楽の志 ~らくのこころ~

湘南で木の家づくりをしている「楽居」の親方三浦がキャッチしたできごと、思い、喜び、悩みなどを、力を込めて投げかけます。

コロンブス工法

2008-07-23 01:08:24 | おうち
こんにちはただ今 鎌倉大町建築中 楽居の三浦です。


N邸の基礎 現在の様子です。

一面の白い物体は コンクリートではありません。
実は この白い物体は 発泡スチロールです!!





N邸の土地は SSの試験結果で 一部「軟弱地盤」
という結果のため 
今回はコロンブス工法という施工となりました。

今見える この発泡スチロールの上に
通常の 「耐圧盤ベタ基礎」を施工します。

コロンブス工法の原理は 簡単に説明すると
発砲スチロール分の土を取り出すことにより
地面にかかる 建物全体の重が少なくなるため
軟弱地盤に対応でき、1㎥あたり地面にかかる
建物の重さが 約500kgと軽くなることです。
(通常は1500kgです。)


もう一度おさらいすると 
地面にかかる重さを軽減することにより
軟弱地盤に対応できるという事


もう一つのメリットは 
地球と建物を 
切り離すことができるため、究極の免振こうぞうになることです。

発泡スチロールにより、重力の交換ができ

地震の力を逃がすという考え方は、まさに 
伝統構工法と同じ考えですね。











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