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わたくし、弁護士としては困ったことながら、人がいがみ合ったり言い合ったりするのに見ることがとっても苦手でして、テレビ朝日の「朝まで生テレビ」なんて見たことがないんですが。
どうして、そんなに大きな声で言い合うのかなとか思っちゃうんですよね。いや、そういう番組なんだって(笑)。
さて、そんな言い合い長寿番組の朝生でヤラセ疑惑です。
2016年元旦に放送された「朝まで生テレビ!元旦激論スペシャル!」で、自民党議員が一般国民のふりをして観客に紛れ込み、
「現在の自民党政権下は民主党政権時代よりよくなった」
旨の発言を行ったのです。
大森昭彦さんという人は、まず番組冒頭で、建築板金業を経営する中小企業経営者で~すという触れ込みで、
「ゼネコンは別として、町工場レベルではアベノミクスで利益が増えたという実態はない」
と4分ほど話しました。
そして、その後、司会の田原総一朗氏に
「じゃあ民主党も自民党も変わりはない?」
と尋ねられると、
「あの、民主党政権のときよりはよくなったかなと、そういう印象はあります。なぜかというと物流としてモノが流れるようになって取引が生まれたので」
と話し、田原氏が
「やや良くなったと」
とかぶせます。
ところが、この大森さん、公式HPによればプロフィールには確かに板金業を起業した過去が書かれてはいますが、今は自民党の区議さん。区議とはいえ、政権党の議員が一経営者、一般人としてテレビで発言するのは詐欺でしょう。
参考:大田区民連会
この大森区議、東京都大田区議会議員選挙(平成27年4月26日 執行)では、40位で当選。間違いなく現役。
ちなみに、ネットとは怖いもので、建設板金業は廃業していることまで暴露。
#朝まで生テレビ に一般市民を装って出演し、アベノミクスを賛美した #大森昭彦 自民党大田区義。建設板金業をしていた過去はあったようだが(有限会社大森建板工業)、現在は廃業している模様(会社所在地のグーグルストビュー)。 pic.twitter.com/RrD2w3NUTr
— mizuya55 (@mizuya55) 2015, 12月 31
しかも、前の動画を見ればわかるように、田原総一朗氏がこの大森議員を当てたのは、共産党の小池晃参院議員がしゃべりかけたの制止して
「その前に中小企業の実態について聞きたいんだ」
といい、報道ステーションの古舘伊知郎氏の後釜候補の一人である渡辺宜嗣アナウンサーが、
「大田区で建築板金業を営んておられる」
と言って、大森議員を指名して話させているんですよね。ヤラセでなくてもずさんもいいところ。
もともと、田原総一朗氏なんて、まさに鵺(ぬえ)のようなどうしようもないジャーナリストですし、朝生も賞味期限切れの番組ですから、終わっちゃってもいいんです。
自民党がヤラセ疑惑でクローズアップ現代問題でNHKを呼びつけたように、またテレ朝を呼びつけて
「なんで、自民党議員を一般人としてサクラで仕込んだんだ」
と追及してもらいましょうか(笑)。
参考記事
【速報】朝生で自民党議員が一般人(建築板金業)を装って「民主党政権時代よりよくなった」と発言
「朝まで生テレビ」に自民党議員が一般人として出演、「ヤラセ」と非難殺到
本来ならまた政治のテレビ介入が問題になりそうなところ、自民党が犯人だからそうはならない、ってどんな解決や。
正月早々不愉快な番組!
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次に、このネットの時代にばれないと思ったのであれば、これも信じられないくらいにアウト。
これを黙認するようなことがあれば(どうするかまだわからないけど)所属政党もアウトでしょう。
報道ステーションにおいて、川内原発に関する規制委員会・田中委員長のコメント編集が問題になった時、早河は自らBPOに取り上げて貰うべく働きかけたという話である。
今回の出来事は、早河が持ち掛けたのか。
早河の顔色を見て、節操なきゴマスリ野郎の番組ディレクターが仕掛けたのか。
あるいは、田原総一郎が発案したのか。田原は、番組制作において、どの程度関与の余地があるのだろう。
渡辺宜嗣キャスター ( アナ?) もグルだったのか。彼は、何も疑問を感じなかったのだろうか。
これはBPOに掛けるべき案件ではないのだろうか。
みんなで経緯を見守ろう。そしてーー多分、残念ながら、取り上げられることもなく、無かったことにされるだろう。
当方個人的に早河会長の血縁者を知っておりますが、女好きでワンマンで、威張っていて周囲を見下す人の由。安倍の鮨友だそうですから、この人物が画策したとしても不思議はない。
早く辞任してもらいたい。
http://www.google.co.jp/gwt/x?gl=JP&source=s&u=http://www.hochi.co.jp/topics/20160102-OHT1T50129.html&hl=ja-JP&ei=xN6HVsuSIK7LmgW7s6fYAw&wsc=tf&ct=pg1&whp=30
これは開き直りだと思います。
仮に、デッチ挙げの「証言」で無くても、売り上げが減った企業・商店等や、収入が減った労働者等、要するに所得減の層から観れば、それは、例外的なことであり、安倍政権の似非経済・財政政策の成功が実在する例証にはならない訳です。
その証拠には、リフレ政策に好意的な研究者であっても、現在の政策(?)が、順風漫歩では有り得ないことは自明のことでしょう。
少し、経済・財政に明るい人ならば、問題山積の政策(?)であることは理解出来るのです。
私自身は、アホノミクスは正統な経済・財政政策では無く、安倍政権が改憲を現実化するため国民の支持を取り付けるバラマキの財源確保を狙ったものである、と見破っていますので、その結末は、当然に否であると確信していますがね。
その証拠に、制度改編は、弱者・低所得層等には酷薄なものになるでしょう。 要するに、改憲までに支持を繋ぎ留めれば良い訳ですから。 国民には、短期的には、笑顔で、長期的には鬼の形相で、となるでしょう。
パネラーだった小林よしのりのブログによると慰安婦問題は最後の議題だったようでタイムオーバーだったようですが、このタイミングなら真っ先に論じてもおかしくなかったはず。
圧力か配慮があった気がします。
『「ゼネコンは別として、町工場レベルではアベノミクスで利益が増えたという実態はない」と4分ほど話しました。』
のですよ。あれこれ縷々4分も話されましたのですよ。
きっと先生は区会議員として大田区の零細企業の惨状に胸を痛めておられ、常々アベノミクスを苦々しく思いながらも、自民党員なので上に逆らうこともできず悶々とした日々を送られていましたところ、今回、朝ナマのヤラセの駒に選ばれたことを天より与えられた絶好の機会ととらえ、この番組を通して日本中に真実を暴露してやろうと考えて、予てよりの打ち合わせ通り観覧者として参加し、指名された際に打ち合わせに反して真実を吐露されたのでしょう。縷々4分の発言はそうとしか思えないのです。
残念なのは田原氏の誘導尋問に自民党員としての我に返り打ち合わせ通りにしゃべってしまったことです。
(「ややよくなってると・・・」とまとめた声は渡辺キャスターみたい。)