N2YOサーバ 早朝から深夜JSTまで20時間近く接続困難・不調

2021年11月09日 | QZSSの軌道・幾何
2020 11/08 東京新感染189名 印系米副大統領誕生 BD-I1-S黄緯極小, 次太陽合:印NavIC-1D,-1Bペア,中BD3-IGSO-1,IGSO-3,-6三姉妹,日本QZS-2の順か

2019 11/08 QZS/IGSOの大陽合・同期大陽合 過去2年分の整理2019 11/08 QZS/IGSOの大陽合・同期大陽合 過去2年分の実測データの整理をしてみました。......

21.11.8 本ブログが数年にわたりお世話になっていますN2YOサーバは、11/8の早朝JSTから深夜JSTまで20時間近く接続困難・不調に陥っていました。これほど長時間にわたる接続困難は初めての経験です。

以下の画像コピーは11/9 4:00JSTのものです。


基本的にQZR-1とQZS-1Rの軌道配置には大きな変動は起きていません。
相変わらずQZS-1Rは韓国の南側で軌道を配置しています。

取り急ぎ、お知らせします。

21.11.06 QZS-1R軌道はQZS-1軌道の西、韓国の真南を動かず

2021年11月06日 | QZSSの軌道・幾何
21.11.06 QZS-1R軌道はQZS-1軌道の西方にあり、韓国の南方を動かずに最終調整中です。
https://www.n2yo.com/?s=42917|37158|49336




韓国の衛星搭載用ロケットの打上げ成功に注目しています。

21.11.05 QZS-1とQZS-1Rの衛星軌道プロットの同期24時間アニメGIF

2021年11月05日 | QZSSの軌道・幾何
21.11.05 QZS-1とQZS-1Rの衛星軌道プロットの同期24時間アニメGIFを記録しておきます.

https://www.n2yo.com/?s=42917|37158|49336
QZS-3GEOをアンカーにして,QZS-1とQZS-1Rの軌道プロットを比較しています.
まだ今後QZS-1RはInclinationの軌道調整を行うと思いますが,現状でも両衛星の同期状態の良さは,ひと目で分かるところに到達しています.

QZS-1 (MICHIBIKI-1)
1 37158U 10045A 21308.69073720 -.00000034 00000-0 00000+0 0 9999
2 37158 42.0998 136.5058 0749972 270.2726 28.1538 1.00286008 40815
NORAD ID: 37158
Int'l Code: 2010-045A
Perigee: 32,627.8 km
Apogee: 38,951.7 km
Inclination: 42.1 °
Period: 1,435.9 minutes
Semi major axis: 42160 km
RCS: 8.9125 m2 (large)
Launch date: September 11, 2010
Source: Japan (JPN)
Launch site: TANEGASHIMA SPACE CENTER (TNSTA)

QZS-1R
1 49336U 21096A 21308.52093875 -.00000201 00000-0 00000+0 0 9999
2 49336 34.0118 105.3806 0752520 269.8360 344.7352 1.00342616 126
NORAD ID: 49336
Int'l Code: 2021-096A
Perigee: 32,602.4 km
Apogee: 38,945.4 km
Inclination: 34.0 °
Period: 1,435.1 minutes
Semi major axis: 42144 km
RCS: Unknown
Launch date: October 26, 2021
Source: Japan (JPN)
Launch site: TANEGASHIMA SPACE CENTER (TNSTA)



どのようにQZS-1Rの軌道調整を進めてゆくのか,注目をしてゆきたいと思います.

【速報】21.11.04 日本時間深夜に進むQZS-1Rの「8の字」軌道化へ進展

2021年11月04日 | QZSSの軌道・幾何
【速報】21.11.04 毎夜、日本時間の深夜・早朝に進化するQZS-1Rの「8の字」軌道化の進展ぶりです。

午前2時ころまでは、前夜までと変わりないとおもっていましたが、午前3時前には一気に8の字軌道となっていました。
画面コピーは丹念に残していますので、余裕ができましたら、アニメGIFにできると思っています。

QZS-1R
1 49336U 21096A 21304.48785714 -.00000018 00000-0 00000+0 0 9996
2 49336 34.0134 105.4909 0007849 260.6266 7.7858 1.00338561 86

QZS-1R
1 49336U 21096A 21307.68916336 -.00000200 00000-0 00000+0 0 9990
2 49336 34.0272 105.4065 0748733 270.2034 43.9470 1.00203370 111


2021.11.03 06hJST頃


2021.11.04 03hJST頃


2021.11.04 02h半JST頃(軌道プロットはそのまま残してQZS-1R衛星痕は消えています)


2021.11.04 03hJST頃


【速報】でした。時刻情報はアニメGIF作成時に見直す予定です。


21.11.3 文化の日 QZS-1R南北対称IGSOは日印協力NavIC日輪の如し

2021年11月03日 | QZSSの軌道・幾何
21.11.3 文化の日です。

現在の我が国のQZS-1Rの南北対称IGSO軌道プロットの様相は、あたかも日印協力によるNavIC日輪の如き配置となっています。
NavIC西輪、NavIC東輪そしてNavIC日輪がほぼ等間隔で位置しています。



このまましばらくこの配置を続けて、インド宇宙陣に協力をよびかければ、東西両輪と日輪による興味深い実験ができそうです。



NavICはL5ではなく、Sバンドを使用していますので、周波数的には2周波実験は無理でしょうけれども、L1だけの1周波実験でも面白いインパクトのある実験にはなるかもしれません。

日本宇宙陣はヒンドゥーと仏教・神道を連携させるような、遣唐使空海の如き大胆な大宇宙の曼荼羅構想を、世界に打ち出したいところですね。

今世紀初頭の、JICA勤務の2年間に、フィジーなど南太平洋大学キャンパスで、インド系学者・学生たちとヒンドゥー英語とジャパングリッシュで未来のICT研究の議論を重ねた時を思い出します。

文化の日のお話です。

21.11.02 【速報】QZS-1R 見事なIGSOが西太平洋に開花しました

2021年11月02日 | QZSSの軌道・幾何
21.11.02 QZS-1R 見事なIGSOが西太平洋に開花しました。当方の記録では本日午前1時50分JST頃に開花しました。


速報です。



これからQZS軌道に移行してゆくことになります。
QZS-1Rの中間IGSO化軌道のN2YO表示が日付変更線越えで消えそうhttps://blog.goo.ne.jp/qzss/e/ee703fdc393150b0ece7127a2dbe6b93
などと心配書き込みをしまして、申し訳けありませんでした。

QZS-1Rの軌道パラメータです:
NORAD ID: 49336
Int'l Code: 2021-096A
Perigee: 35,742.0 km
Apogee: 35,808.1 km
Inclination: 34.0 °
Period: 1,435.1 minutes
Semi major axis: 42146 km
RCS: Unknown
Launch date: October 26, 2021
Source: Japan (JPN)
Launch site: TANEGASHIMA SPACE CENTER (TNSTA)

21.11.1 QZS-1Rの現況アニメGIF

2021年11月01日 | QZSSの軌道・幾何
21.11.1 念の為QZS-1R軌道の現況アニメGIFを記録しておきます.
特にQZS-1Rの現在の軌道パラメータ:
Perigee: 32,375.7 km
Apogee: 35,912.1 km
Inclination: 34.0 °
Semi major axis: 40514 km
からみて、
QZS-1Rの現在の軌道は、IGSO軌道からQZS8の字軌道への移行状態にあるのではと考えられます。



QZS-1Rには,いつまでもハワイ上空にとどまっていないで,日付変更線を越えて西太平洋へ戻ってきて頂き,早期にIGSO型からQZS8の字軌道型への転進を期待しています.

QZS-1Rの軌道パラメータは以下のとおりです。
NORAD ID: 49336
Int'l Code: 2021-096A
Perigee: 32,375.7 km
Apogee: 35,912.1 km
Inclination: 34.0 °
Period: 1,352.6 minutes
Semi major axis: 40514 km
RCS: Unknown
Launch date: October 26, 2021
Source: Japan (JPN)
Launch site: TANEGASHIMA SPACE CENTER (TNSTA)

特にQZS-1Rの現在の軌道:
Perigee: 32,375.7 km
Apogee: 35,912.1 km
Inclination: 34.0 °
Semi major axis: 40514 km
からみて、
QZS-1Rの現在の軌道は、IGSO軌道からQZS8の字軌道への移行状態にあるのではと考えられます。

21.10.31 17:10JST QZS-1R軌道はハワイ・フィジー・NZを南北に飛翔中

2021年10月31日 | QZSSの軌道・幾何
21.10.31 QZS-1R軌道の地表面射影は17:10JST頃 日付変更線の東側の東太平洋上にてハワイ・フィジー・NZの間を南北に飛翔中です。


今後はこの地域にてIGSO軌道に変容して、西太平洋方面へQZS軌道化しながら西進してくるのではないかと推定しています。

まさか東進して、大胆に地球を一周するような、わが国の孤高の技術であるQZS軌道の、世界一周の宣伝用の大デモンストレーションの飛翔を、してくることはないと思いますが。

世界が100年に一度というようなパンデミックを被った時期ですから、何が起きても驚く必要も、不思議もありませんが。

21.10.31 QZS-1Rの中間IGSO化軌道のN2YO表示が日付変更線越えで消えそう

2021年10月31日 | QZSSの軌道・幾何
21.10.31 QZS-1Rの中間IGSO化軌道のN2YO表示が日付変更線越えで消えそうです。

4年前のQZS-4の時は中間IGSO化軌道は日付変更線を超えなかったので綺麗にIGSO化軌道を表示できました。
https://blog.goo.ne.jp/qzss/e/18076d37a9bd2783d3b98a85303c9bd1から:


しかし今回は本日午前4時JST過ぎのN2YOスナップ写真は以下のとおりです。
https://www.n2yo.com/?s=42917|42738|37158|42965|49336
QZS-1R-20211031-0415


つまり今回のQZS-1Rでは見事な西太平洋IGSOを見せることができないようです。
スマホ表示などで手軽に後継QZS機の登場プロセスを、大衆的に国際的に実時間でアピールできないのは非常に残念です。

2021.10.29 QZS-1R軌道が今朝6時JSTころからIGSO化しています。

2021年10月29日 | QZSSの軌道・幾何
2021.10.29 QZS-1R軌道が今朝6時JSTころからIGSO軌道化しています。
次は離心QZS軌道に変わってきます。日本宇宙技術陣の孤高の技術です。

ご関心の方は以下のURLをご覧ください。
https://www.n2yo.com/?s=49336|49337