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東京五輪組織委員会の森喜朗会長(右)と安倍晋三首相(肩書は当時)=2019年7月24日
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最初に一部のリベラル左派に水を差すようなことを言いたいのですが、イギリスのエリザベス女王が亡くなったそうですね。
これに絡めて、ツイッターで
#本物の国葬
なるハッシュタグがトレンドになっていて、エリザベス女王の国葬こそ本当の国葬だ、安倍晋三元首相は国葬にはふさわしくないとツイートしている人が多数いて、頭が痛くなりました。
映画ファンのわたくしとしては、ロンドン五輪開会式での007との共演だけはおしゃれだと思ったが。
我がブログの天敵三浦瑠麗女史も、
「その上で憂慮するのは、天皇陛下の国葬は当然だ、これは大喪の礼だ。天皇陛下という方はプライバシーを、自己犠牲している。権威は認めるけど、民主主義で選んだ総理大臣に対して毀誉褒貶もあるだろうけども、政治はダメというのは民主的にはおかしいと思っているんです」
などと、逆に安倍国葬に絡めて天皇の大喪の礼のことをわけのわかんない持ち出し方をして、天皇を権威付けしていましたし(三浦氏は「たいものれい」と言っちゃって失笑を買いましたw)。
元アベトモ三浦瑠麗氏が「#ワイドナショー」で、「国葬っていうのは政治なんです。私は政治マターだと思うんです。当然、内閣総理大臣が決めるんですよ。閣議で決めるんですよ」と法治主義を完全に無視。
このような、女王だの天皇だのを権威付けして別格扱いする「天は人の上に人を作る」かのごとき発想が、「人の下に人を作る」差別の温床になるという事を、自由と人権を最大限に尊重するリベラルは何度も肝に銘じるべきです。
功績だの、政治力だの関係ない。オリンピック憲章にも反する女性蔑視発言をした森喜朗東京オリ・パラ大会組織委員会会長は辞任しかない。その後、五輪中止特使にして引退!!(笑)
さて本題ですが、東京五輪・パラリンピックをめぐる東京五輪汚職事件で、東京地検特捜部が、大会組織委員会の会長だった森喜朗元首相から、参考人として複数回、任意で事情聴取したと報道されています。
元電通の専務で組織委の理事であった高橋治之容疑者が、東京オリパラの各種スポンサー選定で便宜を図り、紳士服大手「AOKIホールディングス」側から5100万円、KADOKAWA側から約7600万円の賄賂を受領したという容疑で、2回逮捕・拘留され、さらに大手広告会社の大広も家宅捜索を受けました。
どっちが偉いんだかわからない。
金にまみれた商業五輪の象徴。東京地検特捜部が東京オリパラ組織委の高橋元理事(電通)を受託収賄罪で逮捕。安倍首相の大嘘演説に始まり、新国立競技場、コロナ拡散、森差別発言とまさに「呪われた五輪」だった
そのうちAOKIルートで高橋元理事は、スポンサー契約前の2017年に森氏とAOKI前会長・青木拡憲被告人(贈賄罪ですでに起訴)らの会食を設定し、森氏は
「ラグビーW杯が終わる(2019年)秋ごろまでには決まっていると思う」
と発言し、その前後に200万円を受け取っていることも容疑者らが供述していると報道されています。
【東京五輪汚職事件】森喜朗元組織委会長にAOKIが現金200万円を提供か。AOKIのスポンサー決定前に、元電通専務で理事の高橋容疑者が森会長をAOKI側に紹介したと供述。
森元首相と言えば今の安倍派の元オーナーでもあり、安倍晋三元首相の死去後は安倍派の人事を取り仕切って分裂を避けたという人物。
政治とカネの問題の汚さでは森友・加計・桜の安倍氏も真っ青だった実態の一端が明らかになろうとしてるわけですが、そんな森元首相の功績をたたえるため、政財界人の15人が発起人になり、胸像制作の募金活動が行われていて、もう5000万円集まっているということで話題です。
まあ、安倍氏の葬儀を安倍信者がクラウドファンディングでやるなら他人は文句を言えないのと同様で、森氏の胸像も気色悪いけどやりたいならお好きにどうぞというところではあります。
極悪人勢ぞろいのリアル・アウトレイジ。
ただ、問題は冒頭でも述べたように、生身の人間を神格化することが差別の温床になるという事なのです。
まして、金まみれ、統一教会まみれ、違憲違法行為まみれの安倍晋三元首相を、日本という国が挙げて国葬にするという別格扱いの罪深さは、暗澹とするしかありません。
本来、安倍晋三氏も、国費で行なわれた桜を見る会にちゃっかり自分の後援会を呼んでいた公職選挙法違反(買収)や、その前夜祭で参加費用を負担した政治資金規正法違反(不記載)や公職選挙法違反(寄付行為)で、東京地検特捜部から任意聴取を受けていた身。
その安倍氏を国葬にするという事の恥ずかしさは「国辱」ものと言えるでしょう。
前列左から汚職疑惑でオリパラ組織委会長辞任、カバン芸で都知事辞任、暗殺、差別発言で会長辞任のあと汚職疑惑、、、という呪われた写真。
呪われた五輪。1940年、幻の東京五輪は日本が侵略戦争をしていたから返上した。2020年、今回の呪いは安倍首相が「アンダーコントロール」と言った瞬間にかけられた。
上の写真なんかを見ると、因果応報、驕れる者は久しからず、天網恢恢疎にして漏らさず、などの故事熟語が次々と浮かびますなあ。
安倍晋三氏が疑惑の解明ならぬまま死去したのは痛恨ですから、せめて森喜朗元首相、あわよくば現役の政治家まで立件されるといいのですが。
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東京五輪・パラリンピックを巡る汚職事件で、大会組織委員会の元理事、高橋治之容疑者が、出版大手「KADOKAWA」から約7千万円の賄賂を受けとったとして、東京地検特捜部は9月6日、受託収賄の疑いで再逮捕し、KADOKAWAの芳原世幸(としゆき)元専務ら2人を贈賄容疑で逮捕した。高橋容疑者の知人で、コンサルタント会社社長の深見和政容疑者も受託収賄容疑で逮捕した。今後、捜査が政界へと進むのか注目される。
芳原容疑者らは、出版業界もスポンサー枠に新設されるようにと高橋容疑者に依頼し、2019年7月~21年1月、10回にわたりKADOKAWA名義の口座から、深見容疑者が経営する「コモンズ2」に約7千万円を賄賂として支払ったというものだ。
深見容疑者は、電通時代は雑誌部門での仕事が長く、高橋容疑者の後輩だったという。コモンズ2は高橋容疑者も取締役だったことがあり、関係は深いとみられる。
5日には、スポンサーの獲得業務を担った広告大手「電通」の下請けとなる「販売協力代理店」に入れるよう、電通の元専務の高橋容疑者に依頼し、見返りに賄賂を渡した疑いをめぐり、広告大手の「大広」(大阪市)の東京本社などを東京地検特捜部が家宅捜索している。
KADOKAWAは、「当社は、本件を厳粛に受け止めており、東京地検の要請に誠意をもって対応するなど引き続き、当局の捜査に全面的に協力してまいります」
とコメントを発表。大広も強制捜査を受けたことを認め、
「東京地検の捜査に協力していることは事実です。当社はかかる事態を厳粛に受け止めるとともに、引き続き当局の捜査に全面的に協力してまいります」
としている。
AOKI、KADOKAWA、大広。高橋容疑者は3ルートから資金提供を受けたとされ、うち二つについて立件された。高橋容疑者が理事の立場で便宜を図り、報酬を得ていたとされる構図は3ルートとも同じだ。
今後の注目は、東京地検特捜部の捜査が政界関係者まで伸びるかどうかだ。
各紙は8月下旬、高橋容疑者が森元首相にAOKIホールディングスの前会長、青木拡憲容疑者=贈賄容疑で逮捕=を紹介した、と報じた。
9月1日には、森喜朗元首相の入院中に「お見舞い」として200万円を渡したと青木容疑者が供述している、と産経新聞が報じた。森元首相は、現金の受け取りを否定しているという
東京2020組織委員会の理事会に出席し、森喜朗会長(当時・右上)から声をかけられる高橋治之容疑者(左から3人目)=2015年9月
元東京地検の落合洋司弁護士が指摘する。
「私も過去に政治家に関連する事件を担当してきましたが、理事で、五輪のことをお願いしている高橋容疑者の紹介で、入院の見舞いに200万円というのは多すぎる感もあります。特捜部もそういう感覚があるから、メディアに流れた200万円のニュースを否定していないのでしょう。AOKI側も、会長という森元首相の職務に何らかの期待をして、もしくは高橋容疑者から『スポンサー選定に関して森元首相にも現金を』などとアドバイスされ、200万円を渡したとなれば、贈収賄事件に発展する可能性はあります」
高橋容疑者の弟、治則氏は「バブルの寵児(ちょうじ)」と呼ばれ、国内外で不動産、リゾート事業を展開した。だが、1995年に東京の2信組の経営破綻(はたん)に絡み、背任容疑で東京地検特捜部に逮捕された。一審では実刑判決が言い渡された(その後裁判中に死亡し、判決は確定していない)。
2信組の経営破綻がきっかけで名前が浮上し、逮捕されたのが元労働相の山口敏夫氏だった。
「治則氏の逮捕は当然、山口氏の立件を視野に入れたものだった。治則氏は自身の容疑は強固に否認していたが、最終的には山口氏の関連については認めていた。それが、山口氏逮捕への大きなポイントとなった。高橋容疑者の事件を見ていると、山口氏逮捕と同じように特捜部が政界を狙っているとの見方もできる」
と話すのは、治則氏の事件を捜査した、特捜部OBの弁護士。
こうした事態に、自民党の清和会(安倍派)のある国会議員は、
「東京地検特捜部はどんどんとやってくる。安倍晋三元首相の国葬で、世界中から多くの人がやってくるのに何を考えているんだ。森さんまで手を付けようだなんて、当てつけか」
と苦々しい表情で話した。
電通時代、高橋容疑者の部下だった社員は、
「五輪関係の仕事や、組織委員会に出向していた社員は軒並み、事情聴取を受けています。寄せ集めの組織委員会に、スポンサー選定の“専門家”は電通関係者以外にはいなかった。高橋容疑者は電通では神様のような人で、『何か一言いえばその方向で動くしかなかった』と五輪に絡んでいた同僚は話していた。高橋容疑者の力をもってすれば、スポンサー選定などで便宜を図ることはそう難しくなかったのかもしれない」
と話す。
前出の落合弁護士は、
「検察時代、特捜部で贈収賄事件をやる時は『足は3本あると良い』と言われました。贈収賄事件は、なぜカネを渡したのかという趣旨、もらった側の職務権限など微妙な点が多くあり、裁判で証言をひっくり返されることがある。今回は理事の職務権限、密接関連行為がカギになる。三つ立件しておくと、高橋容疑者は職務に絡んでカネをもらうような人物だと印象付けられ、支え合うことができるという狙いではないか」
との見解を示す。
高橋容疑者と政界のつながりは深いとされる。
自民党のある幹部は、
「高橋容疑者が経営していたステーキ店で食事をしたなどと、堂々とブログに書いている大臣経験者の議員もいる。今後、高橋容疑者の捜査がどう政界に波及していくのか。旧統一教会でボロボロになりつつある岸田政権にとって、大きな打撃となるかもしれない」
と警戒感をにじませる。
五輪汚職は政界まで広がるのか。いずれにしても、徹底的にうみを出し切ってもらいたい。
(AERA dot.編集部・今西憲之)
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今、森が人生の最後に社会に報いる方法がありそうだと思いついちゃいました。
よく、欲や学や弁や筆に溺れて、権力にすり寄り、思いや願いを遂げようとしている人というか、遂げている人の中に、それこそ、迷惑と面倒を撒き散らして、社会を混乱に陥れている人がいますよね。
♪ I'm a PERFECT HUMAN みたいな人ってことなんですが。w
そんな、ああ勘違いの皮を突っ張らせたポンコツの自覚なき迷惑人たちのために、その銅像に「欲ボケすり寄り地蔵」と名付けて、そんな心境に陥ってしまった人の戒めとしてみたら、いいんじゃねっ、ってね。
まあ、権力にすり寄らないにしても、自分の大事はみんなの大事?みたいなぁ~、そんな迷惑人が発見?発掘?されるネット時代でもありますので。www
わざわざ、世界の中心でポンコツを叫ばなくてもいいですから、
欲ボケすり寄り地蔵となって、どこかの片隅から、
余計な口出しもせず、無駄に動きもせず、じっと、静かに社会を見守って・・・、
なんてことなら・・・、少しは救いがあるかな、な~んて閃いてしまったつーことですね。w
頭も人柄も悪そうなのに、なんでこんなに権勢を奮っているのか、昔から疑問だった。
森喜朗の息子森祐喜は、六本木ヒルズでのホステス薬物死亡事件の真犯人で、押尾学はハメられたのだという噂がある。
押尾は出所してから随分羽振りが良く、結婚して子どもも生まれたし、高級車を乗り回しているそうだ。
森祐喜は石川県議だったが、事件後、まだ40代で謎の衰弱死を遂げた。
森喜朗は「政治の世界に向いていなかったようで、ウサ晴らしの飲酒を止められなかった。かわいそうなことをした」と語っているが、事件後も薬物を続けていたせいで死んだ、とも言われている。
AOKI以外にKADOKAWAとの贈収賄も報道されているが、組織委サイドははじめは講談社とスポンサー契約を結ぼうとしたところ、森が激怒、拒否したので、KADOKAWAになった、そしてその音声も残っている、と、
なぜ講談社に激怒したか……それは森祐喜のスキャンダルを講談社が取り上げたという理由で、サメ脳の私怨 怖ス! てか いいんですかね?
あと森喜朗は神宮外苑再開発で多大な賄賂を貰っているはず。
それも立件しなければ片手落ちだ。
統一問題もオリンピック賄賂も、安倍が死んだからこそ表に出てきた(出せた)話だろう。
安倍が生きていたら、今も揉み消されていたはずだ。
安倍が晋で、なんだか世の中が清々しくなりました。
(暴力反対🏺)
同じ組になった故人のイシと、国賓として招待していた故人のイシをくんで、中国からはなるべく偉い人に来てもらうよう、岸田氏はがんばりましょう。
出欠確認する葬式の招待状って初めて知りました。
大統領が棺を担いでくださったある方のご遺体の出迎えにもいかなかった安倍氏。後から弔意は示しましたが。
森氏の胸像、作っちゃた時の利用法・・・
1.魔除。安全のための車止め兼用。
2.お寺の天邪鬼の代用。
3.北京のバッハ氏の隣。
4.北京原人の胸像の隣。
5.売る。転売可。
そして、それだけ文字通り世界中の尊敬を集めたネルソン・マンデラ氏の追悼式に現職の首相(当時の首相は安倍晋三氏)を派遣しなかった数少ない例外的な国には、中国、イラン、DPRK(朝鮮民主主義人民共和国、北朝鮮)、そして日本が含まれていました。
このことは今回思い出すに値する事実だと思います。
ネルソン・マンデラの追悼式に日本の当時の現職首相が行かなかったのだから、今回の安倍晋三氏の「国葬」に世界の主要国から現職大統領や現職首相が来なくても、自民党政府としては世界からの安倍氏へのそのきびしい評価を受け入れなければならないでしょう。