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本日2022年9月8日、衆参両院の議院運営委員会の閉会中審査が行われ、岸田首相が安倍晋三元首相の国葬について説明しました。
もうツッコミどころ満載なのですが、象徴的に岸田首相の国葬の必要性についての説明が現実と乖離している点として、各国首脳の出席状況についてだけ書かせてください。
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自民党の盛山正仁氏が、安倍氏を内閣・自民党の合同葬ではなく、国葬にした理由を尋ねたのですが、これに対して岸田文雄首相は
「海外からあわせて1700を超える多くの追悼のメッセージをいただいたが、多くが日本国民全体に対する哀悼の意を表する趣旨であるということからも、葬儀を国の儀式として実施することで、日本国として海外からの多くの敬意や弔意に礼節をもって答える必要もあると考えた」
と、やはり弔問外交を一番の理由として挙げたんです。
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8月31日の記者会見。10日経っても全く同じ説明。
【岸田首相会見】G7首脳からはカナダのトルドー首相だけなのに、岸田首相が安倍国葬の意義について「国家元首・首脳レベルを含め多数の参列希望。日本国としての礼節を持ってお答えすることが必要」と強弁。
追悼のメッセージをもらったところはもうそれでいいわけで、実際に安倍国葬に弔問に来て「弔問外交」の対象になる各国首脳は誰か、岸田首相が全部しゃべっちゃったんですよ。
本当は警備の関係もありますし、各国首脳の来日予定というのはその国の内政問題でも予定変更になることがありますから、外務省は国葬3日前に正式発表する予定だったのですが、岸田首相は安倍国葬を正当化するための切り札として、焦ってこの国会で言ってしまったんです。
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そしたら、岸田首相が「今、明らかにできるだけでも」ともったいつけて挙げたのは、米国のハリス副大統領、インドのモディ首相、オーストラリアのアルバニージー首相、シンガポールのリー・シェンロン首相、ベトナムのフック国家主席、EU(欧州連合)のミシェル首脳会議常任議長、カナダのトルドー首相。
オーストラリアは他にもハワード元首相、アボット元首相、ターンブル元首相が来るということで数を稼いでくれたのですが、結局、現役のアルバニージー首相以外、外交の相手じゃありませんよね(笑)。
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ネトウヨ・安倍信者、涙目!(笑)。フランスのマクロン大統領に続いて、ドイツのメルケル前首相も岸田政権からの要請むなしく、安倍国葬への参列見送り。さすが「外交の安倍」は世界から認められているwww
結局、よくよく見たら、やはりトップが来るのはG7からはカナダのトルドー首相のみ。
そして、これをG20(G7に参加する7ヶ国にEU、ロシア、および新興の経済発展国11か国を加えた計20の国々と地域から成るグループ)に広げてみても、トップが参加するのは、カナダ・オーストラリア・インド・EUだけなんです(笑)。
大切なことなのでもう一度言いますが、国のトップが来るのはG7からは1か国、G20からは4か国だけ!
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トルドーまで来なくなったら、文雄泣いちゃう!w
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統一教会とのズブズブ癒着関係がバレた今はなおさらなんでしょうが、この「外交の安倍」「世界の安倍」の不人気ぶりは酷くないですか?www
そもそも、大平首相や小渕首相が亡くなった時も国葬ではなくて内閣葬でしたが、それでも米大統領や韓国大統領などが来日・弔問していますからね。
そもそも、安倍氏の葬儀を外交の機会にするのに国葬にする必然性なんて全くなかったわけで、こんなに各国首脳が来ない安倍国葬に岸田首相が今認めているだけでも16億円以上の血税を使うだなんて、コスパが悪すぎます(笑)。
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安倍国葬問題がいろんなコメンテーターのバカ発見器に。
今日の衆院の閉会中審査で、自民党の山口俊一・議院運営委員長が、共産党など野党の議員が岸田首相に安倍元首相と統一教会のことを聞こうとすると何度も
「直接議題と関係ないことには、お答えいただかなくて結構でございます」
と介入していたのは酷かったですね。
安倍氏と統一教会との癒着した関係こそがまさに安倍国葬をしてはならない一番と言ってもいい理由なのに。
そして、今日の閉会中審査で質問を終えた後でもまだ、泉健太立民代表がまだ自分が参列するかどうかについて
「政府が今日の質疑を受けて、どのように対応するか、そこを見極めたい」
と言っていたのにはあ然としました。
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オーストラリアのアルバニージー首相は、今月27日に東京で行われる安倍元総理大臣の国葬に参列すると発表しました。
発表によりますと、安倍元総理大臣の在任中に首相を務めたハワード元首相、アボット元首相、それにターンブル元首相も同行するということです。
アルバニージー首相がことし5月の就任以降、日本を訪問するのは、就任直後に東京で行われた日本、アメリカ、それにインドとの4か国の枠組み「クアッド」の首脳会合に出席して以来、2回目です。
声明でアルバニージー首相は「安倍氏のリーダーシップのもと、オーストラリアと日本は経済・防衛面での連携や人的交流を深めた。私たちは自由で開かれた強じんな地域を発展させていくため、協力関係の強化を続ける」としています。
“ビッグネーム”は軒並み不参加──。
9月27日に行われる安倍元首相の国葬は、米国のバイデン大統領、フランスのマクロン大統領に続き、訪日を検討中と伝えられていたドイツのメルケル前首相も参列を見送ることが分かった。
【写真】安倍首相が他国の国葬で“居眠り”疑惑…画像拡散で世界中の笑いものに(2015年)
ドイツからは、メルケル氏に代わってウルフ元大統領が出席する予定だ。日本での知名度は低いが、2010年から連邦大統領を務めた。翌年には汚職が発覚、その事実を報道しないようメディアに圧力をかけたことも分かり、批判を浴びた人物だ。当局が捜査を本格化したのに伴い、12年に辞任。親日家だというが、なかなかの人選だ。
それだけではない。立憲民主党など野党が2日に行った安倍氏の国葬に関する合同ヒアリングで、外務省から驚くような発言があった。 政府は国葬費用として、すでに今年度予算の一般予備費から2億4940万円の支出を閣議決定している。これに加えて警備費や海外からの要人対応の費用など総額いくらになる見込みなのかという野党の質問に対し、外務省の担当者はこう答えた。
「外務省が担当するのは外国から来る要人の接遇経費ですが、現時点でまだ多くの国から返事を頂いていない。そういう国に対して返事の刈り取りを進めている」
「各国・地域には8月中旬をメドに回答していただきたいと伝えています。とにかく早く教えて欲しいということで、働きかけを続けています」
■“弔問外交”も期待外れ 岸田首相は国葬を決めた理由のひとつとして「安倍元首相に対する諸外国の弔意と敬意」を挙げている。31日の会見でも「諸外国から多数の参列希望が寄せられている。国として礼節をもって応える必要がある」と言っていた。
ところが実際は、多数の参列希望どころか、8月中旬の締め切りを大幅に過ぎて9月になっても多くの国から返事がないというのだ。
「G7で一番長く一緒だったメルケル前首相まで来ないのには驚きました。諸外国首脳は、弔意は示しても、国葬にわざわざ行く価値はないと判断したのでしょう。海外の対応はシビアで、安倍元首相が日本の地位を高めたと言うけれど、残念ながら、これが国際社会における実力ということです。あのような亡くなり方をしたこともあり、日本の警備に対する不信感もあるのかもしれません。
テロ対策を考えたら、各国とも首脳の参列はなるべく避けたいはずです。統一教会(現・世界平和統一家庭連合)のようなカルトとつながっていたことも、忌避される要因のひとつと考えられる。名だたる国家首脳の参列が見込めない以上、国葬で大々的に追悼して敬意を示すつもりが、かえって故人に恥をかかせることになりかねません」(高千穂大教授の五野井郁夫氏=国際政治学)
国葬に対する国民の反対が多いなか、唯一のよりどころだった「弔問外交」も期待外れ。これでは何のための国葬かと、ますます批判の声が高まりそうだ。
立憲民主党、共産党などの野党は5日、国会内で故安倍晋三元首相の国葬(27日、東京・日本武道館)を巡り合同ヒアリングを行ったが、前回(2日)に続いて「ゼロ回答」に終わった。
【写真】故安倍晋三元首相
国葬費用については、会場の設営費や借り上げ料として2億4940万円の支出が閣議決定しているが、会場外の警備や要人接遇の経費などの費用が公表されていない。
国内外から最大6000人規模の参列者を想定しており、特に海外要人の実数が追加費用に影響するとみられているが、外務省は「中間報告的にご報告するのは差し控えたい」と回答を避けた。
2019年に行われた天皇陛下即位の礼では約2600人が出席し、警察庁は警備関係費用は約38億円としたが、最大で2倍以上の参列者を見込む国葬について概算などを回答せず、警察庁は都道府県の各警察への応援要請を行ったかについても回答しなかった。
また日本武道館での企画・演出業務を「桜を見る会」でも会場の設営を担ったイベント会社「ムラヤマ」が落札したが、入札したのはムラヤマだけだった。
これを受け野党側は「事実上の随意契約。国民からみたら出来レースにみえませんか」と問えば、内閣府は「あくまでも一般競争入札のルールにしたがって手続きをした」と回答した。
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9月27日に行われる安倍元首相の国葬に、シンガポールやカンボジアの首相らも参列する見通しであることがわかった。
政府は、国葬当日と前後のあわせて3日間、東京・港区の迎賓館で、訪日した首脳らと「マラソン外交」を行う方向だ。
松野官房長官は8日の会見で、「6日にEU首脳のミシェル欧州理事議長、8日にオーストラリアのアルバニージー首相が参列を発表した」と述べた。
複数の政府関係者によると、安倍元首相の国葬には、オーストラリアからは、アルバニージー首相のほか、アボット元首相、タンブル元首相など首相経験者が参列する見通しだ。
モリソン前首相は、国内事情から参列を見送る見通し。
また、シンガポールのリー・シェンロン首相、カンボジアのフン・セン首相も参列する方向で調整している。
一方、アメリカ・ホワイトハウスは7日、安倍元首相の国葬にハリス副大統領が出席すると発表した。
岸田首相は、国葬の前後の26日から29日までの3日間、迎賓館赤坂離宮で、ハリス副大統領らを含む各国の首脳らと2国間会談を実施する方向だ。
迎賓館内の2つの部屋を往復しながらの「マラソン外交」となる見通しだ。
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これを聞いて思ったんですね。
「海外からの、決して形式的ではないと信じて疑っちゃ~いけね~よ的な、そのような心のこもった?敬意や弔意に応えるためにも」
「だ・か・ら!」
「国葬儀の時には日本国民全員で稀代の大嘘吐きを粛々とお送りましょう。」
と弔意の強制を命じる方が説得力があるというか、国葬したいぜの理屈が成立するというか。
でも、そうとはならずに、日本国民は勝手にしていいよ、となっているところを見ると、
たとえば、親族の葬式の時、どれほどのちびっこ縁者なら、
弔意も敬意とも無縁で居られるのでしょうかねえ、と思っちゃったわけです。
今の日本国民、岸田から見ると、それほどのちびっこ扱いなんでしょうねえ。
お国の大事な人の葬儀中、どうぞご自由に、ってことなんですから。
と、なんか、ダチョウ倶楽部級の、国葬儀、聞いてないよ~話、
どっちの法学・・・、いやいや、方角からツンツンしても、理由にならないよな~と思っているところです。
まあ、海の向こうのロイヤルファミリーとも比べられちゃうのかなあ、
も今朝のニュースで閃いちゃうのは、誰しも一緒でしょうねえ~。w
佐藤栄作元総理の時も吉田茂国葬の反省と国葬令排除の確認があったんじゃないかな。
戦後、税金が支出された個人の葬儀というのは政治家ばかりじゃないか。
政治家というのは特権階級なのか。
弔問外交は故人を利用して、政治の調整を図ろうとする物であり、弔意なぞとは程遠い。
結果的に弔問外交となったとなるならばまだしも、それを前面に押し出すなんて、失礼の極みですよ。
色々な本を乱読してた身としては、そのようにしか感じません。
衣食足りて礼節を知り、衣食余りて礼節を忘れるってところでしょうね。