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２０２３年４月９日に投票が行われた統一地方選挙の前半戦では、大阪維新の会が大阪で知事と市長のダブル選挙を制したほか、奈良県知事選挙では大阪以外で初めて日本維新の会公認の知事、山下真知事が誕生しました。
なぜこんなことになったかというと、高市早苗大臣の総務大臣時代の秘書を高市氏がゴリ押しして自民党公認候補にしてしまい、保守分裂で現職の奈良県知事と共に両方落ちたんですね。
それで、これまで大阪以外では防いできた維新公認の首長が、高市氏の調整力と人望のなさのせいで何と知事という形で実現という痛恨の結果となり、今年前半までの維新躍進の象徴となりました。
そして、自分に次いで二人目の知事誕生、という棚からボタモチの結果に大喜びの大阪維新の会代表の吉村洋文大阪府知事など
「奈良県の高校授業料が実質無償化、今年度の10倍超の予算で実現へ→ 教育無償化、口で言うのは簡単だが実践は難しい。最も困難で政治的エネルギーを使うのがキャップ制。所得制限の撤廃。今回100%じゃなくても、公約を実現すべく前進する山下知事、凄いよ。奈良行政を前へ。」
と大絶賛です。
奈良県の高校授業料が実質無償化、今年度の10倍超の予算で実現へ
— 吉村洋文（大阪府知事） (@hiroyoshimura) October 18, 2023
→ 教育無償化、口で言うのは簡単だが実践は難しい。最も困難で政治的エネルギーを使うのがキャップ制。所得制限の撤廃。今回100%じゃなくても、公約を実現すべく前進する山下知事、凄いよ。奈良行政を前へ。 https://t.co/LtnW9R5QQJ
【#泉やめろ】統一地方選挙前半戦、維新躍進、立民不戦敗。維新は奈良県で初の公認首長を獲得。立民は北海道で惨敗、９都道府県で自民に相乗り。このままでは野党第１党から転落必至の立民は泉代表の首を斬れ。
ところが、吉村氏は
「奈良県の高校授業料が実質無償化」
と宣伝していますが、実際には奈良県内私立高校の授業料の公費負担額を２０２４年度から大幅に増額するものの、世帯年収３８０万円未満の過程に生徒一人当たり最大５７万円としていた条件を、世帯年収９１０万円未満に最大６３万円まで拡大するだけなんですよ（呆）。
１００%じゃないどころじゃありません。
これでも「実質」無償化と言い張る吉村府知事はさすが日本維新の会共同代表、まさに詐欺師です。
ちなみに吉村氏は自分がやったという
「大阪の無償化制度を全国に広げるべき」
として日本維新の会の次の衆院選の公約にするのですが、
高校だけの授業料だけについて所得制限撤廃を２０２６年度までに段階的になくすだけ
という計画だけなのに、すでに教育無償化を実現しているかのように大嘘をつくのは維新のお家芸としか言いようがありません。
まだ実現していないのに恥ずかしげもなくそれを勉強させる維新の会。
大阪を墜落させる男、イソジン吉村洋文。維新の会の大阪・関西万博は空飛ぶクルマもなく、奨学金の原資だった前の万博基金も食いつぶす。人類の未来も過去も喰らい尽くす、それが日本一の「悪党」維新の会だ。
テレビで視聴者に「大阪の教育無償化はいつ始まるんですか」と質問されてひきつる吉村知事(笑)。
【#維新に騙されるな】日本維新の会共同代表の吉村洋文大阪府知事が実は大阪でもできていないのに「大阪の教育無償化制度を全国に広げる」として教育無償化を次期衆院選の公約にすると大嘘でハッタリ。
さて、山下真奈良県知事の話に戻しますと、さすが維新の会公認候補だけあって、県の事業をことごとく縮小する新自由主義。
１ 720億円以上を投じて2000メートル級滑走路を備える計画の防災拠点整備
２ 県中部での新大学設置構想や球技専用スタジアムなどの建設
３ 31年開催見込みの国民スポーツ大会に向けた新陸上競技場など各種施設の建設
など数々の大型プロジェクトについて、山下知事は
「なぜ実施が決まったのか経緯が不明確。費用対効果も検証されていない」
と批判して、就任1カ月余りで20を超す主要事業を廃止・縮小すると決めました。
一見して３なんかは自民党県政ならではのゼネコン行政なのかなと思いますが（維新の大阪万博と同じ）、１は震災対策として本当に不要なんでしょうか。
また、２の新大学設置なんて教育予算そのものなんですが、ここで高等教育のための予算を削って高校の授業料だけ安くしていては教育重視の行政とは言えないのでは？
そして一番の問題は、山下知事がこれらの議論の過程を議事録に残すことを許さず、以上のような検証をできなくしてしまっていることです。
「なぜ実施が決まったのか経緯が不明確。費用対効果も検証されていない」って、それは維新の大阪万博に言ってやれ。
大阪府と市が大阪万博の建設費が２回目の増額で１１００億円増えて２３５０億円になることを受け入れ。大阪維新の会代表の吉村洋文府知事が「お詫び」するも「いいから中止して」の声が殺到！(笑)。
この２０個以上の事業の見直しに伴い、前知事時代に編成された２０２３年度当初予算のうち関連経費７４億円が浮くことになったのですが、山下知事はこの経費を予算から減額せず、支出を見送る「執行停止」という手段をとりました。
なぜかというと、減額だと予算の補正手続きで議会の議決を得る必要があるけれども、執行停止なら知事の裁量で可能で議会で討論しなくて済むからです。
初登庁でもう予算の一部執行停止とか、スピード感があるというよりただの暴走。
【#万博中止】維新の自作自演。万博協会副会長・理事の吉村洋文大阪府知事が大阪万博の建設費が1100億円増えて2350億円になったと万博協会担当者を公開処刑。吉村「責任逃れするつもりは全くない」(笑)。
そして、なんと、事業見直しを巡る奈良県庁内の議論について、山下知事が議事録を作成したり録音をしたりしないように指示していたことが明らかになったのです！
山下知事は
「前任知事の政策を否定することになるので、記録を残すと職員が意見を言いにくくなる。自由闊達な議論のためだった」
と主張していますが、公文書を残さないのでは検証のしようがありませんし、安倍・菅政権の森友・加計・桜を見る会で使った公文書軽視の手口そのものです。
実際、山下知事のやり口は、経緯も含めた意思決定に至る過程が後々検証できるよう、軽微なものを除いて文書の作成を義務付けている奈良県の行政文書管理規則に違反しています。
議会に議論させず、記録も残さない議会制民主主義に反する暗黒行政。
それが維新クオリティなのです。
【速報】岸田首相 所信表明演説 「経済、経済、経済」と連呼して経済対策を強調
— 吉村洋文（大阪府知事） (@hiroyoshimura) October 23, 2023
→本気で経済を強くしたいなら、税や補助金コントロールでは無理。規制緩和し、新ビジネスの流入と切磋琢磨を認め、雇用の流動化を認めないといけない。業界団体の自民党政治では無理だろう。 https://t.co/XdPNZUL4Gn
日本維新の会の吉村洋文大阪府知事が竹中平蔵直伝の新自由主義政策の暴論を展開。「規制緩和」「雇用の流動化」＝解雇自由、「医療保険制度の構造改革」＝国民皆保険制度の解体。#維新は最悪の選択肢。
【#維新は最悪の選択肢】ネコ馬場伸幸代表の社会福祉法人乗っ取り事件に続いて、藤田文武幹事長が政治資金規正法違反。維新市議が選挙掲示板の維新以外のポスターを塗りつぶし投稿。これが【＃維新クオリティ】だ
「2022年、大阪の市立高校22校が大阪府に移管され、1500億円にのぼる土地・建物も無償譲渡されます。大阪市が長年担ってきた教育行政を放棄し、巨額な財産を大阪府にタダであげていいのか! この暴挙を許してはならないと、市立校の卒業生らが差止訴訟を起こしました。」
大阪市の教育と財産を守れ! 市立高校の無償譲渡をめぐる住民訴訟の記録
ルポ 大阪の教育改革とは何だったのか (岩波ブックレット 1063)
維新政治の内幕：「改革」と抵抗の現場から
日本維新の会が全国に広がったらどういう民主主義破壊が生じるか示してくれているのが山下奈良県知事ですね。
なにしろ、大阪カジノについて住民投票をするように求める署名が２０万人分以上集まったのに、それを無視したのが大阪維新の会ですから。
彼らには独裁だけがあって民主主義なんてないんですよ。
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奈良の維新知事「凄いよ」吉村氏が称賛 その影で「不誠実」の声
</picture>日本維新の会公認で初当選した山下真・奈良県知事（55）が、就任から半年を迎えた。維新公認の知事は、大阪府に次いで2例目。前知事時代に計画された大型公共事業に待ったをかけ、捻出した財源で高校教育無償化に道筋をつけるなど、旗印の「改革」を印象付ける手腕を見せている。一方、政策決定を巡る議論や情報公開のあり方には「不透明だ」との声も上がる。
「『ハコモノ中止』で生まれた財源で実現のめどが立った」。山下知事は10月18日の記者会見で胸を張った。この日、県内私立高校の授業料の公費負担額を来年度から大幅に増額すると発表。世帯年収380万円未満の家庭に生徒1人あたり最大57万円としていた条件を、世帯年収910万円未満に最大63万円まで拡大するのが主な内容。1億1600万円だった年間の関連予算は、10倍超の13億円を確保した。
公約に掲げた所得制限のない完全無償化は道半ばだが、2026年度に完全無償化が実現する見通しの大阪府や、世帯年収590万円までの家庭に年65万円を負担している京都府を例に「近隣府県の条件に近づいた」と強調。会見後、維新共同代表の吉村洋文・大阪府知事は自身のX（ツイッター）で「公約を実現すべく前進する山下知事、凄（すご）いよ。奈良行政を前へ。」と持ち上げた。
大型事業を見直し、廃止・縮小
戦後、公選制となっても官僚や県職員出身者による知事が続いた奈良県。弁護士でもある山下知事は初の民間出身だ。東京大卒業後、新聞記者を経て00年に弁護士登録。06～15年には同県生駒市長も務めた。4月の統一地方選で初当選し就任は5月3日。初登庁した同月8日、早速「これまでの政策や慣例を大きく変える」と宣言した。続いて幹部らに指示したのが、前知事が進めた大型公共事業中心の予算編成の大幅な見直しだった。
「徹底した行財政改革」を選挙期間中に訴え、早々に実行してみせた形だ。一方で県議会（定数43）は、三つに分かれていた自民系会派が合流。過半数の最大会派を結成し、「維新県政」に対抗する構えをとった。
事業を中止した一方で、代替となる地域活性化などの具体策がなかなかまとまらず、事業の計画地だった自治体からも不満が漏れる。国体に合わせた陸上競技場などの建設が白紙化した橿原市では、10月の市長選で自民県連が推薦する現職が維新公認の元職を破って再選された。維新候補の応援に入っていた知事を「議論のテーブルにさえ着こうとしない」と批判した。
議事録を作成しないよう指示
事業見直しを巡る庁内の議論について6月、議事録を作成したり録音をしたりしないよう、知事自らが指示していたことが明らかになった。「前任知事の政策を否定することになるので、記録を残すと職員が意見を言いにくくなる。自由闊達（かったつ）な議論のためだった」と主張する知事。これに対して自民会派は、公文書の作成・管理方法を定めた県の規則に抵触すると問題視する。
県の行政文書管理規則は、経緯も含めた意思決定に至る過程が後々検証できるよう、軽微なものを除いて文書の作成を義務付けている。県議会の再三の追及で県側はこれまでにA4判用紙計19枚の記録があることを明らかにしたが、いずれも事業の担当職員や部署が控えた簡素な内容で、知事の発言要旨などが記されているのみ。
「議事録を残さない方が適切な場面もある」とし、山下知事は問題がないとの立場だ。しかし、それぞれの事業を廃止・縮小することで生じる地元への影響など、検討経過の詳細は分からないままだ。
「選挙で示された県民の判断だ」と語り、自身の政策判断は「民意」を受けたものだとする山下知事。一方で県議らも同じく、有権者の民意を受け当選した立場。県議会で知事の情報公開の姿勢について再三質問している自民の疋田進一県議は「事業が見直されることになった意思決定の過程を県民が知ることができないのは問題だ。職員の自由な議論のためという理屈は通じないのでは」と語る。
情報公開制度に詳しいNPO法人「情報公開クリアリングハウス」の三木由希子理事長は「記録は意思決定が妥当であることを行政機関が証明するためのものだ。『自由な議論のため』というのは、残さない理由にならない。今後も同じようなことが続けば、権力の乱用にもつながりかねない」と指摘する。【吉川雄飛】
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うちはランキング村から見に来てくれるアウトが少ないのも何か表題のつけ方とかにも工夫がいると思うんですよね。
とにかく多くの人にこのアイデアを伝えたいというのはブロガーは誰もが思うことなので工夫していきます。
字を大きくする、ランキングボタンを「別タブで開く」、後者は前はできたのですが、なぜか今はできなくなってしまっていて、goo側とランキング側の使用を調べているところです。
お二人以外の愛読者の皆様もエブリワンのため、ぜひいろいろお知恵をお貸しください！
なるほど、多くの人に見てもらうって良い目的ですね。経済では一位になってましたし。
個人的には、リンクや法律解説で読み応えのある宮武嶺さんのブログの方が内容が充実しているので、何の専門でもない素人の私よりもランキングで上に行ってよいはずだと思うのですが。
あと、思いつくのは字を大きく表示すること、ランキングボタンを「別タブで開く」で設定することでしょうか。
村野瀬さんが分散してるのに気づいて、うちも今週からその３つに分けてみたんですが、ランキング側からこっちにアクセスしてくれるoutポイントも別に増えないですねー笑
なんでこんなに見に来てくれないのか、プロフィール紹介を変えたらいいのかなーとか思ってます
試行錯誤してみます！
政治ブログ
政治評論
政治・社会問題
国際政治・外交
に登録していますが、時々別カテゴリーにも分散してみたらどうかなと考えたのですが、無理にすすめるわけでもありません。ただ、時々目先を変えてみるのもよいかもしれないとは思います。
たしかに、私はランキングでいろいろポイントを分散しています。（URL参照）
今までは「政治」に全ポイントを投入していましたが、一週間前くらいから「政治」に9割を、「経済」に1割を分散しています。だから、政治カテゴリーでのポイントが一週間以上前よりも1割減っています。ランキングが落ちるのも当然です。
そして、「政治」の中では今まで通りさらに二つのサブカテゴリーに分散しています。
これらのポイント分散の理由はできるだけ多くの人に見てもらいたいからです。効果を見ながらまたカテゴリー登録を変更することを検討中です。ポイントを政治カテゴリーに集中するのもよいのですが、今は多くの人に見ていただく方がよいかなと思ってまして。
実は宮武嶺さんにも、「政治」カテゴリー内のサブカテゴリーで少しポイントの分散を提案しようとも思っていました。いかがなものでしょう。Outポイントを増やすためにも。
政治カテゴリーというデカいカテゴリーでは村野瀬代表はネトウヨを薙ぎ倒して２位になることもあり、ずっとうちよりはるか上なとでご安心を！
ゴメンテーターさん、少数者の人権・意見まで配慮する現代型民主主義をまさに立憲民主主義というんです
わたくしと司法研修所同期のエダノンはまさにそれが言いたかったから安保法案で一躍着目された立憲主義や旧民主党を合体した立憲民主党と名付けたはずなんです
我々同時期に憲法を勉強したはずなので！
ところが伊藤真さんの伊藤塾で勉強したはずの橋下徹氏がまさに多数決絶対主義の決められる民主主義を標榜して維新の会を作っちゃったんですねー
同じく司法試験組の吉村府知事といい、憲法を勉強し直して来い！といいたいです。
独裁者のやることです。独裁者は協議もしませんが、手下からの報告（情報）は聞くでしょう。
どんな情報をもとに判断したのかも隠すのですから、間違いなく独裁者です。
高市さん、やりましたね。知事選で自民党を分裂させて独裁者を誕生させました。
民主主義を支えるのは、情報の共有とそれに基づく徹底した議論です。
民主主義を知らない人たちは、よく「民主主義は多数決だ」と言います。
しかし、多数決は徹底した議論の末にどうしてもまとまらないときの最後の手段です。
今の日本の国会のように、情報を隠し、議論もせずに多数決で決めるのは反民主主義です。
キシダ―の政治は、専制政治ですね。
もっとも、議論ができる能力のある議員さんがどれだけいるのか、ということがまず問題ですが。
佐藤某のように、議論ができないので暴力で決着をつける議員はいますね。
（笑）の意味‥ランキングをご覧ください。