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弁護士・元ロースクール教授宮武嶺の社会派リベラルブログです。

新国立競技場建設阻止をあきらめるな。

2015年07月10日 | 東京オリ・パラ問題

新国立競技場をグーグルアース上で3Dで見ることができ、景観について考えることができるサイト「myscape.jp」より

 

 

 

 今から計画を見直していたら間に合わない。国際公約だ。

 2015年7月7日、新国立競技場の総工費が2520億円に膨らんだことが判明しているにもかかわらず、2020年東京オリンピック・パラリンピックのメインスタジアムとなる新国立競技場について、運営するJSC=日本スポーツ振興センターが開いた有識者による会議で、計画は全会一致で承認されました。

 これに基づき、JSCは近く建設会社と契約を結ぶ予定で、膨れ上がった建設費に批判が集中するなか、5年後に向けて計画が進められることになりました。

 東京都内で開かれた有識者会議にはメンバー12人が出席しましたが、最初のデザイン案を決めた、審査委員会の委員長で建築家の安藤忠雄氏は卑怯にも欠席しました。



 この会議の中で、JSCは、新国立競技場について新デザインの象徴となる「キール・アーチ」と呼ばれる弓の形をした柱を残して、観客席を一部着脱式にしたうえで、改築費を2014年5月の基本設計からおよそ900億円増やして2520億円にすることを報告しました。

 なお、開閉式の屋根の設置を先送りとされました。

 900億円の増額分のうち、最も多いおよそ765億円は、「キール・アーチ」を造って設置するために必要な特殊な技術や資材のための経費などだということです。

 なら、アーチ、やめろよと誰もが思うのですが。

 また、建設費に含まれていない、開閉式の屋根を大会後に設置したあとの収支計画も明らかにし、黒字の額は当初の10分の1ほどの年間3800万円にとどまりました。屋根の設置時期については明らかにしませんでした。

 このほか、維持費など改修費が完成後50年間で1046億円と2014年の試算より400億円近く増えたことも明らかにしました。

 維持費なんて、想定外のことも起こるのですから1000億円で済むわけがない。

 悪いとわかっていて止められない。新国立競技場は原発か!

 

 

 

 巨大な「負の遺産」となることが誰の目にも明らかなのに本当にこのまま突き進むのか。

 7月8日に書いた私の

さあ、地獄のオリンピック跡地めぐりを始めよう。

という記事は、7月8日には1万回、昨日7月9日の1日だけで17万5000回閲覧されました。はてなブックマークは500個以上、ツイートは4000回以上、フェイスブックのいいね!は3万5000と、このブログ史上、ぶっちぎりの第一位となっています。

 

 

 それだけ、国民の関心が高いということ。

 新国立競技場が問題だと思っているなら、今からでも遅くありません。

 上の記事でこう書きました。

『今、思えば、1964年の東京オリンピックほど、後年、施設が有効利用されたオリンピックはなかったろう。

そこには、古き良き「もったいない」の心が息づいていた。』

 歴史遺産になりかねない巨大スタジアムには反対して、やめさせましょうよ!

国立競技場の100年: 明治神宮外苑から見る日本の近代スポーツ
後藤健生 著
ミネルヴァ書房

国立競技場はどのように生まれ変わり、その後、どのような歴史を辿っていくのか…。サッカージャーナリストの第一人者が問いかける力作、ついに刊行。

 

 

 

 財源のめどは立っておらず、不足分は命名権の売却益や国民からの寄付、スポーツ振興くじの売り上げなどで賄う、さらには選手強化の予算まで使うという本末転倒ぶり。

 しかも、完成後は売り上げより維持費の方が高くて必ず赤字になるため、五輪後の運営・管理を民間に委託することを検討するというのです。

 ちなみに今計算されているだけでも維持費は年40億円。

 今後50年間の改装費用が1000億円。

 あわせて、50年間で3000億円かかります!

 そもそも巨大アーチを備えたスタジアムは世界にも前例がなく、技術的な問題は解決されていないのです。アーチ構造を取りやめる代替案を公表している槙文彦氏らの建築家グループは、下村博文・文部科学相への提言書で

「太平洋戦争末期に戦艦武蔵に無謀なレイテ島突撃を指示した軍参謀本部の姿勢と酷似したものがある」

と指摘しています。

新国立競技場、何が問題か: オリンピックの17日間と神宮の杜の100年
槇 文彦 (著, 編集), 大野秀敏 (著, 編集)
平凡社

東京屈指を誇る外苑の、歴史的景観、市民の憩いの場は守られるのか。建築界・市民社会に大きな問題を投げかけた、槇文彦のエッセイ、それを論じたシンポジウムの全貌、論考を掲載。

 

 

 下村文科相は代替案を検討した結果、新たに設計をやり直すと2019年9月開幕のラグビー・ワールドカップ日本大会には間に合わないとして現行案の維持を決めました。

 でも、ラグビーなんて、観客が8万人も集まるわけないので(失礼)、日産スタジアム(7万2千人収容)など別の競技場でいくらでもできるじゃないですか。

 さらに槙氏らはアーチ構造をあきらめれば1000億円程度の費用削減につながるだけでなく、工期も短縮でき、十分間に合うと主張しているのです。

 なぜアーチ構造にこだわるのか。東京五輪・パラリンピック大会組織委員会の森喜朗会長はJSCの有識者会議で現行案を支持する理由として国際オリンピック委員会(IOC)との「国際公約」を挙げています。

 しかし、、東京五輪の準備状況を視察するため先日来日したIOCのジョン・コーツ副会長は

「変更したいと思えば、すればいい。総工費が増大して負担となることは心配している」

と言っているのですから、公約なんて口実。現行案に固執する理由にはなりません。

現在もう甲状腺がんが出ている。さらに「原爆症」=放射線後障害は被曝後数十年経っても出てくるのに、将来のことまで約束できるか!

 

 

 ちゅうか、公約を言うなら、オリンピック招致の時に、安倍首相が全世界に大嘘こいた、

「福島原発事故はコントロールしている」

を実行して見せよ!

 建設資材や人件費の高騰などを受け、東京都は招致段階でIOCに提出した会場計画の見直し作業を進め、約2000億円を削減した。新たな施設の建設をとりやめ、千葉や埼玉などの既存施設を利用します。

 これこそ、開催都市の財政負担の軽減などを目的にIOCが2014年にまとめた「アジェンダ2020」の精神に沿ったものです。

高速道路をまたぐ「触角」はなくなった。背中にある日本の突起がキール・アーチ。もう、一声、それもやめればいいんだよ。


 

 

 ところが、この新国立競技場建設問題について、自民党本部であった細田派の7月9日の定例会合で、批判的な発言の自粛を求める場面があったそうです。

 細田派は安倍晋三首相や森喜朗・東京五輪・パラリンピック組織委会長、下村博文文部科学相の出身派閥です。

 この会合で、あの自民党勉強会を実質的に招集した首相側近の萩生田光一・党総裁特別補佐が、安倍首相が国際オリンピック委員会総会で

「このスタジアムでお待ちしています」

と発言したことを挙げて

「金のことだけで設計を変更するわけにはいかない」

「すでに決定したこと。今から党内で揚げ足を取ると、野党にとって『しめた』という話になる。その辺を含めて支えていただきたい」

と言ったそうです。

 金のことだけで、って、それ、国民の税金!

 国民の税金より、安倍首相のメンツや政局が大事だなんて、いったいどっちを向いて自民党は政治をしているのでしょうか。

(左上から時計回りに)1964年東京五輪会場の国立競技場、2020年東京五輪会場の新国立競技場想像図、2012年ロンドン五輪スタジアム、2008年北京五輪スタジアム。

雨が嫌なら、右下隅のロンドン式(900億円)でいいじゃない?(鳥の巣はマネするの、やめれ 笑)。



 新国立競技場建設をはじめとするオリンピック関連工事で、東日本大震災の復興も遅れます。

 それに、日本はとてつもない財政赤字なんです。ギリシャと同じ轍を踏むつもりか!

 もう決まったことなんてくつがえせばいい。

 契約を結んでも、解約金なんて2500億と比べれば微々たるもの。

 これから50年で日本の人口は5000万人減る、いや半減すると言われているのに、巨大スタジアムなんていらない。

 アーチだけでなく、巨大スタジアムの建設を阻止しよう。

 

 

あきらめるな!

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新国立競技場【緊急声明】発表のお知らせ

神宮外苑と国立競技場を未来へ手わたす会

2015年7月10日 — 「神宮外苑と国立競技場を未来へ手わたす会」では、新国立競技場につきまして、さる7月7日の有識者会議で、2520億円の現行計画が了承されたことを受け、下記の【緊急声明】を発表いたします。

【緊急声明】
神宮外苑100年の森を守るために。
2,520億円の新国立競技場を許さない。


調査によれば、市民の76%が現行のデザインに反対(ダイヤモンド・オンライン)。85パーセントが2,520億円という総工費に納得していない(Yahoo!ニュース)。

日本スポーツ振興センター(JSC)は、さる7月7日、有識者会議をひらき、新国立競技場を現行通り進めることの了承を得た。しかし、有識者会議は単なる諮問委員会であり、結果に責任を持つわけではない。
国際コンクールでザハ案を選んだ建築家の安藤忠雄氏は会議を欠席、日本音楽著作権協会長で作曲家の都倉俊一氏は「屋根がないと外国人アーティストと長期契約が結べない」といい、日本サッカー協会名誉会長の小倉純二氏は、サッカーのW杯招致のためにも「8万人常設は必要」と求め、それぞれが業界のエゴを代表しただけだった。

すでに、1年半以上前から当会は、建設費、維持費、工期、技術的困難、計画決定プロセスの疑惑、環境負荷などの問題を指摘し、見直しを求めてきた。1,000兆円の赤字を抱えるわが国で、震災被災者、原発避難者がいまだ20万人も故郷や家を失ってさまよっているこの国で、現行計画に突入すれば、亡国の事業といわざるを得ない。そして、私たちは、神宮外苑というかけがえのない緑地と景観を失う。このままでは、2020年の東京オリンピックは、多くの市民の支持を得られないだろう。

文部科学省、JSC、有識者たちは、現行計画が「国際公約」だというが、国際オリンピック委員会(IOC)は「変更できる」という。IOCのアジェンダ(行動計画)にそった持続可能な社会を世界に示すことこそが、国際公約である。1年のうち50日間しか使うことができず、年間40億円の維持費と1,000億円以上の大規模改修費が発生するホワイト・エレファント(無用の長物)の出現は、次世代のためにも避けなければならない。

36,000人の賛同者の名において、私たちは、このおろかな計画を承認しない。
都税による500億円の負担、都有地の供出、都営霞ヶ丘アパートの住民の追い出しも認めない。
有識者会議は国民を代表していない。
私たちは国民の代表機関である国会で、有識者会議の各委員を証人喚問し、国民全体の利益に関わるこの問題をどう判断したのか、論議がつくされることを望む。


2015年7月9日


神宮外苑と国立競技場を未来へ手わたす会
info@2020-tokyo.sakura.ne.jp
http://2020-tokyo.sakura.ne.jp

 

 

自民「新国立競技場」でも異論封じ 「揚げ足取ると…」

2015年7月9日19時32分 朝日新聞

 新国立競技場の総工費が2520億円に膨らんだ問題について、自民党細田派の9日の会合で、批判的な発言の自粛を求める場面があった。同派は安倍晋三首相や森喜朗・東京五輪・パラリンピック組織委会長、下村博文文部科学相の出身派閥。身内からの異論で野党の追及が強まるのを封じる狙いがある。

 出席議員らによると、9日昼に党本部であった定例会合で、首相側近の萩生田光一・党総裁特別補佐が「もう少し安くできなかったのかという思いはある」と述べたうえで、首相が国際オリンピック委員会総会で「このスタジアムでお待ちしています」と発言したことを挙げ、「金のことだけで設計を変更するわけにはいかない」と話した。また、「すでに決定したこと。今から党内で揚げ足を取ると、野党にとって『しめた』という話になる。その辺を含めて支えていただきたい」と訴えた。

 

 

毎日新聞 2015年07月09日 21時22分(最終更新 07月09日 23時28分)

下村博文文科相
下村博文文科相
 

 総工費が2520億円に膨らみ、批判が高まっている2020年東京五輪・パラリンピックの主会場となる新国立競技場の建設計画で、下村博文・文部科学相は9日、参院文教科学委員会で再考を求める意見に対して「大胆な見直しをすると間に合わない」と述べ、現行案を推し進める考えを改めて強調した。

 開閉式屋根を支える2本の弓状の構造物(キールアーチ)について、槙文彦氏ら建築家グループは建設取りやめを提言してきた。

 下村氏は代替案を検討したことを明らかにしたうえで、計画を変更した工期は「設計開始から完成までの所要期間は61カ月」と説明。完成するのが20年7月24日開幕の五輪に「ぎりぎり間に合うか」との見通しとなったため、採用を見送ったことを明らかにした。

 槙氏らは工期を確保するために19年9月開幕のラグビーのワールドカップ(W杯)を別会場とする案も提言している。そもそも19年5月の完成を目指さなければ、開閉式屋根の設置を大会後に先送りする必要もなかった。このため委員からはラグビーを別会場に移す「政治決断」を求める意見が出たが、下村氏は「私1人で決められる問題ではない」とかわした。【田原和宏】

 

 

毎日新聞 2015年07月07日 22時00分(最終更新 07月08日 00時08分)

報道陣に公開された新国立競技場の実施設計段階の模型=東京都内のホテルで2015年7月7日、竹内幹撮影
報道陣に公開された新国立競技場の実施設計段階の模型=東京都内のホテルで2015年7月7日、竹内幹撮影
 
 

 2020年東京五輪・パラリンピックの主会場となる新国立競技場(東京都新宿区)の建設で、文部科学省が管轄する建設主体の日本スポーツ振興センター(JSC)は7日、東京都内で、将来構想有識者会議を開き、総工費2520億円とした現行案の実施設計を了承した。JSCは文科省に報告したうえで、一両日中にも施工業者と契約に入り、10月着工、19年5月の完成を目指す。

 JSCの説明では、総工費は2520億円で、昨年5月の基本設計段階の1625億円より、895億円膨らんだ。だが、20年の大会後に設置を先送りした開閉式屋根や、電動式可動席から変更した1万5000席分の仮設席などの整備費は含まれていないため、総工費はさらに増える。

 また、JSCは1625億円のうち、屋根(95億円)や可動席(103億円)など260億円分を差し引いた1365億円の部分だけで2520億円に膨らんだと説明した。増額要因は開閉式屋根を支える巨大な2本の弓状の構造物(キールアーチ)による部分が最大の約765億円。構造の特殊性から施工できる業者が限られ、建設費が想定を大幅に超えた。このほか、建築資材や人件費の高騰で約350億円、消費税増税に伴って約40億円が増え、合わせて約1155億円の増額となった。

 また、建設後、50年間に必要な改修費も総工費の増大に連動して1046億円と試算され、基本設計段階の656億円から膨らんだ。一方、屋根を設置した後の年間収支も修繕費などの増加が見込まれるため、黒字幅は基本設計段階の3億3000万円から3800万円に大幅に減少した。後から屋根を設置する際の工期は約1年が見込まれ、その間は使用できないため、赤字に陥る見通しだ。

 有識者会議はJSCの河野一郎理事長の私的諮問機関。関係団体の幹部らがそろっており、実質的には最終的な意思決定機関となっている。槙文彦氏ら建築家グループは開閉式屋根などをなくしてコストを削減する代替案を提案してきたが、これで見送られることになった。JSCは見送りの判断について、設計のやり直しによる工期の遅れの懸念を挙げた。また、解約するとデザインしたザハ・ハディド氏へ出来高13億円を支払う必要があることや、損害賠償などの法的手段に訴えられる恐れがあることも付け加えた。

 JSCの河野理事長は「整備にさまざまな指摘や課題があることは厳粛に受け止めたい。今後、建設に向けて可能な限り、コストについての説明を国民に行っていきたい」と述べた。【藤野智成】

 

 

写真

 新国立競技場建設の費用負担をめぐり八日、国と東京都が事務レベル協議を始めることを決めたが、都の負担額で調整の軸となるのは、国が要請してきた約五百億円だ。大会組織委員会会長の森喜朗元首相は石原慎太郎元知事の時代から都に負担を要請してきたとするが、石原氏は本紙の取材に「(森氏と)話したことはない」と明言。納税者の目が届かないところで、何が決められてきたのか。 (北爪三記、沢田敦)

 「東京都も少し負担してくれてもいいんじゃないかという話になったのは石原さんの時代からなんです」。森氏は六月三日に都内で開かれた講演で、費用負担の経緯を語りだした。日本体育協会長を務めていた森氏は、当時の石原知事と頻繁に会っていたという。

 五輪招致に失敗した二〇一六年大会は、都が主会場を中央区晴海に建設する計画だった。国際オリンピック委員会に提出した立候補ファイルによると、建設工事費は八百九十八億円。「その時は国と都で折半ですね、という話になっていた」(森氏)

 二〇年大会の主会場は、建て直すことが決まった国立競技場を使うことになった。森氏は、当時の試算を一千億~千五百億円として「折半から『東京都は三分の一ぐらいかな』という話が、今でも何となく五百億(という話)で残っている」と話した。

 さらに、この話は石原元知事の後継・猪瀬直樹前知事と下村博文文部科学相の間でも「数回話し合われている」とも。猪瀬前知事は本紙の取材に、一三年十一月の会談で下村文科相から費用負担の要請はあったとしつつ「国立である以上、国が当然負担すべきもの。競技場本体の工事費を都は負担できない、と答えた。何の約束もしていない」と話している。

 文科省も都をあてにしていた。同省関係者によると、新競技場の基本設計で算出した総工費千六百二十五億円の財源は当初から国と都、スポーツ振興くじ「toto」の売り上げから三分の一、約五百億円ずつを充てる想定だった。同省は都が負担すべき額を周辺整備費などから五百八十億円と試算したが、これも約五百億円の負担ありきの数字だという。

 都に負担を求めるため、既に法整備にも着手している。一三年五月に新競技場の事業主体である日本スポーツ振興センター(JSC)法を改正し「地方公共団体がセンターに出資できる」と定めた。舛添要一知事の反発を受け、文科省は同法の再改正も検討したが、遠藤利明五輪相は八日、「法改正を含めてどれが一番いいのか、最終的に私と知事で判断する」と述べた。

 

 

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10 コメント

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Unknown (京葉淳一)
2015-07-10 16:22:23
ブログ主様へ
繰り返しますが2020年の東京オリンピックよりも先の平昌オリンピックについて、何故なにも書かないのでしょうか?あなた個人にとって、平昌オリンピックについては「気にするな!」と言う事なんですかね?平昌オリンピックがアテネ、北京、ソチのような末路にならないようこの場で取り上げるべきだと思うのですが、そうじゃないんですか?
返信する
これは? (まっさん)
2015-07-10 16:52:57
将来的に負の遺産を残すでしょうね~
返信する
これ何だか (H.KAWAI)
2015-07-10 19:03:46
○東京のど真ん中に宇宙からの飛来物がって感じですね。センス悪っ!
○「鳥の巣」といい勝負ですかね。
返信する
穿った見方をすれば (洲蛇亜林)
2015-07-10 19:43:42
今からでも遅くはないでしょうね。

ここで安倍総理が「政治決断」して見直しということになるとヤンヤの喝采を浴びること間違いなしです。
というか、政局的に非常に穿った見方をするならば人気回復のためにそれを計画していたとか。
つまり、今回の決定もそのための「出来レース」と見えないこともありません。
返信する
Unknown (自由を愛子)
2015-07-10 19:51:23
建築エコノミスト・森山孝至氏という方によると、ザハ氏はデザインの監修に責任を負うという契約なので、べつに設計変更はかまわないらしい。( すいません。メチャ荒いまとめ方 w )
原案にこだわり口をはさんでくる森元首相と、まわりの取り巻き ( これまたザックリと w )に責任がある、と。
森さんていうのは、アタマも人柄も悪そうなのに、なんで今でもこんなに権力を保っているのかしら?

ちなみにわたしの地元の議員は下村博文で、チャリで走り回ると、あの三黒なヤロー様のポスターがあちこちに貼ってあるので、不愉快極まれり。( 三黒=顔色、腹、鼻の穴 )

ray 様、いっぱいリツイートされてよかったですね。このブログが有名になるのはうれしい。もっと世の中に対して、影響を及ぼすようになってほしい。わたしも微力ながら、投稿などで宣伝してます。
返信する
Unknown (二児の母)
2015-07-11 08:54:11
その通りだと思います。反対の意思を貫くことが大切ですね。もし可能ならどこでデモが開かれるとかも記載してほしいです。近ければ参加したいので。
返信する
まず署名から始めよう! (raymiyatake )
2015-07-11 10:58:23
新国立競技場【緊急声明】発表のお知らせ
https://www.change.org/p/1370667/u/11355191?utm_source=petition_update&utm_medium=facebook&utm_campaign=fb_comment&fb_action_ids=888877124522472&fb_action_types=og.comments


神宮外苑と国立競技場を未来へ手わたす会

2015年7月10日 — 「神宮外苑と国立競技場を未来へ手わたす会」では、新国立競技場につきまして、さる7月7日の有識者会議で、2520億円の現行計画が了承されたことを受け、下記の【緊急声明】を発表いたします。

【緊急声明】
神宮外苑100年の森を守るために。
2,520億円の新国立競技場を許さない。


調査によれば、市民の76%が現行のデザインに反対(ダイヤモンド・オンライン)。85パーセントが2,520億円という総工費に納得していない(Yahoo!ニュース)。

日本スポーツ振興センター(JSC)は、さる7月7日、有識者会議をひらき、新国立競技場を現行通り進めることの了承を得た。しかし、有識者会議は単なる諮問委員会であり、結果に責任を持つわけではない。
国際コンクールでザハ案を選んだ建築家の安藤忠雄氏は会議を欠席、日本音楽著作権協会長で作曲家の都倉俊一氏は「屋根がないと外国人アーティストと長期契約が結べない」といい、日本サッカー協会名誉会長の小倉純二氏は、サッカーのW杯招致のためにも「8万人常設は必要」と求め、それぞれが業界のエゴを代表しただけだった。

すでに、1年半以上前から当会は、建設費、維持費、工期、技術的困難、計画決定プロセスの疑惑、環境負荷などの問題を指摘し、見直しを求めてきた。1,000兆円の赤字を抱えるわが国で、震災被災者、原発避難者がいまだ20万人も故郷や家を失ってさまよっているこの国で、現行計画に突入すれば、亡国の事業といわざるを得ない。そして、私たちは、神宮外苑というかけがえのない緑地と景観を失う。このままでは、2020年の東京オリンピックは、多くの市民の支持を得られないだろう。

文部科学省、JSC、有識者たちは、現行計画が「国際公約」だというが、国際オリンピック委員会(IOC)は「変更できる」という。IOCのアジェンダ(行動計画)にそった持続可能な社会を世界に示すことこそが、国際公約である。1年のうち50日間しか使うことができず、年間40億円の維持費と1,000億円以上の大規模改修費が発生するホワイト・エレファント(無用の長物)の出現は、次世代のためにも避けなければならない。

36,000人の賛同者の名において、私たちは、このおろかな計画を承認しない。
都税による500億円の負担、都有地の供出、都営霞ヶ丘アパートの住民の追い出しも認めない。
有識者会議は国民を代表していない。
私たちは国民の代表機関である国会で、有識者会議の各委員を証人喚問し、国民全体の利益に関わるこの問題をどう判断したのか、論議がつくされることを望む。


2015年7月9日


神宮外苑と国立競技場を未来へ手わたす会
info@2020-tokyo.sakura.ne.jp
http://2020-tokyo.sakura.ne.jp



 なお、チェンジオルグの当会キャンペーンでは「巨額の建設費をかけない、いまある国立競技場を直して使おう」を謳ってまいりましたが、私たちが改修を望んだ国立競技場は解体されてしまいました。しかし、「神宮外苑を未来へ手わたす」という目標はこれからも掲げ続けてまいります。
 皆様の変わらぬご賛同、ご支援を何卒よろしくお願い致します。
返信する
Unknown (JJJ)
2015-07-11 12:37:32
大阪五輪やってれば、新国立はなかったでしょう。名古屋五輪でもいいけど。福岡五輪でもいいでしょう。

東京のみを優遇し、その結果でしかないです。五輪招致でも東京五輪の場合は国が出てきますから(民主党政権も自民党政権も)。
返信する
真の愛国者は、まず己が国のことを憂える (洲蛇亜林)
2015-07-11 21:22:43
似非愛国者は特定の外国への憎悪や反感を煽り立てますが、そのことによって自分が住んでいる国の解決されるべき諸問題から目を逸らさせようとしているのではないかとの疑念が湧きます。
その実例は、亜細亜大陸のかの大国において「愛国無罪」を標榜して狼藉を働いた一群の人たちですが、彼らが人民の立場立場に立って権力批判をすることなどあり得ず、狼藉の対象はいつも外国にむけられています。
わが国においても、政権批判どころか政権批判しただけで「反日」「偏向」と罵倒したり外国への憎悪を煽り立てている人たちがいますが、正にかの地で「愛国無罪」を叫んでいる人たちと好一対です。

真に自分が住んでいる国のことを愛するならば、まず自分の国のおかしな点や改善すべき点は何かを真剣に考えるのが自然だと思います。
返信する
今になって (リベラ・メ)
2015-07-12 19:13:11
今頃になってやっと批判ですか…。クロ現でもコンペの様子を映し出していましたが、反対や懸念を表明した人は、あまり居ませんでした。居てもイマイチだった…気がする…。安藤忠雄氏がいち押ししていた映像は、頭に残ってる。
返信する

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