アイヌ民族と朝鮮人差別で人権侵犯認定を受けた杉田水脈議員がアイヌ事業関係者は「公金チューチュー」、在日特権は「実在します」、亡くなった細田博之元衆院議長には「いつもいつも守っていただきました」。

この元ネトウヨという評論家には一定の警戒をしているのですが、これにはちょっとワロタｗｗ

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　まず、共同通信の２０２３年１１月１０日付けの記事が簡にして要を得ているのでご紹介します。

『自民党の杉田水脈衆院議員は１０日までに、在日コリアンへの憎悪をあおる悪質なデマとして知られる「在日特権」などを巡り、Ｘ（旧ツイッター）に「実際には存在します」と投稿した。

　「在日特権」は、在日コリアンが「隠れた特権」に基づき日本人を搾取しているとの趣旨の差別的言説。

　ヘイトスピーチと位置付けられ、交流サイト（ＳＮＳ）を中心に拡散している。

　レイシズム（人種差別主義）を助長する恐れがある。

　投稿は４日付で、杉田氏の言動を取り上げた朝日新聞の１日付朝刊記事に言及。「在日特権」のほか、被差別部落問題に絡む「同和利権」を差別的表現だと分析した記事に反論し

「（朝日は）差別に関わる利権や特権は存在しないと断言しました。しかし、実際には存在します」

 

と書き込んだ。』

 

朝日新聞は、私のショート動画を引用した記事の中で、差別に関わる利権や特権は「存在しない」と断言しました。
しかし、実際には存在します。
そのことを元産経新聞記者の三枝玄太郎氏が詳しく解説してくださっています。
新聞は事実を報道するものであって欲しいですね。https://t.co/OWqRP5YoK9 pic.twitter.com/gqactfHGeK

— 杉田 水脈 (@miosugita) November 3, 2023

札幌・大阪両法務局から人権侵犯認定され「啓発」された杉田水脈議員が「私は差別をしていない」「人権侵犯の制度が悪い」と開き直り。それでもまだ庇う岸田首相の人権意識が一番の問題だ。

 

 

　１０月には昔のブログの記載が法務省の札幌法務局からはアイヌ民族差別と認定されて人権侵犯認定、１１月には大阪法務局に同じく朝鮮人差別と認定されてやはり人権侵犯認定。

　ここで黙っていたらネトウヨ支持層からも見放されるとばかり、杉田水脈議員が今まで以上に差別意識丸出しで回りに噛みつき、アイヌや朝鮮人への差別言動をむしろ強化したわけです。

　韓国・朝鮮人差別に続いて、アイヌ民族事業にも牙を剥き出しにしたのですが、これも１１月１１日付けの共同通信から。

『自民党の杉田水脈衆院議員は11日までに、保守系月刊誌のユーチューブ番組に出演し、アイヌ文化振興事業に公金不正流用疑惑があるとの見方を示した上で、関係者を「公金チューチュー」とやゆした。

　

　昨年12月の総務政務官辞任について、アイヌ関係団体に直接謝罪するのが嫌でやめたと明らかにした。

　

　インターネット上では、マイノリティー（少数者）の支援団体や当事者らが補助金などを必要以上に得ているとして「公金チューチュー」と呼んで卑しめる向きがある。

　杉田氏の発言はこれをなぞったもので「流行語大賞にノミネートされても良かったと思いますけれどね」とも語った。

　

　番組でアイヌや沖縄、在日コリアン、被差別部落、LGBTなどに関する支援運動の動きをチェックしていると強調。「そういうふうな人たちが、どこでどんなことをしているのか。

　　

　全部頭の中に入っている国会議員は私ぐらいしかいない」と自賛した。』

 

まさに＃安倍晋三が諸悪の根源。

数々の差別発言を繰り返し、政府の法務局から「人権侵犯」認定までされてもまだ開き直る杉田水脈議員を次の衆院選で公認するかどうか問われた自民党の茂木幹事長が「しかるべきタイミングで適切に判断」（呆）。

 

 

 

　伊藤詩織さんへの名誉毀損訴訟でも力一杯敗訴している杉田議員ですが、これはアイヌ関係団体に提訴されたらまた負けますよ。

 

　でも、

 

「全部頭の中に入っている国会議員は私ぐらいしかいない」

 

という言葉に明確に表れているように、そんなリスクを冒しても差別発言を続けないといけないくらい、自民党内部での公認が難しくなっていて、右翼の参政党か日本保守党に移ろうかと天秤にかけてさらに過激さに磨きをかけているのでしょう。

 

　何せビジネス右翼の差別モンスターですから。

伊藤詩織さんが東京高裁で杉田水脈氏に逆転勝訴！杉田氏に賠償命令。名誉毀損ツイートへの杉田水脈議員の「いいね」は「限度超えた侮辱行為」。#杉田水脈の議員辞職を求めます

 

 

 

 

　そんな中、統一教会疑惑にもセクハラ疑惑にもまともに答えないまま、杉田議員も属する安倍派の会長もしたことがある細田博之衆院議長が突然亡くなりました。

 

　体調が悪いから衆院議長は辞めるけど国会議員は辞めない、次も選挙に出るとわけのわからない記者会見に出たのがつい先日のことなのですが、あれだけ生と権力に執着した人でも死ぬときは本当にあっさりしたものなんだなと、命のはかなさを感じます。

　

　さて、この細田氏の死に対する杉田水脈議員の嘆きようは大変なもので、自分の自民党公認にも支障をきたすからでしょうが、最大級の悲しみを表現しています。

 

細田 博之先生の突然の訃報。本当に辛くて悲しくて、言葉になりません。
先程、太田房江先生、山田美樹先生と私（お世話になっていた仲良し3人）でお部屋を訪ねました。
秘書さんから、「本当に急変だった。一昨日からです。この後のことはまだ何も決まっていません」と伺いました。
（続く） pic.twitter.com/0AKouQidXz

— 杉田 水脈 (@miosugita) November 10, 2023

 

（続き）細田先生、本当にありがとうございました。いつもいつも守っていただきました。励ましていただきました。心配ばかりかけてごめんなさい。
まだまだ気持ちの整理が全くつきません。心よりご冥福をお祈り申し上げます。

— 杉田 水脈 (@miosugita) November 10, 2023

 

むしろ、細田氏と杉田氏の存在が国難。

 

安倍晋三氏に続いてまた法的・政治的責任を追及しきれないまま逝かせてしまったことが残念。

 

統一教会疑惑・セクハラ疑惑の細田博之氏がやっと衆院議長を辞めるけど、次回衆院選には出馬すると言い出した（呆）。１０月１３日の記者会見はマスコミはプライドをかけて追及し、細田氏を引退に追い込め。

 

 

 

 

　統一教会票や運動員の仕切り役として知られた細田博之氏に対して

 

「細田先生、本当にありがとうございました。

　

　いつもいつも守っていただきました。

 

　励ましていただきました。

 

　心配ばかりかけてごめんなさい。」

 

とはよくも恥ずかしげもなく臆面もなく言えたもんです。

 

　それにしても日本で差別されている朝鮮人に対しては在日特権があると言い張り、アイヌ民族事業者は甘い汁を吸っているとないことないことを言う杉田議員が、権力者に対してはこのおもねりよう。

 

　弱者には厳しく強者にはすり寄る。まさに卑怯で間抜けな右翼の典型です。

山口4区・安倍晋三候補の出陣式に出席いたしました。ご本人が出陣式に出られるのはなんと12年ぶり！
集まった大勢の地元支援者に向け熱弁を振われました。
「全国的には自民党と立憲・共産党との戦いですが、ここは長州と新撰組の戦いです！」と、ユーモアも有り。
圧倒的勝利に向けて発進です。 pic.twitter.com/5IS5l57xSs

— 杉田 水脈 (@miosugita) October 20, 2021

岸田政権がやっと統一教会の解散命令請求を東京地裁に提出。しかし統一教会疑惑をまともに説明しない細田博之衆院議長を衆院選に立候補させるのであれば、岸田政権が統一教会と手を切る気がないのは明らかだ。

 

 

 

参考記事　村野瀬玲奈の秘書課広報室さんより

 

自民党・細田博之氏の死亡にお悔やみを申し上げ、同党と同氏が破壊して殺した日本の政治にお悔やみを申し上げます。

 

 

 

 

在日朝鮮人 歴史と現在 (岩波新書)

水野 直樹、 文 京洙  | 2015/1/21

 

 

 

ネットと愛国 在特会の「闇」を追いかけて (g2book)

安田 浩一  | 2012/4/18

 

 

杉田水脈議員と統一教会関連記事

統一教会との関係を誤魔化すために、急にバカのふりをし始めた高市早苗、萩生田光一、杉田水脈、松井一郎氏ら統一教会かつ右翼の面々(笑)。ま、元からそんなに頭は良くないわけだがｗｗｗ

岸田政権が１日たりとも臨時国会を延長しなかったのは差別発言で大炎上している杉田水脈政務官を守って逃げ切るため。統一教会の被害者救済より自分の政権維持を優先した岸田首相は言語道断だ。

差別発言連発の杉田水脈総務省政務官がやっと辞任！＝事実上の更迭。「差別していない」「そういう発言を聞いて応援してくださっている支援者の方もたくさんいらっしゃいますので」とネトウヨ配慮の最後っ屁(笑)

統一教会の「信者数」は全国で８～９万人と１０万人以下なので票田としては大したことないのですが、運動員や秘書として自民党議員に「献身的」に仕えるという意味では実に重宝な存在のようですね。

安倍政権の環境大臣の原田義昭氏が「自民党と統一教会はウィンウィンの関係」「勝共連合のおかげで当選」「今でも感謝」と明言して統一教会フロント組織のトップになったのに、岸田政権が最高位の旭日大綬章を叙勲。

安倍氏や細田氏の庇護下にあった杉田水脈氏の場合は思想信条についてどんどん統一教会から影響を受けて、いまの差別モンスターになったのでしょう。

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自民・杉田氏がヘイト扇動　「在日特権、存在する」

2023年11月10日 22時04分 （共同通信）

　自民党の杉田水脈衆院議員

　自民党の杉田水脈衆院議員は１０日までに、在日コリアンへの憎悪をあおる悪質なデマとして知られる「在日特権」などを巡り、Ｘ（旧ツイッター）に「実際には存在します」と投稿した。「在日特権」は、在日コリアンが「隠れた特権」に基づき日本人を搾取しているとの趣旨の差別的言説。ヘイトスピーチと位置付けられ、交流サイト（ＳＮＳ）を中心に拡散している。レイシズム（人種差別主義）を助長する恐れがある。

　投稿は４日付で、杉田氏の言動を取り上げた朝日新聞の１日付朝刊記事に言及。「在日特権」のほか、被差別部落問題に絡む「同和利権」を差別的表現だと分析した記事に反論し「（朝日は）差別に関わる利権や特権は存在しないと断言しました。しかし、実際には存在します」と書き込んだ。

 

 

杉田水脈氏、アイヌ事業関係者を「公金チューチュー」とやゆ　政務官辞任は「謝罪するのが嫌でやめた」

2023年11月11日 19時12分　東京新聞

7日、衆院本会議に臨む自民党の杉田水脈氏＝国会で

　自民党の杉田水脈みお衆院議員は11日までに、保守系月刊誌のユーチューブ番組に出演し、アイヌ文化振興事業に公金不正流用疑惑があるとの見方を示した上で、関係者を「公金チューチュー」とやゆした。昨年12月の総務政務官辞任について、アイヌ関係団体に直接謝罪するのが嫌でやめたと明らかにした。

　インターネット上では、マイノリティー（少数者）の支援団体や当事者らが補助金などを必要以上に得ているとして「公金チューチュー」と呼んで卑しめる向きがある。杉田氏の発言はこれをなぞったもので「流行語大賞にノミネートされても良かったと思いますけれどね」とも語った。

　番組でアイヌや沖縄、在日コリアン、被差別部落、LGBTなどに関する支援運動の動きをチェックしていると強調。「そういうふうな人たちが、どこでどんなことをしているのか。全部頭の中に入っている国会議員は私ぐらいしかいない」と自賛した。（共同）

 

 

杉田水脈氏「本当に急変だった」細田博之氏秘書の言葉をＸで明かす「気持ちの整理つかない」

[2023年11月10日19時28分]　日刊スポーツ

10月13日、記者会見で衆院議長辞任を表明した細田博之氏（共同）杉田水脈氏（2019年撮影）

自民党の杉田水脈衆院議員は10日、細田博之前衆院議長の訃報を受けてX（旧ツイッター）を更新し、追悼の言葉をつづった。

細田氏の事務所を訪ね「本当に急変だった」と秘書に明かされたことをつづった。

「細田博之先生の突然の訃報。本当に辛くて悲しくて、言葉になりません。先程、太田房江先生、山田美樹先生と私（お世話になっていた仲良し3人）でお部屋を訪ねました。秘書さんから、『本当に急変だった。一昨日からです。この後のことはまだ何も決まっていません』と伺いました」と投稿した。

続けて「細田先生、本当にありがとうございました。いつもいつも守っていただきました。励ましていただきました。心配ばかりかけてごめんなさい。まだまだ気持ちの整理が全くつきません。心よりご冥福をお祈り申し上げます」とポストした。

杉田氏は、比例中国ブロック選出。細田氏がかつて会長を務めた自民党最大派閥の清和政策研究会（現・安倍派）に所属している。

 

 

 

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