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亡くなった安倍晋三氏の実弟である岸信夫防衛大臣があんまりにも淡々と、統一教会とのズブズブの関係について素直に語るので、わたくし非常に驚いたんですが、それだけ岸家・安倍家にとっては統一教会との癒着は当たり前のことで、
「何が悪い?」
という感覚なのでしょうね。
岸防衛相は2022年7月26日の記者会見で、旧統一教会との関わりについて質問されたのに対し、
「統一教会の方と付き合いもあるし、選挙の際にも手伝ってもらっている」
と明言しました。
しかも、
「具体的に運動員という形では手伝ってもらってはいないと思う」
と言いながら
「電話作戦などがあったと思うし、ボランティアなどで手伝ってもらったケースはあると思う」
と述べました。
それこそが選挙運動員なの!
その上で、岸防衛大臣は今後の選挙でも旧統一教会の関係者に手伝ってもらうか質問されたのに対し、
「あくまでもボランティアという形なので次の選挙でどうなるかはお答えできない」
と言いながらも
「選挙なので支援者を多く集めることは必要なことだと思う」
と言ってしまったんですよ。
自分の実の兄が統一教会への恨みを動機に殺害されたのに、この人、まだきっぱりと統一教会とは手を切ります、縁を切りますと言えないんだから、岸家・安倍家と統一教会の関係はどれだけ根が深いんでしょうね。
同じく安倍派の二之湯国家公安委員長も同日の記者会見で、2018年に「世界平和統一家庭連合」=統一教会の関連団体が開催したイベントの実行委員長になり、あいさつしたことを明らかにしました。
二之湯委員長は実行委員長になったのは名前を貸しただけ、
「教義もよく知らない。それ以上の付き合いはない」
というのですが、実行委員長としてイベントで挨拶までしているんですから、そんな言い訳通用しません。
本来、統一教会の詐欺・脅迫行為を取り締まるべき日本の警察組織を統括する国家公安委員長がですよ、統一教会のイベントの実行委員長をやって挨拶までしているんです。
背筋が寒くなりますよ。
自民党の茂木幹事長は同日の記者会見で、統一教会とは
「党として組織的関係がない。一切関係ない」
と強調しましたが、100人からの自民党議員が統一教会と関係を持ち、前年まで首相だった安倍晋三氏も統一教会のイベントにビデオでメッセージを送って、統一教会の総裁をほめたたえているんです。
その安倍氏を岸田政権は国葬にしようとしているわけです。
ちなみに、2021年の衆院選直前には、自民党と統一教会で、「日本・世界平和議員連合懇談会第一回総会」というイベントを選りによって衆議院議員会館で開催しています。
安倍派の前の会長だった細田議長もこのイベントに参加してあいさつし、ガッツポーズ(呆)。
これはもう自民党、特に安倍派と統一教会の関係はまさに組織的関係でズブズブだってことですよ。
茂木幹事長は自民党所属議員には、社会的に問題が指摘される団体との関係について
「厳正かつ慎重であるようさらに注意を促していきたい」
と述べましたが、安倍晋三氏がまず真っ先に注意されるべきことを堂々としているわけですからね。
こんな開き直りをしている自民党には自浄能力は全くないし、統一教会の被害者を救うどころか、統一教会と手を切る気持ちもさらさらないことは明らかです。
参考記事 村野瀬玲奈の秘書課広報室さんから
TBS「問われる政治との距離 激震・旧統一教会と日本政治」 【2022年7月22日 (金) #報道1930】
統一教会が公安監視対象からはずされたいきさつと、統一教会名称変更のいきさつについてのメモ
二之湯智・国家公安委員長(自民党、参院京都選挙区)と中村格・警察庁長官には、安倍晋三元首相銃撃についての責任はないようだ。二人とも引責辞任していないから。
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岸信介、福田赳夫、安倍晋太郎の流れをくむ安倍派ですから、統一教会と自民党との関係のほとんどは安倍派との関係。
だから安倍晋三氏だけではなく岸信夫防衛大臣が統一教会とズブズブなのはわかりきったことではあるのですが。
それにしても、岸氏があまりにも淡々と当たり前のことのように統一教会の人間を何人も知っているとか、選挙を手伝ってもらっているとか、支援を受けるのは当たり前とか言うのには度肝を抜かれました。
いま、どれだけ統一教会と自民党との関係に厳しい視線が向けられているかも気にしておらず、統一教会との関係は空気のように当たり前のもの。
これで空恐ろしくならない人はいないでしょう。
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【速報】岸防衛大臣 旧統一教会「付き合いもあるし、選挙の際にも手伝ってもらっている」
配信 FNN
岸防衛相は26日、旧統一教会に関連して「旧統一教会の方と付き合いもあるし、選挙の際にも手伝ってもらっている」と述べた。 岸防衛相は26日の記者会見で、旧統一教会との関わりについて質問されたのに対し、「統一教会の方と付き合いもあるし、選挙の際にも手伝ってもらっている」と述べた。
一方で、「具体的に運動員という形では手伝ってもらってはいないと思う。具体的には分からないが、(投票呼びかけの)電話作戦などがあったと思うし、ボランティアなどで手伝ってもらったケースはあると思う」と述べた。
その上で、今後の選挙でも旧統一教会の関係者に手伝ってもらうか質問されたのに対し、「あくまでもボランティアという形なので次の選挙でどうなるかはお答えできない」とした上で、「選挙なので支援者を多く集めることは必要なことだと思う」と指摘した。岸防衛相は銃撃されて亡くなった安倍元首相の実弟。
政治部
岸防衛相は26日の記者会見で、「世界平和統一家庭連合」(旧統一教会)との関係について、「付き合いもあるし、選挙の際も電話作戦などボランティアでお手伝いいただいたケースはある」と明らかにした。「選挙だから支援者を多く集めることは必要だ」とも語った。
二之湯国家公安委員長は同日の記者会見で、2018年に同連合の関連団体が開催したイベントの実行委員長として名前を貸し、あいさつしたことを明らかにした。二之湯氏は「教義もよく知らない。それ以上の付き合いはない」と語った。
これに関連し、自民党の茂木幹事長は同日の記者会見で、同連合とは「党として組織的関係がない。一切関係ない」と強調した。党所属議員には、社会的に問題が指摘される団体との関係について「厳正かつ慎重であるようさらに注意を促していきたい」と述べた。
■“21人のガッツポーズ”旧統一教会と自民党の関係
1枚の写真から浮かび上がるのは、旧統一教会と自民党議員の浅からぬ関係です。2021年、衆議院議員会館で開かれた「日本・世界平和議員連合懇談会第一回総会」という会合。笑顔でガッツポーズを決める21人の男性は、どんなメンバーなのでしょうか。
▼神山佐市元議員▼伊東良孝議員
▼奥野信亮議員▼御法川信英議員
▼逢沢一郎議員▼原田義昭元議員▼細田博之議員▼三原朝彦元議員
▼柳本卓治元議員▼宮島喜文元議員
▼中村裕之議員▼工藤彰三議員
▼斎藤洋明議員▼藤原崇議員
▼関芳弘議員▼八木哲也議員
▼上野賢一郎議員▼金子万寿夫元議員
▼松本文明元議員▼田畑裕明議員
前列の中心にいるのは現在の衆院議長で、自民党の重鎮、細田博之氏です。
細田氏の右隣の人物は、梶栗正義氏。旧統一教会系の政治団体、「国際勝共連合」の会長で、教団の関連団体のトップも務める人物です。
もともと、この写真は、原田義昭元衆院議員が、Facebookにあげたものです。
原田氏は、第4次安倍改造内閣で、環境大臣を務めましたが、この会合の4か月後に行われた衆院選で落選。現在、写真は掲載されていませんが、こんな投稿をしていました。
原田義昭氏のFacebook
安倍派に衣替えする前の細田派の会長だった細田氏が、この議員連合の名誉会長を務めていたというのです。細田氏と旧統一教会はどのような関係なのか。2019年に名古屋市で行われたイベントにも、その姿がありました。
■「安倍総理に早速、ご報告したい」
イベント司会者
旧統一教会の関連団体が主催したイベントで笑顔で登壇すると・・・
自民党 細田博之氏
当時、総理大臣だった安倍氏の名前も出した細田氏。この場には、教団の総裁、韓鶴子氏本人も出席していました。
旧統一教会 韓鶴子総裁
「政治と宗教は一つにならなければなりません。今日の政治家たちは謙遜な姿勢で天の声を聞くことのできるようにならなければなりません。私と一つとなって、天の父母様を中心とした人類一家族、地上天国、天上天国をつくっていきましょう」
狙いは「その国の宗教を統一教会にする」
そもそも、この「世界平和議員連合とは、どのような組織なのでしょうか。ジャーナリストの鈴木エイト氏によると、旧統一教会の関連団体が、政治家を巻き込んで展開してきた組織だといいます。その目的は・・・
「これはズバリ、国家復帰ですね。その国の宗教を統一教会にするという意味合いなんですが、そのためにその国の政治家を取り込んでいく、その取り組みの一環で、こういった議員連合があるのではないかと思います」
当時、議連の会長だった原田氏が、25日夜、私たちの取材に応じました。
「しっかりやろうと、結束を固めた会だったことは間違いないですね」
旧統一教会と関係がある議連だという認識はなかったとしています。一方で、原田氏自身も過去の選挙で教団側から応援を受けたことを認めました。
ーーいろいろな宗教団体からの選挙応援の一つに旧統一教会も?
「そう、まあそういう意味ではあったと思いますね。そこは、否定しない。(2021年)10月30日に(衆院)選挙ありましたから、6月というと精神的には大詰めになってきているから、プラスになる、マイナスにならないとはみんな思っていると思いますよ」
写真に映る国会議員および元国会議員は20人。うち19人に会合に出席したか問い合わせたところ、9人は会合に「出席した」と認めました。
中には、旧統一教会の関係者から、直接事務所に連絡があり「会合に出てほしい」と言われたという議員もいました。
会合に出席した議員A
「選挙では、旧統一教会の関連団体から支援してもらった。熱心に電話かけとかをしてくれていた。団体側からなにか要求されたことはない」
会合に出席した議員B
「細田議員をはじめとして他の国会議員も出席するようだということで出席しただけ」
この会合について、旧統一教会の関連団体に問い合わせたところ、「有志の国会議員の方々が世界平和のために設立されたと聞いています」として、教団側の関与については明言を避けました。
■月500万円使ってPR こども庁の名称変更に影響?
旧統一教会を取材してきた有田芳生氏は教団と政治の繋がりについて・・・
「いろんな統一教会の教えを自民党の国会議員たちに広報をやってとお願いして、PRチームが日常的に国会を回っている。月500万円使って飲食費、交通費ですよ」
政治団体「国際勝共連合」が発行した2022年1月号の機関誌。“家庭再建を軸にした子供政策を”という言葉と共に、こう紹介されていました。
「心有る議員・有識者の尽力によって、子ども政策を一元化するために新しく作る組織の名称が『こども庁』から『こども家庭庁』になりました」
有田氏は、こうした政策の背景にPRチームなどからの働きかけがあったのではないかと考えています。
有田芳生氏
「政治と宗教の問題をどこまでメスを入れることができるのか。全体像を歴史的に見ていかなければ統一教会の問題は見えないんではないか」
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