トランプ大統領は先週の２０１７年１月２７日、大統領令に署名し、シリア・イラク・イラン・イエメンなど中東やアフリカの７か国の人の入国を一時的に禁止するとともに、すべての国からの難民の受け入れを一時的に停止するよう命じました。
この結果、たとえば、イラク人で永住許可を得ている米企業の社員が一時帰国していたのに、アメリカへの再入国を拒まれるといった混乱が起きました。
ビザとは入国許可ですから、いったん許可を出した以上、国籍のみでこの権利をはく奪するなんて許されるわけがなく、各連邦裁判所で次々と入国禁止令を制限する判断が出ているのは当然です。
これについてトランプ大統領は２０１年２月１日、ツイッターに
「みんなこれが『入国禁止』なのかどうかを議論しているが、呼びたいように呼べばいい。悪意を持った悪者を国に入れないためだ」
と書き込みました。
いやいやいやいや、これら７か国の国民は全員一律に入国を禁止したのですから、「悪者」を入国させない方法としてはあまりに人権侵害が過剰です。
というか、「悪者」＝bad peapleなんて幼稚な言葉、普通の国家元首が使いますか？
しかし、各種世論調査では、全米や世界で大規模な反対デモが起こっているにもかかわらず、トランプ大統領の入国禁止令を支持する人の方が多いのです。
ああ、やはりトランプ氏はなるべくして大統領になったのだ、その核には国民の排外主義があるのだと痛感します。
こんなトランプ氏の政策に、入国禁止にされたイランなどのみならず、ヨーロッパやカナダなどの政権担当者は批判声明を出しているのに、安倍総理だけはコメントできない、コメントする立場にないばかり言っています。
日本でも日夜行われている安倍政権に対する批判者たちの反知性主義の闘い。
トランプ・安倍包囲網を日本でも作っていかないといけないと思います。
トランプ大統領の動きがあまりに迅速（拙速）なことと、それを支持する人が多数であることにショックを受けました。
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トランプ大統領 入国禁止令「悪者 国に入れないため」
2月2日 4時37分 NHK
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アメリカのトランプ大統領は、中東やアフリカの７か国の人の入国を一時的に禁止することなどを命じた大統領令について、「悪意を持った悪者を国に入れないためだ」などと正当性を主張し、今回の措置を継続する姿勢を強調しました。
トランプ大統領は先週、大統領令に署名し、中東やアフリカの７か国の人の入国を一時的に禁止するとともに、すべての国からの難民の受け入れを一時的に停止するよう命じました。
これについてトランプ大統領は１日、ツイッターに「みんなこれが『入国禁止』なのかどうかを議論しているが、呼びたいように呼べばいい。悪意を持った悪者を国に入れないためだ」と書き込みました。
また、ホワイトハウスのスパイサー報道官は１日の記者会見で、民間の調査機関「ラスムセン・リポ－ト」が行った世論調査では、国民の５７％が難民の受け入れ停止に賛成と答えたことなどを取り上げ、「アメリカ国民は総じて今回の措置を支持している。安全確保がトランプ大統領の最優先事項であり、多くの国民も同意している」と強調しました。
大統領令には全米や世界各地で抗議デモが起きるなど反発も広がっていて、トランプ政権としてはテロ対策のためだとして正当性を主張し、今回の措置を継続する姿勢を強調する狙いがあるものと見られます。
英首相「間違っている」
イギリスのメイ首相は１日、議会の質疑で、アメリカのトランプ大統領が中東やアフリカの７か国の人の入国を一時的に禁止したことについて、「イギリス政府ははっきりと誤りであるという立場を取っている。あのような政策は対立を生み、間違っている」と強い調子で述べました。
イギリスはこれまで首相官邸の報道官が「同意はできないが、入国管理政策はアメリカ政府の問題だ」とするコメントを出していましたが、イギリス国内でも反発が広がる中、メイ首相の今回の発言はトランプ大統領の政策を明確に批判する形になりました。
イラン大統領「政治の素人」
イランのロウハニ大統領は１日、「政治の素人なので、過剰な期待はできない。政治や国際情勢を理解するまでに長い時間がかかるだろうが、その間に、アメリカ国民のみならずほかの国の人々に大きな被害をもたらすことになる」などと述べ、トランプ大統領を厳しく非難しました。
そして、「アメリカの政府はこれまで、イランの政府に反対しているだけで、国民は大好きだと言ってきたが、ついに、偽善が露呈した」と述べ、アメリカ政府への不信感をあらわにしました。
国連 人道問題報告者「明らかな差別」
人道問題に関する国連の特別報告者は１日、「国際人道法に反している」などと強く批判する声明を出しました。声明を出したのは、移民や差別などについて調査を担当している国連の特別報告者５人で、「明らかな差別だ。アメリカはイラクやシリアなどの紛争に関わっており、逃れてきた難民を受け入れる責任がある」などと述べ、アメリカに対し、人道上の責務を果たすよう求めています。
ＵＡＥは米擁護
アメリカのトランプ大統領が中東など７か国の人の入国を一時的に禁止したことについてＵＡＥ＝アラブ首長国連邦のアブドラ外相は１日の記者会見で、「今回の決断は特定の宗教に向けられたものでは無い。３か月で修正される一時的な禁止措置だということを考慮するべきだ。対象となったのは構造的な問題を抱える国々で、まずそれを解決するべきだ」と述べて、理解を示しました。
ＵＡＥは、シリア情勢やイエメン情勢などをめぐり今回入国禁止の対象国であるイランと激しく対立するサウジアラビアに同調する姿勢を示しています。このため、アメリカがイランの影響力を抑え込むことに期待して入国禁止の措置を擁護する姿勢を示したものと見られます。
アクセス
トータル
ランキング
２０１６年
米国：受け入れ難民 （２０１６年１０月３日まで）
トップ コンゴ １９％ １６,３７０人
シリア １５％ １２,５８７
ミャンマー １５％ １２,３４７ ．．．（この３カ国でほぼ半数）
イスラム系難民だけを別に合わせると３８，９０１人。
日本：１～９月、難民認定を申請した外国人７,５８６人、うち認定されたのは２７人
年間？ １年間２７人．．．（この数字、間違いでは？？？「世界のスゴイ日本」ですよ、間違いですよね。）
米国の国際空港では多くの弁護士までが「困ったら助けますよ」のプラカード。
なんか日本の大手メディアはとっくに悪臭さえする状態、他大企業、芸能、スポーツ界、そして何があっても、どうなろうと動かない一般、それらの反応の様子が日本と全く違うのがハッキリしたように見えましたが。
日本では「不法滞在外国人」と呼ぶのに、「不法移民」とかワケのわからないように誘導し、「合法」「不合法」と都合よく混同する腐れメディア。
米国：親が不法滞在でも米国で生まれた子供たちは自動的に米国籍との二重国籍者。不法滞在でも運転免許が取得できる州は１２州、いっしょに国境を超えた不法の子供達も公立学校は大学まで全く問題ない... など都合の悪いことは当然そっちのけ。稲田議員にいたっては中国人２人、カルデロンのり子の３人の特別許可に嫌味タップリの国会での質問。今山梨県生まれの高校生がどうなっているか、などは知らんフリ。そして同等へと誘導。
「ところで、おたくんとこはどうなっているの」という極めてマズイ質問がでないことを祈りながらに見え、リベラル派のように見えるのもウッカリ信用できないようです。
悪いのはトランプだ、安倍は悪くない、皆トランプのせいだ、とリベラル派が先に乗ってきました。このやり方は悪臭の根元大手報道にソックリ。
「安倍がアメリカに対し内政干渉している！」
と書いている人、いますかね？
日本の首相でありながら日本人を差し置いてアメリカ様にご奉仕一辺倒なんてふざけるな、と怨嗟の声はいっぱいですけど。
「人権侵害で憎しみのテロの種を生やす」
微妙に違ったらすいません。
とりま間違いなく強く非難してます。
そりゃ当たり前です。
しかし49%もの人が賛成。
反対は51%じゃなく41%
こんな排外主義じゃそりゃトランプ大統領誕生する訳です。
排外主義と闘いましょう。
世界の市民が連帯して「悪者」を退治できないものか。
やはり田舎芝居でしたね。
ある意味、よほど日本の政治家より正直だが暴君公約を日々やらなさっている。無茶苦茶だよ。
さすがに日本のメディアもおしなべて手厳しい。でもアメリカの石原慎太郎（ツイッター戦術は橋下か）にはそうでも自国ではどうなのか？せいぜい商品価値の比較次元での石原追及をはかる小池百合子といった『極右を極右が叩く』
という扱いくらいです。
そんな情けない私たちの国のマスコミで世耕さんが名指して嫌がる
東京新聞で異変が起きましたね。
遅きに失したとはいえ、あの極右
煽動番組の司会者に対する、社としての正式な見解が一面に載せられました。他の面でだめ押し！
やはり三月の人事異動に向けての
調整だったのでしょうか？
ま、何はともあれ珍しく祝報か。
政府、雇用創出へ包括策 】
2017/2/2 1:31
政府が10日に米ワシントンで開く日米首脳会談で提案する経済協力の原案が1日、明らかになった。年金積立金管理運用独立行政法人（GPIF）が米国のインフラ事業に投資することなどを通じ、米で数十万人の雇用創出につなげる。対米投資などで米成長に貢献できる考えを伝え、トランプ政権との関係強化につなげる。
日経より。
てめえの頭の蝿も追い払えない 62 歳児が、何言うとんねん？
さらにわれわれの年金を溶かす気か？
【良識者の声】「トランプ騒動」には気をつけろ！「共謀罪」や「水道民営化」を隠す気だ！