11月6日(土)
ステージイベント終了後に会場内を少しウロウロ。
もう一度石田会館を訪れて名残を惜しむ。
あ、甲冑姿の集団が居る・・
「皆さんってイベントのスタッフさん?」
「いえ、あなたと同じ一般人ですよ」
甲冑のコスプレ?
「あなたもどうですか?」
「来年は甲冑で参加しませんか?」と勧誘されたw
確かに皆さん楽しそうだ。
さっきから気になっていた親子甲冑も来たぞ。
カップ麺容器の兜を被り、今にも泣きそうな表情で堪えている姿が意地らしい。てか、この子甲冑がイヤなの?
でも可愛いw
「折角だから観音寺に行きたい」と家族から要望。
秀吉と三成の三献茶の逸話が残るお寺。
本当か疑問だけれど優秀な少年だったのだろう。
稲川さんが居たのでお別れの挨拶をしたら、
「12月12日にまたイベントやりますから」
「今度は屋内でw」と教えてくれた。
そうか、関ケ原は雪が積もる可能性あるか・・
ドサクサに紛れて横に居た六龍堂さんにもご挨拶w
いつか上田市も再訪しますよ。
さて、駐車場に戻ろう。
「どこいくの?歩いていけるでしょ」
え?そんなに近かったっけ?・・
シャトルバスが出るって距離あるのでは?
余りに自信満々なので黙って付いて行くことにした。
16時10分頃、日吉神社に到着。
朝、駐車場を探してこの辺りを彷徨ったなぁ。
家族は「この近くに観音寺がある」と勘違いしていた!
おかしいと思ったんだよ・・
パンフレットのMAPによると、まだ距離があるみたい。
(敢えて横向き)
路肩が狭くて車が通ると超怖い。
そうして一番の難所「観音坂トンネル」に突入。
めちゃめちゃ怖い・・
ようやくトンネルを抜け、観音寺へと続く道。
この辺りは長浜市じゃなくてもう米原市なのね。ご当地マンホールも米原仕様?に変わっていたが、それを見て娘が声を上げた。
「わー、可愛い・・ゴキ、ブリ?」
観音寺が見えてキタ━━━(゚∀゚)━━━!!
時刻は16時40分を過ぎていた。
40分位歩いたよ・・
苦労が報われる瞬間が近付いていた。
境内に到着。
後ろから数名の集団も階段を上がって来た。
こんな時間に訪れる人、他にも居るんだ。
賽銭を納め、境内を見て回る。
本堂に続く渡り廊下、ここを佐吉がペタペタと歩いていたのかな?生涯を賭けて仕える主君を探して寺で小姓をしてたのだろうか?
三成の幼少期が少し、見えた気がした。
さっきの集団もやって来た。
( ̄▽ ̄;!!ガーン
小日向えりちゃん!
*さくらゆき*のお二人!
坂本さん!
マネさん!
娘に声を掛けて無言で彼らを指差すと、
「ええー!」と驚いてパニックw
とんだサプライズが最後に待ち受けていたもんだ。
「中、入れますよ~」とマネさん。
彼らの後に続いて我々も本堂に入場。
意外と(おい)立派な仏像が数体安置されている。
秀吉直筆(!)の書状も展示されていた。
筆使いのハネやトメに性格が現れるのかな?
中々に興味深かった。
明日は三献茶にちなんでお茶を頂けるらしい。
観音寺を後にして再び40分掛けて会場に大返し。
すっかり暗くなって大行灯が点灯していた。
「三成の灯」は見たかった。
観音寺まで歩いて往復したお陰かな?
ポジティブシンキングw
ステージではドラマ「関ヶ原」を上映。三成が国友鉄砲鍛冶の頭目と論争している場面だったが、この時期の屋外は厳しいな。
ローソク入りの竹筒で畑に「大一大万大吉」が灯る。
昼間、何気に見ていたけれど全然気付かなかった。
今日は大勢訪れていたが、この灯を見れたのは少数派?
今から高速に乗っても渋滞は必至。
長浜駅横の駐車場に入庫して駅前の商店街を散策。
バイクツーリングで訪れて以来、久々に来たなぁ。
まだ18時40分なのに殆ど営業終了じゃん・・
あちこちに瓢箪あるね。
黒壁スクエアも閉まっていたけれど、エヴァのジオフロントみたいなピラミッドがライトアップされていた。
海洋堂フィギュアミュージアム。
前回訪問から数年経つので展示も変わっている?
ここはその内再訪したいな。
駅前の平和堂で買い物すれば駐車料金2時間無料。
最上階のレストランに行ったら既に閉店・・
「面倒臭いから駐車料金払おうか」
お?こちらでキーホルダー購入。
食料品を買おうと店内をクエスト。
西川“TMR”貴教くんお薦めのサラダパンだ!
(たくあんNGなので食べれない)
滋賀のソウルフードとして絶賛売り出し中。
郊外にも平和堂があるのを思い出した。
「意地でも平和堂で夕食じゃあ」
もはや目的は変わっているな。
移動して食事処でカツ丼を頂いてやっと満足。
関ケ原のイベントほど大規模ではない。
「三成公で町おこし」って色気も全く感じない。
石田の地を訪れる人が急増した。
そんな人々との交流の場を設けたいだけ?
民泊を企画するなど手作り感に溢れていたし。
朝、設営中の会場を歩いていると、すれ違う人々が皆挨拶をして来た。ご近所さんは顔馴染みだから当たり前なのだろう。
穏やかな日々の暮らしに少しだけお邪魔させて貰った。そんな感じの温かいイベントだった。