11月20日(土)
今週もトヨタ博物館へ、昼食を済ませてからノンビリとお出掛けして来ました。今日は土曜日だけどオーナーズミーティングが催されています。
1989年にデビューした5代目セリカ(ST180系)。その中でも1991年に登場して30周年を迎えたWRCホモロゲーションモデルのRC(ラリーコンペティション)だけが対象のミーティングです。
P2駐車場に直行したら一般車両が一台も居ない!あれ?こっち来ちゃダメだった?と内心慌てました。スグにオーナーさんが話しかけてくれて安堵、東海セリカdayに参加している方もちらほら居ました。
5代目セリカはバブル絶頂期のモデル。デビューイヤーの1989年には自動車税がワイドボディでも2ℓまでは5ナンバーの税額となりました。翌年ブリスターフェンダーでワイドボディ化されたGT-FOUR A(アドバンス)が追加され、更にその翌年に登場したのが5,000台限定のRC。
5代目セリカと言えば、世界初のアクティブサスペンションを搭載したモデルがラインナップされたのが印象的。もっともこれは、日産インフィニティQ45に「世界初」の称号を与えない為に急遽投入された感がありましたけどね。
差額が+¥130万って、高級車ならありだけどセリカには不釣り合いだと誰でも分かります。
オーナーさんから色々と興味深いお話しを聞けました。東海セリカdayだと7世代が集まるので漠然とした捉え方になりがち。5代目の、GT-FOURの、RCだけという括りは対象がはっきりしていて新鮮でした。
集合写真を撮る参加者の皆さん。この横断幕は先ほどまで、1台1台を巡ってオーナーさんの記念撮影で活躍していました。先週のパブリカミーティングと同様、一人ひとりが主役になれる時間を設けていたのがいいなぁ。
セリカと言えばラリー。特にST185はWRCで大活躍したのでこんなラリー仕様も来ていました。間近に見てもとても良く決まった外装で綺麗でした。
NISAさんもやって来たので一緒に見て回っていて感心したのがこの掲示。オーナーさんの拘りから車両のチューン内容まで記入されていて、会話のきっかけになる優れものアイテムですね。
アピールポイントが多い場合は?
NISAさんが睨んだ通り、小さなフォントにしてビッシリ書き込まれていました。オーナーさんの熱量が伝わって来ます。
限定5,000台の内、国内で販売されたのは1,800台。そこから5代目セリカが海外でも人気だったことが窺えます。なのでパーツも海外の方が豊富に揃っているそうです。
RCは海外ではこの「turbo4WD」のエンブレムが装着されていたそうで、その場合「RC」は付かないらしい。
RCじゃない5代目やNISAさんのST205などがギャラリーで来訪。
約30台の参加車両の内、20台くらいが「宿泊参加」らしい。それで土曜開催だったのか!幹事さんたちが役割分担してミーティングを成功させようと頑張っているのが伝わるタイムスケジュールですね。
その反面、土曜日だとトヨ博を訪れるお客さんが少ないのでギャラリーも少なくなるのは残念でした。一般の方との交流も、ここでやる意義だと思うので。
NISAさんと話していて「この位の台数なら色々やれるけどね」って結論になりがちでした。東海セリカdayのあの規模感も、あれはあれでお祭りみたいで楽しいんだけどね。
二週続けて見学したミーティングはどちらもアットホームで参加した皆さん楽しそうでした。こんな集いが普通に開催されるようになってホント良かったな~。