また決選投票前に書いていますが今度は大丈夫でしょう。
海江田氏は小沢・鳩山派の基礎票も減らす人気のなさでした。
また、前原氏が外国人献金問題で国会紛糾が免れないと言うことで2位になれず、意外に野田氏の票が伸びました。
鹿野さんも馬淵さんも決選投票になったら海江田氏には入れないように支持者に言っていたそうですから、まあ、まともな判断が出来る人は票が伸びないということもしれません。
海江田氏も前原氏も票が伸びなかったのは、前者が「三党合意見直し」といってしまい、後者が「外国人献金さらにあった」と公表してしまい、国会が紛糾するのが確実と思われたことも大きいでしょう。
民主党議員も国会審議が進まないのに疲れちゃったのでしょう。
これに対して、野田氏は大連立を早くから唱え、自民党との融和をはかったことも勝利の一原因です。改憲派の彼が大連立を言うから本当に危ない。
しかし、野田さんの勝利ですか。。。。。。
こういう記事を書いておいて良かったです。
野田民主党・自民・公明との大連立は原発推進・消費税増税・改憲 救国ならぬ亡国 最悪の敗戦処理内閣
「野田氏は、10年代半ばまでに消費税率を10%に引き上げることを柱とした「税と社会保障の一体改革」に財務相として取り組み、 復興増税も支持する立場です。
復興や財政赤字解消のための増税ならば、貧困率が最悪となったこの国の惨状をなんとかするために、所得税や法人税などの累進課税率をアップしてくれればいいのですが、格差を拡大する消費税で取りやすいところから取るという政策。結局、富裕層優遇しか頭にない人です。」
野田氏の原発推進姿勢も海江田原発推進相ほどではありませんが、ひどすぎます。
「来年の夏は電力不足になりかねない。国が責任を持って原発の安全性を確保し、原発立地自治体の後押しをしないといけない」
「脱原発対原発推進という不毛な議論はやらない方がいい」
「電力の不安、電力料金の問題が重なり、企業が日本を出て行かなければいけないことになってはならない」
「完全に原発をゼロにするのは個人の夢としてはあるかも知れないが、政府として前提にするのはそう簡単ではない」
財務省に洗脳されて、逆進性の高い消費税の増税を主張し続けてきた、国民不在の政治家。
福島原発事故が起きても、まるで考えの変わらない、思考停止の政治家。
しかも、処刑されたA級戦犯ももう罪はないなどと言う、靖国派です。
安倍・麻生首相のようにわかりやすいので、ぶっつぶさないといけませんね、これは。
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A級戦犯は戦争犯罪人ではない…野田財務相
野田財務相は15日午前の閣議後の記者会見で、靖国神社に合祀ごうしされているA級戦犯について、戦争犯罪人には当たらないとの考えを示した。
野田氏は、2005年の小泉政権当時に政府に出した質問主意書で、サンフランシスコ講和条約などで戦犯の名誉は法的に回復されているとし、「戦争犯罪人ではない」と指摘していた。記者会見では「考え方は基本的に変わりはない」と語った。首相の靖国参拝は「首相になる方の判断だ」と述べるにとどめた。
野田佳彦財務相は14日のNHK番組で、デフレ脱却に関し「東日本大震災の復興需要をどう満たすかという観点からすると、(震災復興は)まさに千載一遇のチャンスだ」と述べた。多大な犠牲と被害をもたらした震災からの復興を「好機」と表現したことは不適切との批判が出そうだ。
番組の同席者が「これから復興需要が出てくる。デフレ脱却の千載一遇のチャンスが来る」と指摘したのに呼応した。
野田氏はデフレの原因について「需給ギャップが原因で需要が足りなかった。そのことをわきまえた対応をすべきだ」と述べ、復興需要を経済成長につなげる政策が必要との認識を示した。(2011年8月14日 共同通信)
その意味から、世襲ではない極く普通の一般家庭で、特に政治的分野に係らない者が、選挙に当選して政界入りできるのは、民主主義社会の常道として好ましい。
野田さんは、経歴とみると父親が自衛隊千葉駐屯地の隊員だったとのことで、恐らく幼児の時から自衛隊の愛国心と訓練、その精神的な徳育を担って、育ったのではないだろうか。
よって、本来ならば、自民党などの保守党に入党して、選挙に出たかったのではないだろうか?
しかし、その伝手(つて)というか、政治家の縁故関係が、実際のところなく、仕方なしに民主党源流の細川元首相が、松下政経塾のスタッフだった恩顧によって、その政党の立候補となり当選できた、ということなのでしょう。
これが、自民党と大連合を組む方向へ、向かわせている模様の源泉で、その他に特別のブレインがいないので、良かれ悪しかれ財務省のスタッフに特訓を受けている。
こうして、財務省の政策と経済分析情報に基づいて、現在も提案してきた様子でして、この点は連ホウさんの仕分け情報を、財務省の資料と情報に頼った経過と、瓜二つでした。
もっとも、これは、決して間違いというのではなく、日本には、米国のように便利なシンクタンク、程度の高い大学組織の本格的な支援を、期待できないので、致し方ないのが実情でしょう。
それでは、自分の能力で、地力を頼りに学習し調査研究を重ねる意地と学力を、備えているケースは、一般的国民の中にざらにいないでしょう。
このような状況で、この戦後、稀な世襲世代が連続した後に、この民主党議員二人目の最近に代表交代で総理大臣が生まれたのは、一つの時代の流れとなり継続するものなのかは、興味がありますね。
この視点から見ると、今回の場合に小沢元代表の鳩山元代表首相の院政を敷く気で、民主党内の世襲基盤勢力と、野田、前原等連合戦線の今次立候補者代表選出が、この世襲グループ間の政治的、歴史的対立となったという、時代の流れの中で考えることも、有意義なのかもしれない。
思えば、社会党の村山首相も、世襲を受け継いだのではなかった。
この辺りから、世襲政治に何らかの亀裂が走って、大雑把に歴史的な政治の変革を見せて、その延長戦に入っているのかも知れない。こうして、新しい民主制の近代史の流れに、大きな棹を挿すモチベーションなのかも。
ray様は、その歴史的証人となるのでしょうか、何れは歴史の教科書に特筆されるもしれない、、、
そう言えば、新党さきがけの武村正義君が、この政治的世代交代の先駆を、心掛けていた。
野田さんには非世襲と言うこと以外、まるで取り柄がないですね(まさか世襲じゃないでしょうね)。
増税は、大反対!
財務省の言いなりになって、国民を苦しめるな!