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弁護士・元ロースクール教授宮武嶺の社会派リベラルブログです。

『妻アンジェリーナの病気について、ブラッド・ピット語る』から愛の再生について

2015年06月25日 | 感動と人生

 

 

『妻アンジェリーナの病気についてブラッド・ピット語る』


俺の妻は病気になった。

仕事での問題、私生活
子供達との問題や失敗などに
絶えず神経質になっていた。

13.6キロも痩せ
35歳だというのに体重は40キロ程に。

凄く痩せ、絶えず泣いていた。

幸せな女性とはいえなかった。

絶え間ない頭痛、胸の痛み
ぎゅう詰めで神経過敏な背中と
肋骨に苦しんでいた。

ゆっくり眠ることも出来ず
朝になってやっと眠りに着き
日中は直ぐに疲れてしまった。

僕達の関係も崩壊寸前だった。






 
 
彼女の美しさは彼女を置いて
どこかに行ってしまったようで
目の下にはクマができ
頭をこづいたりし
彼女は自分のことを大切にしなくなった。
 
 
映画の撮影、全ての役を
断るようになった。

僕は希望を失い
すぐに別れることになるだろうと思った。





 
 
しかし、そのとき
僕は何とかすると決意した。

だって、世界で一番美しい女性を僕は得たんだ。
 
 
彼女は世界の半分以上の
男性と女性のアイドルで
そして彼女の横で眠りに着いたり
彼女の肩を抱き寄せたり出来ることが
許されているのは僕なんだと。




 
 
僕は花やキスや褒め言葉を送りはじめた。

ことあるごとに彼女を驚かせ喜ばせた。

僕は彼女に多くのギフトを送り
彼女のためだけに生きた。

人前では彼女のことだけを話した。

全ての主題を彼女のほうに向けた。

彼女の友達の前では
彼女のことを褒めた。
 
 
信じられないかもしれないけど
彼女は輝き始め
以前よりも更に良くなった。

体重も増え
神経質になることも無くなり
以前よりも増して
僕のことを愛するようなった。
 
 
彼女がこんなに愛せるとは僕は知らなかった。
 
 
そして僕は一つ理解した。
 
 
「女は愛する男の姿鏡なのだと」
 
 
 
ブラッド・ピット
 









少し調べてみたのですが、米国の大スター、アンジェリーナ・ジョリーさん(40)がなんの病気かはよくわかりませんでした。

アンジーはがんになりやすい遺伝子の変異があり、2013年には乳がん予防の目的で両乳房の切除手術を受けています。

また、2015年3月24日には卵巣がんの予防のため、すべての卵巣と卵管の摘出手術を受けたことを明らかにしています。

ですから、ホルモンバランスになんらかの問題が生じて精神的にも肉体的にも追い込まれた状況になったのかなぁと素人なりに想像はしますが、病気が何か自体にはあまり興味がないのです。

この夫の独白は妻の回復以上に、夫本人の再生の物語だと思います。

そのポイントは、

妻が絶世の美女で世界の半分を魅了するスーパースターだから夫もやる気が出た!

(笑)ということだと、我々にはまるで縁遠くて応用が効かない話になってしまいます。

普遍的なのは彼の回想の

彼女は世界の半分以上の
男性と女性のアイドルで
そして彼女の横で眠りに着いたり
彼女の肩を抱き寄せたり出来ることが
許されているのは僕なんだと。


の、むしろ後半にあるのだろう、と感じました。







一言で言えば、感謝。

彼女への感謝。彼女と出会わせてくれた何ものかへの感謝。



それがあってこそ、彼の彼女に対するすべてを捧げる「サレンダー」のパワーがあるのだと思います。

サレンダー=献身とは文字通り何ものも惜しまず、見返りを求めず、ただ愛すること。

give and give

その結果が、

彼女がこんなに愛せるとは僕は知らなかった。

という奇跡。

ここ、泣かせるよなあ!





追伸

この後記事をご紹介しますが、2人は紹介されたセラピストのセラピーに真摯に取り組んだのが良かったみたいですね!

アメリカのセレブリティーはもちろんセラピー好きでしょうけれども、大スターだというところを下りて、手放して、友人に助けを求めたところが良かったんですよね。

ごっつい金持ってるから凄いセラピストも雇えるんだろ!てなツッコミはやめていただきたいw

ポイントはオープンにしたこと。


 



追追伸

これは今回の記事とは無関係な蛇足ですが、アンジーは女優引退宣言をして映画監督に専念することになりました。

2014年12月に全米公開された「アンブロークン」は1936年のべルリンオリンピックにも出場したランナーか太平洋戦争中に日本軍に撃墜され、捕虜となるも生還するという実話に基づく映画でした。

テーマはアンブロークン=不屈。

ところが、日本軍による過酷な捕虜虐待シーンなどが「反日」的だと保守的な人々から叩かれ、日本では今年公開中止に!

日本は中国と同じ全体主義国家なのか!

そっちがむしろ恥!

ということがありました。

主人公が1998年の長野五輪で来日し、聖火ランナーを務めるという感動シーンもあったというのに!

感謝、愛、献身。

大事ですね。

 

 

ジョニー・デップと違い、プラピの映画はハズレがない!

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ブラッド・ピット&アンジェリーナ・ジョリー、セラピーで夫婦関係がより強固に!


俳優のブラッド・ピットとアンジェリーナ・ジョリー夫妻にとって、セラピーは「人生を変えるような」経験だったようだ。
すでに6児を育てている夫妻は昨年、交際から9年で結婚した。2人の関係は必ずしも順風満帆だったわけではなく、アンジーは遺伝的に複数のがんにかかりやすい体質であることが分かったため、両乳房の切除手術を受けたほか、子宮と卵管の摘出手術も受けた。
それでもブラッドとアンジーは今後の夫婦関係をこれまで以上に強く保つためにも、専門家の助けを得ることにしたようだ。  
「2人が同意したことで大きなことの1つは、今起きていることから子どもたちをできるだけ守ることだった。すべての努力を子どもたちに注いでいたため、お互いへのエネルギーがあまり残っていなかったんだ」とある事情通は米版『OK!』誌で説明した。
「アンジーの友だちがすばらしいセラピストを紹介し、2人は彼女にすべてを話している。今では欠かせない存在となっていて、人生が変わるような経験になっているんだ!」。
ブラッドとアンジーは、彼女の健康問題に正面から向き合っているという。セラピーを希望や不安を語る最高の場だと考え、そのおかげでお互いを今までより近くに感じているようだ。  
セラピーは夫婦関係に良い影響を与えるばかりでなく、マドックス君、パックス君、ザハラちゃん、シャイロちゃん、ノックス君、ヴィヴィアンちゃんたちの助けにもなっているようだ。子どもたちは昨年、両親の結婚の立役者となっただけに、その幸せな顔が見たいと思っても意外なことではない。  
「アンジーはブラッドにまた恋をしたみたいな気分だと言っていた」と別の事情通も語っている。「家族が劇的に変わった。今後もずっと続けていくつもりなんだ」。
ブラッドとアンジーはフランスに所有する邸宅で結婚式を挙げた。アンジーは子どもたちが描いた絵をあしらったベールで式にのぞんだ。




アンジェリーナ・ジョリーさん 難民支援訴える

6月21日 6時57分 NHK

アンジェリーナ・ジョリーさん 難民支援訴える
国連が定める「世界難民の日」に合わせて、女優のアンジェリーナ・ジョリーさんが内戦が続くシリアから避難してきた人たちが暮らす隣国トルコの難民キャンプを訪問し、国際社会が連帯して難民の支援と保護を行う必要性を訴えました。
国連が定める「世界難民の日」の20日、UNHCR=国連難民高等弁務官事務所の特使を務めるアンジェリーナ・ジョリーさんは、トルコの南東部にあるシリア難民が暮らす難民キャンプを訪問しました。
UNHCRによりますと、シリアから外国に逃れた難民およそ400万人のうち、トルコには最も多い170万人余りがいるとみられ、ジョリーさんは、難民キャンプでシリアの人たちから生活の現状などについて直接説明を受けました。
このあとジョリーさんは現地で記者会見し、「かつてないほど多くの人たちが難民となり、基本的な人権を奪われている。これは地球規模での安全保障やガバナンスの危機だ」と述べ、増え続けている難民の現状に危機感を示しました。そのうえで、「今こそ私たちは最大限の支援を行い、難民をできるだけ保護すべきだ」と述べて、国際社会が連帯して難民の支援と保護を行う必要性を訴えました。




アンジェリーナ・ジョリーさん、卵巣も摘出 がん予防で


2015年3月24日18時45分 朝日新聞

 米国の女優アンジェリーナ・ジョリーさん(39)が24日、卵巣がんの予防のため、すべての卵巣と卵管の摘出手術を受けたことを明らかにした。ジョリーさんはがんになりやすい遺伝子の変異があり、2013年には乳がん予防の目的で両乳房の切除手術を受けていた。
 米紙ニューヨーク・タイムズに寄稿し、経緯を説明した。乳房の手術を決めた際に、医師から「乳がんになる確率が87%、卵巣がんの確率が50%」と告げられていたが、2週間前、血液検査で卵巣がんにつながる異常がわかり、検査を経て手術を決断した。ジョリーさんは母親が49歳のときに卵巣がんと診断され、祖母、おばもがんで亡くしている。記事の中でジョリーさんは「助言を求め、自分に合う選択をしてほしい。知識こそ力です」と、女性にメッセージを送った。

 

 

アンジェリーナ・ジョリー「反日映画」の真相 旧日本軍看守の「虐待シーン」は強烈だが...

   米女優アンジェリーナ・ジョリーさんが監督を務めた映画に反日的な内容が含まれているとして、制作時から国内の一部メディアやインターネット上で取り上げられた。米国などで封切られた後も、日本では上映されていない。

   だが、実際に作品を見た評論家は「反日がメーンの映画ではない」と主張している。

「本当に強い男は敵を許す」がテーマ

全米ではクリスマスに公開された
全米ではクリスマスに公開された
 

   ジョリーさんの初監督映画「アンブロークン」は、2014年12月25日に全米で公開された。1936年のベルリン五輪の陸上5000メートルに出場し、太平洋戦争で日本軍の捕虜となったルイス・ザンペリーニ氏の半生を描いた作品だ。「反日的」とされるのは、同氏が捕虜収容所で過ごした間、看守を務めた日本兵に執ような虐待を受ける場面が克明に描かれているためとみられる。

   宣伝用の映像を見ると、日本人ミュージシャンで、昨年末の紅白歌合戦でSMAPと共演したMIYAVIさん演じる看守「ワタナベ」が、ザンペリーニ氏役の男優をいたぶるシーンは少なくない。「俺を見ろ」と命じておいて実際に見ると顔面を殴りつける、竹刀で殴打する、大勢の捕虜たちを1列に並ばせ、ひとりひとりに同氏の顔をパンチさせる。果ては炭坑での過酷な労働を強いる。「血も涙もない日本兵」の印象が色濃い。

   ただ、全編にわたって「旧日本軍の悪事を暴いた映画」というテイストかと言えば、そうとは言い切れなさそうだ。映画評論家の町山智浩氏が2015年1月13日放送のラジオ番組「たまむすび」(TBSラジオ)で、作品について語った。タイトルの「アンブロークン」は日本語で「不屈」を意味し、どんなにつらい状況に置かれても決してくじけなかったザンペリーニ氏の強じんな精神力が主題だという。実際に映画では、悪童だった幼少期、走ることに喜びを見いだしてから五輪ランナーに成長していく姿、戦時中に搭乗した爆撃機がトラブルで海中に墜落し、47日間の漂流を経て生き残ったという、不屈を連想させるシーンが物語の重要な要素となっている。

   看守による虐待シーンは強烈だが、「日本が悪いというだけの映画ではない」と町山氏。例えば東京大空襲で、日本の多くの民間人が苦しむ様子も描かれている。最後はザンペリーニ氏が、1998年の長野冬季五輪で聖火ランナーを務めた映像も盛り込まれたと説明。「反日」一色の映画なら、こうした場面など出てこないというわけだ。そのうえで「本当に強い男は敵を許すというのが、この映画のテーマ」と評した。

ネットに出回る「反日ポスター」描いたのは

   「アンブロークン」が反日映画だとうわさされる一因に、映画ポスターがある。ネット上には、血塗られた「日の丸」の旗をバックに銃と戦闘機、ひとりのランナーがシルエットになっている絵や、有刺鉄線でつくられた五輪マークのひとつが日の丸状に赤く染まり、真っ赤に塗られた日本列島が重なるようなデザインなど複数が出回っている。これらは映画タイトル、監督や主演俳優の名が書かれており、まるで宣伝ポスターそのものだ。

   ところが公式サイトには、これらのデザインは見当たらない。実際に使われているのは、後姿のザンペリーニ氏が石版のような重たいものを両手で担ぎ上げているワンシーン。公式フェイスブックでは、同氏役の俳優を正面から撮り、背景には漂流の場面や競走でテープを切るシーンなどが挿入されている。実は「血塗られた日の丸」をモチーフにしたデザインなど一部は、ブルガリアのデザイナーが勝手につくってネット上で公開しているもの。ほかも出所が不明の「非公式ポスター」のようなのだ。

   過去にも、1983年公開の「戦場のメリークリスマス」(大島渚監督)のように日本兵の捕虜虐待シーンが登場する作品はある。前出の町山氏は、同作が反日だと騒がれることはなかったと指摘した。

   映画で「悪の権化」として描かれる看守・ワタナベは実在した人物で、本名は渡邊睦裕氏(故人)。1998年には米CBSテレビのインタビューに応じている。ザンペリーニ氏を徹底的に虐待したことを遠回しながら認め、「軍の命令ではなく、私自身の気持ちから見てフレンドになれなかった」と話した。番組では、捕虜収容所で渡邊氏の部下だった男性が登場し、「彼は収容所の部下全員から嫌われていた。問答無用で人を殴るから」と証言。ナレーションでは渡邊氏を「捕虜だけでなく日本軍の同僚も異常者だと思っていた」とした。

   日本での作品公開について2014年12月5日付の産経新聞は、配給元の米ユニバーサル・ピクチャーズが、日本では抵抗感が強いため「思案しているもようだ」と報じている。

 

 

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2 コメント

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そうか…そうだったの… (リベラ・メ)
2015-06-26 08:35:59
癌に罹る確率が高いから…と両乳房を摘出したり、ついには卵巣まで…。大胆、かつ、思い切った決断をしましたね…。でも、そんな大きな決断をした彼女を「僕が何とかする。」と受け入れたブラピ。亭主の鑑です。もし、世界中の亭主達にブラピのような部分が少しでもあったなら、夫婦問題は解決するのに…。
返信する
Unknown (kei)
2015-06-26 11:39:01
オープンにすることで愛を得たブラピ。

オープンにせずに閉鎖的な全体主義国のようなイメージをばら撒く日本政府。

もちろんこれでは国民からの愛を得ることは不可能です。
返信する

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