4月14日(金)
どうする家康さん関連の史跡へGO!
その前に、岡崎の城北飯店で昼食。11時半の開店と同時に入店したのにもうお客さんが着席して居て、次のお客さんが「満席です」と言われていた。なぜ?
陳麻婆豆腐ランチ(¥1,350)
一口食べたら「しびれる~」「苦い~」「辛い~」「旨い~」と、口の中が忙しい。本格的な麻婆豆腐は久々だが、ご飯が進む。
すぐに「よろしければどうぞ」と、氷入りの冷たい水を持って来るなど接客も良くて、食べログでも百名店に選出されている理由が分かった。
ご飯お替り自由。「大盛りで」とお願いしたら、大きなお茶碗に変えて持って来てくれた。でも、おかわりは一回でガマンした。
杏仁豆腐も良い食感で、優しい風味がして美味しかった。
支払いを済ませて出ようとしたら、階段にズラーっと待ちの行列。平日でこれか、凄い人気店だな。そうか、開店時もここでお客さん待っていたのか!
リブラの駐車場に停めて、岡崎城へ。
今日は石像を中心に見て回ろうと思う。
本多忠勝さんからスタート。
しかみ顔の家康さん。
お土産ショップに東海オンエア~。
若い子に訴えかける存在は心強い。
昭和40年に建てられた家康さん像。
すると、同い年かw
若き元康の頃の騎馬像。
竹千代と家康さんの出世ベンチ。
岡崎城のお堀は深くて急峻。さすが河岸段丘。
石造りのアーチ橋を舐めながらの天守。
東海オンエア as 酒井忠次~。
五万石ふじ。
ここでも東海オンエア as 井伊直政~。
パッと見、綺麗に咲いた藤棚。
よく見ると咲いているのは上の方だけ。下の方はまだ蕾なので、見頃はもう少し先の様だ。
乙川の河川敷を歩きながら、三浦先生が「日本一」と太鼓判を押した400mの石垣を眺めて歩いた。
ここまでかな。
正式名称は菅生川端石垣なのか。
桜城橋を目指す。渡ったことないが、歩行者専用かな?
まだ新しいはずなのに、汚れて見えるんだけど・・
珍しいな、屋根がある。
デッキ部分など、見える部分は木製か!それで汚れて見えたのね。
桜城橋の袂にある四天王の像がお目当て。あった~。
「家康に過ぎたるものが二つあり」
忠勝が勇名を馳せた撤退戦「一言坂の戦い」の活躍を再現。
「伝説の太鼓」
三方ヶ原から浜松城に逃げ込んで、意気消沈していた兵を鼓舞する忠次の姿を描いた像。顔がヤバいって。
残り二人の像は、橋を渡った対岸だろう。
ところが無い。どこにも像がない。どうやら逆方向でもっと北だったらしい。後回しにして東岡崎駅のペデストリアンデッキを目指す。家康の騎馬像が見えて来た。
かなりデカいな。
ふと目に入った、何だこれ?
階段を上がって見ると、厭離穢土欣求浄土。
立派な後ろ姿のブロンズ像。
正面から。馬もいい表情してる。
弓矢や紐など、細かい造作が見られる。
徳川家康と改姓した25歳当時の姿で、表情は知恩院と隣松寺の、鎧兜は酒井家の、それぞれに在る史料を参考に制作したそうだ。
帰り道で東海オンエアのマンホール蓋に気付いた。
もしかして?案の定、ポケGOのスポットになっていた。
柄が面白い鳩もビックリ。
「十万石の檄文」
桜城橋を戻ってさらに北、1号線を渡るとあった。
小牧・長久手の戦いに臨み、秀吉を非難する檄文を突き付けた榊原康政を描いた像。右手に持った筆が可愛い。
「井伊の赤鬼」
直政の軍に組み込まれた武田家臣団。受け継いだ赤備えでの初陣が小牧・長久手の戦いで、その時の勇猛果敢な姿を再現した騎馬像。カッケー。
リブラで認証を受けて無事に出庫。ありがたや。
30分ほどで安城の本證寺に到着。
三河一向一揆の拠点となったお寺。国指定だとは知らなかった。
お寺の外周の通りを歩いて外堀の痕跡探し。まず、一つ目を発見。
すっかり埋まっていたが、舗装されずに残った外堀の遺構。
小さな橋、「そとぼりはし」が架かっていた。
起動させてみたら、やはりスポットだったw
中央に小さな標柱があった。
立派な鼓楼だ。まるで城の櫓。
もう一カ所、埋められずに残った外堀。
集団下校の子供を見守る緑のオジサンが居たので話しかけてみた。ここが外堀の跡だとご存知で、昔は右奥の道の方向に堀が続いていたそうだ。
「この辺り、家を建てる時は掘って調査をしたんだよ」と教えてくれた。国史跡になると、色々と規制がある?
庫裏の周囲に見事な内堀跡があるそうだ。「私有地だからのぉ」と、地元の方でも滅多に見れないらしい。
「この一帯って、湿地帯だったのですか?」と尋ねたら、「いや、乾いていたよ。明治用水が出来るまでは、痩せた土地だったし」と答えてくれた。
そう言えば、「安城には嫁に出すな」って諺がかつてあったことを思い出した。色々と貴重なお話しが伺えて良かった。
さあ、いざ本證寺の境内へ。
入ってすぐ、本證寺の略歴や現状を説明する掲示があった。
中々に立派な本堂だった。賽銭箱への階段が土足厳禁で、履きにくい靴だったので下から硬貨を投げ入れた。全部ストライクv
境内側から見た鼓楼。
こちらの一角に、史跡としての本證寺が紹介されていた。
もう、完全にお城じゃん。
これだけ詳細にかつての様子が描かれているのは、入念な発掘調査を実施したから。
何カ所もトレンチで発掘調査をしていた。
内堀の名残りは境内に幾つも見られる。
本堂の裏。
ここから先は、立ち入り禁止。
境内だけでなく、お寺の周りも歩き回ったので外堀の大きさが実感できた。地元の方のお話しも凄く参考になった。歴史学者の先生は、こんな感じに地道なフィールドワークを重ねているのだろう。
安城に来たならパンのトラに寄らねば。
今度はカレーパンか!
カレーパンやバゲットなど色々購入。(自分比で)世界一美味しい山型食パン・パンのトラも焼きたてを一本買えた。
安城のあちこちに緑の穂がたわわに実っていた。米じゃなくて麦が多いみたいだった。いずみ庵の手延べそうめんになる?それとも、パンのトラ?