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対ネトウヨブログ打倒!
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表題に「また敗訴」と書いたのは、稲田朋美政調会長がもともと極右弁護士として鳴らすきっかけになったのは、「南京事件百人切り事件」「沖縄県集団自決権命令事件」で原告側代理人弁護士をやったからなのですが、これらの裁判ではもちろん稲田氏が代理人を務めた原告側が完全敗訴しているからです。
それでも、そんな勇ましい裁判をしている珍しい弁護士がいるということで安倍総理に目をかけられ、今では次の首相候補とも目されるようになった稲田政調会長が起こしていた名誉毀損裁判で敗訴したことがわかりました。
極右ヘイトスピーチ団体「在日特権を許さない市民の会(在特会)」と近い関係にあると報じた週刊誌「サンデー毎日」の記事で名誉を傷つけられたとして、稲田政調会長が当時の発行元の毎日新聞社に550万円の損害賠償を求めた訴訟で、大阪地裁(小池明善裁判長)は2016年3月11日、請求を棄却する全面敗訴判決を言い渡しました。
判決によると、問題となったのは2014年10月5日号の「安倍とシンパ議員が紡ぐ極右在特会との蜜月」と題した記事です。
同誌は稲田氏に関し、資金管理団体が2010~12年に在特会幹部と共に活動する8人から計約21万円の寄付を受けたとして「在特会との近い距離が際立つ」と報じました。
これに対して、原告の稲田氏側は
「ヘイトスピーチ活動をする在特会を支持しているとの印象を与える」
として名誉毀損だと訴えたものです。
彼女が極右政治家であることは周知の事実ですので、今さらこんなことで裁判をするんだということの方に逆に驚きました。
日本弁護士連合会会長候補が献金していた稲田朋美政調会長とは、こんな極右政治家。
旧統一教会系の組織で講演する稲田朋美政調会長。
ネオナチとツーショット写真を撮る高市総務相と稲田政調会長。
大阪地方裁判所の小池裁判長は
「8人が在特会の幹部とともに活動していることや、寄付を受けたことは真実」
と指摘し、
「記事は事実を踏まえた評価で、違法性は認められない」
「記事の目的には公益性がある」
「論評の域を出ていない」
「稲田氏への攻撃を意図したものと読み取ることはできない」
としました。澤藤先生が全面勝訴したDHCスラップ訴訟の判決と構造はそっくりですね。
澤藤統一郎弁護士、東京高裁でも完全勝訴!DHCの吉田嘉明会長からのスラップ訴訟を撃破す!!
DHCスラップ訴訟控訴審判決。またもスラップを仕掛けたDHC・吉田の完敗。 -「DHCスラップ訴訟」を許さない・第69弾
もちろん、在特会のようなヘイトスピーチ団体と関係があるということは「恥ずかしい」ことであり、その人に対する社会的評価を下げる表現です。
しかし、それが公益目的に出たものであり、真実性の証明があり、論評の域を出ていなければ、たとえ批判記事であっても当然彼女の名誉権よりも表現の自由の方が優先されるのです。
どうも、この判決の勝訴を報じる毎日新聞の姿勢がきわめて大人しいので、あらためて、サンデー毎日の当該記事をご紹介したいと思います。
ご紹介しといてなんですが、本はお勧めしませんよ。買わないでね。
![]() |
百人斬り裁判から南京へ (文春新書) |
稲田 朋美 (著) | |
文藝春秋 |
【中国人「百人斬り」という捏造記事によって、戦後、二人の将校が処刑された。南京陥落から七〇年、遺族が名誉回復を訴えた裁判は新聞の無責任さや司法の不可解さに直面した。】から負けたそうです。
![]() |
私は日本を守りたい |
稲田 朋美 (著) | |
PHP研究所 |
「政局のためでなく、選挙のためでもなく、この国をよくするために、私は闘います」だそうです。櫻井よしこ氏との対談「私たちは日本を守りたい」収録。
それにしても、今日という判決日を拒否することなんてできたのに、どうしてわざわざ震災・原発事故から5年目の今日で受けたんでしょうか。
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「在日特権を許さない市民の会(在特会)」と近い関係にあると報じた週刊誌「サンデー毎日」の記事で名誉を傷つけられたとして、自民党の稲田朋美政調会長が当時の発行元の毎日新聞社に550万円の損害賠償を求めた訴訟で、大阪地裁(小池明善裁判長)は11日、請求を棄却した。
判決によると、問題となったのは2014年10月5日号の「安倍(晋三首相)とシンパ議員が紡ぐ極右在特会との蜜月」と題した記事。稲田氏に関し、資金管理団体が10~12年に在特会幹部と共に活動する8人から計約21万円の寄付を受けたとして「在特会との近い距離が際立つ」と報じた。
【共同通信】
在特会関連記事で稲田氏の請求棄却
毎日新聞2016年3月11日 19時20分(最終更新 3月11日 19時20分)
サンデー毎日の記事で名誉を傷つけられたとして、自民党の稲田朋美政調会長が発行元だった毎日新聞社に550万円の損害賠償などを求めた訴訟の判決で、大阪地裁は11日、稲田氏の請求を棄却した。小池明善裁判長は「記事は公益目的で、真実性の証明がある」などと判断した。
記事は2014年10月5日号に掲載された。稲田氏の資金管理団体が10〜12年、「在日特権を許さない市民の会」(在特会)の関係者8人から寄付を受けたとし、「在特会との近い距離が際立つ」とした。稲田氏は「ヘイトスピーチ活動をする在特会を支持しているとの印象を与える」と主張していた。
判決は「8人が在特会の幹部とともに活動していることや、寄付を受けたことは真実」と指摘。「記事は事実を踏まえた評価で、違法性は認められない」と結論付けた。【三上健太郎】
毎日新聞社社長室広報担当の話
当社の主張が認められた妥当な判決だと考えます。
2016.3.11 19:38 産経新聞
サンデー毎日報道で稲田氏が敗訴 判決で在特会との関係指摘 大阪地裁
自民党の稲田朋美政調会長
自民党の稲田朋美政調会長が、毎日新聞社が発行した週刊誌「サンデー毎日」に、「在日特権を許さない市民の会」(在特会)を支持しているかのような印象を与える記事を掲載され、名誉を傷付けられたとして、同社に550万円の損害賠償を求めた訴訟の判決が11日、大阪地裁であった。小池明善裁判長は「論評の域を逸脱したものとは認められない」として稲田氏側の請求を棄却した。
判決によると、同誌は平成26年10月5日号に「安倍とシンパ議員が紡ぐ極右在特会との蜜月」と題する記事を掲載。稲田氏の資金管理団体が在特会幹部に近い人物8人から22~24年に計21万2千円の献金を受けたと報じた。
稲田氏側は、8人の思想やヘイトスピーチ(憎悪表現)活動を知ったうえで献金を受けたかのように読める内容で、在特会を支持している印象を与えると主張したが、判決は「記事に『知っていた』との記載はなく、重要な部分について真実」と退けた。
稲田氏は「どういう理屈であのような言論が許されるのか判決をまだ読んでいないので分からない」としつつ、控訴する意向を明らかにした。
毎日新聞社は「当社の主張が認められた妥当な判決だと考える」とコメントした。
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犯罪者集団とのつながりはどうなりますかね。
これからが楽しみですね。
志を同じくしている、正しく同志であるはずなのに不思議
私は稲田さんのファンなのです。なので、立ち止まってしまったのです。
ご不快と思われるかもしれませんが、コメントさせていただくことお許しください。
稲田さんと、ここでの皆様のご意見がことごとく対立することの根本は「東京裁判」をどうとらえるかにあるのではないかと私は思いました。
私は子どもの頃から、この裁判はいろんな点で納得がいきませんでした。
ひとつだけあげますと、まず「平和・人道に対する罪」というのは、それまで聞いたことのない罪です。もしそのような罪で日本の指導者たちを極刑に処するなら、日本全土への空襲と二度の原爆投下を行ったアメリカ、また日ソ中立条約を一方的に破り、日本敗戦確実になっていた八月八日に参戦、15日以降も満洲や内モンゴル、北方領土に攻め入り日本人に対して非道の限りをつくしたソ連の指導者も裁かれるべきではないかと思ったのです。(内モンゴルにも攻めてきたことは、当時は知りませんでした)
今になってたくさんの関連書や近現代史の研究書を読み、やはり「東京裁判」は裁判の名に値するものではなく、日本への復讐だったと納得しました。
日本を無罪としたインドのパール判事は、この不当な裁判によって日本の子どもたちが将来自信と誇りを失うことがないよう、とても案じておられたそうです。
GHQは東京裁判の本質を隠すためにも、日本の知識人を大量に追放、言論統制しました。また「日本軍は残虐で犯罪集団だった」と日本国民に思い込ませるためのプロパガンダ放送「真相箱」をゴールデンタイムに流し続けたそうです。これらの弊害は、今も続いていると実感します。
今私たちは、こうしたからくりを知り、日本国民を守るために闘った先人たちの名誉を取り戻す作業が必要ではないかと思います。そのような作業があってこそ、対等で強固な日米関係が築かれることになり、アジアの平和ひいては世界の平和に貢献できると思います。
ところが、御自分が極右であるのに、極右団体と「親交」があると、世間から認められるのは、何故、嫌なのでしょう。
御自分の信念に自信が無いのでしょうか。 どうして、訴訟までされて、「親交」を否定したいのでしょうか。
全く、理由が分かりません。
私等は、労働運動をしていましたので、偶々、職場へ来られた共産党や、社民党の議員と話していても、誰も、その理由を聞く者はいませんでしたが、個人的に親しい、自民党や保守系議員と話すと、その理由を聞きたい人が一杯いました。
御付き合いをするのに、政党政派は、特に関係がない、と思っていましたし、業務上のことや、出身学校が同じ等の理由で親交が出来るのは、自然なことでしょう。
御自分が自民党議員であり、極右の信条を持ちながら、共産党議員と特に親しい関係にあれば、それを否定したくなるのは、良く分かりますが、同じ政治思想を持ち、出来れば街頭でヘイトスピーチをしたいのであれば、訴訟なんて、何故するの?
それこそ、彼等と同じく街頭活動をやれば如何? 何なら、腕に鍵十字のタトーを入れて。
反動保守の在特らヘイトスピーカーに対する公式見解は「保守の品位に反する」ということで、蔑みの対象なのでしょう。
しかし、反動保守は存分に在特らを利用していると思いますね。
公式に発言出来ないこと出来ないことを在特にやらせていると思えば分かりやすいと思います。
こういう構造は、かつて街宣右翼を利用していたのと同じことです。
在特らのヘイトスピーチ行動を放置して差別主義や排外主義気運の盛り上がりを図り、かつ野党勢力やリベラルへの攻撃に利用出来るということでまことに便利な存在なのでしょう。
在特らの横暴や暴言に反発して反撃した側を「在特と同じレベル」「在特と同じヘイトスピーチ」
「どっちもどっち」などと叩くことが出来るというわけで、反動保守が本気で在特の行動を止めさせようとするなんて考えられないことです。
そればかりか本気で止めさせようとする人たちを攻撃するに違いありませんし、事実攻撃しているわけです。
ということになると、かなりの確率で負けることが分かっていた戦争を何故始めたのか?戦争開始を決定した人たちの責任はどうなのか?ということが問題になると思うのですが、何故か東京裁判は不当だということを論点にしようとする。
東京裁判に反発する人たちは、先の一連の戦争が日本による侵略戦争だったということを問題にするのですけど、侵略戦争ではなかったということが苦しいし、国際的に通用する話とも思えません。
東京裁判の見落とされがちな重要な点は、「日本の侵略戦争」に責任があるのは一部の軍国主義勢力であり日本国民一般ではないと区別しているところだと思います。
これは、日本国民一般は軍国主義の被害者だが加害者ではないということで、これは多分戦後の国民多数に受け入れ易いことだっと思います。
本当は東京裁判の論理に従えば、過去の日本の侵略についての責任は日本国民にはないというなるんじゃないかと思いますけどね。
あと、戦後のGHQによる日本統治が過酷だったなんて言説も目にしますが、逆に緩い方でしょうね。
軍国主義勢力の追放もすぐに解除されて旧勢力も大分復権を果たし、何より農地解放の結果として農村地帯は盤石な保守地盤となったわけで、それこそ日本を「反共の防波堤」にしたのはGHQなんですけどね。
ーー稲田朋美が各自治会、支援を受けている企業に『ともみの酒』というラベルを貼った日本酒の4号瓶を会費代わりに持参。さらに献金を受けた企業には10万円につき1本を、また後援会長の自宅にも配って歩くこともあったーー
と報じており、公選法に抵触するとの疑義を示した(現在、その記事は新潮のサイトからは削除)ところ、稲田夫婦から恫喝され、今は裁判中なのか?
不思議な話。
週刊新潮は、自民や安倍の大応援団だ。仲良しじゃないのか。
稲田が女なので、排除したいのだろうか。
宮武先生のレックの百選講義を受講していました68期のものです。
だからというわけではないのですが、なんだか先生らしくない論調だなあと感じてしまいました。
政治的な当否は色々ありましょうが、稲田氏憎しが先立っている印象を受けたからです。
仮定ですがもし、稲田氏側が勝訴していたらどのようなブログをお書きなったでしょうか。不当判決との主張あるいはそもそも無視、そのように思えます。
できることなら先生には、先生だからこそ、政治的な論評ではなく、この判決が名誉毀損を認めなかった構造からの解説をお聞きしたかったです。
これは同規約第2条第2項に違反する懈怠行為です。