5月下旬、庭で転んで左手首を骨折した。
近所の整骨院に行ったら「手術しないとダメな奴だね」と言われ、紹介状を持って少し離れた中核病院へ。
レントゲンを見て「派手にやったね~」「午後空いてるから手術しましょう」と即入院。
手首の骨は幾つかに割れていて、手術は3時間以上掛かって終了。整形って力づくで骨を元の位置に戻そうとゴリゴリに処置するので不安も倍増(;'∀')
さすがチタンプレートを使った術式、ギプスは一週間で取れてシーネ固定に移行。それでも左手が使えない生活は不便続き。服を着替えるのに苦労する。食事するのも難しい。シートベルトのロックが届かない。ペットボトルや紙パックを開けられない。お風呂で体を洗いにくい。数え上げたらキリがない。
一ヵ月でシーネも卒業。リハビリでこの骨折が重症だと思い知らされた。手首は殆ど動かない。特に掌屈側は全然曲がらない。動かしたら痛いし、動かさなくても頻繁に鈍痛が訪れる。この何もしていなくても痛いって状況が厄介で、何かやろうって意欲を削ぐ。
不幸中の幸いは、骨折するには良い季節だった。Tシャツと半パンで過ごせるのは有難かった。それ程に着替える手間は大きなハードル。利き手の右手が折れていたらもっと苦労していたんだろうな。
冷蔵庫を開けようとして激痛が走り、お茶碗を持って激痛が走り、歯磨き粉のチューブを握って激痛が走る、そんな毎日にうんざりしていたのが術後二ヶ月くらいで痛みが緩和されて来た。両手が使える生活の有難みをしみじみ感じる日々。
骨だけでなく大きなダメージを受けた腱の回復次第だけれど、生活に不便ない程度に治ればラッキーなのかも。今は突き指したみたいな痺れと痛みがまだ残っている。
骨折して二ヶ月余り、一切遊びに出掛けず通院と最低限の買い物だけ。ポケモンも休止。痛みの緩和でようやく動き出そうって意欲も湧いて来た。4回目のワクチン接種もしたし、来週からは出歩いてみようかな。