Heartful color 2

国内・海外旅行記を書いています。旅先ではカメラを持ちウォーキングをしながら楽しんでいます♪

ホノルルマラソンの楽しみ方 (レース後 翌日2013年)

2022年10月26日 | ハワイ ホノルル(マラソン)2022 12

今日の一枚・・・ハナウマ湾(撮影 2012年4月)

長々と綴りましたが、初挑戦のホノルルマラソン忘備録、今回はゴール後と翌日のお話です。お付き合いいただければ嬉しいです(いつまで付き合わせるねんなんて怒らんといてね🙏)

ゴールした後、旦那をゴール付近で待っていた。自分も限界だったが、旦那のゴールは必ず見守りたいと思っていたから。(携帯等はすべて部屋にあるので、旦那に連絡などは出来ないのです)

すると、旦那に似た人が昨年以上の笑顔でゴールに向かって走ってくる。

旦那だと思ったものの身体が固まっていてすぐには動けない。知らない方に助けて頂き、旦那の方へ歩いていき数時間ぶりの再会を果たした。

旦那はまだまだ元気一杯の様子だが、私といえば顔以外、首から下すべて痛い😭顔と言えば、汗と涙で塩を吹きまくり、とりあえず塗った日焼け止めはすでに取れちゃって肌はボロボロ。普段より一層ブサイクになっておりま〜す😑それでも顔なんかをどうにかする気にもなれない、っていうか、誰も見てないし。

完走Tシャツを貰いに行く。いつも思うのだが、あそこの場所までがこれまた遠い。マラソンが終わり、もう1メートルだって余分に動きたくないのに・・・。マラサダを無料で頂ける所はパス。何かを食べる気力もない。振り返ると、旦那はマラサダを私の分まで美味しそうにほおばっている。何ならテーブルに置いてあるすべてのマラサダを平らげそうな勢いで怖い🤭

今、私の身体が欲してるのはビール🍺お酒を全く飲まない旦那は食欲が大爆発なんでしょう🤨お元気でなによりです。

メダルを掛けてもらい(首に負担がかかり、それさえも重い)完走Tシャツを貰って、ホテルへと向かう。ここからが遠かった。遠すぎるよ〜、ヒルトンさん😭(自分で選んだくせに文句言ってる人)

ヒルトンのネックはスタート地点には近いけど、帰りは遠いって事。普段歩くカラカウア通りはビーチに遊びに来たキラキラのお客さんで溢れている。みんな当たり前だけど、とっても楽しそうそれに引き換えゼッケンを付けたまま、塩を吹いた顔でゾンビかロボットのように歩く私とはまるで別世界。

 

赤ちゃんを乗せたベビーカーのパパさんに心で呟く。

「乗せてくれ〜」と。

いや、言わんけどな。もう声を発する元気もないほど疲れている。

ヒルトンまで2キロ前後だと思うんだけど、この2キロはかなりキツかった。足の痛みも続いているし、早く靴を脱いで足を解放させたい

 

ヒルトンホテルの近くのビーチで外国人の女性に

「Congratulations」と言われた。

こんなボロボロの私に声をかけて頂いて嬉しかった。

「サンキュー」と言った声がガサガサだった。

 

太陽がサンサンと照りつける中、何とか歩いてやっとの思いでホテルに着いた。ラグーンタワーの入り口の階段の3〜4段がツラい。足が上がらん。

誰も居ないエレベーターの中で座り込んでしまった。本当に精魂付き果たしたんだと思う。

最初に自分の限界を知りたいと思って参加したレースだったが、当初の目的は充分過ぎるくらい果たしたのではないかと思う。

部屋に着いてすぐに靴を脱いだ。これがかなり大変だった。とにかく痛いの痛くないのって、脚は攣りまくったし、もう足首からちぎれて取れるかと思った

靴下を見てちょっとワナワナした。そしてゆっくり、恐る恐る靴下を脱いだ。(ちょっと気持ち悪いかもしれません、ごめんなさい🙏)

 

やっぱりね

 

(ふたりで爆笑しながら撮った写真、爆笑って・・ナニ)

血ぶくれ、破れてなくて本当に良かった。破れていたら、靴の中は大惨事だったと思う。

もう片方の靴ずれの水膨れもまあまあの大きさの血ぶくれになっていました。そちらは撮り忘れましたが。笑いのネタになったのに、残念。

翌日、完走証明書と全出場者の記録が記載されている新聞をカピオラニ公園まで取りに行った(現在はコンベンションセンターに変更されております)

ハワイの街中が完走Tシャツで溢れる、そして笑顔溢れる1日になります。私も含めてゾンビが多いですけどね🤣ほぐしランをしている人を見てびっくりしたあたしです。

 

9年前の旦那と私。年月って残酷~~

無謀にも挑戦してしまった、ホノルルマラソン。結果は6時間32分を費やした。誇れるような記録ではないけれど、記憶の中には強烈に残っています。その後、ランニングクラブ等にも参加し、毎日欠かさずストレッチをして国内のマラソンにも何回か出場しました。本気でサブ4(42.195キロを4時間以内で走る事)を目指しておりましたが、股関節の怪我が重なり、その上コロナ禍で走る事も躊躇するようになり、追い討ちをかけるように足首の捻挫をしてからは現在は少しマラソンからは遠ざかっています😭

しかし今でも河川敷や道路等を走ってる方などを見かけると、無条件で尊敬の眼差しで声援を(心の中でひっそりと)送っています。

ホノルルマラソンは「制限時間がない」と言うことだけでも精神的に楽な感じで大会当日を迎えられます。マラソンは歳を重ねれば重ねるほど苦しいし大変です。しかし、気持ちの修行、特に諦めない気持ちを養う事に繋がりますし、走り切った後には達成感でいっぱいになると思います。

ただ、気安く参加を勧めるものではありません。それこそ、42.195キロを走り切る(歩き切る)事になるので大変です。ある程度の覚悟と継続した練習が出来る自信があるのなら挑戦しても面白いかもしれませんね。

 

これを読んで下さったすべての方々に心より感謝申し上げます。

終わり。

本当に長い間お付き合い頂きありがとうございました😉