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なんか思わず笑ってしまいました。
日本の弁護士は3万人弱で多すぎると騒動になっているのですが、アメリカは100万人はいるという話ですから、弁護士のあざとさもスケールが違いますね。
有名なジョークで、交通事故を起こしたら救急車より先に弁護士が来てネームカードを置いていったとかいうのもあり、まあ、社会から白い眼で見られている度合いもはんぱじゃないです。
私もかつて湾岸戦争訴訟や即位の礼・大嘗祭訴訟や原爆症訴訟で原告集めに奔走したことがあるのですが、アメリカの弁護士と方向性が180度違うのでいっそ愉快な感じです。
人生いろいろ、弁護士もいろいろだ。わっはっは。
写真はジョン・トラボルタ主演「シビル・アクション」。
実際に行なわれた民事訴訟を題材に取り上げ映画化された、ジョン・トラボルタ主演で贈る法廷サスペンス。アメリカ北東部の田舎町で白血病が多発。たった一件の民事事件が、金のために動く弁護士を正義のための戦いへと駆り立てた…。
アメリカにだって損得抜きで闘う弁護士がいるのです。
日本だと着手金10%、成功報酬10%という感じなんですが、アメリカでは報酬の割合が50%を越すこともあるかわり、着手金なし調査費用は弁護士持ちということが多く、そうするとトラボルタ弁護士のように・・・
米でトヨタ相手に訴訟相次ぐ、弁護士は原告集めに奔走 ニューヨーク(CNNMoney)2月10日
トヨタ自動車の相次ぐリコール発表と不具合の発覚を受け、米国で同社を相手取った訴訟が相次いでいる。対象車が拡大し、弁護士が原告集めに奔走する中、訴訟絡みの損失は、リコール関連費用の20億ドル(約1800億円)を上回るとの観測もある。
調査会社ギミ・クレジットのアナリストによると、トヨタを相手取った訴訟はこれまでに、アクセルペダル関連のものだけでも30件を超え、訴訟を準備中の人も数多いという。「弁護士たちは競ってそうした人たちをかき集めようとしており、同社はミスを認めている。金額を予想するのは難しいが、数十億ドル規模になる可能性もないとはいえない」とクレイグ・ハトソン氏は言う。
米格付け会社のムーディーズも9日、訴訟リスクを理由にトヨタの格付けを引き下げる可能性があると発表した。
同日リコールが発表されたプリウスなどハイブリッド車のブレーキ不具合をめぐっては、少なくとも1件の集団代表訴訟が起こされている。さらに、カローラのパワーステアリングにも不具合の情報が流れ、トヨタを相手取った訴訟はさらに増える様相だ。
カンザスシティーで弁護士を営むギャリー・ロブ氏は「(リコールの)ニュースが流れると、非常に多くの人から電話が殺到した。これまではドライバーの過失が原因とされていた事故も、アクセルペダルの不具合のせいにされる公算が極めて大きい」と指摘する。
同氏はさらに、リコール対象車を売りに出す場合の価格低下で生じた損失を取り戻すため、集団代表訴訟も検討しているといい、こうした損失の額は総額60―80億ドルになるとの試算を明らかにした。実際、中古車の価格情報サービスを手掛けるケリー・ブルー・ブックは、リコール対象車の予想価格を2.5―3.5%引き下げた。1台あたりの値段は250―800ドル下がる計算になる。
トヨタはリコールに起因する訴訟についてコメントを避けている。
日本の弁護士は3万人弱で多すぎると騒動になっているのですが、アメリカは100万人はいるという話ですから、弁護士のあざとさもスケールが違いますね。
有名なジョークで、交通事故を起こしたら救急車より先に弁護士が来てネームカードを置いていったとかいうのもあり、まあ、社会から白い眼で見られている度合いもはんぱじゃないです。
私もかつて湾岸戦争訴訟や即位の礼・大嘗祭訴訟や原爆症訴訟で原告集めに奔走したことがあるのですが、アメリカの弁護士と方向性が180度違うのでいっそ愉快な感じです。
人生いろいろ、弁護士もいろいろだ。わっはっは。
写真はジョン・トラボルタ主演「シビル・アクション」。
実際に行なわれた民事訴訟を題材に取り上げ映画化された、ジョン・トラボルタ主演で贈る法廷サスペンス。アメリカ北東部の田舎町で白血病が多発。たった一件の民事事件が、金のために動く弁護士を正義のための戦いへと駆り立てた…。
アメリカにだって損得抜きで闘う弁護士がいるのです。
日本だと着手金10%、成功報酬10%という感じなんですが、アメリカでは報酬の割合が50%を越すこともあるかわり、着手金なし調査費用は弁護士持ちということが多く、そうするとトラボルタ弁護士のように・・・
米でトヨタ相手に訴訟相次ぐ、弁護士は原告集めに奔走 ニューヨーク(CNNMoney)2月10日
トヨタ自動車の相次ぐリコール発表と不具合の発覚を受け、米国で同社を相手取った訴訟が相次いでいる。対象車が拡大し、弁護士が原告集めに奔走する中、訴訟絡みの損失は、リコール関連費用の20億ドル(約1800億円)を上回るとの観測もある。
調査会社ギミ・クレジットのアナリストによると、トヨタを相手取った訴訟はこれまでに、アクセルペダル関連のものだけでも30件を超え、訴訟を準備中の人も数多いという。「弁護士たちは競ってそうした人たちをかき集めようとしており、同社はミスを認めている。金額を予想するのは難しいが、数十億ドル規模になる可能性もないとはいえない」とクレイグ・ハトソン氏は言う。
米格付け会社のムーディーズも9日、訴訟リスクを理由にトヨタの格付けを引き下げる可能性があると発表した。
同日リコールが発表されたプリウスなどハイブリッド車のブレーキ不具合をめぐっては、少なくとも1件の集団代表訴訟が起こされている。さらに、カローラのパワーステアリングにも不具合の情報が流れ、トヨタを相手取った訴訟はさらに増える様相だ。
カンザスシティーで弁護士を営むギャリー・ロブ氏は「(リコールの)ニュースが流れると、非常に多くの人から電話が殺到した。これまではドライバーの過失が原因とされていた事故も、アクセルペダルの不具合のせいにされる公算が極めて大きい」と指摘する。
同氏はさらに、リコール対象車を売りに出す場合の価格低下で生じた損失を取り戻すため、集団代表訴訟も検討しているといい、こうした損失の額は総額60―80億ドルになるとの試算を明らかにした。実際、中古車の価格情報サービスを手掛けるケリー・ブルー・ブックは、リコール対象車の予想価格を2.5―3.5%引き下げた。1台あたりの値段は250―800ドル下がる計算になる。
トヨタはリコールに起因する訴訟についてコメントを避けている。