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弁護士・元ロースクール教授宮武嶺の社会派リベラルブログです。

トランプ米大統領がウクライナの主権者であるウクライナ市民とゼレンスキー政権を無視して侵略者プーチン大統領とだけ交渉している姿は、ガザ市民の強制移住をネタニヤフ首相とだけ協議し合意しているのと全く同じだ

2025年02月18日 | ロシアによるウクライナ侵略

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 アメリカのドナルド・トランプ大統領はイスラエルがジェノサイドをしているガザについては、パレスチナ人220万人をガザから強制退去させ、エジプトやヨルダンに住めという案を出しています(しかも帰還は許さないと 怒)。

 これについてイスラエルのネタニヤフ首相は

「ガザや周辺地域に異なる未来をもたらすために機能する唯一の計画だ」

と大絶賛。

トランプ大統領がネタニヤフ首相との共同記者会見でガザ市民の全員強制移住を打ち出し、「アメリカがガザを所有する」「土地を平らにして経済発展を作り出す」「パレスチナ人は喜んでガザを離れる」と言い出す(呆)

 

 

 そして、トランプ大統領は、ロシアがウクライナを侵略しているウクライナ戦争では、ロシアが占領しているウクライナの領土はそのままロシアが支配し、ウクライナはNATOには加盟できない、もちろん2014年から侵略され違法占領されているクリミア半島はロシアの領土と認めるという「停戦」案を出そうとしています。

 これについてロシアのプーチン大統領はもちろん大歓迎(ゼレンスキー政権の退陣もロシアは主張しているはず)。

 トランプ氏がガザ紛争でもウクライナ戦争でも、攻められているパレスチナ人やウクライナ人の意向は全く聞かず、被害者の頭越しに自分の盟友であるネタニヤフ首相やプーチン大統領とだけ話して、それで停戦案だと称するやり方は全く同じ。

 しかも、こんな一方当事者を足蹴にして踏みにじるやり方で、マジでノーベル平和賞を獲りに行っているというのですから、トランプ大統領の頭も根性も腐っているとしか言いようがありません。

プーチン大統領が親露派のトランプ氏について「新たに就任する大統領は知的でありかなり経験豊富な人物。彼は解決策を見つけ出す」と絶賛。ロシアの国連次席大使はウクライナにとっての「死刑宣告」と断言(涙)。

 

 

 サウジアラビアでのプーチン・トランプ会談が間近に迫る中、アメリカとロシアの高官協議が始まりました。

 米ロの高官が顔を合わせるのは3年ぶり。

 アメリカのルビオ国務長官とロシアのラブロフ外相らは2025年2月18日にサウジアラビアの首都リヤドの宮殿内で会談しました。  

 会談に先立ち、ロシアのウシャコフ大統領補佐官はアメリカとの二国間交渉だと強調し、今後、ウクライナの代表団を交えた3カ国で協議をする可能性を否定しています。  

 また、交渉担当者の1人のロシア直接投資基金のドミトリエフ総裁は

「ロシアの封じ込め政策は失敗した」

と述べて、経済関係の改善=ロシアに対する経済制裁の解除についても議論されると強調し、米ロの経済関係は今後2か月から3か月で進展する可能性があると述べました。  

ウクライナを侵略中のロシアのプーチン大統領が親露派のトランプ米大統領について「2020年に勝利を盗まれていなければ、22年にウクライナ危機は起きなかったかもしれない」と、議会襲撃犯と同じ陰謀論を主張。

 

 

 これまでトランプ大統領がロシア寄りだとはわかっていても、なんとかこの暴君の機嫌を損ねないように努力してきたウクライナのゼレンスキー大統領ですが、とうとうそれは無駄な努力だと諦めたようです。

 ゼレンスキー大統領は2月17日に公開されたドイツ公共放送ARDのインタビューで、

「米国はプーチンに気に入られようとしている」

と異例の表現で米国への不満を表明しました。

 まあ、それはトランプ氏に関してはプーチン大統領の応援もあって2016年にトランプ氏が最初の大統領選で勝利した時からずっとなんですけどね。

ロシア軍によるウクライナ侵略1000日。「ウクライナ国民にとって広範囲にわたる死と破壊、絶望の日々が続いた1000日間だ」(ディカルロ国連事務次長)。世界は今こそプーチン政権に即時撤退を要求すべきだ。

 

 

 このインタビューはミュンヘン安全保障会議が開かれた独南部ミュンヘンで2月15日に収録されたのだそうです。

 ゼレンスキー大統領は、米露の直接交渉の問題点として

「米国がプーチン氏に非常に都合が良いことを言っている」

「成果を急いでいる」

「単なる戦闘停止は成果ではない」

と強調し、占領地の回復や停戦後の安全の保証が必要だと訴えました。

ロシアのプーチン大統領がウクライナのゼレンスキー大統領は「非合法」な大統領であり停戦交渉しても文書に署名する権限はない、とまた言い出したので、プーチン大統領がいかに非合法な大統領か振り返ります。

 

 

 自称リアリストで、ウクライナ戦争の最初からウクライナの降伏を求めていた「即時停戦派」(村野瀬代表に言わせれば即時降伏派)である群馬女子大学教授の野口和彦教授は、親露派御用達の数少ない国際政治「研究者」。

 その野口氏は、トランプ大統領がウクライナや欧州諸国抜きに米露だけでウクライナ戦争の決着を付けようとしていることを大歓迎してフィナンシャルタイムスの記事を引用し、

「ウクライナ抜きではウクライナのことは何も決めない」という…マントラは…トランプがプーチンとの和平交渉を持ちかけたことで、根底から覆された

 トランプがモスクワと二国間交渉を始めると決めたことで、(NATO本部がある)ブリュッセルが和平交渉の輪郭を形作る役割を果たせるという幻想は打ち砕かれた

 こうした懸念は、ヘグセス国防長官が昨日、ウクライナがNATOに加盟することも、米軍が配備されることもなく、ウクライナの失われた領土を回復することは「非現実的な目標」だと主張したことで勢いを増すことになった

 ヘグセス氏は…『有能な欧州および非欧州の部隊…がウクライナに平和維持軍として派遣される場合、それはNATOの任務の一部…ではなく、NATO条約第5条の適用外であるべきだ』と主張…

 第5条では加盟国に対する武力攻撃(の集団防衛を)定めている。』

等と投稿しています。

 元FOXの司会者でしかなく性加害疑惑だらけのヘクセス国防長官に対してこれほど無批判な「学者」も野口氏くらいなものでしょう。

ウクライナの運命を決定する権利があるのは主権者たるウクライナ国民だけ。ウクライナに即時停戦を求める発言権が自分たちにはあるとゴリ押しする「リアリスト」はウクライナ人の自己決定権を尊重して謙虚になれ。

 

 

 さらに、自称「国際紛争解決の専門家」という「今こそ停戦を」(今こそ降伏を)一派の頭目である伊勢崎賢治東外大名誉教授(れいわ新選組の外交・安保担当政策委員)。

 彼もトランプ大統領がパレスチナ人やウクライナ人を抜きにネタニヤフ首相やプーチン大統領と交渉していることを全く批判せず、まだゼレンスキー大統領やNATO批判に終始。

 ヨーロッパで親プーチン筆頭の極右であるオルバン首相の言葉を引用して

『ハンガリー首相「ウクライナは欧州のアフガニスタンになってしまう」。

 当時既に米国史上最長の戦争になっていたアフガン戦終結のために、当事者であるアフガン政府をバイパスして、NATOとの戦略上の調整もなくタリバンとの直接交渉を始めたのは第一次トランプ政権でした

 今回ウクライナとNATOをバイパスしてロシアと交渉を始めたことはトランプの行動パターンとしてしかと認識する必要があります。

 早急に取り掛かるべきは、まずNATO自身が対露の好戦的態度を改め、領土問題など本来は停戦後に交渉すべき懸案を今は前面に出さず、とにかく支持率が低下しているゼレンスキーが大統領のうちに、プーチンと向き合う停戦交渉の「空間」をつくり、それが維持されることに専念すること

 そして日本を含む国際社会が国連を主体に、軍事監視団の派遣等、現状の戦線の凍結に身を呈することです。

 これが”暴君”に立ち向かう唯一の方策です。』

などと言っています。

 プーチンが一番の暴君だってわかっていないのか。

【#米大統領選挙】人権無視の差別主義者だからこそロシアとイスラエル支援のドナルド・トランプ氏。地球温暖化否定など各種陰謀論の元祖でもあるトランプ氏当選を願う日本のトンデモ識者たちを糾弾しよう。

 

 

 こんな体たらくの野口氏や伊勢崎氏を引用してきた(自称リベラルあるいは左派なのに)国連憲章に違反したロシアのウクライナ侵略や戦争犯罪を肯定し、ウクライナに「即時停戦」=即時降伏を求めてきた徹底侵略派の反米拗らせや親露派陰謀論者たち。

 彼らはトランプ政権の「停戦」案が、自分たちが言っていたとおりの人道に反した「たかが領土」論であることをどうとらえているのでしょうか。

 トランプ大統領の人権無視や法の支配無視は主権者であるウクライナ人を無視したウクライナ降伏論だけではなく、ガザからパレスチナ人を一掃するという民族浄化的な「停戦」案でも、アメリカ国内での移民排斥・多様性排除行動でも完全に一貫しています。

 暴君であるトランプ・ネタニヤフ・プーチンだけで世界を牛耳ろうというトランプ大統領の言動は、つまりはアメリカ国民もパレスチナ人もウクライナ人も虫けらだ、踏みつぶすと言っているのです。

 ウクライナが侵略されているのにウクライナのゼレンスキー政権も主権者であるウクライナ市民の意見も全く無視して、盟友であるプーチン大統領とだけ話すトランプ大統領。

 その姿は、親露派陰謀論者たちの「鏡」で、自称リベラル左派の彼ら「徹底侵略派」の姿とそっくりだということを今度こそ認識すべきでしょう。

トランプ大統領が「ウクライナはいつかロシアになるかも」と言い出す(呆)。これは「たかが領土」だから諦めろ、と侵略されているウクライナの主権者であるウクライナ市民に強制してきた親露派陰謀論者と同じ考えだ

 

 

追記 

参考記事 村野瀬玲奈の秘書課広報室さんより

『日本の自民党政府は国際外交の舞台で偉そうに「法の支配」だの「民主主義の価値を共有する」だの言いますが、ジェンダー平等指数は相変わらず低迷しているし、日本国内で人権無視の政策はいくらでもやるし、政府の行ないで人を死なせても責任も取らないし、アジア諸国を蹂躙した過去を反省もしないし、日本は他国に説教したり人権先進国のふりをしたりすることはできないんです。

さらに言えば、現在のトランプ分断国ことアメリカ合衆国の暴挙に対しても大人しいことも日本のダメなところです。』

赤根智子・国際刑事裁判所(ICC)所長はトランプ大統領によるICC制裁を「国際秩序への攻撃」として非難し、79カ国・地域も同様に非難。しかし、日本は加わらず。情けない日本。

 

 

編集後記

イスラエルのネタニヤフ首相もそうですが、ロシアのプーチン大統領も今回の「停戦」協議が成立しても、二度とウクライナを侵略しない保証は何もありません。

なにしろウクライナが核兵器を放棄するときに結んだウクライナの安全を保障するというブタペスト覚書も、ウクライナの東部紛争を収めウクライナの安全を約束したミンスク協定もすべて破って踏みにじり、クリミア半島やウクライナ4州を侵略・違法占領して併合宣言までしてしまったのがプーチン大統領なのですから。

ロシアの利益しか考えていないトランプ大統領がウクライナの安全を保障する「停戦」案を出せるわけがなく、ウクライナをまだ徹底侵略する気満々のプーチン大統領がウクライナの安全保障など邪魔だとしか考えていないことも明らか。

ゼレンスキー大統領はⅩに「脆弱な停戦は、ロシアのウクライナと欧州に対する新たな戦争の前奏曲になる」と投稿しましたが、言い得て妙です。

サウジアラビアでの米ロ「停戦」協議が、ウクライナにとっては無条件降伏協議でしかないことはほぼ確実です。

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ウクライナのゼレンスキー大統領=15日、ドイツ南部ミュンヘン(AFP時事)

ロシア代表団、サウジ到着 ウクライナ不参加で対米協議へ

 AFP通信によると、インタビューはミュンヘン安全保障会議が開かれた独南部ミュンヘンで15日に収録された。トランプ政権は、ロシアとウクライナの双方に圧力をかけ、早期停戦に持ち込みたい考えとみられる。ゼレンスキー氏は、停戦交渉がプーチン氏の意向に沿って進むことを警戒している。

 ゼレンスキー氏は、直接交渉の問題点として「米国がプーチン氏に非常に都合が良いことを言っている」と指摘した。その上で「(米国は)成果を急いでいる」と語り、「単なる戦闘停止は成果ではない」と強調。占領地の回復や停戦後の安全の保証が必要だと訴えた。

 

 (更新) [会員限定記事]日本経済新聞
ウクライナ侵略の停戦交渉を巡る協議に出席するルビオ米国務長官(左から2番目)やロシアのラブロフ外相(右端)ら(18日、リヤド)=ロイター

【ワシントン=坂口幸裕、ドバイ=福冨隼太郎】米国とロシアの両政府は18日、サウジアラビアの首都リヤドでウクライナ侵略の停戦交渉について話し合う初の高官会合を開いた。ウクライナ抜きで進む協議に同国は警戒を強める。ゼレンスキー大統領は中東を歴訪し、ロシアに有利な停戦交渉にならないように働きかける。

米ロの協議には、米国からルビオ国務長官とウォルツ大統領補佐官(国家安全保障担当)、ウィットコフ中東担当特使、ロシアからラブロフ外相とウシャコフ大統領補佐官が参加した。月内にも開催する首脳会談の調整をするとみられる。

ロイター通信によると、ウシャコフ氏は17日にサウジ到着後、停戦交渉は米ロの2国間で実施すると述べた。「米国と交渉するために来た。純粋な2国間協議であり、リヤドで(ウクライナを含む)3国間協議はありえない」と語ったという。

米国は初協議を「信頼醸成の出発点」(ウィットコフ氏)とし、慎重に臨む姿勢を示す。ルビオ氏は「ロシアが本気かどうか分かる」と指摘した。

しかし、トランプ大統領が2024年11月の大統領選で事実上公約した「早期停戦」の実現へ前のめりになっている印象は拭えない。

トランプ氏は16日、記者団からロシアのプーチン大統領はウクライナ全土の支配を望んでいると思うかと問われ「いや、彼は戦争を止めたいと思っている。彼が戦闘を続けるつもりなら大きな問題を引き起こす」と持論を展開した。

12日に米ロ首脳が停戦交渉の早期開始で合意する直前、トランプ氏に近いウィットコフ氏はロシアの首都モスクワを訪れた。トランプ氏は「ウィットコフ氏がプーチン氏と3時間ほど時間をともにした」と明かし、合意の契機になったと示唆した。

トランプ氏は交渉前からロシアへの配慮を隠さない。ロシアが求めるウクライナの北大西洋条約機構(NATO)加盟見送りや領土割譲の容認などに立て続けに言及。その一方で、ロシアが実効支配するウクライナ領の奪還や停戦後の同国の安全の確保などの議論は深まっていない。

米ロは18日の高官協議をトランプ氏とプーチン氏の対面による会談の地ならしと位置づける。トランプ氏は停戦交渉にウクライナも関与すると明言したものの、サウジで計画する首脳会談にゼレンスキー氏を招く考えは示していない。

ウクライナは米ロ主導の頭越しの交渉に身構える。ゼレンスキー氏は17日に公開されたドイツメディアのインタビューで「米国はプーチンに気に入られようとしている」と、異例の表現で米国への不満を口にした。交渉の土台づくりにかかわらなければ、ロシアに有利な停戦案になりかねないとの焦りがある。

ゼレンスキー氏は国際社会への働きかけも強める。18日にトルコのエルドアン大統領と会談し、共同記者会見を開く予定だ。19日にはサウジを訪れる。

米ロは欧州諸国も停戦協議に加えないとの立場で足並みをそろえる。

米国でウクライナとロシアの担当特使を務めるケロッグ氏は17日に「全員がテーブルに着くのは合理的でも実現可能でもない」と唱えた。

ラブロフ氏も欧州の役割について「彼らが交渉のテーブルで何をすべきなのか分からない」と否定的な見解を示した。

 

 

ウクライナ抜きで米露が停戦条件を議論か…ゼレンスキー大統領「新たな戦争の前奏曲」

 
【シントン=池田慶太】ロシアのウクライナ侵略の停戦交渉に向けた米露高官の協議が18日、サウジアラビアの首都リヤドで行われる。ロシア通信によると、露側から出席するユーリー・ウシャコフ大統領補佐官(外交担当)は17日夜、リヤドで記者団に「協議は米国との2国間だ。3者協議は行われない」と述べた。ウクライナ抜きで停戦条件が議論される可能性がある。

17日、サウジアラビアに到着するロシアのラブロフ外相=AFP時事

17日、サウジアラビアに到着するロシアのラブロフ外相=AFP時事

 ウシャコフ氏は「(協議の)中心は、我々と米国の関係正常化を始めることだ」と語り、米露関係の修復を重視する姿勢を示した。リヤド入りに先立ち行われた17日の国営テレビのインタビューでは、米露首脳会談に向けた協議も行われるとの見通しを示していた。

 また、ロシアのプーチン大統領の側近とされる露政府系ファンドトップのキリル・ドミトリエフ氏は17日、米CNNに対し、リヤドで複数の米側関係者と接触したと述べた。詳細は明かさなかったが、「彼らもトランプ大統領も、すばらしい問題解決能力を持っている」と米側を持ち上げた。

 

 18日の協議には、セルゲイ・ラブロフ露外相も参加する。米側は、ルビオ国務長官、マイク・ウォルツ国家安全保障担当大統領補佐官、スティーブン・ウィトコフ中東担当特使が出席する。

 ロイター通信によると、米政府のウクライナ特使キース・ケロッグ氏は17日、ブリュッセルの北大西洋条約機構(NATO)本部を訪問した際、米露で合意した和平案をウクライナに押しつける考えはないと記者団に述べた。ウクライナ側は自国の頭越しで協議が進むことを懸念している。17日、サウジアラビアの首都リヤドの国際空港に到着する米国のルビオ国務長官(中央)=ロイター

17日、サウジアラビアの首都リヤドの国際空港に到着する米国のルビオ国務長官(中央)=ロイター

 米国のトランプ大統領は17日、フランスのマクロン大統領と電話で会談し、18日の米露高官協議などについて意見交換した。ホワイトハウス当局者が明らかにした。ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領も、マクロン氏と電話で会談したとX(旧ツイッター)で明かし、「 脆弱ぜいじゃく な停戦は、ロシアのウクライナと欧州に対する新たな戦争の前奏曲になる」と投稿した。ウクライナへの信頼性のある安全の保証が不可欠だと訴えた。

 

 

米ロ高官協議始まる 「ロシアの封じ込めは失敗」とロシア側交渉担当者

2/18(火) 17:38配信

テレビ朝日系(ANN)
"米ロ高官協議始まる 「ロシアの封じ込めは失敗」とロシア側交渉担当者"

アメリカとロシアの高官協議が始まりました。米ロの高官が顔を合わせるのは3年ぶりとなります。

 アメリカのルビオ国務長官とロシアのラブロフ外相らは18日、サウジアラビアのリヤドの宮殿内で会談しました。

 会談に先立ち、ロシアのウシャコフ大統領補佐官はアメリカとの二国間交渉だと強調し、今後、ウクライナの代表団を交えた3カ国で協議をする可能性を否定しました。

 また、交渉担当者の1人のロシア直接投資基金のドミトリエフ総裁は「ロシアの封じ込め政策は失敗した」と述べ、経済関係の改善について議論されると強調しました。

 そのうえで、米ロの経済関係は今後、2カ月から3カ月で進展する可能性があると述べました。

 一方、アメリカのルビオ米国務長官は会談の目的について、ウクライナ情勢の解決に向けてプーチン大統領が本気なのか、時間稼ぎなのか見極めることだと述べました。

テレビ朝日

 

 

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Unknown (ゆの)
2025-02-19 09:27:57
第三者が仲介ではなく、当事者のどちらか一方…しかも悪い方の味方になり、自分が得するような条件まで付け加えて戦いを終わらせようとする…このトランプはほんとうにビジネスゲームとしか考えていない輩ですね。
なんでこんな輩や仲間に権力を持たせてしまったのでしょうか。
プーチン国や他の大国は同じ手段を使って領土を広げ、領土を奪われた国を無力化させることを許すことになりますよ。
ほんとうに厄介な輩が世界を牛耳っていき、この世界の未来が心配です…
返信する
Unknown (暗黒大将軍)
2025-02-18 23:06:56
ロシアが過去にやってきたアフガン侵攻やチェチェン侵攻と今やってることの決定的な違いは、ロシアより遥かに経済力のある中国を含めインド、サウジら大国の手厚い支援のあることですよね

そうである以上、伊勢崎的な「全面降伏」をウクライナにされるとむしろ困るのはロシアのほうじゃないですかね

勿論国内の不動産不況が泥沼で、輸出増のためには猫の手も借りたい中国は何があっても支援をやめないでしょうが、対露決議に棄権した32ヶ国は「有事」でなくなると支える理屈も揺らぎます

それに紛争当事国ならNATO加盟ができないことが規約上分かってるのに、うっかり停戦などすると加盟交渉のハードルを下げることに繋がります

無論そういうロシアの懸念をアホのトラ公が払拭してやるなら、ロシアに満額回答、ウクライナにゼロ回答という形で終結するでしょ

プーチンとロシアは、世界中の反ダイバーシティ国家群から大絶賛されるでしょうね
アレが通るんだったら、印パのカシミール紛争が再燃しようが、サウジがイエメン空爆を再開しようが何にも咎める理屈ってありませんし(大笑)

ソ連を「悪の帝国」と呼んだのは共和党のレーガンですが、政治的に大して変わらない今のクレムリンにこともあろうに共和党自ら嬉ションしながら飼い犬志願してる様を見て、草葉の陰で憤りのあまり大魔神化してるんじゃないでしょうか
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