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映画「MINAMATA」を観に行きたいとSNSに書いた日から、水俣病を語り継ぐために創られた一般財団法人相思社に勤める方がお友達候補に出てくるようになって、勇気を出してお友達申請をしました。
ここのところ、相思社さんのホームページを貪るように読んでいます。
この映画のモデルであり、20世紀を代表する写真家の1人、ユージン・スミスとパートナーのアイリーン・美緒子・スミスの写真集「MINAMATA」。
も申し込みできました。
ぜひアマゾンや楽天ではなく、相思社の書籍・DVDコーナーからご購入くださいませ。
それにしても、水俣について自分は何も知らなかった。。。。
熊本県で起きた有機水銀が原因だということと、チッソという会社が原因企業だということしか知りませんでした。
水俣出身の人がそのことを隠して生きることがあることも知らなかったし。
チッソが通産省の指導でフェイクの排水処理施設を作って見せて、それで水俣の人が安心してしまって、ますます被害が拡大したとか(怒)。
チッソの社長がその処理施設で処理したという水を飲んでみせて、みんな安心して魚を食べたのに、彼が飲んだのはただの水道水だったと10年後にわかったとか(怒)。
チッソだけでなく、国と熊本県と水俣市と化学者らが嘘をつき続けて水俣の被害を隠蔽しなければ、新潟水俣病は防げたとか(怒)。
チッソが水銀入り排水を海の水で希釈したらなんとかなると思って、人体実験になると批判されているのに、見切り発車で不知火湾全域に排水を流すようになったら、被害が不知火湾岸の全域に拡大したとか(怒)。
これって、放射能汚染水をこれから太平洋に放出する福島原発事故と全く構造は同じじゃねえか。
東京五輪招致の演説で、福島第一原発は
「完全なアンダーコントロール(制御)している」
と大嘘をついた安倍晋三元首相が、同じ2013年によりによって水俣被害についての国際会議の開会式で
「水俣病を克服した」
と発言したことが、映画にも出てくるのだけど、それもこれも安倍・菅元総理たちの
「人類がコロナに打ち勝った証としての東京五輪」
と全く同じ欺瞞ではないですか。
世界中でこんな酷いことを平気でする人がいるから、コロナワクチンは人類が滅亡させるために作られたという反ワクチン陰謀論が説得力を持ってしまうのでしょう。
コロナ陰謀論や反ワクチンはそれは明らかにデマだけれども。。。
人を人とも思わず、「社会的に地位のある人」たちが、そんなに惨いことをすること。
そして、虐げられた人に真の意味で寄り添う人もいつの世にも、どんな地域、出来事でも確実にいること。
僕は原爆被害と被爆者のことは少しは知っているつもりだったけど、僕のような中途半端な関わりでは、実はほとんど何もわかっていないのだろうことも身に染みました。
勉強を続けます。
もう少し若ければ、仲代達也さんが演じることもできたユージンさん。
リモートワークも一年半になり、何か人と触れ合うことだけで得られる感覚が鈍ってきたような気がしていまして。
この秋、コロナ第6波が来る前に、水俣に旅するかもしれません。
その時まで勉強を続け、次は水俣から発信します。
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