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弁護士・元ロースクール教授宮武嶺の社会派リベラルブログです。

日本維新の会のネコ馬場伸幸代表が「立憲をたたきつぶさないといけない」とする一方で、「自民党はお互い切磋琢磨していくというレベル」「たたきつぶす対象ではない」。まさに第2自民党の維新に存在価値はない。

2024年04月20日 | 野党でもゆ党でもなく第2自民党の悪党維新

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 日本維新の会の馬場代表は、2024年4月18日の記者会見で、

「立憲をたたきつぶさないといけないとあらためて感じた」

と述べました。

 野党第一党をめぐる戦いを、プロ野球のクライマックスシリーズに例えながら、立憲民主党の衆院憲法審査会における対応などを批判する中でこう発言したんだそうです。

日本維新の会代表のネコ馬場伸幸代表が選挙演説で立憲民主党に「投票しないでください」と激しく非難。維新にまだ未練たっぷりの泉健太代表、いまだに組めという野田佳彦元首相や小沢一郎議員は維新に去れ。

 

 

 ところが、記者団から

「将来、自民党と『日本シリーズ』で戦うことになれば、自民もたたきつぶすのか?」

と問われると、

「二大政党になれば、たたきつぶすと(大政党が)1つだけになってしまう。

 時々政権が代わることが政治にとって一番いい。

 お互い切磋琢磨していくというレベルに変わる」

と述べて、自民は「たたきつぶす」対象ではないと明言。

 まさに、この人自身が言ったように、維新は第二自民党という補完勢力丸出し発言です。

日本維新の会の馬場博幸代表が「第2自民党でいいんですよね」と開き直り(呆)。「第1、第2自民党が改革合戦でどんどん改革をやって競い合う」。やはり維新は「野党でもゆ党でもなく悪党」だった(笑)

 

 

 そもそも、この人の発言は野球を知っている人間からはちゃんちゃらおかしくて。

 2023年のセ・リーグクライマックスシリーズでいうと、ファーストステージを広島東洋カープと横浜DeNAベイスターズが戦い、ファイナルステージを勝ち上がってきた広島カープと阪神タイガースが戦ったわけです。

 そして、日本シリーズはパ・リーグの覇者オリックス・バッファローズと阪神が戦って、阪神が勝ったわけです。

 で、ネコババ代表は、クライマックスシリーズでは相手の広島を叩き潰して良くて、日本シリーズではオリックスを叩き潰したら大政党が1つになってしまうから切磋琢磨するというのですが、広島カープだって潰しちゃったらセ・リーグが5チームになっちゃうよ(笑)。

 野球は勝たないと上に進めないという意味では、日本一になろうとしたら阪神にとって広島もオリックスも勝たないといけない打倒すべき相手だし、相手を潰しちゃいけないという意味では広島もオリックスも潰したらダメなんですよ。

 クライマックスシリーズと日本シリーズでも、阪神と両チームとの関係は全く変わりません。

 要は、ネコババ代表は自民党とは仲良く共存したい、立民は邪魔だから消えてなくなれというだけのことなんです。

 そして、日本一の悪党維新から見て邪魔だと思われる立民の方が、仲良くしたいという自民党よりよほど存在価値があります。

そもそも、第2自民党のくせに阪神タイガースをたとえに出すな!
【#維新は最悪の選択肢】阪神とオリックスの優勝パレードを大阪万博のために政治利用して汚す維新の会。大阪府市職員2500人にボランティアで休日出勤させ、大阪府の教職員にパレード代を負担強要の違法行為。

 

 

 あと、馬場氏の記者会見で笑っちゃったのは、4月16日の衆院東京15区補選告示日の選挙演説で「立憲には投票しないで」と発言したことについて

選挙だからこそ本当のことを言うべきだと思うんですね。

 『他の政党さんも頑張ってますけど、うちの方がより頑張ってます』みたいなことを言っても仕方がありません」

と説明したこと。

 この人、2021年10月の衆議院選挙に向けた10月17日のNHK「日曜討論」に維新を代表して出演したときに

「私立高校も、大阪では完全に無償と。来年春にできる新しい公立大学についても、授業料を無償化にできないか、今検討しています。」

と大嘘発言をかましました。

 それをあとで嘘だろと追及されたら

「SNS等で街頭演説している映像流れてますけど、『言いぶり』というのありますよね。選挙の時ですから。私がそれ国会で公の場で質問したりとか、そういうことをしているということであれば大問題ですけれども、もちろんカッコ書きの中に「所得制限はありますけれども」完全に無償化していますと、「該当者の皆さんには」完全に無償化していますという意味合いでね、言ってるんです。

ですから街頭演説で一言一句合っているか合っていないかということを追及しだすと、多くの政治家に色んな齟齬が出てくると思いますよ、私は

だから方向性を理解してほしいために、私はそれを申し上げているわけですから、一言一句とらまえてですね、「馬場がこう言ってたからおかしい」とかね、ま、そういうことは選挙の時には多々あることですから、あまり枝葉末節をつくというようなことはおやめになった方がいいと思います。』

と開き直ったことがあるんですよ!(呆)

 この人、前は選挙の時は嘘を言っていいと言っていたのに今は選挙だからこそ本当のことを言うべきだという。

 馬場氏はその場その場で言うことが変わるし、とにかくどこかで嘘をついてやろうという魂胆ミエミエの大ウソつきです。

大阪の私立高校は完全無償化と大嘘をついたのがバレ、嘘も「国会なら大問題だけど選挙だからいいんだ」と豪語した馬場伸幸氏は、「野党でもなくゆ党でもなく悪党」の日本維新の会の新代表に実にふさわしい。

 

 

 

 ネコババ代表はこの記者会見で自民が議席を大幅に減らすなどして、将来、二大政党の相手が立憲になった場合については、

「そのとき立憲がどういう政治を行うのかに関わる。

 やってみないとわからないが、今の立憲(のまま)であれば考え方は変わらない」

と述べて、立民の政策に変化がなければ、やはり「たたきつぶす」と言いました。

 ここまで言われて、立民の泉健太代表は何とコメントしたかというと、翌4月19日の記者会見で自分が提唱して他の野党に呼びかけている連立政権構想にも触れ、

「『たたきつぶす』と『ミッション型内閣』、どちらが前向きで国民のための話か、一目瞭然だ」

とまた言ったんです!

そもそも最初から勝つ気がない監督も選手もいらんわ。

立憲民主党の泉健太代表が次の総選挙は諦め、5年後の政権交代を考えていると敗北主義宣言(呆)。立民に候補者が集まらないのも、勝てる状況にならないのも「ゆ党」路線のあなたのせいだ。即刻代表を辞任せよ。

 

 

 ミッション型内閣って何かというと、泉代表は2023年12月21日の記者会見で発表したもので

「野党各党が、必ずこの政策をやるというミッションを明確にした政権をつくることを訴えたい。

 政治資金規正法の改正は、日本維新の会や国民民主党と何らかの協議体をつくり、新しい政権の政策の共通項になる」

と言ったというやつです。

 この人、維新の馬場代表からは叩き潰すと言われているのに、まだお殿様みたいに維新と一緒に新しい政権を作るとおっしゃっているわけです。

 維新大好きすぎるやろ!

 クライマックスシリーズで勝って、日本シリーズに進む気もなく、まだ八百長したいと言っている。

 こんな監督は解任しかありえません。

立憲民主党の泉健太代表が「前原誠司さんの掲げる教育の無償化は十分、野党政権の共通項目になりうる」と、前原新党を仲介役にしてまた日本維新の会と連携する政権構想を打ち出した(呆)。#泉健太は辞任しろ

立憲民主党の泉健太代表が日本維新の会と国民民主党に「政治改革政権」をと連立を呼びかけるも両党は無視w 国民も関心なく不発ww 立民単独で政権を狙う気概もなく政治センスゼロの泉代表は離党して維新へ逝け

 

 

 

 

参考記事 kojitakenの日記さんより

『現在の泉立民には当時の小沢民主党のような勢いは全くない。

だから選挙でもむしろ後伸びがなくて「まくられる」ことの方が多い。  

それは、代表の泉健太が、特に2021年11月の代表就任後、22年夏の参院選惨敗を経て23年4月の衆参4補選に全敗するまでの期間に、自民党に迎合したり維新にすり寄ったりしていたほか、つい何か月か前にも「ホップ、ステップ、ジャンプ。5年後の政権交代を目指す」などと発言したことなどに表れている通り、まず何よりも、どんな社会にしたいのかの理念もはっきりしないことが挙げられ、次いでついこの間までは政権交代を勝ち取る気概もろくに持っていなかったことが大きいだろう。』

日経の衆院東京15区補選情勢調査によると「酒井が立共8割無2割(無党派最多)で優勢、金澤が維6割だが無党派に広がらず二番手、飯山 須藤 秋元 乙武 混戦状態」とのこと(カタコト明明氏のXより)

 

 

衆参5補選の結果】自民が4勝、岸田首相の“勝敗ライン”は達成したが…。維新は勢力拡大、立憲は全敗 | Business Insider Japan

古寺多見さんも触れられている、ちょうど1年前のこの時に泉健太代表の首を取っとかないといけなかったですねえ。

【#泉やめろ】衆参補選5選挙区でも立憲民主党が全敗。自民4勝、維新1勝。自民と対決できず維新にすり寄る泉健太代表のままでは立民は6月の解散総選挙で大敗し解党の危機となる。

しかし立民全体を見れば、自民党や維新よりははるかにまとも。

次からの選挙では自国維公を蹴散らして、それぞれ問題はあるにしてもまともな野党である立民・共産・れいわ・社民に勝って勝って勝ちまくってもらうしかありません。

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維新・馬場代表「立憲をたたきつぶす必要ある」 自民党とは将来「お互い切磋琢磨」

 
日本維新の会の馬場代表は、18日の記者会見で、「立憲をたたきつぶさないといけないとあらためて感じた」と述べた。

野党第一党をめぐる戦いを、プロ野球の「クライマックスシリーズ」に例えながら、立憲民主党の衆院憲法審査会における対応などを批判する中で発言した。

馬場代表は記者団から「将来、自民党と『日本シリーズ』で戦うことになれば、自民もたたきつぶすのか?」と問われると、「二大政党になれば、たたきつぶすと(大政党が)1つだけになってしまう。時々政権が代わることが政治にとって一番いい。お互い切磋琢磨していくというレベルに変わる」と述べ、自民は「たたきつぶす」対象ではないとした。

一方で、自民が議席を大幅に減らすなどして、将来、二大政党の相手が立憲になった場合については、「そのとき立憲がどういう政治を行うのかに関わる。やってみないとわからないが、今の立憲(のまま)であれば考え方は変わらない」と述べ、立憲の政策に変化がなければ、やはり「たたきつぶす」考えを示した。

 

 

「立憲に投票しないで」発言の維新・馬場代表「選挙だからこそ本当のこというべき」

2024/04/18 20:05

 日本維新の会の馬場伸幸代表は4月16日の衆議院東京15区補欠選挙の告示日に街頭演説で「立憲の国会議員を何人増やしても一緒、立憲には投票しないで」と呼びかけ、そのストレートな表現が物議を醸していました。

 18日の記者会見でこの発言の理由を問われた馬場代表は、「選挙だからこそ本当のことを言うべきだと思うんですね。『他の政党さんも頑張ってますけど、うちの方がより頑張ってます』みたいなことを言っても仕方がありませんので、我々はこれからの日本を憂えて、バッジを預かりして、仕事をさせていただいているという意識の集団ですから、そのことをご理解をいただくための逆説的な言い方として、私はそういうことを申し上げているということです」と述べと発言の正当性を主張しました。

 そのうえで、会見では「(立憲は)有言不実行なんですね。そういう政党にこれからの日本を任せるわけにはいかない、叩き潰す必要がある」と述べ、改めて立憲民主党に対する対抗意識をむき出しにしています。

 ただ、一方で「裏金問題」に揺れる自民党については、将来的に保守の2大政党制となった時のカウンターパートとなることがのぞましいとの認識を示し、距離感の違いを鮮明にしています。

 街頭演説での発言について、立憲民主党の泉健太代表は「無視している、維新と戦っても仕方がない」としているほか、岡田幹事長も「節度をもってしっかり政策論争をやっていきたい、私たちは野党第一党なので懐深く対応していきたい」と冷静な対応に努めています。

 

立憲・泉代表「焦りがあるのでは」 維新・馬場代表「立憲たたきつぶす」発言を一蹴

 

さらに泉氏は「政治の本質は、政策を訴え、有権者のためになる方向に政治を進めること。そういった発言が政治の本質と思っているのなら、それは違う」と一蹴。野党同士の攻撃が「自民党を利することになっていないか」と疑問を呈した。

また、野党に呼びかけている連立政権構想にも触れ、「『たたきつぶす』と『ミッション型内閣』、どちらが前向きで国民のための話か、一目瞭然だ」と持論も展開した。

 

立民・泉代表 「叩き潰す」発言の維新・馬場代表の“焦り”指摘 「自民を利することになってませんか?」

国会内で定例会見に臨む立憲民主党の泉健太代表

 立憲民主党の泉健太代表(49)が19日、国会内での定例会見で、日本維新の会の馬場伸幸代表(59)が立民に対して「叩き潰す必要がやっぱりある」などといった過激発言を繰り返していることに「相当、焦りがあるんじゃないか。焦りがあるから、発言が乱暴になってくる」と批判した。

 泉氏は「政治の本質が何かといえば、有権者のみなさまに政策を訴える、有権者のみなさまのためになる方向に政治を進めるということであって、そういったさまざまな発言が政治の本質だと思っているとしたら、それは違うと思うし、しっかり国民、有権者のみなさんに政策を訴えて、戦いたいなと思ってます」とたしなめた。

 立民を「叩き潰す」とした馬場氏が、自民党に対しては「切磋琢磨する」としたことや、衆院補選をプロ野球に例え、日本シリーズで自民と戦うためにクライマックスシリーズで立民と戦っているとしたことに「頭の中で成り立っているのか、わかりませんね。多少混乱があるのかな…」と困惑の表情を浮かべた。

 泉氏は「維新が仮にクライマックスシリーズで立憲と戦いたいと思っていても、我々はすでに自民党と戦ってますんで…。日本シリーズ中にクライマックスの話をされてもちょっと乗りかねます」とかわした。

 さらに「社会人野球で試合の終わったチームのメンバーが補強選手として、一緒になって戦うというようなことがあった気がします。連携して大きな、強大な不正腐敗を起こしている勢力と戦うという姿勢が、まず大事じゃないですか…ということですね」と、野球の例えで返した。

 泉氏は「今やられていることが、自民党を利することになってませんか?自民党を利する動きをしていては、自民党とは戦わない政党になってしまうということかもしれません」と、馬場氏の姿勢をただした。

 馬場氏は衆院東京15区補選公示日の16日、維新候補者の応援演説で「立憲には投票しないで」「立憲民主党の候補者を、もう国会に送っていただかなくて結構です」などと呼びかけ。18日の国会内での会見では「立憲民主党は、叩き潰す必要がやっぱりある。きょう、改めて感じます」と述べた

(よろず~ニュース・杉田 康人)

 

 

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2 コメント

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放射性廃棄物のガラス固化と同様に (津木野宇佐儀)
2024-04-22 00:26:55
関西弁で「ババ」は使い方によっては大きな利用価値にもなりますが
このネコ馬場は利用価値どころか、害しかないですよね
他にも、ハシゲ、マツイ、よせよ よせよ ヨシ村等…放射性廃棄物と同じレベルの「危険物」ばかりの「イシン」かと…
その翼賛在阪メディアもガラス固化して廃棄せねば…
(在阪TVの太鼓持ちぶりを顔剃り中の床屋で聞いた感想から)
返信する
自民党代理 (ゴメンテイター)
2024-04-20 17:48:36
日本維新の会は「第二自民」ではなく「代理自民」ですね。

名刺で肩書に支店長代理だとか部長代理とかよくありますが、日本維新の会はポスター等には、「自民党代理 日本維新の会」と正直に書きましょう。

すみません、日本維新の会に「正直に」は無理でした。嘘しか言いませんから。
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