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2023年4月15日、岸田文雄首相が衆院和歌山1区補欠選挙の応援演説で訪れた和歌山市の雑賀崎漁港で、演説直前に爆発物を投げつけられました。
誰もが昨年7月8日に銃撃され非業の死を遂げた安倍晋三元首相のことを思い出したと思います。岸田首相にも周りの人にも犯人を捕まえた市民の方にも大きなお怪我がなかったようで本当に良かったです。
その岸田首相自身が本日16日に
「民主主義の根幹をなす選挙において、こうした暴力的な行為が行われたことは絶対許すことはできない」
と首相公邸で記者団に語ったそうですが、全くその通りです。
犯人が投げ込んだのはただの発煙筒ではなく、手製の爆弾だったようです。岸田首相や周りの人に対する身体や命への危険さえあったかもしれません。
犯人として逮捕された木村なる人物の動機や背景はまだわかりません。
しかしそれが何であれ、そもそも暴力が許されないことですし、ましてそれが政治的活動に対する妨害行為であったとすれば、2重3重に許されない行為で厳しく非難されるべき犯罪です。
岸田首相だけではなく周りの人にも危険があったかもしれない。
ただ歴史をさかのぼれば、近代市民革命の理論的支柱となったジョン・ロックは圧政に対する市民の抵抗権を説き、フランスでは市民革命が起こってルイ王朝が倒されました。
また、大日本帝国に併合され支配されていた朝鮮半島では、初代朝鮮総監である伊藤博文は日本の支配に抵抗する安重根に暗殺されました。
いま、ロシアを専制支配してウクライナにも侵略戦争をしているプーチン政権に対する抵抗運動も激しくなるかもしれません。
このような歴史上の、また現在および将来の、市民が圧政に対して抵抗して実力行使する行為すべてが否定されるわけではありません。
伊藤博文を撃った男―革命義士安重根の原像
しかし、曲がりなりにも自由と人権が保障され、議会制民主主義の範囲内で社会を改善し得る今の日本で、今回のようなテロ行為が肯定される余地はありません。
それは、安倍元首相に対する山上被告人の行為についても全く同じです。
結果として山上被告人の行為で安倍氏と統一教会の癒着、長年にわたる統一教会の悪業と自民党などとのズブズブの関係が暴かれ、統一教会の信者・2世信者・被害者などの救済が実現し始めたとはいえ、だからと言って殺人が肯定されるわけがありません。
【あらゆる暴力に反対】安倍晋三元首相が散弾銃で撃たれ、心肺停止状態に。暴力ですべてを解決しようとするテロも戦争も最低最悪だ。
去年の安倍氏の殺害から1年も経たないうちに今回の事件ですから、日本社会が変質し始めたのか、例えばウクライナ戦争に乗じて日本が大軍拡を進めていることが暴力肯定につながっているのではないかなどと危惧されます。
逆に、やむを得ずロシア軍に抵抗して防衛戦争をしているウクライナもロシア兵を処刑するなど戦争犯罪行為をしていると報じられており、戦争自体が殺し合いであることは間違いないのです。
ですから、侵略しているロシアと自衛しているウクライナやそれを援助する各国がどっちもどっちというのも良くないけれども、ウクライナを手放しで称揚したり、過度に美化することも慎むべきでしょう。
バフムート近郊で2023年3月24日、戦闘中に会話するウクライナ軍兵士=AP
国連報告書、捕虜の即決処刑を数十件記録 ウクライナ・ロシア双方が実行と指摘
安倍政権下での違憲行為や政策があまりにも酷く、安倍氏が首相を辞めてからの言動も言語道断なものが多かったため、山上被告人が安倍氏を殺害した後、殺人者である彼を肯定し称えるような言動も確かにありました。
しかし、安倍政権の政治が良くなければそれは選挙で正すべきでしたし、安倍氏の政治的責任は選挙で落とすこと、法的責任は訴訟を提起しまた起訴して裁判をすることで追及すべきだったのです。
統一教会の問題も半世紀も前から指摘されていたのですから、それを安倍氏の殺害まで放置してきた我々に大きな責任があります。
とにかくこの現代の日本社会で暴力で何かを解決しようとすることは許されず、暴力はかえって事態を悪化させることは肝に銘じるべきです。
安倍晋三元首相、死去。敵対者の存在を許さない風潮を作った張本人が非業の死を遂げる。安倍氏の生前に政治的・法的責任を取らせることができなかったことが市民社会の大きな悔いだ。
完訳 統治二論 (岩波文庫)
ジョン・ロックと主権理論―イギリス革命政治思想における混合王政と抵抗権 (1980年)
安倍氏が山上被告人に殺害された当時、三浦瑠麗氏らアベトモが盛んに安倍氏と統一教会の癒着から目をそらさせようとして、安倍氏と統一教会の問題を追及することは殺人者である山上容疑者の思う壺だと言い立てました。
フジッ子3人組の橋下徹・三浦瑠麗・古市憲寿氏が異口同音に統一教会と自民党の関係追及をけん制。「統一教会批判が過ぎると山上容疑者の目論見通りになる」。統一教会が解散して何か不都合でも!?
その三浦氏の夫が東京地検特捜部に逮捕・起訴され、三浦氏のテレビ芸人としての立場が危うくなっている今、やはり今回の事件にかこつけて
暴力は絶対に許されないし、テロリストに同情したり名声を与えたりしてはいけない、ということ。あらためて。
— 三浦瑠麗 Lully MIURA (@lullymiura) April 15, 2023
とツイートしています。
「あらためて」とは、安倍晋三元首相が死去した際に自分が山上容疑者について話していたことを擁護しているのです。
岸田首相に対するテロをとことん利用し、自分の言動を正当化してまた復活を狙う。
こういう人がいるから世の中良くならないんだと思います。
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和歌山市 雑賀 崎漁港で15日、衆院補選の応援演説前の岸田首相が筒状の爆発物を投げ込まれた事件で、演説会場にいた漁師の男性(70)が爆発によるとみられる破片で、軽傷を負っていたことがわかった。
16日午前に取材に応じた男性によると、威力業務妨害容疑で逮捕された無職木村隆二容疑者(24)(兵庫県川西市)が警察官らに取り押さえられているのを見ていた際、背後で爆発音が鳴り、背中に衝撃を感じた。帰宅後に確認すると、擦り傷があり、血が出ていたという。警察には当時着ていた服を提出し、状況を説明している。
男性は「大きな痛みはないが、子どもに当たっていたらと思うと恐ろしい。容疑者がなぜこんなことをしたのか分からず、憤りを感じる」と話した。
15日午前、和歌山市の雑賀崎漁港で、岸田総理大臣が選挙の応援に訪れていたところ演説の直前に爆発音がしました。
和歌山市の雑賀崎漁港で当時、現場にいた男性が撮影した映像には、岸田総理大臣が立っている方向に向けて、筒状のものが投げ込まれるとすぐ近くにいた警察官が盾を広げて、総理を守ろうとする様子が写っています。
周囲の人からは「きゃー」という悲鳴が上がっています。
近くにいた警護の警察官が、この物体を、手に持っていたカバンで押さえてすぐに蹴り出します。
そしてカバンを広げて盾にして岸田総理大臣を守っていました。
投げ込まれた瞬間を見た人は
容疑者を取り押さえる瞬間の映像も
そのあと、演説が予定されていたとみられる場所で、爆発音のような音が鳴り、白い煙が上がります。
周囲は、騒然として叫び声も聞こえますが、警察官などが容疑者を引きずるようにして移動させました。
現場に銀色の筒状のような物が残されている様子も確認できます。
容疑者を取り押さえた人は
当時の状況について、寺井さんは「瞬間的なことだったのではっきりとは覚えていないのですが、考える間もなく体が動きました。容疑者は演説を聞くために集まっていた人たちの中にいて私の2、3メートル前に立っていました。何かで火を付けるような動作をしたあと筒状のものを投げて、投げた物からは煙が出ていました。その直後に私の知人の漁師や警察官が容疑者に飛びかかり、抵抗している様子だったので私も手伝いました」と話しています。
また、寺井さんは、「容疑者が警察官に連れて行かれたあと、銀色の筒状の物が近くに落ちていたので拾ったところ、警察官から『そこに置いて』と言われました」と話していました。
首相演説会場で爆発物=岸田氏は無事、警察官1人軽傷―投げ込んだ24歳男逮捕・和歌山
15日午前11時半ごろ、岸田文雄首相が遊説のため訪れていた和歌山市雑賀崎の雑賀崎漁港で、大きな爆発音があった。男が金属製とみられる銀色の筒状の爆発物を投げ込み、白煙も上がったが、首相は避難して無事だった。男はその場で取り押さえられ、和歌山県警が威力業務妨害容疑で現行犯逮捕した。爆発に伴い、男性警察官1人が軽傷を負った。
安倍晋三元首相の銃撃事件から1年もたたずに、現職の首相が危険にさらされる事態となった。
県警によると、男は兵庫県川西市けやき坂の職業不詳、木村隆二容疑者(24)。逮捕容疑は15日午前11時25分ごろ、何らかの爆発物を投げ、岸田首相の演説を妨害した疑い。「弁護士が来てから話す」と黙秘しているという。
県警は16日未明、同容疑で木村容疑者宅の家宅捜索に入った。
首相は15日午前11時17分に漁港に到着。集まった支援者らと握手を交わし、海産物の試食をした後、特設の会場で演説に臨む予定だった。
会場には約200人が集まり、木村容疑者は聴衆の中から、筒状の爆発物を10メートルほど離れた首相に向けて投げたとみられ、現場には爆発後の筒が残っていた。捜査関係者によると、鉄パイプ爆弾の可能性があり、県警は詳しい構造や、男が他に爆発物を持っていなかったか調べを進める。
首相は爆発音の直後、車で現場から避難。木村容疑者はその場で警察官らに取り押さえられた。現場にいた警察官1人が左腕を2、3針縫う軽傷を負い、県警が他に負傷者がいないか調べている。
県警は安倍氏銃撃事件を受け、警護計画を事前に警察庁に提出していたが、態勢に問題がなかったか「今後検証する」という。
首相は衆院和歌山1区補欠選挙の応援のため、15日、和歌山入りしていた。漁港での演説は中止したが、この後にJR和歌山駅前と千葉県浦安、市川両市での演説は予定通り実施した。
現場はJR紀勢線紀三井寺駅から西に約4キロの雑賀崎漁港内。
◇政治家が襲われた主な事件
1990年 1月 本島等長崎市長が右翼団体幹部に銃撃され重傷
90年10月 丹羽兵助元労相が名古屋市の陸上自衛隊駐屯地で男に切り付けられ死亡
92年 3月 金丸信自民党副総裁に右翼団体構成員が発砲
94年 5月 細川護煕元首相に右翼団体構成員が発砲
2002年10月 民主党の石井紘基衆院議員が右翼団体代表に刺され死亡
06年 8月 加藤紘一自民党元幹事長の実家が全焼。右翼団体構成員を逮捕
07年 4月 長崎市の伊藤一長市長が選挙運動中、暴力団幹部に銃で撃たれ死亡
22年 7月 安倍晋三元首相が選挙の応援演説中、男に手製の銃で撃たれ死亡
※肩書はすべて当時
[時事通信社]
岸田首相に15日、爆発物を投げつけて威力業務妨害容疑の現行犯で逮捕された木村隆二容疑者(24)の自宅は、兵庫県川西市けやき坂の一軒家が立ち並ぶ閑静な住宅街にある。近所の住民らによると、木村容疑者は両親やきょうだいとともに、2008年頃に近くの集合住宅から2階建ての住宅に引っ越してきた。
近くに住む女性(65)は1か月ほど前、木村容疑者が母親と一緒に庭の草むしりをしているのを見かけた。「親孝行だと思った。おとなしい印象だが、すれ違ったらあいさつをしてくれて、事件を起こすような人には見えなかった」と驚いていた。
木村容疑者は小学校の卒業文集で、将来の夢を「パティシエか発明家」とつづっていた。「食べた人が秘密にしておきたくなるお菓子をいっぱい作りたい」と自身が考えたチョコレート菓子のアイデアを紹介。また、高齢者のために料理や洗濯をするロボットなど、「役に立つ機械を作りたいです」とも書いていた。
小中学校で同学年だった女性は「小学生の頃は明るくてリーダーシップがあったけど、中学生になって急に誰とも話さなくなった」と話した。
川西市の自民党関係者によると、木村容疑者は昨年9月24日、自民党系の当時の川西市議が開いた市政報告会に参加していた。報告会には有権者約70人が出席。終了後、木村容疑者は市議に「川西市議の報酬は、良いですか」などと議員活動について熱心に質問していたという。
関係者は「20歳代の若者の参加は珍しく、政治に強い関心がある様子だった」と話した。
国連ウクライナ人権監視団は24日、ロシアが侵攻したウクライナでの人権状況に関する報告書を公表し、双方が拘束した捕虜を処刑しているとして非難した。ロシアは15人、ウクライナは25人を処刑したと指摘。国際人道法や国際人権法に抵触している可能性があり、双方に捕虜の人権保護や処遇の改善を求めた。
報告書について、首都キーウ(キエフ)で記者会見したボグナー団長は「敵対行為をやめた兵士を恣意(しい)的に処刑することについて深く懸念する」と訴えた。英BBC放送ロシア語版が報じた。
ウクライナ外務省は、報告書について「侵略の犠牲者に責任を負わせるようなことは容認できない」と反発した。
報告書によると、監視団は双方の計432人の捕虜や親族らに聞き取りを実施。ボグナー氏によると、ロシアは調査に協力的ではなかったが、ウクライナ側は収容施設での調査も許可した。
ロシア側が拘束したウクライナ人捕虜203人のうち84%が虐待や拷問を受けた。処刑された15人のうち、11件については民間軍事会社ワグネルの戦闘員が実行した。一方、ウクライナ側が拘束したロシア人捕虜229人の約半数が虐待や拷問を受けたという。(共同)
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しかし、日本は今迄、民族問題も無いし、銃規制・薬物規制が厳重により、銃撃事件が余り起こらなかった。
大麻所持だけでも、逮捕されて社会的名誉を失うのは、先進国でも日本くらいだろう。
しかし、新自由主義に染まった自民党政権が、多民族を日本に移民させ、格差上等、非正規・低賃金何でも御座れ、の遣りたい放題。
これ迄の自民党政権の政治姿勢が、前回と今回の銃爆撃事件と何の関係も無いとは言い切れない!
成長より格差解消を優先すべきと初めて主張した岸田文雄総理の活躍を期待したい。
格差解消が少子化終結の要因の一つに成り得ると思う。
そして、この様な事件が再び起こらないことを望む!
一方で遵守義務のある憲法違反常習の今の政権。
学術会議法や、放送法に介入するのは国家権力の暴力では無いのか。権力を縛るのが憲法であり、その縄目をカネと数の力で自ら解いて好き放題。あまつさえ毎週審議と称し、コソコソと国民が周知しない所で民主主義の統治機構を180度転換する緊急事態条項を目の色変えて進める。
こういう今の自維国こそ国や社会のあり方を根本から変える国家権力の暴力でありテロ行為に等しい。
目に見える物差しでしか政治ができない者に人を治める政治家の資格は無いと思う。
「警官が聴衆に向かって爆発物を蹴った」岸田首相襲撃時の映像をめぐり物議 警視庁の元SPは「いたしかたない」
https://www.news-postseven.com/archives/20230417_1861186.html?DETAIL
聴衆との距離が極めて不十分だったので、爆発物が聴衆に向かったようだが、それが強力だったら、すぐに爆発したら、転倒などで逃げるタイミングが遅れたら、けが人が多数出ただろう。
日本大学危機管理学部・福田充は、屋内であれば受付で参加者に住所・氏名を記入させる、手荷物・金属探知機で検査する、屋外なら壁を背景に選挙カーなどに上がって高さを確保し、周囲をSPが囲む、聴衆との距離も10~20m離すなどの対策を述べていた。併せて、事前に社会全般を検閲する監視社会はありえないが、ピンポイントで前述のような制限事項を設ける必要性を強調していた(4/17 深層ニュース/BS日テレ)。
ところが元警視総監の米村敏朗は、「怪しい人物に職務質問する」を強調していた(4/17 プライムニュース/BSフジ)。福田充提言のような物理的対策にはさらりと触れただけで、「職人気質」を重んじる、いかにも日本らしい(?)非合理的体質を見せてくれた。警察上層部の発想も同様かもしれず、もしそうなら今後も同じことを繰り返すかもしれない。
もちろんテロは許されないし、暴力反対だ。
でものっぺり杓文字顔の鈍感な岸田及び統一自民党は、数を頼んでさまざまな悪法を怒涛のように閣議決定している。
また国会審議をしても、ゆ党が協力して多数決で成立させてしまう。
近く遠くの将来に日本国民に大きな禍根をもたらすこと必至の法案ばかりである。
マズゴミは為すすべもない、どころか報道しない・3S政策でこの危機を隠蔽する。
安倍だってそうだった。
もちろん暴力反対だしテロはいけないが、安倍が統一教会への祝福メッセージビデオに出演したことをどこも報じず、その前に、霊感商法対策弁護団が「自民党議員は統一教会のイベントに出席したり祝電を送ったりすることを控えるべき」と意見表明した時も報じなかった。
その結果、世間を甘く見て増長した安倍は殺されたのだ。
マズゴミは山上徹也の協力者だ。
このまま社会の閉塞状況が続けば、これからも暴力による実力行使は起こり続けるだろう。
あと、舌禍事件を起こした野党議員が生理的に嫌いだから、自衛隊制服組の統一系議員にもっとグーパンチされろ♪なんて言う人に、暴力反対テロ反対って言われても響かん。。。。。