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以前、さまざまなライブや映画などの予定がわかる雑誌で「ぴあ」という有名なものがありまして。今は休刊?廃刊?になっちゃいましたよね。
その各ページの欄外に、「はみだしぴあ」(はみだしYOUとP・IA)と言って、面白いことを投稿するコーナーがあったんです。
ラジオのDJ番組での、読者からの投稿みたいなもんですね。
わたくし、このはみだしぴあの大ファンで、チケット情報よりもこちらを最初から最後まで読むくらい好きだったんですが、その中で今でも覚えているのが、こちら。
「うちのおじいちゃんが、テレビを見ながら、『この野郎、いつまでたってもうなるばっかりで、ちっとも歌い出しやがらねえんだよな』と文句を言っていた。
テレビを見たら、田原俊彦が熱唱していた」
というものなんですが(笑)。
トシちゃんネタですからもう30年以上前の投稿なんですが、今、安倍首相のことを考えていたら思い出してまた笑っちゃいました。
民主党議員からの「まだ日本国憲法は押しつけ憲法だと思っているのか」という追及に対して、民主党は憲法改正に対して思考停止だ、何も議論をしようとさえしない、成果も出ていないとこき下ろした挙句に、憲法改正について
「はつらつと議論すべきだ」
と言い切った安倍首相。
ところが、どこをどう改正するのかを問われると、
ちっとも話し出しやがらねえ。
ある時は、憲法9条の改正については自民党改正草案に書いてあると言いながら、憲法改正は自民党草案にこだわらないというし。
「個々の条文については解説するのは適当ではない」
と言って逃げたり、
「具体的な改正の内容は、国会や国民的な議論と理解の深まりの中でおのずと定まってくる」
と国民に丸投げしたり、
「どの条文で3分の2を形成できるか、憲法審査会において議論を重ねていく」
と憲法審査会に振ったり。
なにがはつらつとした議論だ。じぶんがはっきりしろ!
それもこれも、たとえば本丸の緊急事態条項を真正面から掲げると、ナチスの全権委任法と同じだと猛烈に批判をされるに決まっているから、今は隠し玉にしているわけですよね。具体的に言わなければ批判されることもないというわけです。
どうも、このまま、どこをどう変えるか言わないまま参院選に突入し、3分の2以上の議席を取った後、我が党は改憲を公約にして勝ったのだから、改憲に突き進むと言い出しそうです。
もっとも、安倍首相は、参議院選挙で憲法改正を掲げるのか問われたのに対し、
「国民から私たちの憲法に関する考え方に理解をいただく。ただ、国政選挙においては、憲法だけで1票を入れるわけではなく、経済政策やあらゆる政策の中で、わが党に支持をいただくということになる」
と述べていますから、改憲を公約の中に紛れ込ませて、選挙だけ勝っちゃうと露骨なことを言っています。
国民がこんなやり口にごまかされないで、アベ政治全体にNO!を突き付けてくれるといいのですが。
全くハツラツとしていない。
そんなん前からだって言われるかもしれませんが、今国会の安倍首相の答弁はひどすぎます。
どんどん崩壊というか、融解していっている感じ。
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「はつらつと議論するべき」 安倍首相が「改憲」の議論に意欲
3日に国会で憲法9条を改正する必要性に触れた安倍総理大臣。4日は改憲に向けた国民的な議論を活性化させたいと意欲を露わにしました。
「総理は、今でもこの憲法に関してGHQが押しつけたものであって、日本人にとって心理に大きな、精神に悪い影響を及ぼしているんだろう。こう今でも思っていらっしゃいますか?」(民主党 大串博志 衆院議員)
「私たち自身の憲法なんだから、私たち自身がですね、しっかりと考えてみようじゃないか、という精神を失ってはならない。これ指一本触れてはならないと考えることによって思考停止になる。そういう影響が皆さんの中にあるのであれば、それこそまさに悪い影響ではないかと」(安倍首相)
「私は時代の変化に応じて、憲法をみんなで議論するということ自体、あっていいことだと申し上げました」(民主党 大串博志 衆院議員)
「そうではないと言うんだったら、民主党が立党されてずいぶんたつんですから、何か議論してですね、何か成果でました?何もでてないんですよ」(安倍首相)
安倍総理はこのように民主党を批判しながら、憲法改正について、「はつらつと議論すべきだ」などと、強調しました。
また、民主党の階議員は、自民党の憲法改正草案の中に「国は国民と協力して領土などを保全しなければならない」という趣旨の記述があることについて、「徴兵制にもつながり得るのではないか」と追及しました。安倍総理は、「徴兵制は現行憲法に違反すると申し上げているし、我々の草案についてもそうだ」と否定しています。(TBS 2016年2月4日15:55)
2016.2.5 20:07 産経新聞
安倍首相「改憲項目は自民党草案で」 「3分の2以上」にならないなら他党とも柔軟対応
衆院予算委員会で質問に答える安倍晋三首相=5日午前、国会・衆院第1委員室(斎藤良雄撮影)
安倍晋三首相は5日の衆院予算委員会で、憲法改正の項目として、9条改正を含む自民党の憲法改正草案を夏の参院選で示す考えを明らかにした。「どこから変えていくかは、わが党の案で示したい。どれに優劣を付けるかは差し控える」と述べた。
首相は草案で9条に自衛権と「国防軍」の保持を明記している点について「自民党の総裁として同じ考え方だ」と述べた。一方、改憲の発議に必要な「衆参3分の2以上」の勢力確保は「簡単なことではない」と強調。「どんなに主張しても、私たちが持つ議席以上に広がらないなら、政治の現実としてはあきらめなければならない。どの条文で3分の2を形成できるか、憲法審査会において議論を重ねていく」と述べ、改憲に前向きな勢力と柔軟に協議する姿勢を示した。
首相はまた、正規・非正規間の賃金や待遇格差を是正する「同一労働同一賃金」について、「非正規雇用労働者の待遇改善は極めて重要であり、働き方改革の大きな課題だ。均等待遇も含めて踏み込んで検討する。必要であれば、法律を作ることは当然だ」と述べ、法制化を検討する考えを明らかにした。
首相 自民党の憲法改正草案にこだわらず
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これに対し、安倍総理大臣は「わが党としては、憲法9条第2項を変えるべきだと判断した。実力組織の自衛隊の存在をしっかりと明記すべきでないかと考え、憲法改正草案として出している。自民党の総裁である以上、当然、同じ考え方だ」と述べました。そして、「われわれが『これだ』と言っても、議席以上に広がらなければ、一歩も進んでいかない。わが党の改正案とおりにいくということでもないのだろう。
また、安倍総理大臣は、参議院選挙で憲法改正を掲げるのか問われたのに対し、「国民から私たちの憲法に関する考え方に理解をいただく。ただ、国政選挙においては、憲法だけで1票を入れるわけではなく、経済政策やあらゆる政策の中で、わが党に支持をいただくということになる」と述べました。
一方、麻生副総理兼財務大臣は、消費税の軽減税率の導入に伴う国民1人当たりの平均的な負担軽減額について、1兆円の減収分を前提に計算した場合、「1年当たり8000円程度、1日当たり22円程度になる」と述べました。
9条改憲 首相「自民草案同じ考え」 自衛権、国防軍保持に意欲
2016年2月6日 東京新聞朝刊
安倍晋三首相は五日の衆院予算委員会で、自民党改憲草案が憲法九条に自衛権や国防軍の保持を明記していることについて「当然、党総裁として同じ考えだ」と述べ、九条改憲に重ねて意欲を示した。改憲の具体的な手順については、改憲発議に必要な衆参両院の三分の二以上の賛同を得られる条項から見直しを進める考えを明らかにした。
首相は自民党の改憲草案九条について「党全体の議論で、実力組織である自衛隊の存在をしっかり明記すべきだと考えた」と説明した。改革結集の会の重徳和彦氏が九条改憲に関する首相の見解をただした。
改憲手順をめぐっては、首相は「どの条項(の改憲)を行いたいと言及することは差し控えた方がいい」と明言を避けた。見直す条項は衆参両院の憲法審査会で各党が議論していくべきだとの考えを示した。
その上で、改憲が「自民党草案通りにいくということでもない」と指摘。「他の条文なら賛成するという人たちが出てきて(発議ができる)三分の二になるのが現実だ」と述べ、他党との議論を柔軟に進める姿勢を強調した。
甘利明前経済再生担当相の金銭授受問題を受け、閣僚や副大臣らが企業・団体献金を受け取ることを自粛する大臣規範の改正については「必要ない」と述べた。「許してならないのは、お金をもらって政策や政治をねじ曲げようとする行為だ。企業・団体が政党に献金を行うこと自体が不適切とは考えていない」と強調した。民主党の長妻昭代表代行の質問に答えた。 (古田哲也)
◆公明は慎重
公明党の井上義久幹事長は五日の記者会見で、戦力の不保持を定めた憲法九条二項について「変えなければ、自衛隊の存在の根拠が揺らぐということはない」と述べ、見直しに慎重な姿勢を示した。
井上氏は九条改憲に関し「公明党は加憲だ。一項、二項は堅持した上で、自衛隊の存在や国際貢献を明記することも検討していいのではないか」と述べ、今後党内で議論を深める考えを示した。加憲については「現行憲法を基本にしながら、時代の変化に伴い新しい価値観や情報を加えていく考え方だ」と説明した。
<自民党憲法改正草案> 野党時代の2012年4月にまとめた。戦争放棄を掲げた現行の9条1項はほぼ踏襲。戦力の不保持を定めた現行2項を「前項の規定は、自衛権の発動を妨げるものではない」と改めた。国防軍の保持を明記した条文も追加した。
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本当に安倍首相の答弁はひどすぎますね。
質問に正面から答えない、はぐらかす、全然別のことを話しはじめる、そして野党を挑発する・・・
僕も聞いていて、本当に嫌になります。
野党の議員はストレスたまるでしょうね。
国民には、改憲を公約にして選挙に勝ったのだから改憲するのは仕方ないという雰囲気を持たせるのでしょうね。
本当は具体的な条項についての是非を検討しなければならないはずです。
改憲一般は否定されませんが、自民党の改憲案のような内容ではアウトです。
警戒しなければならないのは、いかにももっともらしい改正条項とセットにして自民党案の一部を出して来ることで、これに惑わされてしまうことです。
改憲一般が是か非かという論議に巻き込まれずに、来る国政選挙においては自民党政治にStopということで結集しないと駄目です。
共産党がいくら躍進しようとも、自民党が勝ってしまえばもう「暴走列車」を止めることは出来ないと思います。
共産党が100議席くらい取ったとしても叩き潰されます。
一回で書き切れないので、3回ぐらいに分けて出そうか。
最後のには、
「あなたの選挙区の野党共闘候補は、〇〇さんです。どうぞ、〇〇さんに清き一票を!!」
と書いて送りたい。
しかし・・・。
この期に及んで、なお共闘ができない。
別に共産党候補を推しても良いのだが、共産単独だと難しい気がする。
私個人としては、共産候補に投票することも結構ある。
「誰もいない時は、共産党」
「白票投ずるぐらいなら、共産党」
「現政権への批判票は、共産党」
というスタンス。
でも、共産党への偏見の強い国民性では支持されないだろう。
馬鹿アホ間抜けスカタンの、勘違い民主党よ!!
いい加減にしろ!
早よ決めんかい!
一説によると、4月解散・・・。
ときに、本日JOAKでは「事実上の弾道ミサイル」を連発していましたが、ロケットと呼んではいけない事情ができましたのでしょうか。ニュース内で流れた(海外の反応として引用された)BBCニュースの画面でキャスターは確かロケットと発音していたような。「何らかの物体を軌道上に乗せた可能性もあります。」とも武田さんはおっしゃっていましたが、そういうのをこれまで人工衛星と言っていたのではないかしら。日本語の移り変わりは本当に早うございます。
第20条(信教の自由)
1 信教の自由は、保障する。国は、いかなる宗教団体に対しても、特権を与えてはならない。
2 何人も、宗教上の行為、祝典、儀式又は行事に参加することを強制されない。
3 国及び地方自治体その他の公共団体は、特定の宗教のための教育その他の宗教的活動をしてはならない。ただし、社会的儀礼又は習俗的行為の範囲を超えないものについては、この限りでない。
1項から政治上の権力を行使してはならないが削除されました。
3項に社会的儀礼や習俗的行為は良いと付け加えられました。
これにより、首相の靖国神社参拝から、各地方自治体の長の玉ぐし料奉納など、これまで政教分離原則違反で違憲という判決が出たことのある公的機関の行為が、やややりやすくなる気がします。
ただし、信教の自由自体に変わりはないので、リベラ・メ(本物の)さんの信仰に直接影響があることはないかと思います。
「社会的儀礼又は習俗的行為の範囲を超えないもの」を神社と見做せば、第3項前段で禁じられた全てのことを行えることになります。
詰まり、戦前と同じく神社は宗教では無い、と云うことにすれば良い訳です。 しかも、現憲法上の判例等は、改悪憲法では継承され得ない、となれば、大日本帝国憲法下で神社以外の諸宗教に加えられた迫害が再現されるのではないでしょうか。
これは、現に、今でも、様々な社会的団体で、復活・強化されているのが現実で、例えば、自治会会費を費消して神社の改修等も実施されています。
憲法改悪後には、こうした事例が各行政庁や公の場で見られ、信教の自由が広範に侵害される、と私は、思いますが。。。
自分で作り、自分で破る。
何か屁理屈付けて、国家神道を強制し、それ以外の宗教を弾圧するかもしれない。
その場合、創価と神道をどうやって共存させるのだろうか。
緊急事態条項が成立の暁には、創価なんてポイ?!
日本の場合には、それは、個人では無くて制度としての絶対主義的天皇制であり、その背景は、神社でした。(この点では、丸山政治学は正当と思っています。)
神社神道は、他の思想、宗教に勝る絶対的価値を持つ、とされて、他の宗教は排斥され、神社神道に反しない教えで無ければ如何なる宗教も、その存在は許されませんでした。
この国で生まれれば、国家の意思により、神社神道は、人のあらゆる生活に纏わりつき、天皇陛下を現人神と奉り神社を遥拝する生活が終生継続したのです。
この国のそうした生活は、戦後になっても人の脳髄に沁み込んでいて、例えば、私の小学校の卒業旅行は、戦前と同様に伊勢神宮参拝を中心として伊勢参りでしたし、中学校の卒業旅行も、皇居遥拝を中心とした首都東京へのものでした。
後年になって、学校の卒業旅行ならば、もっとそれらしい処に行きたかった、と悔いたものです。
でも、きっと、神社関係者には、痛恨の思いがあり、戦前の栄華の復活を夢見ていることでしょう。
そもそも安倍政権のみでは無くて、自民党・保守には、戦前の国家主義の支柱を復活強化し、国民を統制したい、との強い欲望があるのでしょう。
自民党の憲法改悪案の条文の襞、一字一句には、戦前回帰が詰まっています。 これは、大日本帝国憲法を、現代文で書き直しているようなものと思えば間違いは無いでしょう。
憲法改悪後の創価学会は、神社神道の取扱が難しいでしょうね。 仏教一般も、全ての他宗教もそうでしょうが、宗教を超越した日本古来の習俗・伝統として、神社神道を崇めて、その後に自身の宗教を崇める、と云う順序に馴れなければならないでしょう。
ま~、生まれ落ちたその時から、そうした生活が始まれば、誰も異議を差し挟むことは無くなるでしょうがね。 途中で、異議を差し挟む者は、排除されるでしょうし。。。
戦前、キリスト教をはじめ、2つの神を拝むことはできないという真面目な宗教者は神社で拝むなど神道を拒否したことで広く弾圧されました。とはいえ、憲法で一応信教の自由を制限付きながら謳っており、かつ明治初めに開国しながらもクリスチャンを弾圧虐殺して欧米列強から厳しい非難を受け不平等条約撤廃への不利やら軍事介入やらの恐怖の記憶がある政府としては神道以外の真面目な宗教そのものを潰すことも不都合でした。そこで政府は「神道は宗教じゃない。皇国臣民としての当然の慣習。グチャグチャ言う奴は非国民」という屁理屈を捻り出しました。
これに対して、戦前のキリスト教指導者は(教団ごと潰されることは避けねばなるまいと)”クリスチャンの神道行事の参加は「踏み絵」を踏んだことにならない。皇国臣民の道を邁進するの正しい皇国のキリスト者である”と信者に説き、野合・転向しました。これで晴れてキリスト教徒は皇国臣民として国家神道に参加するようになりました。
しかし、このことは日本のキリスト教界にとっては暗部・恥部で、ここで転んで節を曲げ戦争協力したことは黒歴史であり、戦後懺悔反省するに至ります。
少なくとも2つの信仰上の誤りがありますからね。
(1)キリスト教以外の神を屁理屈で認め拝んだ。
(2)キリスト教は国家の上のレベルの世界であり、信者は国に縛られてはいけない建前。日本国籍のキリスト者はいるが、日本キリスト者であってはならない。
で、邪な侵略戦争に協力したという3つ目の罪が乗っかるわけです。
建前から言えば、拒否して「聖人」になるしかないわけで。
もっとも、今ではそんなことは揮発してしまい、偏差値60超の外国由来ミッション系大学で、結構な数の学生が「日本の総理が靖国神社に参拝して何が悪いのだ!」とクリスチャンの先生に詰め寄ったりしているわけで。「(靖国)神社参拝」(拒否)のために先輩と学校が多数弾圧されて悔しく惨めな目に遭っているのに。善良な皇国臣民からもひどいいじめを受けたんだぞ。ヲイヲイ、お前らこの場で退学して蝗学館とか入って祝詞上げてろよ!!偏差値で来んなつうかテンプラ過ぎんだろ。
と唯物論者でも激怒しちゃいますよ。