全てを忘れるその日まで

~明日への遺書~

あした晴れるか

2018年10月20日 | 山歩記
朝から予報通りの大晴天



 




先週白嶽だったから


今日は必然的に有明さん



清水山経由で歩きます
 



蜂さんと


もう一つの理由で避けていた清水山…



もう



大丈夫 かな



要らぬ記憶を呼び起こさない様


いや


過ぎた日の良き思い出だと、心の隅に留め置くため…




4月25日以来、およそ半年ぶりに




(今日は)ここから登ります
 



着実に…
 



一歩、一歩…
 


 


 




三の丸 着
 



建設途中の博物館以外、景色は何も変わりません



ここまで6分



すぐに有明山の方に向き直し
 




二の丸目指して歩きます
 


 


 




心も足も 浮つかない…




二の丸着
 



登り始めて、ここまでおよそ15分



二の丸
 



そして



一の丸
 


 



標高210メートル


清水山山頂 着
 


 


 




登山口から20分

交流センターの駐車場からだともう10分プラスかな



対馬高校、曲地区、厳原市街地が一望出来るから


ちょっとした山歩き気分は味わえます



ぬるくなったアクエリアスを一口ごくり


喉を潤した後




背後に聳える有明山を目指し
 



古城の搦手を下ります
 


 



清水山分岐
 




ここまでおよそ27分


出合った分岐を右に上れば有明山、左に下れば登山口

ここからだと交流センターの駐車場までおよそ30分


清水山山頂での休憩を入れても2時間あったらお釣りが来る

時間が取れない

また、膝の痛い人向きのお手軽周回コースです




私はオモカジ



静かな有明路を一人静々歩きます
 


 


 


 


 


 


 




久田道分岐の少し下
 




何気なく振り返った背後


登山道を黙々と登って来られる一人の登山者


ん?


見慣れたフォルム…



お~


師匠じゃないですか~
 



先週の白嶽さんに引き続き、2週連続の御邂逅です


有明で逢うのはいつ振り?


ゆいさんが転勤されたあと、完全絶滅危惧種となった島の登山愛好家2名



蒼い有明山頂を目指します
 



遠くの白嶽
 




本来師匠は今日も白嶽登山の予定だったらしいけど


洲藻のトイレに駐車中の車の多さに辟易して、急遽有明に変更の由




上品な白嶽さんは受け入れ人数も限りがあるけど


野太い有明さんは…
 


 



大隊規模でも収容可能!




広い山頂にザックを下ろし
 




遊ぶ有明…
 



開演です





私、今日はこのまま柳ノ壇、隠蔵寺から権現を経て、上見坂を下り厳原市街地と言うコースを考えていたけど



やっぱり師匠と歩きたい




コーヒー、おやつを平らげた後



そのまま一緒に下ります






 






一人にはいつでもなれるけど


二人になるにはご縁が必要だから です







今年はいろんな縁がなくなりました



前妻


ラム


そして…



また、年が明けて来春には息子…





私の大切なモノ


大切だったもの全てがなくなってしまいました






すべての事実を受け入れ



いったんおさまったはずの心が
 


時折ざわざわと騒ぎ出します







静める術は




酒に溺れ


山に忘れる



あるいは・・・











あした晴れるか 晴れないか







 







たまらなく おろかな男になっていきそうで 



ままならない