セリカ魂

「初代セリカに乗りたい!」
ゆっくり旧車ライフの備忘録

小谷城跡

2020年12月02日 12時30分43秒 | 歴史

12月1日(火)
岐阜関ケ原古戦場記念館へ二度目の見学に行って来ました。


年パスを見せて入口の券売機を素通りしてシアター通路へ。
初日から改善されて、通路には椅子が並んでいました。
シアター開始まで10分ほどの時間を座って待てていいね。


まずはグラウンドビジョンから。
前回はノンビリ入場したので横から見ることになった。
今回は真正面で見れて内容が良く理解出来たと思う。
横から見ると無意識に脳が正面の画に補正しがち?
余計なパワー使わなくて済むので楽に鑑賞出来たかも。
気になってた部分も「語り:神田伯山」だった。
小さな兵たちが細かく動いているのも良く分かった。

体験型シアターでは落ち着いて座席を確認。
なるほど、座面と背もたれの背面に振動する機器が付いてる。
最前列の両側の3~4席だけその機器が付いていない。
ペースメーカーの人や振動が嫌いな人の為でした。
丸くラウンドした画面なので端っこでも観易かった。

体験型シアターの次の間では関ケ原のエピローグ。
でもそこをみんな素通りしてた。
少しここに留まらせた方がいいのにな。
凝った映像が勿体ないと思いました。

エスカレーターで2Fに上がった展示室の入口。
壁面には館長の小和田さんがご挨拶する映像が映されている。


アンバサダーの竹下景子さんもご登場。


両軍の家紋と旗印がデザインされた壁面。
こちらは西軍。


反対側には東軍。
じっくり観るべき上質なデザインなのに皆さん素通り。
「次のドアが開くまで少し時間を設ける?」
それはさすがにやり過ぎだけど勿体ないなぁ。


展示室を見て回って戦国体験コーナーへ。
今日も「関ケ原クイズ合戦」に挑戦しました。
初級は全問正解したけど上級でまた1問間違ってしまった。
何をやるにも空いててゆっくり回れます。


年間パスポートはここで交付されます。
これだけの機材と人件費を掛けられるのはさすがです。


エレベーターで5Fの展望室へ。


美濃和紙を使った灯りの工芸作品が置かれていました。
ライトアップするので夕方に訪れるといいかも。
でも最後の入場回が15時半じゃなかったっけ?(;'∀')


1Fロビーに下りて挟土秀平さんの「関ケ原の合戦」を鑑賞。
まだ全然しっかりしてるけど「真田丸」みたいにひび割れる?
そうなったらなったで「味」になりそうだけど。
廊下の武将たちも映えますね。


今日も楽しく観て回れました。
こういう拠点があると関ケ原の魅力アップに直結しますね。
順調な運営が続くといいなぁ。


朝食まだなので喫茶コーナーへ。
運営は垂井の人気パン屋「グルマンヴィタル」さんですね。
食事処だと食材や調理に手間が掛かるからパンはいいかも。
調べたらグルマンさん、豊田にも出店してた!
今日はハムねぎ丸と肉まんパンを頂きました。
ハムねぎ丸はネギの?凄くいい香りがして美味しかった!


ライトアップは外観もやってるそうです。
その時間を狙ってまた訪れたいな。


365号線を西へ走って姉川を過ぎたらすぐ。
道の駅 浅井三姉妹の郷を訪れました。
何たって我が家の猫の名前は「茶々」と「江」です。
素通りは出来ませんよw


お市さまと三姉妹の像。
初めて見た時は三姉妹と万寿丸?と思ってゾッとした(;'∀')
このご時世、皆さんマスクしていました。


店内には滋賀のソウルフード「サラダパン」が。


奥には大河ドラマ館だったレガシーを展示するコーナーが。


凛々しくて「誰?」と思ったら上野樹里ちゃんか。


江の名前の由来ですね。


姉川の合戦も紹介しています。


更に走って小谷城の麓に到着しました。
ここには戦国ガイドステーションがあります。


ずっと訪れたかった小谷城。
この大きな兜のモニュメントはネットでよく見ました。
大河ドラマになると色々と一斉に整備されるのね。
どこの自治体も必死で誘致する訳だ。


火曜日は定休日。
事前に調べて知っていたので動揺はない。


小谷山の中腹にある番所跡までは車で上がれます。
ここでもその旨を掲示していました。


予想通り、車一台分の細い道が続く山道を上がった。
「対向車が来たらどうしよう?」
幸い一台も出会わなかった。
紅葉がとても綺麗で愛でながら上がれます。
こちらに車が停まっていたのでそこに停めました。


さらに上に続く道路の奥に大きな看板が見えた。
「あそこまで車で行ける?」
行って停めれなかったらワヤなので歩くことにした。


歩いて来て正解。
さぁ、ここから山城を登って行きますよ!


歩き始めてすぐに「大きなアリ」これって吉兆?


桜馬場跡に到着。
ここは広々としていて紅葉がとても映えています。
「浅井氏乃家臣供養塔」もありました。


眺めも凄く良くて琵琶湖がよく望めます。
よく分からないけどこちらの方には彦根城も。


竹生島が良く見えます。
浅井長政さんのお父さん・久政さんが幽閉された島。
淀君が寄進したと伝わる宝厳寺の唐門もいつか訪れたい史跡。
秀吉時代の大坂城の一部だった?ロマンあるなぁ。
ちなみに琵琶湖にはもう一つ「沖島」という島があります。
沖島は日本で唯一(世界に4つ)の淡水に浮かぶ有人島です。


桜馬場跡と大広間跡の間の小高い場所に立つ碑。


更に登って行くと大石垣があります。
往時の面影を残す数少ない遺構で感慨深いですね。
案内パンフだと「右」にルート線が描かれていた。
なので「右」をひたすら登ったけど道なき道だった。
実は「左」側に通り道が整備されていた・・


全体的に野面積みかな。
ここは角がしっかり出てて“お城感”を漂わせています。


こちらの面にも石垣の面影が残っていました。


更に上へ上へと登ります。
小谷城の一番奥・山王丸跡に到着しました。
ここまで来たら満足!あとは下るだけです。


上の方は所々木の幹にクマの爪痕?(;'∀')
「クマ出没注意」ってあちこちあるし。


登って来る時にスルーした赤尾屋敷跡を最後に訪れます。
途中で紅葉が綺麗な場所がありました。
疲れた足腰を癒してくれます。


赤尾屋敷跡に到着。
かなり広大なスペースで浅井家での重用ぶりが窺える。


更に奥に行くと「浅井長政公自刃之地」がありました。
お市さんと三姉妹(と万寿丸?)を逃がしてここで果てた。
小谷城の最後にここを訪れたのはよい選択でした。合掌。


遅めの昼食は久々にこちら、そば処「伊吹野」さんです。
日本のそば栽培はここから広まった。
だから“「日本そば」発祥の地”なのですね。


天ぷらざるそば 大(¥1,730)を頂きました。
ここのお蕎麦の「冷たさ」が半端ない!
間違いなくどこよりもここが一番冷えてます!
だから旨い。
均一に切られた喉越しの良いお蕎麦を存分に堪能しました。
冷たいお蕎麦と温かい天ぷらが良いコンビネーション。
食後は蕎麦湯でほっこり。
とっても美味しかったです!


帰りに笹尾山に寄ってみた。


関ケ原ファンクラブを少しでも進めたい。
武将カード貰おうと交流館を目指して「ん?」
ここも火曜は休みか!(;'∀')


「駅前交流館なら開いてるかも?」
同じくそちらも定休日だった。
どうやらこの地域は「火曜休み」の所が多いらしい。
最後に最初の陣地を訪れた。


家康さんが最初に陣を敷いた桃配山の陣跡。
あれ、説明する看板ってどこ行った?
「二つの岩をテーブルと腰掛にした」って伝承のやつ。
見当たらないなぁ。


辺りを見ると奥の方へと人が歩いた跡がある。
進んで行くとフェンスがあって新幹線の線路だった。
小谷城で足が棒になってたのでとても疲れました。


帰りは関ケ原ICから乗ったら小牧辺りで工事渋滞?
名古屋高速と名二環を経由して植田ICで下りて帰宅した。
先日の近江牛ツーリングで滋賀の史跡が気になった。
その第一弾で訪れた小谷城はとても良い山城でした。
次は賤ヶ岳かな?楽しみっ!



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