セリカ魂

「初代セリカに乗りたい!」
ゆっくり旧車ライフの備忘録

関ケ原合戦祭り2024(二日目)

2024年10月24日 22時01分01秒 | 歴史

10月20日(日)
昨日と同じく6時半に出発して一時間少々で到着。
本日は晴天なり!


もう合戦絵巻のリハーサルに集まった参加者たちが居た。


ふれあいセンター入口に恒例の荷物の山が・・ない。

 

合戦絵巻2024「迦陵頻伽の夜に」のリハーサルを観覧。
迦陵頻伽(かりょうびんが)って陰陽座から?
さくらゆきライブまで笹尾山に居ると、絵巻の本番は殆ど観れないからこのリハは貴重だ。
今年は大谷刑部の首を巡る湯浅五助と藤堂高刑のエピソードなので感動は必至。

女性ナレーションは絵巻初かな?西山諒さんが担当。
三成ちとさんの奥様なのでバーターか?と穿った思いもあったが、声を聴いて納得したわ。
スゲーいい!クシャナ殿下みたいな凛々しさを持った美声で尚且つ噛まない(!)←これ大事

途中2度のマイクトラブルの際には、ちとさんが軽妙なMCで繋いでくれた。さすが劇団の役者さん、アドリブ対応力が見事だ。

輪っき~さんがスタッフの黄巾党目掛けて駆けて来るや滅多切りにした。本番はひたすら真面目モードなので遊べる時は全力で遊ぶ!その姿勢が好きだw

隊をサポートする侍大将。
大谷隊は昨年の金吾だったなごむさんが務めていて、的確な指示と号令で見事に隊を支えていた。

ストーリーはかなり不思議な感じ。
刑部の首を抱えた五助が彷徨い歩いていると高刑と出会う。いきなり首が登場かい!と戸惑う中で戦が起こり、刑部と刑部の首が同時に存在していたりと謎演出。

そうして終盤の五助と高刑のエピソード。
「主君の首の代わりに私の首を差し上げる」
そんな台詞はないしそんな展開ではなかった。
このまま刑部の首の行方が分からなければ、やがて歴史から忘れられるだろう。それは嫌だ。だから高刑の物語として大谷主従が語られることを願う。みたいな展開?

甲冑を着た本番が楽しみだ!観れたらいいな。
笹尾山へ、シャトルバスは面倒なので歩いて移動。


ん?道路に列があるぞ?


「山本耕史トークショー観覧の方はこちら」
案内されて最後尾に並んだ。
つつじの甲冑劇は観れないってこと?残念だな。


入場開始。ここまでやる必要ある?
事故が起きたら責任問題なので仕方ないか・・


笹尾山ステージは段差がしっかりあって後方でも良く見える。


この位離れて望遠で撮ろうかな。


聞き手の小栗さくらさんもスタンバイ。


「山本耕史 笹尾山で語る」
真田丸のこと、三谷作品のこと、所作やイントネーションのこと、そして先日亡くなられた西田敏行さん(!)のことまで、充実したスペシャルトークだった。面白かった!


スペシャルトークに続いて布陣パフォーマンス。


軍議タイムがスタート。
今年も東軍は逆光ポジション・・
藤堂高虎隊。


福島正則隊。


徳川家康隊。


黒田長政隊。


ステージ上に西軍3隊。


石田三成隊。


宇喜多秀家隊。


もう来場者に取り囲まれてしまった・・


大谷吉継隊・・


いつの間にか東軍が順光ポジションに変わっていた。
黒田隊。


福島隊。


徳川隊・・の背中。


笹尾山ステージで本日のメインイベント(!)
「合戦タイム」スタート!
今年も緩~い宴会芸が繰り広げられて楽しかった。
でも、進行は西村知穂さんじゃない・・
昨日Twitterに恵那のイベントの告知があったので、まさか関ケ原に来れない?と危惧していたが予感が的中してしまった。


出陣式にヤマコーが再登場!
件の進行アナってばヤマコー相手でも想定外の塩対応で、それが逆に面白かった。このアナ意外と度胸あるな。

殆どの観客はヤマコーを追いかけて全軍武者行列と一緒に陣場野へ行ってしまったが、そのまま留まってさくらゆきライブに参戦。
《セットリスト》
1. 潮風のゆくえ
2. 夢のあとさき
3. 対い蝶
4. 木崎原
5. 返照


屋外の史跡でのさくらゆきライブを「野戦」と呼ぶ。
パワースポット、良い音響、快晴と三拍子揃ってとても素晴らしいライブだった。「島左近陣地」の文字が見える風向きの時は強風になりがちだが、それすらもライブの演出に思えた。


急ぎ陣場野ふれあい広場へ大返し。
合戦絵巻も既に中盤。
踏み台を使ったらそれなりに視界も確保出来た。


明石テルと笹の才蔵。


いつぞやの年、黒田長政が銀色のデカい兜を着用したまま殺陣をやって破損させ、修理費でウン十万円が飛んだらしい。
以来、絵巻の時は烏帽子にチェンジしているそうだ・・


笹尾山。


陣場野?


五助に介助されて退く刑部。


高刑と刑部の首を抱く五助とシックッセンス的な刑部?


藤堂隊に呑み込まれて行く。


討死した兵どもがゴロゴロ。


こっちにもゴロゴロ。


いよいよ大団円へ。


高刑の刃で逝った五助から首を引き継ぐ。
ん?この首って刑部の?それとも五助・・
五助は自分の首を抱えてさまよっていたのだとすると!
時系列を前後させる演出だと思っていたが、
いかん、深読みしてしまうわ。。。


首を開く(!)と、中から無数のきらめき☆
よく見るとそれは輝く蝶の形をしていた。


全軍が再登場して勝鬨を上げて終了。


町長さんからお褒めの言葉。
皆一様にやり切った感に包まれていた。


陣場野公園に移動して記念撮影と交流タイム。
今年はこの時間がちゃんとあって嬉しい!


ん?秀家が直政に兜を直してもらっているぞ。
直政さんは上手いらしい。
目を逸らす?明石テルさんがいい表情w
歴史上は敵同士なのに助け合う姿が尊い☆


各隊の記念撮影。
石田隊。


大谷隊。


宇喜多隊。


徳川隊。


福島隊。


黒田隊。


交流タイム。
ちと三成さん大人気。


あちこちで記念撮影。
この開放感が気持ちいいんだよね~。


今年も鹿さんの大幟はお見事でした。


さて、ファイナル餅まきを横目に撤退開始。


着替えに向かう甲冑武者が歩道橋に居た。


めちゃ疲れているだろうな・・分かるよ。


「来年もまた、ここに戻って来るぞ」
そう決意させるイベントだった。大満足!

 



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