Heartful color 2

国内・海外旅行記を書いています。旅先ではカメラを持ちウォーキングをしながら楽しんでいます♪

ホノルルマラソンの楽しみ方 (レース当日編 2)

2022年10月21日 | ハワイ ホノルル(マラソン)2022 12

今日の一枚・・・マジックアイランドから(撮影 2009年4月)

まだまだ続いております、初挑戦のホノルルマラソン忘備録です。「楽しみ方」なんて書いてますが、苦しんでいますへっぽこランナー、なんとか頑張って走って(いや、歩いて)います。では、続きをどうぞ🙇‍♀️

ダイアモンドヘッドは道路幅が狭いのと、ずっと上りなのでとにかく歩く。

道路の真ん中に地元の高校生のボランティアがズラリと並びハイタッチで迎えてくれる。

老若男女、まさにこの言葉がぴったりのホノルルマラソン。他の大会ではあまりお目にかかれない風景。日本人の男子高校生もかなり居た。彼等は修学旅行でマラソンを走っているらしい。ハワイに修学旅行なんて羨ましい限りだぞ。

あと人生の先輩方も大勢いらっしゃった。負けられないよね、あたしも。

すると、坂の途中に差し掛かった所でトップの選手が戻ってきた。こちら側では拍手が起こる。

 

マジか・・・もうゴール 

 

まだまだ序盤の私なのに、もうゴールって、、、うそでしょう。

あ〜あ、足の裏が痛い。もうその事ばかり考えてしまう。

痛い

やっぱりこんなの出るんじゃあなかった。勢いで出場してしまった事を早くも後悔する。もう止めたい。帰りたい。

でも、私より先輩であろう方々はゆっくりだが確実に歩を進めている。黙々と。いざというときに自分の情けない性格が出る。

なんとか、ダイヤモンドヘッドの坂が終わり住宅街に入る。この辺りで太陽が昇って来た🌅朝日なんて見慣れている筈なのに、今日は少し感動した。ふいに亡くなった母の事を思い出した。今の私を見たらなんて言うんだろう。

カハラを抜けて少ししたらいよいよ高速道路に入る。この高速道路が少し厄介だ。とにかくやたらと長い。ずーと続く単調な1本道。しかも往復するのだ。練習の時もそうだけど、単調な道は苦手、はっきり言えば嫌いなのだ。この辺りに来ると太陽も上がってきて気温も高くなる。景色にも飽きてきて、気持ちも段々落ちてくる。給水所もあるけどフード類は一切なし。日本のように至れり尽くせりではない。お水もぬるかったり冷たかったり。場所によってまちまち。

ハワイカイまで行って折り返しをしてゴールに向かうのだけど、まだまだこちらに向かっている人達が大勢いる。中には小学生くらいのちびっ子なんかもご家族と一緒に歩いていたりする。頑張れ〜 
ちなみに、ホノルルマラソン当日に7歳以上であれば参加出来るそうです。家族皆んなで参加出来るのもホノルルマラソンのステキな所ですね(ご興味がある方は、ホノルルマラソン協会のHPで今一度ご確認下さい)
 
ハーフ辺りまで来ると、皆さん結構疲労が溜まってくるんだよね。足を引きずっている人、道路脇で屈伸する人、座って休んでいる人等が目に付くようになってくる。
 
そう、ツライのは、、痛いのは、、私だけじゃあない
そうだよ、皆んなツラいんだよ、頑張れあたし。
 
ここに居るすべての人達はひたすら前を向いて進んでいる。
単純にその姿はものすごく美しいと思う。
まだゴールもしていないのに、また感情が揺さぶられて涙が出てくる。
道路も気持ちも起伏が激しいホノルルマラソンでございます。
 
続く。
 
今日もお付き合いいただきありがとうございました🙂