先日、TBSで9時から放送のドラマ「広島」を、子供達と一緒にみました。
戦後60年ということで、今年の夏は戦争についての特集番組が多かったですね。
中学生の娘は、夏休みの宿題で戦争についてのレポートが出されていたようです。
今まで「火垂るの墓」を子供とみたことはありますが、この話は哀し過ぎて、つい目をそらしたくなります。食べ物もないという貧しさが悲しいです。
「広島」は、松たか子ら演じる登場人物が、戦時中でも前向きに希望を持って生きていたところが救われる思いがしましたが、だからこそ突然に命を奪った原爆の怖さがすごく伝わった気がします。
学校に行っても勉強せずに訓練させられたり、働かされたりする場面や原爆が投下される場面では、子供達もじっと画面に見入っていました。
子供なりにきっと何かを感じてくれただろうと思います。
私も高校の修学旅行で、広島の平和記念公園や原爆ドームに行きましたが、大人になると更に切実に「戦争は人を不幸にする」という思いが強くなります。
あたりまえのように来ると思っている「明日」や平凡な「日常」がずっと続いていくように、平和を願いたいです。