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2022年9月30日、ロシアのプーチン大統領は、軍事侵攻で占領したウクライナ東部、南部の4州を一方的にロシアに併合することを宣言しました。
各州の親ロシア派武装勢力が「ロシアへの編入」を求めて占領地で強行された「住民投票」が成立したとして、併合のための文書に署名したのです。
この署名式はモスクワのクレムリン(大統領府)で行われ、占領地で「行政」を担う親ロシア派幹部も共同署名しました。
そう思ってみるからなんだろうけど、ロシアンマフィアの会合にしか見えない。
そもそも、ロシアがウクライナに仕掛けた侵略戦争が国連憲章違反で、武力による領土変更が国際法違反であることは自明の理です。
そもそも、住民投票もやり方も一部では武装兵が戸別訪問するなどの方法も取られており、正当性がありません。
何より、交戦中の占領地の法秩序を変更することはハーグ陸戦法規という明文の国際法に真っ向から反しますから、ロシアによる4州併合の基礎となる住民投票なるもの自体が国際法違反で無効です。
劣勢に回ったロシアがまた蛮行。ロシア軍が実効支配する親ロシア派武装集団が今月、ウクライナ東・南部4州ロシア併合への住民投票。まさにクリミア併合と同じ国際法違反の侵略手法だ。
ロシア国内で今回の併合に関する文書は「国際条約」として扱われ、10月3~4日に議会が批准を審議する予定だそうです。
ロシア議会はプーチン政権が事実上支配しており、可決は確実で、ロシアがウクライナの領土を一方的に併合するのは2014年のクリミア半島併合以来となります。
ロシアはウクライナ侵攻を戦争ではなく「特別軍事作戦」なのだと説明して、ロシア市民への影響は少ないとしてきました。
ところが、ロシア軍はウクライナの思わぬ抵抗に遭い、戦争は長引いています。
さらに、欧米諸国から軍事援助を受けたウクライナに反攻を許しているため、プーチン大統領はとうとう「部分的動員令」を出し少なくとも30万人、一説には100万人の予備兵などを動員する羽目に陥りました。
この動員体制への口実を作り、ロシア市民の戦意を向上させる目的で行なわれたのが、ウクライナ戦争の具体的な戦果としての4州併合です。
この4州併合のための住民投票の直前であった9月21日、プーチン大統領はテレビで演説し
「もし我が国の領土保全が脅かされた場合、我々はロシアと国民を守るために使用可能なすべての兵器システムを必ず使う。
これはハッタリではない」
と、ロシア領にウクライナ軍など他国が攻め込めば核兵器を使用すると言い切りました。
そして、4州併合の条約調印の際、プーチン大統領は
「ウクライナ政権と西側の首脳に伝えたい。ルガンスク、ドネツク、ヘルソン、ザポリージャに住む人々は、永遠にわが国の国民となる」
と主張しました。
プーチン大統領の目的が不利な戦況を核の威嚇で乗り切って、ウクライナ軍による4州奪還を許さないことにあることは明らかです。
これに対して、ウクライナのゼレンスキー大統領は同じく9月30日に緊急の会合を開き、北大西洋条約機構(NATO)に対し迅速な加盟を可能にする手続きを正式に申請すると表明しました。
ロシアがウクライナを侵略した真の目的は、ウクライナがNATOに加盟することを阻止することにあったのは明白だったので、これまでNATO加盟については触れてこなかったのですが、ロシアによる露骨な4州併合に対してとうとう伝家の宝刀を抜くことになりました。
つまり、プーチン大統領がウクライナが4州に攻め入れば核を使うと脅迫したので、ウクライナはNATOに加盟し、もしロシアがウクライナに核兵器を使えば、NATOがロシアに核攻撃をすることになるぞと威嚇しかえしているわけです。
これは核戦争を招く危険性が生じる大変不幸な事態ですが、ウクライナはこれまでNATO加盟を激しく拒否しているロシアを刺激しないよう配慮し、早期加盟を事実上断念していたわけで、今回のNATOへの加盟宣言は、核使用を宣言したうえで強引に4州を自国の領土にしようとするロシアに一方的に非があります。
プーチン大統領は前述の9月30日の演説で、ウクライナに対して
「われわれはウクライナ政権に対し、直ちに戦闘を停止し、すべての敵対行為を停止し、交渉の席に戻るよう求める」
と呼び掛けましたが、こんな都合のいい話、ウクライナでなくても聞くわけがありません。
プーチン大統領がもしウクライナのNATO加盟に反対するなら、国際法違反の4州併合を撤回するとともに、同じく国際法違反である核兵器使用宣言を取り消さないと道理が立たないのです。
まず最初に、「直ちに戦闘を停止し、すべての敵対行為を停止し、交渉の席に戻る」べきはロシアのプーチン大統領です。
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ロシア軍によるウクライナ侵略から半年。市民の死者は5500人以上、子どもたちの死傷者1000人、兵士の死者両軍合わせて3万人?戦争は始まったら容易に止められない。軍隊があっても戦争は止められない。
ロシアによるウクライナ侵略から5カ月。飢えるアフリカに向けウクライナの穀物を輸送するため、ロシアとウクライナが3カ月かけて港湾への攻撃をしないことを合意した翌朝、ロシアがオデーサ港をミサイル攻撃。
ウクライナ戦争「どっちもどっち」論には道理がないとする日本共産党の立場は至当。侵略しているロシアの行為の違法性こそ著しく重大。そこから議論を始めない橋下氏らがロシア擁護派とされるのは当然だ。
【ラディカルとリベラルの対話11】森川文人弁護士の「民衆同士の立場から戦争に反対しよう!」「私たちは、戦争したくない、戦争に巻き込まれ戦争に動員され、加害もしたくないし、被害にもあいたくない。」
「ウクライナ戦争・即時停戦を-多数の死傷者が出続けることには耐えられない」白井邦彦青山学院大学経済学部教授の特別寄稿。
このロシア市民に対するロシア政府の弾圧に抗議できないリベラルや左派には存在価値がない。
ウクライナの夜:革命と侵攻の現代史
ちょっと長い編集後記です。
さて、私から頼んで忙しい中を寄稿してもらっておいて批判するのも何なんですが、ラディカル弁護士の森川君が
【ラディカルとリベラルの対話12】森川文人弁護士緊急寄稿『戦争動員としての国葬に反対を』ー国葬は安倍政治の戦争国家化を肯定し称賛し、愛国主義を煽り、私たちを戦争に動員するために強行しようとしている
の記事の中で、
『この間まで戦争反対と言っていた人たちが、いざ、戦争が始まると、ロシアの軍事侵攻と徹底抗戦のウクライナ軍を讃え、「台湾を中国からアメリカと共に守れ、そのために戦え!」という空気に流されていきます。』
だとか
『ウクライナ戦争が始まって以来、世界中、そのような国家主義の空気に人々は持っていかれようとしています。』
だとか言って、いっこうにロシアによる侵略や国際法違反や人権蹂躙・弾圧は批判せず、反戦だけをお題目のように唱えているのには大いに不満があります。
うちのブログも別に「徹底抗戦のウクライナを讃え」ているわけではなく、双方のやっていることの違法性があまりにもロシアの方が高いので、公平に見て、まずロシアから違法行為をやめろと言っているのです。
また、うちでもウクライナを
ウクライナが戒厳令・総動員令を3か月延長。ゼレンスキー大統領が男性の出国の自由を求める署名に対して「署名者は生まれ故郷を守ろうとしていない」と拒否。これが日本国憲法に緊急事態条項を創設する恐ろしさだ。
等の記事で批判しましたが、ゼレンスキー大統領による総動員令を批判するならロシアの一部動員令も批判すべきだし、それに反対する市民が何千人も逮捕されているロシア政府による人権侵害に抗議しないでいて、反戦もへったくれもありません。
それをどっちもどっちか、むしろウクライナの行為の重箱の隅をつつくようなことに終始している一部リベラル・左派や一部野党は本当にどうしようもないと思ってみています。
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ロシア大統領、ウクライナ4州の併合条約に調印
【9月30日 AFP】(更新)ロシアのウラジーミル・プーチン(Vladimir Putin)大統領は30日、大統領府(クレムリン、Kremlin)で開かれた大規模な式典で、同国が占領したウクライナ4州を併合する条約に調印した。
政府高官を前に舞台に立ったプーチン氏が、自国軍が支配するウクライナ4州にロシア政府が派遣した各首長と手を取り合うと、「ロシア!ロシア!」との唱和が起こった。
プーチン氏はこれに先立つ演説で、「ウクライナ政権と西側の首脳に伝えたい。ルガンスク(Lugansk)、ドネツク(Donetsk)、ヘルソン(Kherson)、ザポリージャ(Zaporizhzhia)に住む人々は、永遠にわが国の国民となる」と主張。これら4州の住民がロシアに加わるという「明白な選択」をしたと述べた。
さらに「われわれはウクライナ政権に対し、直ちに戦闘を停止し、すべての敵対行為を停止し、交渉の席に戻るよう求める」と呼び掛けた。(c)AFP
ロシアのプーチン大統領がウクライナ侵攻のさなか、東・南部4州で実効支配する地域の編入にかじを切った。
―どんな地域なの。
東部のドネツク、ルガンスク両州と南部のヘルソン、ザポロジエ両州だ。ドネツクとザポロジエは州の一部占領にとどまるが、黒海とアゾフ海沿岸に帯状につながっている。欧米メディアは、ウクライナ全土の約15%と報道。北海道よりも広いことになる。
―以前も編入した。
そもそも2014年にウクライナの親欧米派の「革命」に反発し、ロシアが南部クリミア半島を占領・編入したのが、対立の発端。クリミアを入れると、ウクライナは全土の約20%を支配できておらず、親ロシア派が居座っている。
―どういう人たち。
住民のリーダーという建前だが、実態はロシアの「操り人形」だ。ドネツクとルガンスクで「人民共和国」を自称。プーチン氏は2月下旬、「独立国家」と認めた上で、住民が迫害されたと理由をでっち上げて侵攻に踏み切った。
―ただの侵略だ。
その通り。一応、東部2州の「解放」が大義と説明していて、残るドネツクの州全域を支配するまで、プーチン氏は軍事作戦をやめられない。一方、占領している南部を編入するには理由付けが必要になった。
―具体的には。
プーチン氏は動員令を出した21日の演説で「歴史的領土」と言い出した。東・南部を旧称で「ノボロシア」と呼んで、ロシア国民に防衛を訴えた。招集された予備役は、十分な訓練を受けないまま南部に送られるという情報もある。
―聞き慣れないね。
18世紀にトルコとの戦争で獲得した「新ロシア」という意味だ。しかし、ロシア帝国の最盛期の版図を「固有の領土」と見なすのは強引だろう。各国がそんな主張を始めたら、世界は大混乱に陥ってしまう。
―なぜ強行できる。
「住民投票」で賛成多数だったと親ロ派は言い張っている。でも自由で公正だったとは言い難く、先進7カ国(G7)は「国連憲章や国際法への明確な違反」と断じ、編入も認めない立場だ。(時事)
[キーウ(キエフ) 30日 ロイター] - ウクライナのゼレンスキー大統領は30日、ウクライナは北大西洋条約機構(NATO)に対し迅速な加盟を可能にする手続きを正式に申請すると表明した。ロシアとの交渉については、プーチン氏ではない別の大統領と交渉する用意があるとした。
ロシアのプーチン大統領はこの日、先の「住民投票」でロシアへの編入を圧倒的多数で支持したウクライナ東・南部のルガンスク、ドネツク、へルソン、ザポロジエ4州の併合を宣言し、4州の親ロシア派代表と併合条約に署名した。
ゼレンスキー氏はこれを受け、対話アプリ「テレグラム」に投稿したビデオで「NATO加盟手続きを加速する申請書に署名することで、ウクライナは決定的な一歩を踏み出した」と表明。首相や国会議長らの立ち合いの下、申請書に署名した。
ゼレンスキー氏は、ロシアは「殺人、脅し、虐待、嘘」を利用し公然と歴史と国境線を書き換えていると非難。ウクライナはこうしたことを容認しないと表明した。
その上で、ウクライナはロシアと「対等な関係」で共存するという考えを変えていないとし、ロシアとの交渉の用意はあると表明。ただ、プーチン氏ではなく「別のロシア大統領」とのみ交渉は可能との立場を示した。
プーチン大統領がウクライナ4州の併合条約に署名したこと受け、ウクライナは対応を協議するために国家安全保障・国防会議の緊急会合を開催。大統領府の公式ウェブサイトによると「欧州・大西洋地域とウクライナの集団安全保障の確保に必要な措置」について討議した。対応策には、ウクライナの同盟国による対ロシア核抑止戦略の実施が含まれるべきとしている。
【キーウ=上杉洋司】ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領は30日、ロシアによる東・南部4州の一方的な併合宣言を受け、北大西洋条約機構(NATO)への加盟を正式に申請する方針を表明した。ウクライナは、加盟を激しく嫌うロシアを刺激しないよう早期加盟を事実上断念していたが、方針転換を図ることになる。
ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領は30日、ロシアによる東・南部4州の一方的な併合宣言への対抗措置として、北大西洋条約機構(NATO)への加盟申請を表明した。
ウクライナは2月24日の侵略開始以降、NATOへの早期加盟を断念していたが、方針転換となる。ロシアはウクライナのNATO接近を侵略開始の名目の一つにしていた。
ゼレンスキー氏は30日にSNSで公開した演説で、ウクライナとNATO加盟国は「事実上の同盟関係にある」と述べ、迅速な加盟承認を要請すると説明した。
一方、米国のジェイク・サリバン国家安全保障担当大統領補佐官は30日の記者会見で「現在、ウクライナを支援する最善の方法は、実用的な支援を提供することだ。(NATO加盟を巡る)手続きは別の機会に検討すべきだ」と早期加盟に慎重な見方を示した。
紛争中のウクライナを加盟させれば、NATO加盟国は集団的自衛権に基づいて紛争の当事国になる。NATOも、ウクライナの加盟申請には慎重姿勢を取るとみられる。
2022年10月1日(土) しんぶん赤旗
国連憲章違反の領土併合を糾弾し、併合の即時撤回を求める
日本共産党幹部会委員長 志位和夫
日本共産党の志位和夫委員長は30日、ロシアによるウクライナ東・南部4州地域の併合の動きについて、談話「国連憲章違反の領土併合を糾弾し、併合の即時撤回を求める」を発表しました。全文は次の通りです。
一、ロシアのプーチン大統領は29日、ロシアが軍事占領下に置いているウクライナ南部2州の「独立」を承認する文書に署名し、30日午後、すでに「独立」を承認している東部2州地域と合わせ4州地域をロシアに併合する文書に調印しようとしている。
ウクライナに対する侵略拡大と軍事占領の下で強行された今回の行動は、2014年のクリミア併合に続き、国連加盟国の主権、独立、領土保全の尊重、武力の行使と威嚇の禁止を明記している国連憲章と国際法を何重にも踏みにじる暴挙である。わが党はもっとも強い言葉で糾弾し、併合の即時撤回を要求する。
一、プーチン大統領は、21日におこなったテレビ演説で、併合に向けた住民投票と併合地域を含めた動員拡大を正当化するとともに、「われわれは、当然、保有するあらゆる手段を行使する。これははったりではない」とのべて、核兵器使用の威嚇を強める発言をおこなった。併合の動きが核威嚇と一体となっていることはきわめて重大である。
人類の生存を人質にとる核威嚇を強く非難する。世界に破滅的影響を及ぼす核兵器の使用を絶対に許してはならない。
一、ロシアの行動は、グテレス国連事務総長が29日、「国連の目的と原則を侮辱するものだ」とかつてなく強い言葉で指摘したように、自らの領土拡張のために国連憲章と国際法の蹂躙(じゅうりん)をなんらためらわない大国主義・覇権主義そのものである。
日本共産党は、世界の平和秩序を覆すロシアの行動を厳しく批判し、軍事侵略の即時停止と全面撤退を強く求める。「ロシアは侵略をやめよ」「国連憲章を守れ」の一点で全世界が団結することを呼びかける。
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大惨事世界大戦も視野に入れ
受け入れるかどうかの決断を迫られ
NATOも困っている
プーチンは核使用を一段とチラつかせ
世界とゼレンスキーを牽制する筈
我々も覚悟しなければならない
>それをどっちもどっちか、むしろウクライナの行為の重箱の隅をつつくようなことに終始している一部リベラル・左派や一部野党は本当にどうしようもないと思ってみています。
本当に同感します。
私の場合は、他ブログのことなんですが、
正直、弁護士さんにもいろいろな考えの人がいるんだなあ、
と本当にびっくりさせれているんですね。
挑発されれば侵略でお返しするのはやむを得ないという感じの主張にも驚いていた、というか、今も同じ主張を繰り返していますので、いるとしたほうが良いかと思いますが、最近のロシア戦況不利と国内混乱となってからは、このままでは核戦争必死だから、それを回避するためには、核を脅しに使っているロシアに譲歩せよ、とまるで、核を脅しに使うプーチンのような論陣を張っていることに気づかないだけでなく、ロシア批判をして何になると言い放ってもいて、もう、本当に驚くばかりです。
その上、ウクライナ贔屓?(と思っているような感じ)へダブスタと批判を浴びせかけるくせに、自分へのダブスタ批判をネトウヨ級の絡みつきと、ネトウヨのような罵り返しをするなんて、どうなっているんだろうというか、この辺が、この記事の動機かな、なんて妄想も出来たりしては、妄想ですよ、もう本当にそう。w
あくまでこの戦争に対する私の思いですが、
他の組(ウクライナ)の縄張りを奪い取ろうと、鉄砲玉(親露武装勢力)を送り込み、一騒動を起こさせ、それを口実に、一気にその組の縄張りに雪崩込んで奪い取る。
なんとかの代紋(核兵器の破壊力)をひけらかしながら。
という虚構もつけると、Vシネのシナリオ級ぐらいには格上げしてもらえますマスかねえ~。w
んで、その破壊力抜群の代紋が出張ってきたら一巻の終わりだから、
その前に手打ちしろ、って、次は自分が餌食が分らないポンコツ親分が、手打ちのすすめとしている!?
・・・は冗談ですが、
核兵器を大量に持つ国の発射ボタンを押せる立場の人物が、核攻撃に対する報復以外で核を使うと言ったあの瞬間から、人類は今までとは違うステージに入ったと思っていて、ここで譲歩すると、次の核脅迫の恐怖に身をすくませた世界となると思います。
そうなると、いつかは抵抗しなければならない時が来るでしょうが、その時になって振り向いたら、核の脅迫にひれ伏した国ばかりとなっていて、自分と共闘し抵抗してくれる国が一つもなくなっていた。
と、まるで、ニーメラーの詩のような世界となりそうな予感がするのです。
今、核の脅迫に譲歩して、核戦争を避けることが出来たとしても、譲歩を勝ち得た方はシメシメではないでしょうか。
と考えると、
ここで譲歩しては、核の恐怖から逃れなれなくなる。
ここで譲歩しても、遅かれ早かれ、いつか再び核の恐怖を突きつけられる日が来る。
ならば、最初の今、この時が頑張りどころ、踏ん張りどころではないでしょうか、
当然、慎重、慎重、かつ、慎重にです、死なばもろともとならないように。
もちろん、その前に両者が停戦、できれば、終戦合意となれば、それに越したことはない最良の出来事です、それもできるだけ早く実現できることを願っています。
ただ、その妙案が思いつかないのが悩ましいのですが。
とはあくまで私の考えです。
は、批判しても今のロシアを批判しない中国共産党、
逆は自民党、
両方を批判している政党は日本共産党くらいですか。