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建前(上棟)が終わりましたが、屋根の下地から工事開始です。
一般的な住宅では、上棟一日で 屋根下地まで終わってしまいますが、楽居の家では、ここからが大変です。
今回は、天井が勾配で全て化粧で見えるため まず化粧野地(杉24㍉目透かし張り)を張り その上に25㍉のフォレストボード(杉の皮・おがくず・板状にするためにトウモロコシのでん粉で固めてあります)を敷き、21㍉の空気層をとり
その上に 荒野地(杉12㍉)を張ります。
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写真では少し見えづらいですが、外壁と躯体の間に空気層を取り屋根で空気を抜いてあげるため、化粧野地に15㍉の穴を30㌢おきに開けてあります。
さらに外壁の中を通る空気と屋根の空気を抜いてあげるため、方流れ屋根の一番上の部分の化粧野地に35㍉の穴を 45㌢間隔で開けてあります。
さらに 35㍉の穴には上からステンレスメッシュを取り付け虫などが入らないようになっています。
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今日はひたすら朝から荒野地張りでした。
久々の屋根の上の作業で少し疲れました・・・・
下地材・断熱材・仕上材まで全て国産材を使うため作り手としてもうれしく又幸せに思います。
湘南 国産材で作る木の家 楽居HP