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福島第一原発事故で群馬県に避難した人や家族ら137人が国と東電に1人当たり1100万円の損害賠償を求めた集団訴訟の判決が2017年3月17日、前橋地裁でありました。
同様の訴訟は全国で約30件あり、約1万2千人が参加していますが、集団訴訟としては初めての判決で、福島原発事故をめぐって、国の違法性についての初めての司法判断でもあり、国や東電の過失を認めるかが大きな争点でした。
原道子裁判長は、東電と国のいずれについても責任を認め、62人に対し計3855万円を支払うよう命じました。全国の訴訟や国のエネルギー政策にも大きな影響を与えうる判決です。
原告側は、政府が2002年7月に発表した「長期評価」で、福島第一原発沖を含む日本海溝での地震の発生確率が
「30年以内に20%程度」
とされていた点を主張し、また東電が2008年5月、福島第一原発に15・7メートルの津波が来るとの試算を得ていたことなども指摘し、
「津波は予見でき、防潮堤建設などで事故は防げた」
と主張していました。
判決は津波の到来について、東電は
「実際に予見していた」
と判断し、非常用ディーゼル発電機の高台設置などをしていれば
「事故は発生しなかった」
と指摘しました。
判決は国についても津波の到来を
「予見可能だった」
とし、規制権限を行使して東電にこれらの措置を講じさせていれば
「事故を防ぐことは可能であった」
としました。
原告の主張を大枠で認める判決となっています。
原発避難者に対する東電の損害賠償も十分でないとして賠償が認められており、金額以外は原告のほぼ完勝と言っていいでしょう。
今日の判決はわかりやすく津波が原発の原因だとして、それを東電や国が予測することが可能だったというものですが、福島原発事故の全電源喪失は津波が押し寄せる前の地震ですでに起きていたとする説が有力です。
そうすると、地震大国日本のどの原発でも同じことが起こりうるのであり、日本の取るべき道は脱原発、原発ゼロしかありません。
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原発事故直後からこの事故は予測できたもので人災だと言い続けてきたことが裁判所でも認められ、原告の方々共々感無量です。
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東電と国に賠償命じる 前橋地裁
毎日新聞2017年3月17日 15時11分(最終更新 3月17日 16時46分)
原告は避難指示区域からの避難者が6割、自主避難者が4割。いずれも国の審査会が示した「中間指針」に基づいて東電から一定額の慰謝料を受け取っているが、「古里を奪われた被害の実態に見合っていない」として、1人一律1100万円を求めて2013年9月から順次提訴した。
第1原発は11年3月11日に10メートル超の津波に襲われ、全ての電源を喪失し事故が発生した。裁判の主な争点は、(1)東電や国は津波を予見し、事故を回避できたか(2)国が東電に安全対策を取らせる規制権限があったか(3)国の指針に基づく東電から避難者への賠償額は妥当か--の3点だ。
原告側は、政府の地震調査研究推進本部が02年に「福島沖でもマグニチュード8級の津波地震が起こりうる」と示した「長期評価」や、この予測をもとに東電が08年、想定津波を最大15.7メートルと試算した点から「東電は巨大津波を予見できたのに防潮堤建設などの対策を怠った」と指摘。国についても「津波対策を取るよう東電に命令しなかった」として対応は違法だったと主張した。
これに対し、国や東電は「長期評価は確立した科学的知見とは言えず、巨大津波は予見できなかった」と反論。国の中間指針を超える新たな賠償は必要ないとも主張していた。
原発事故を巡っては、東電の旧経営陣3人が業務上過失致死傷罪で強制起訴され、刑事裁判でも責任が問われている。【尾崎修二】
原発避難訴訟 国に初めて賠償命じる判決 前橋地裁
3月17日 18時24分 NHK
東京電力福島第一原子力発電所の事故で、群馬県に避難した人など、130人余りが起こした裁判で、前橋地方裁判所は「津波を事前に予測して事故を防ぐことはできた」として、国と東京電力の責任を初めて認め、3800万円余りの賠償を命じる判決を言い渡しました。原発事故の避難をめぐる全国の集団訴訟では、今回が初めての判決で、今後の裁判に影響を与える可能性もあります。
この裁判は、原発事故の避難区域や、福島県のそのほかの地域から群馬県に避難した人ら137人が、生活の基盤を失うなど精神的な苦痛を受けたとして、国と東京電力に総額、およそ15億円の慰謝料などを求めたものです。
17日の判決で、前橋地方裁判所の原道子裁判長は、平成14年7月に政府の地震調査研究推進本部が発表した巨大地震の想定に基づき、国と東京電力は、その数か月後には巨大な津波が来ることを予測できたと指摘しました。
また、平成20年5月には東京電力が予想される津波の高さを試算した結果、原発の地盤を越える高さになったことを挙げ、「東京電力は実際に巨大な津波の到来を予測していた」としました。
そのうえで、東京電力の責任について、「事故の原因の1つとなった配電盤の浸水による機能の喪失を防ぐため、非常用の発電機を建屋の上の階に設けるなどの対策を行うことは容易だったのに行わなかった。原発の津波対策は、常に安全側に立った対策を取らなければならないのに、経済的な合理性を優先させたと言われてもやむをえない対応で、今回の事故の発生に関して特に非難するに値する」と指摘しました。
また、国の責任についても、「東京電力に津波の対策を講じるよう命令する権限があり、事故を防ぐことは可能だった。事故の前から、東京電力の自発的な対応を期待することは難しいことも分かっていたと言え、国の対応は著しく合理性を欠く」として、国と東京電力にはいずれも責任があったと初めて認めました。
そのうえで原告が受けた損害について、「放射線量の高まりや、避難の経緯などから、事故と関係があったかどうか個別に検討することが適切だ」として、自主的に避難した人たちを含む62人について、国と東京電力に3800万円余りの賠償を命じました。
原発事故をめぐり、全国の18の都道府県で1万2000人余りが起こしている集団訴訟では、今回が初めての判決で、今後の裁判に影響を与える可能性もあります。
菅官房長官「エネルギー政策に影響ない」
原子力規制庁「対処方針検討したい」
廣瀬社長「判決文を精査したい」
争点(1)東電の過失の有無
原告側は、津波は予測できたにもかかわらず、東京電力は原発事故を防ぐ必要な対策をとらなかった過失があると主張しています。その根拠として、平成14年に政府の地震調査研究推進本部が発表した「長期評価」では、三陸沖から房総沖にかけてマグニチュード8クラスの巨大地震が、30年以内に20%の確率で発生することが示されていたとしています。さらに平成18年に当時の原子力安全・保安院や電力会社が参加した勉強会で、福島第一原発については、14メートルを超える津波が来た場合、すべての電源を喪失する危険性があると示されていたとしています。こうしたことなどから、津波は予測できたにもかかわらず、東京電力は原発事故を防ぐ必要な対策をとらなかった過失があると主張しています。
一方、東京電力は、国の専門機関が地震のあとに、「想定された規模を大きく上回る地震と津波だった」と評価していることから、津波を予測し、対策を行うことは不可能であり、過失はなかったと主張しています。
争点(2)国の責任の有無
原告側は、国も、東京電力と同様に平成14年に政府が発表した「長期評価」や、平成18年に国の原子力安全・保安院や電力会社が参加した勉強会の内容などをもとに津波を予測することはできたとしています。そのうえで、国は東京電力に対して、防潮堤を高くしたり、電源盤を高台に移したりするなど対策を指示する義務があり、原発事故の発生について責任を負わなければならないと主張しています。
一方、国は、平成14年の「長期評価」は、あくまで阪神・淡路大震災を受けた防災目的のもので、原子力施設を想定したものではなく、原告側が「津波は予測できた」とする主張については、原発事故の発生について具体的な想定や試算をしたものではないとしています。さらに、「具体的な安全対策を指示するべきだった」とする原告側の主張については、原子力発電所の具体的な設計の変更を指示することは、そもそも国の権限としては認められていなかったとしています。
争点(3)賠償額の妥当性
これまで東京電力は、国の審査会で示された指針に基づいて、避難指示区域の住民に1人当たり最大で1450万円を支払っているほか、自主避難した人には最大で大人に12万円、子どもと妊婦に72万円を賠償として支払っています。
原告側は、これらの賠償には、住み慣れた家や仕事を失ったり、転校を余儀なくされたりしたことによる精神的な苦痛は含まれていないとして、現在の賠償の枠組みでは十分ではないと主張しています。さらに、避難指示区域の住民も、自主避難した人も、同様に精神的な苦痛を受けており、区別はできないとしています。
一方、国と東京電力は、現在の賠償の枠組みで十分補償されていると主張しています。
争点(4)自主避難の妥当性
原告側は、放射線の被ばくに安全な線量は存在しないという、平成19年の国際機関の勧告を引用して、当時、福島県に住んでいた人が健康被害を予防するために避難することは合理的だったと主張しています。そのうえで自主避難をした人がそれまでの人間関係を断ち切られるなどして受けた精神的な損害については、現在の賠償の枠組みでは補償されておらず、不十分だとしています。
それに対し、国と東京電力は、事故直後の混乱などから被ばくをおそれて避難することに一定の合理性は認められるとしていますが、避難指示区域内の住民と比べて精神的苦痛は少なく高額の賠償は認められないとしています。
判断のポイント
判決の中で、裁判所は三陸沖から房総沖にかけて、マグニチュード8クラスの地震が30年以内に20%の確率で発生することを示していた、平成14年7月の政府の「長期評価」を、原発の津波対策で考慮しなければならない合理的なものだとしています。
そのうえで、東京電力については、長期評価が公表された数か月後には、地震によって非常用の電源設備が浸水するほどの津波が到来することは予測でき、平成20年5月には、予想される津波の高さを試算した結果、高さ15.7メートルの巨大な津波が到来することを実際に予測していたと指摘しています。
さらに、こうした予測に基づいて、配電盤や非常用の発電機を高台に移すなどの津波対策をしていれば、原発事故は発生しておらず、こうした対策は期間や費用の点からも容易だったとしています。
また、国については、平成14年の長期評価のあと、5年が経過した平成19年8月に東京電力から提出された原発の安全に関わる報告書に津波に関する記載がなかったことから、国は東京電力の自発的な対応を期待することは難しいと認識していたと指摘しました。
そのうえで、裁判所は、国が東京電力に対して規制を行う権限に基づいて津波対策を行わせるべきだったのに、行わなかったことは著しく合理性を欠くと、国の対応についても厳しく指摘しています。
賠償求める訴えは各地で
6年前の福島第一原発の事故のあと、東京電力は、国の指針に基づいて福島県に住む人たちや県外に避難した人たちに賠償を行っていますが、裁判を通じて事故の責任を問う動きが広がっています。今回のように福島県から避難した人たちが、国や東京電力には対策を怠った責任があるとして賠償を求めている裁判のほか、福島県では、賠償に加え、放射線量を事故の前の状態に戻すよう求める裁判も起きています。
件数は次第に増え、国や弁護団などによりますと、全国の少なくとも18の都道府県で29件の裁判が起こされ、原告は1万2000人余りに上っています。去年2月には全国の集団訴訟の原告たちが全国規模の連絡会を結成し、それぞれの裁判の情報を共有するなど連携して被害の救済を求めています。
一方、国や東京電力は、事故を予測することはできなかったなどとして、各地の裁判で争っています。審理の進み方は異なっていますが、17日の判決以降、千葉地方裁判所や福島地方裁判所などでもことし中に判決が言い渡される見通しで、裁判所が今回のように原発事故の責任を認めるかどうか注目されます。
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金額算定の根拠はどういうものなのでしょうか。
スダレ曰く
「国のエネルギー政策に影響ない」
(内心、『まだ地裁だし フッ』)
でんでん
『こないだの震災追悼式で、式辞から原発の文字を削除してやったのに。
これで日本人は原発のこと、忘れ去ると思ったのに。
こんな判決が出たら、またワタクチの「全電源停止は起こり得ない」が蒸し返される!』
早くこんな政権は終了させ、然るべき責任を取らせないと日本が終了だわ。
「予測していた」ではなく、「予測できた」ですよ。
当然民主党政権にも予測は「可能」でした。
民主党の責任は、自民党が長期政権であった時代に作り上げた「事故は起きない神話」によるシステムを疑いもせずそのまま受け継いでしまったことです。
しかし、勿論責任の大部分はそのような「神話」を国民の大部分が信じ込み、そのシステムに経済的に依存するシステム作り上げた自民党政権に在ることくらいはお解りですよね?
>>嘘はやめましょう!! 女川やその他の原発も津波被害ない時点では自動停止と冷却開始してたのは証明されてます。高台に非常用電源を設置してなかったのが原因で、そこの対策をしてなかったのが有罪なのです。脱原発が科学よりイデオロギーになったから安倍政権が続いている。ベース電源の代替を求めるのに、太陽光や風力を主張している。理論的に可能な放射性物質の分子を安く、別の物質に変える研究などすればいいのに。ただ脱原発したいなら、大衆を納得させないと。燃料の輸入に毎年何兆円かかってるのかと、原発全停止カードを速攻で使って海外に足元見られて馬鹿高く売られてカモられたのも。新たな技術を開発出来るように投資して、それまで過疎地域では動かすべき。こないだ原発ある福島の町の話が出てましたが今までは冬には出稼ぎしてたのが家族で居られるようになって子供時代は嬉しかったが、こんなことになるとはみたく完全に悪にしないで 非常用電源の位置を厳しくするように改善を促すべき。 皆電気使いまくって、燃料燃やしまくって完全なエネルギーなんかない。
対策が欠けてたのを罰するのは大賛成。責任は問うべき!! そうすれば今度は気を付けるようになる!! そこは賛成だから誤解はしてほしくない。
> 女川やその他の原発も津波被害ない時点では自動停止と冷却開始してたのは証明されてます。
ーー 今、福島の話をしてるの。
> 高台に非常用電源を設置してなかったのが原因で、そこの対策をしてなかったのが有罪なのです。
ーー 多くの原発研究者と国会事故調が、フクイチが地震で壊れた可能性を指摘。
しかし放射線量が高く、中に入って調べられない。
何なら君が行ってくれたまえ。
先日の2号機調査も、調査前にさんざんシミュレーションしたけど実際は放射線量の高いスポットに立ったりして、被曝線量は3ミリシーベルトもあったそうだ(28歳作業員談)。
こんなに若い人が、こんなに高い被曝をするなんて・・・
本当に責任のある連中は、東京でぬくぬく暮らしているくせに(怒)!
> 脱原発が科学よりイデオロギーになったから安倍政権が続いている
ーー は? 強大なカネと権力を持つ原子力村が続いているからでしょ。
> ベース電源の代替を求めるのに、太陽光や風力を主張している。
ーー 当面化石燃料で効率の良いプラントを作り、送電の際の逸失を減らすようにするのが良いでしょう。また、小型化・分散化も大切。徐々に自然エネルギーに変更していく。
> 理論的に可能な放射性物質の分子を安く、別の物質に変える研究などすればいいのに。
ーー そんな研究、まだ誰も成功してないよ。
> ただ脱原発したいなら、大衆を納得させないと。
ーー 3分の2ぐらいは脱原発を望んでるよ。
> 燃料の輸入に毎年何兆円かかってるのかと、原発全停止カードを速攻で使って海外に足元見られて馬鹿高く売られてカモられたのも。
ーー それは原発関係なしに昔から。
> 新たな技術を開発出来るように投資して、それまで過疎地域では動かすべき。
ーー 何だよ、「新たな技術」って?
ネトウヨの “ 脳内技術 ” ? w
あとな、原発はもともと過疎地にしかない!!!
> こないだ原発ある福島の町の話が出てましたが今までは冬には出稼ぎしてたのが家族で居られるようになって子供時代は嬉しかったが、こんなことになるとはみたく完全に悪にしないで 非常用電源の位置を厳しくするように改善を促すべき。
ーー あのぉ、日本語変ですけど www
コピペ失敗?
> 皆電気使いまくって、燃料燃やしまくって完全なエネルギーなんかない。
ーー 随分節電した結果、原発動いてなかった時期にも電気は足りてたぜ。
しかも、もし原発なしで電気が足りなくなったとしたら、そんなに原発依存の電力計画を立てた国と電力会社が悪い!!
> 責任は問うべき!! そうすれば今度は気を付けるようになる!!
ーー 責任問うてるけど、逃げ回ってるだろ。未だに原発動かしてるじゃん。しかも、規制委の規制なんて穴だらけ。
もっかい勉強し直して投稿しなされ。
私たちの地域では、過去に原発を造る話がありましたが、建設予定地の周辺住民が反対運動を起こし白紙撤回させました
何故、同じ事ができなかったのでしょうか?
広島、長崎の惨状を見れば原発が危険な物とわかるはずです
賠償金を貰ってもほぼ一生住み慣れた土地には、帰ることができないし、いずれ賠償金は、使い果たします
賠償金の恐ろしい所は、金銭感覚がおかしくなります
結局、多額の借金を抱えるかもしれません
国策として強力に推進・説得工作(恫喝や実弾込み)が進められた初期、阻止するのはほぼ無理だったのではと想像します。
しかし、フクシマ後もなお再稼働を容認する自治体首長と住民は、もはや狂気と呼ぶのが相応しいです。そういう所では、首長やその血縁者が原発出入りの業者であることも多いです(建設、電気関係、水道配管溶接関係 etc)。
フクシマ後に再稼働した原発立地の住民には、もし(あって欲しくないが)再び原発事故が起きた場合、もう賠償しなくてもいいと思います。
はっきりと明言すべき。
>【 日本の原発 運転開始年 】
(ウィキより)
敦賀発電所 1号機 1970
美浜発電所 1号機 1970
福島第一原子力発電所 1号機 1971 *
美浜発電所 2号機 1972
福島第一原子力発電所 2号機 1974 *
高浜発電所 1号機 1974
島根原子力発電所 1号機 1974
高浜発電所 2号機 1975
玄海原子力発電所 1号機 1975
福島第一原子力発電所 3号機 1976 *
美浜発電所 3号機 1976
伊方発電所 1号機 1977
福島第一原子力発電所 4号機 1978 *
福島第一原子力発電所 5号機 1978 *
東海第二発電所 1号機 1978
福島第一原子力発電所 6号機 1979 *
> https://www.google.co.jp/amp/amp.tokyo-np.co.jp/article/politics/list/201703/CK2017032002000128.html
【 どうなる柏崎刈羽
新潟知事「再稼働判断延びる」
柏崎市長「廃炉作業を産業に」】
新潟県の米山隆一知事と、東京電力柏崎刈羽原発がある同県柏崎市の桜井雅浩市長がそれぞれ、本紙のインタビューに応じた。
東電が同原発の免震重要棟の耐震性不足を把握していながら原子力規制委員会の審査で事実と異なる説明を続けていた問題を受け、米山氏は三〜四年後としていた同原発の再稼働判断時期が「事実上、後ろにずれる」との見通しを示した。
桜井氏も「野球で言えばスリーアウトチェンジ。ゲームセット(試合終了)に近い」と東電の姿勢を批判した。
日本最初の原発です。
> 営業運転開始日 1966年7月25日
(1998年3月31日営業運転終了)
高畑裕太の示談の記事のコメント欄なんかに端的に表れていますが、この方、人と人の間に境界線をつくって、その向こう側の人を悪とするんですよね。人権思想としてはアウトですよね。私からは、わざわざこちらでなにか言うつもりはありませんが。
ではでは。
まあみなさんお気づきでしょうけど、「ば印」はバードストライクです。
こいつ(=「ス」印)にしつこく絡まれて不愉快だったので、しばらく投稿をやめていたが、その間も匿名や変名の投稿で人を挑発していた卑怯な奴。
今回も本文には
> 私からは、わざわざこちらでなにか言うつもりはありませんが。
などと書きながら、タイトルは
> 「削除」希望
と付けている。
矛盾だろ。
人のコメントにあれこれケチをつける前に、このエントリそのものに対する意見って無いのか?
さすがちっせえ親父連の床屋政談メンバー、ブログ主とおんなじ思想行動だわ。
なお、ワタクシはもうあちらのブログに行くことはないので、ご意見はエブリワンの方にどんどん書いてくださいね。
ま、承認されたのなら、それはそれでかまいません。
っで、
>匿名や変名の投稿で人を挑発していた卑怯な奴
んなことしません。本当に疑っているのだか、印象操作だか。
これは承認してくださいね。いわゆるアクセス権というやつでしょうか。
というわけで、できれば、これだけにしたいですね。
コメントの揚げ足を取っての人格攻撃だけではなく、反論や意見をお聞きしたいです。
今回のような判決が出た現在、再び原発事故が起きた場合であっても、再稼働を容認したその立地地域の住民には一切責任は無いとあなたはお考えなのでしょうか?
「原発立地の住民」がみんな「再稼働を容認」するわけでもなし、なにをもって「再稼働を容認」するというのかということもあるし、でも、あなたがたは一括りに「原発立地の住民」として扱っているわけで。「原発立地の住民」は穢れかよと。
こうしたことは揚げ足とか、人格攻撃とかいう些末なことではなくて、あらゆる人に人格をみとめて共生していこうという人権思想を踏み外しているという根本的なことなんですよ。ちなみに、それは、人の過ちを正さないという意味ではありません。
あと、結局、コメントをすることになったからさらに補足しておくけど、去年のやりとりの時に私はいくらでも「削除」されているのですよね。だから、それを逆手に「削除希望」のタイトルで管理人様だけ宛のコメントもいくつもしているのですよ。そして、基本、承認されなかった。ですから、私の「意図」を疑わないでくださいね。なんなら、管理人様にご確認ください。
そうでしょうか?少なくともブログ主にはバードさんの「悪口」を伝えていますよね。ということは、間接的にはその狙いを果たしていると私は考えます。
>「原発立地の住民」がみんな「再稼働を容認」するわけでもなし、なにをもって「再稼働を容認」するというのかということもあるし、でも、あなたがたは一括りに「原発立地の住民」として扱っているわけで。「原発立地の住民」は穢れかよと。
「一括りがいけない」と言うあなたは、再稼働容認派には責任が発生し、反対派には発生しないというお考えですか?そして「容認の理由による」とおっしゃるのなら、それこそ「なにをもって」責任の有る無しを判断するのでしょうか?
私は責任が有るか無いかを聞いているのです。
最終的には原発立地住民の意思次第で決定することなのですから。
今回の事故の結果を知っても、尚且つ容認するのならば、その責任が当然発生すると私は思います。
その責任の取り方として、「賠償金を貰わない」というバードさんの提案が有る訳で、それくらい重い覚悟を持って欲しいという、責任を感じて欲しいという要望な訳です。
「責任が有る」=「穢れ」などと飛躍させた発想で「人権思想」を持ち出してその当然の要望を潰すという行為は、責任の所在を曖昧にすることで再稼働容認を容易にしたいが為の屁理屈のようにしか見えません。
まあ、現実にもう一度事故が起きれば、日本という国は無くなってしまうかもしれませんから、賠償金云々という話どころじゃなくなるかもしれませんが。
「一括りがいけない」と言うあなたは、再稼働容認派には責任が発生し、反対派には発生しないというお考えですか?そして「容認の理由による」とおっしゃるのなら、それこそ「なにをもって」責任の有る無しを判断するのでしょうか?
宮武嶺はね、前のエントリーの件の、「双方ともひどすぎる」とか言って、「双方」のコメントの「削除」を宣言した後も、そうやって自分で宣言したくせに、バードストライクによるkojitakenさんへの揶揄を含むコメントを承認してやがるんだよね。大した公平・公正な弁護士さん。そして、ついに、この↑コメント欄で、バードストライクは、露骨に僕ちんをターゲットにしたコメントを再投稿。そして、宮武嶺はあっさりと承認。大した公平・公正な弁護士さん。そして、言葉にすっげー重みのある弁護士さん。以下↓バードストライクのコメントから、抜粋。*(略)
*(ごにゃごにゃあって)
っで、それに対して、僕ちん、さらに、宮武嶺に、え? そういうこと? そういうことだよね。やっぱり建前の、自分設定の「双方ともひどすぎる」の基準さえなかったんだよね? 本当の基準は「大切な愛読者」だよね? って、コメントして、それから、すぐに、あ、そうだ、大事なことがある、って気づいて、この人たち、LGBT的にどうなんですかね?ってコメントしたんだよね。
…でも、ここで「削除」みたいなんだよね。…それどころか、開き直って…って言っても、僕ちんに対してだけだけど。どうせなら、読者みんなに分かるように堂々と開き直れよ。卑怯な奴。…「双方」のうち「一方」の側のコメントだけを連続して承認。まずは、バードストライクの国防婦人会、「一国民」のコメント。殊勝に書いているつもりみたいだけど、本人の言葉をあえて使えば、「まあ、○○な人だから」、自分の言っていることのおかしさもわからないんだろうな、ってコメントね。それから、バードストライクのコメント。これは、「またまた」だから、そこだけ、いちおうコピペしとくけどさ。
*(略)
あのさー。誰が「体制翼賛」なんて決め付けたの? また、ねつ造ねつ造言う人がねつ造? その脳内ねつ造の被害妄想がそもそもの発端でしょ? いや、本論でいけないから、脳内ねつ造にこだわった疑惑があるけどさ。ま、でも、そんな発端のおかげで、けっこうネット「リベラル」で目を引く、ブログランキング1位!な、Everyone says I love you! 宮武嶺のことが、はっきりみえてきたからよかったけどさ。
っで、とにかく、宮武嶺は開き直って、一方だけ、「大切な愛読者」たちだけ、露骨に承認したということね。そういう人ということ。大した公正・公平な弁護士さん。そして、言葉にすっげー重みのある弁護士さん。
それも、「双方ともひどすぎる」とか言うけど、その感覚はなに?と。今回、この後、再度、大事なことなので言いますと言って、バードストライクや のLGBTに対する侮蔑を含む揶揄はどうなのかとコメントしたんだけど、もう、承認されないんだよね。意地はって、3回くらい投稿したんだけどね。だからさ、
Everyone syas I love you! 宮武嶺は、LGBTに対する侮蔑を含む揶揄を、あえて不問とする
ってことなんだよね。自分にはいとも簡単に「削除」する権限もあれば、発言者をとがめることだってできるのに。それも、発言者が、宮武嶺自身が「自分の大切な愛読者」と言っているような奴なのにさ! 大した人権を大切にする弁護士! これ、もう一度言いたいね。
大した人権を大切にする弁護士!
僕ちんが裁判官なら、法廷の一方の側にこの弁護士、宮武嶺がいたら、当然、その主張・論拠にはじめから不信感をもつね。だいたいさ、このコメント欄の片隅のちっこいことだけじゃなくても、前にも一度、ちょっと指摘したけどさ、こんな記事↓を、自身のbotツイッターで拡散しようと未だにし続けてるんだぜ。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
以上、前座。
ここからが問題だ。
>『福島の子どもたち167人に甲状腺がん又はその疑い。通常の数十倍。放射線の影響なしでは済まされない。』
このデータを「通常の数十倍」とか言うのって、完全に悪質な印象操作じゃん。それ、完全に、何周も前に終わった話だし。
*(で、またひとしきりごにゃごにゃあって) //
http://d.hatena.ne.jp/suterakuso/touch/20161102/1478087914
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
*( )はワタクシが記入。
ふぃ〜、長かった。
以前、匿名だが「ス」印らしきコメントがどこかにあったので、グーグル検索で探そうとしたら、ご自分で運営のブログが出てきたので初めて読んだ。
ワタクシ、管理人様、一国民様ぐらいまではわかるものの、その他の全く関係ない読者まで八つ当たり的にdisっているから呆れる。
で、福島の小児甲状腺ガンの件、
本当にそう思っているのね?
発 生 率 の 異 常 な 高 さ は 、
イ ン チ キ だ と 。
も う 終 わ っ た 話 だ と 。
ほほおおぅ。
そうなんですか? そういう認識はありませんでしたし、認識をあらためるだけの材料も今のところもっていません。私以外の多くの人もそうだと思いますが。っで、これ、前提のようなので、これを前提とする話はできませんね。
>人格攻撃
私は、自ブログに書いたような思いを持ちつつも、まだブログ主様には、踏みとどまってほしいところもあって、私流のやり方で、また危ない方向に走ってますよ、さて、どうされますか、という態度をとったわけですね。人格攻撃とは、通常、対象となる相手に、その人格を貶めるようなことを言い、心理的苦痛を与えたりしようとする、あるいは、相手に分かるように広く第三者に対して相手の人格を貶めるメッセージを発して、相手に心理的苦痛を与えようとするようなことを指すと思いますが、だいぶん違いますよね。むしろ愉快気にいつもそれをしたがるのは誰でしょうか。
>「容認の理由による」とおっしゃるのなら
言っていませんよ。なにをもって「再稼働を容認」するというのかと書いてあるでしょう。どんな行為をして、どんな行為をしなければ、「再稼働を容認」したことになるのでしょうかと言っているのです。ま、あなたの論によると、やはり、一括りに再稼働した「原発立地の住民」は「再稼働を容認」したことになるようですけど。つまり、再稼働した原発立地に住んでいたり、生まれたりすれば、容認したということでしょうね。
>八つ当たり的
去年のこちらのコメント欄で、それぞれの人の言動を受けて言おうとしたというか、実際、何度も何度もコメント投稿をしたのに、全部「削除」されたわけですよ。ですから、自ブログに書いたということです。なんなら、今からでも、みなさん、それぞれ反論されますか? っで、という訳で、「八つ当たり」ってのは、そんなに「大切」にしてもらっていたのに、その「大切」にしてもらっている人に勝手に切れた誰かさんのことをこそ言うのではないでしょうか。その頃には、実際には、私の対象はブログ主様であって、そのなかでのブログ主様なりのぎりぎりの決断であったはずでしょうにね。
ところで、勝手に切れて、勝手にしれっと(←ですよね)帰ってきてって、みなさん、ノープロブレムなんですか。なんとリベラルな。
>終わった話
ええ。あの論法が悪質な印象操作ってのは、とうに終わった話ですよ。ちなみに、こういう言をもって、相手を原発推進派と貶めるってのが悪質な印象操作ってのもですね。
そうやって、話を「ねつ造」して自分の持って行きたい方に持って行くのは誰ですか?と。この手の話をする人は、「異常」かを判断できるだけの比較対象がない、なぜなら、福島と同様の調査は前例がない、その判断をするには、さらにデータの収集が必要だ、とだけ言っているのですね。それをそのまま受け取れない人に、何を言っても無駄ですが。
↑ ここ、発言の意味をもう一回詳しく説明していただきたいですね。
では、教えて差し上げましょう。
不思議なことに、原発大国であるはずの日本には原発の同意権限について定めた法律が有りません。
原発の是非を判断する権利は立地自治体だけです。
これは国と電力会社が勝手に決めた仕組みであり、国策であるはずの原発は、民主主義国家とは思えない体制下で運営されているのです。
ですから、立地自治体住民が投票で選んだ首長が事故の危険性を認識しているにも関わらず、再稼働を容認するのですから、その首長を選んだ立地自治体住民への責任を問うのは当然だと思います。
それが困る、嫌だ、と言うのなら、再稼働についてはもっと慎重に判断するべきだ、と申しているのです。
これでも「原発立地自治体住民への責任を問うのはおかしい」とおっしゃるのでしたら、根拠を述べて反論願います。
ちなみに「人権侵害」とは、「公権力、または権力を有する者が基本的人権 を侵すこと」ですから、私達の個人的意見に対するあなたの「人権思想に反する」という批判は当たらないと思います。
私達にだって、生命・自由・幸福追求権や表現の自由という権利が有るのですからね。
普通は甲状腺がんは、何らかの体調の異常等があって検査をした結果、発見されます。一方、福島では18歳以下のすべの子どもを対象に検査をした結果、発見された数です。これらを比較するということは、例えは悪いですが、ゲームなど不要物の持ち込み禁止をよく守るかということを、特に検査もしないで「発見」した学校の発見数と、持ち物検査をして「発見」した学校の発見数とを比べて判断するようなもので、実際には、どちらがよく守る学校なのか判断できないのと同じです。また、甲状腺がんは、治療をしなくてもがんが症状を引き起こさないということが比較的多いがんとして知られています。
以上のことは、よくされている話だと思いますが。
ちなみに、私にとって「イミフ」なのは、「そのものに対する意見って無いのか」という言葉を発する方が、いっぽうで、私のブログから、ここでの議論「そのもの」に関係ない部分を大量に引用したことなんですが。今さらですが。
>立地自治体住民が投票で選んだ首長が事故の危険性を認識しているにも関わらず、再稼働を容認するのですから、その首長を選んだ立地自治体住民への責任を問うのは当然だ
こんなことを言う方に「教えて」もらわれても、納得することはできませんね。この論法が通るのなら、差別主義者が多数を占める自治体で、差別主義の首長や議会が成立し、自治体内のマイノリティの財産が奪われる政策が実施されたとしても、そのマイノリティたちは、損害賠償請求はできない、それを「容認」したのだから、ということになってしまいますが。「責任」とは何を行い、行わなかったのかを総合的に見て、考えるものですよ。どこに住んだか、どこに生まれたかという、行為の選択も比較的難しい(生まれにいたっては不可能)行為だけをことさらに判断材料とすることが、まともなことなわけがないでしょう。
ちなみに、穢れと言ったのは、結局、あなた方が、このように、原発立地の住民であること自体を罪であるとしているからですよ。
>ちなみに「人権侵害」とは、「公権力、または権力を有する者が基本的人権 を侵すこと」ですから、私達の個人的意見に対するあなたの「人権思想に反する」という批判は当たらないと思います。
憲法とはという定義かなにかと混同されていませんか? 誰かの人権が人為によって侵害されることはすべて人権侵害ですよ。そもそも、人権を侵害したということが成立するのなら、形式上の権力-被権力はそうでなくても、侵害者が被侵害者より優位ななんらかの威力を保持しているということに他なりませんからね。
そして、なにより、私は住民という属性だけでそのような判断をするという考え方が、「人権思想」に反すると言っているのです。実際、そのような考え方をする人が多数になれば、住民の人権は不当に侵害されることになります。
>私達にだって、生命・自由・幸福追求権や表現の自由という権利が有るのですからね。
まさか、ここで、表現の自由とは、批判を受けずにあらゆる表現ができる自由ではありませんということを言う必要があるのですか? それこそ「責任」論はどうなるのですか?
それは福島県立医大や長崎大などの原発事故を過小に見せたい学者が言う「スクリーニング効果」であり、否定されています。
> 小児甲状腺がんの多発は 「スクリーニング効果」ではない
http://hokinet.jp/17.html
なぜ原発事故において小児甲状腺ガンが注目されるかと言うと、原発事故時に大量放出される核種・ヨウ素131が甲状腺に蓄積し、甲状腺ガンを発生させるからです。
通常、小児甲状腺ガンの発生率は100万人に1、2人と極めて稀な病気ですが、チェルノブイリ原発事故の後、子どもに甲状腺ガン発生率の有意な上昇が見られ、その他の上昇因子が見つからないことから、世界的にはヨウ素131による被曝と小児甲状腺ガンの関連性を認めざるを得ないのです(甲状腺ガン発生率上昇は小児に限らない)。
福島原発事故による小児甲状腺ガン患者には、ガンの転移やガンがかなり大きくなったケースも発見され、また手術自体危険性がある(声帯を傷つけることがあるなど)こと、手術後の傷の痛み、手術後は毎日甲状腺ホルモン補充を行わなければならないが、本来ホメオスタシスとして行われるホルモン量の調整を薬で行なう不自由さ、定期的に検査を受けなければならないこと、など負担も大きく、当事者と家族の気持ちを考えると胸が痛みます。
あなたとこれ以上やり取りをしても無駄と思われますので、これにて終了です。
今後一切関わりません。
>kei 様
これまで見てお気づきのように、バードストライクさんは、このやりとりの始まりの私のコメントの件については、最初にタイトルで「いちゃもん」と間接的に触れた以外には、その後、一切、触れていません。そして、自ら他の話題に話をそらしています。ですから、kei様もこのへんで、それを擁護するのをやめてもよろしいのではないでしょうか。住民であるというだけで、再稼働をを容認した人として一括りにされ、容認した責任をとるべきだ、その覚悟ができてなかったなど無責任だ、と、賠償の要求さえできないなんて、話に無理があるということくらい、keiさんにも、はじめから分かっていることでしょう? さらには、住民である=容認したとみなすという発想が危険だということも。いかがでしょうか。
「差別主義者」がどのような政策で「マイノリティ」の財産を奪うのでしょう?現実的に発生すると思われる具体例を示してください。
ま、でもいちおう自治体でも話しましょうか。特定地域の人たちが差別されているような自治体で、開発などに際してその地域の人たちの財産が奪われることくらい、すぐに具体例はあげられませんが、容易に想像できますよね。
それにしても、具体例というのなら、具体例もなにも、あなた方の主張は、原発立地の住民にしてみれば、「原発の再稼働は、あなた方に決定権があるのです(私たちにはありません)。再稼働をすれば、その責任はあなたがたにあるのです(私たちにはその責任はありません)。ですから、その覚悟をもって再稼働反対の行動をとってください。よろしいですか。もし再稼働により事故等が起きても、私たちは、あなたがたに補償など認めませんよ。」と言っていることになりますよね。そんな恫喝があるのかよと。
原発立地住民の財産を奪うのは原発再稼働による「過酷事故」が原因です。
つまり、あなたの出した事例に倣うと、「原発再稼働」=「ナチス」です。「ナチス」の政策の失敗で損害を被った「ナチス支持者」に国民全員で賠償するという考えはおかしいと思います。
私達は「ナチス」の本性が解った現在、危険なのだから支持するなと忠告しているのです。
事故が発生すれば、賠償金を支払うということも含め、私達も責任を負わされることになります。つまり、原発立地住民にしか与えられていない判断によって、私達の財産(場合によっては死に至る健康被害を含む)が奪われることにも繋がるのです。
その忠告を無視して「ナチス」を支持し,失敗した場合の責任は、その決定権を持つ人間には無いと思うのですか?
もう「騙された」という言い訳は効かないのですよ?
っで、あなた方は、原発反対派住民であっても、住民であるからには、原発容認派(あるいは反対偽装)首長や議会が成立すれば、その成立に責任があると言うのですよね。ま、それはよいとしましょう。(ただし、それを「責任」とそれこそ一括りにするのはナンセンスだと思いますが。それこそ、一億総懺悔が指導的勢力の免責し、その勢力が現在まで存知されていることからも分かるように。)そして、責任があるから、一括りに、賠償権を持たない、少なくとも道義的にそんなことは許されない、などと言うのですよね。以上は、反対派住民の話をしましたが、中立派・容認派であっても、それぞれの人が置かれた境遇や、それぞれの人のリテラシーによって、絶対の対策をしているという言葉に心が動かされることはもちろんあることだと思いますが、その境遇、リテラシーがどうであっても、一括りに賠償権を持たないと言うのですよね。
繰り返しになりますが、「住む」という行為は人間の行為の中でも自己決定が比較的簡単ではない行為です。まして、「生まれる」という行為は選択不可能です。にも拘わらず、「住民」というだけで一括りに責任を持たせ、賠償を求める権利を剥奪しようとするかのような言は、人権思想に反するとしか言いようのないものです。
加えて、あなたがドヤ顔で言った
>不思議なことに、原発大国であるはずの日本には原発の同意権限について定めた法律が有りません。
>原発の是非を判断する権利は立地自治体だけです。
>これは国と電力会社が勝手に決めた仕組みであり、国策であるはずの原発は、民主主義国家とは思えない体制下で運営されているのです。
>ですから、立地自治体住民が投票で選んだ首長が事故の危険性を認識しているにも関わらず、再稼働を容認するのですから、その首長を選んだ立地自治体住民への責任を問うのは当然だと思います。
>それが困る、嫌だ、と言うのなら、再稼働についてはもっと慎重に判断するべきだ、と申しているのです。
という言は、それこそ「国民」としての責任からの逃避、原発の脅威にさらされている住民への責任の押し付けに他なりません。その「国」をその状態で長年存知している、その「国」の「住民」は誰なのですか? ひょっとして、「ですから、私も、もし次の原発の被害が私の身に降りかかっても、賠償を求めません。その覚悟で反対しています。」などとおっしゃるのですか? いや、これまでの言を見てくれば、自分に降りかかる災いを人のせいだけにしているだけでしょうし、はるかに安全地帯で何を言う?くらいにしか思えませんね。
もう、これで終わりにしましょう。あなたも、話を拡散させながら、その拡散先へのレスも放置したり、少なくとも私には誠実さが感じられませんので。確かに私がきっかけを作ったので、できるだけきちんと対応したいとは思っていましたが、このくらいで十分ではないかと思います。
「支持者」ですか? 「住民」でしょう? まさか、今さら「そういう首長を選んだ(=投票した)住民には…」とか言うのですか? んな、あほな。私は、何度も何度も、あなた方は住民と一括りにして、容認したとみなすと書いてますよね。
ちなみに、忠告を無視しても、被害者は救済される権利を持ちますよ。当然。過ちを犯す存在でもある人間が、高めあい、助け合いながら共に生きることをあきらめないのが人権思想です。
しかし、まあ、なんでこういうブログで、そのブログにとってこんな存在の者がこんなことを言わなならんのかと…。
> もう、これで終わりにしましょう。あなたも、話を拡散させながら、その拡散先へのレスも放置したり、少なくとも私には誠実さが感じられませんので。確かに私がきっかけを作ったので、できるだけきちんと対応したいとは思っていましたが、このくらいで十分ではないかと思います。
面子が立って、大団円。
(・・さん、約束破って、ごみ〜ん)
原発立地住民だけに再稼働の判断責任を[押し付けて]いるのは国ですよ。私は再稼働の判断責任を持っていないので、押し付けようが有りません。しかし、原発立地住民が判断した再稼働のせいで再び過酷事故が起きると、自動的に結果責任を「押し付け」られます。
放射能汚染は全国規模ですから、「安全地帯」など有りません。
「賠償金無し」というバードさんの言葉は、再稼働の判断に関われない国民の人権を守る為の抵抗手段としての苦肉の提案であって、原発再稼働を判断する側の人権を奪うことが目的では無いことくらい、理解してください。
>「支持者」ですか? 「住民」でしょう? まさか、今さら「そういう首長を選んだ(=投票した)住民には…」とか言うのですか? んな、あほな。私は、何度も何度も、あなた方は住民と一括りにして、容認したとみなすと書いてますよね。
そもそも比較対象にナチスを持ち出すことに無理が有るからそういう答えになったのですよ。
ナチスを支持した結果、(たとえ支持していなくても)被害を被ったドイツ国民に対し、人権思想から国際社会が一律に賠償してあげるというのがおかしなことであるのは言わずもがなです。
っで、話をそらしながら、今さら陳腐で丸見えなシナリオを立てて、相手を「放射能安全厨」なんて認定することで、満足かなんかを得ようとする人なんかにそんなこと言われても、鼻で笑いたくなるよねとしか。
kojitakenさんの件でも、肝心なところには一切、触れようとしなかったもんね。そう、山本太郎が保守ど真ん中って自称しているところにはね。保守とねつ造されたーって言い立てるくせにね。
それから、そもそものkojitakenさんの批判の中心は、小池氏の正体とその正体故の鳥越氏への投票を呼び掛けるこちらの管理人様に対して、選挙前にも拘わらず、宇都宮氏への情を重視しろと噛み付く姿勢に対してのものだったのですが、そんな話も、一切しようとしなかったしね。私、そのころのあちらのコメント欄で、はじめは私なりに丁寧に対応しようとしたんですけどね。
http://caprice.blog63.fc2.com/blog-entry-1448.html
だから、その「国」の政策に「責任」を持っているのは誰ですか?という話は無視ですか。
>「賠償金無し」というバードさんの言葉は、再稼働の判断に関われない国民の人権を守る為の抵抗手段としての苦肉の提案であって、原発再稼働を判断する側の人権を奪うことが目的では無いことくらい、理解してください。
そう理解していますよ。しかし、目的でなくても、賠償権を奪おうとしているではないですか。あおりだとしても、住民の境遇を考えても、運動の成功のためにも、そんなこと、言うものじゃない。一〇民さんの言葉を借りれば、なんと「○○」な苦肉の策としか。
やはり、あなた方は、「住む」という人間にとって比較的選択が難しい行為をことさらにとりあげて、さらには「生まれる」という選択不可能な行為をことさらにとりあげて、その人たちの「責任」を云々するということでよろしいようですね。そんなことには「理解を示す」ことはできませんし、そんなことに、このブログのコメント欄の方々が「理解を示す」ことができるのなら、私、こちらに対してこんなですけど、やはり、がっかりですね。
ナチスの被害者にはなにより、まず加害主体であるドイツ政府に賠償責任がありますし、国際社会は、可能かつ必要ならば、個々のケースに応じてなんらかの救済をしようとしますよ。そうでなければ、その「言わずもがな」は人権思想ではない何かによってもたらされているだけです。ま、でも、やはり、例えの云々はもう、やめましょう。ポイントは、上述のことです。あなたと例えを云々しても、上述のことの確認から逸れていくだけです。
ところで、ぶり返しついでですが、あなた、昨年、一〇民さんの無理筋な言葉に乗っかって、
>一〇民さんのおっしゃる通りで、このブログの常連として、自由で明るいバードさんにシンパシーは感じていますが、何が起きているのかさっぱり様子が解らないことで誰も同調などしていないのです。でも、何か誤解を与えているようですね。
>なので、suterakusoさんも、他ブログでの争いをここに持ち込むのはこの辺で勘弁してください。
などとおっしゃりましたね。ブログでも書きましたが、話を繰り返し持ち込んだのは誰ですか? 話の持ち込みの繰り返しの後に私の登場ですよね。そして、その後もネチネチと汚い揶揄をしたのは誰ですか? 誰も同調してなどいない? それが、なぜ、その場で私が抗議してはいけない理由になるのですか? ちなみに、正確には、一〇民さんは、
>私を含めた何も知らない他の投稿者にとっては、バードさんは只の愚痴を書いているだけの認識で、大した興味など無かった。
などと書いているのですが、他の人が「大した興味など無かった」と言えば、何言っても、抗議されないという道理があるとお考えなのですね。
ふざけないでください。
まだ、原発は再稼働していませんが、ひょっとすると将来、原発推進の首長が選ばれ、あるいは、再稼働に消極的な首長でも国の圧力に屈して、再稼働することになるかもしれません。そこで恐ろしい原発事故が起こり、住まいも、仕事も失ってしまうリスクがあります。
さて、このような最悪の事態が起こったとき、原発再稼働に反対していたとしても、私は住民としての責任があるため、賠償を受けるべきではない、とお考えですか。
また、私には、1才にも満たない小さな子どもがいます。この子も原発立地自治体住民なので救済は不要、とお考えですか。
私たちは、意に沿わない形で原発再稼働がしたときに、そして事故が起こってしまったときどのようにすればよいですか。
あなたが言うように、住民であることを理由に連帯責任を負わせ、賠償を認めないというのは、まるで江戸時代の五人組と同じような考えで、まともな人権感覚とは到底思えません。
また、あなたのような考えが浸透すれば、原発立地自治体の住民(原発事故被災者・避難民)に対する差別・いじめを助長しかねず(あなたがそう意図していないとしても)、危険であると考えます。
さらに、原発再稼働について住民に過重の責任を求めることで、本来最も問われるべき政府や電力会社の責任が弱められてしまう懸念があります。
私は、原発建設・稼働について、時に甘い餌をちらつかせ、時に踏絵を踏ませるかのように迫る政府のやり方に反発を覚えます。
しかし、一方で原発反対を訴えながら、その地域の住民を切り捨てるようなことをいう人に対しては憤りすら感じます。
こんなことで原発に反対する住民の共感を得られ、さらに原発反対の輪を広げられると思いますか。
>「賠償金無し」というバードさんの言葉は、再稼働の判断に関われない国民の人権を守る為の抵抗手段としての苦肉の提案であって、原発再稼働を判断する側の人権を奪うことが目的では無いことくらい、理解してください。
あなたがこう書き連ねた言葉は、自分たちを守るためには他人(立地自治体の住民)を犠牲にしてもやむを得ないというように、私には読めるんですよ。
どうして、政府には踏絵を迫られ、あなた方には脅しともいえるようなことを言われなければならないのか、非常に理不尽なものを感じています。
そもそも、なぜ政府が原発を推進するのか?
それは原発を推進する政治家が多数存在し、政権を握っているからです。
住民でないものに判断責任はないと言われますが、そういう政治家を多くの国民(立地自治体以外も含めて)が選んでいるからなんですよ。実に悔しいことですが。
たとえ立地自治体で反対派の議員や首長を選出しても、現政府が続く限りは立地自治体への圧力は続き、住民や自治体の反発が大きければ、政府のやり口はさらにえげつないものになるかもしれません。
こうしたことから、立地自治体の住民であっても、なくても、全く責任がないとは言えないと思います。最も責任を問われるべきは、政府、電力会社なのは当然ですが。
ちなみに、私は、もし原発事故により損害が生じた場合は、原発立地自治体の住民であろうが、なかろうが、また原発に反対・賛成かかわらず、それに見合った賠償を受ける権利があると考えます。その理由については、suterakusoさんと同じです。
私は、これまであなたが人権を尊重されている方だと思っていただけに、こちらのあなたのコメントを一通り読んで、非常に残念な気持ちでいます。
私は、あなたに過ちに気づいてほしいと思っています。ひょっとしたら過ちに気づいているけれど引っ込みがつかなくて、議論を続けているだけなのではないか、とさえ感じています。
もし、過ちに気づいたのであれば、それを認めてほしいし、そうなれば私の気持ちも和らぎます。
このような議論を続けられるのは、あなたが知らず知らずにあなた自身を傷つけているようにしか、私には見えません。
なので、この話はもう終わりにしましょう。
確かに、バードさんと私の意見は感情的で、少々乱暴なものだと思われるのは理解します。
しかし、何故そうなのかというと、そもそも、再稼働したあげくに過酷事故が発生したら、この国は崩壊すると私は思っているのです。おそらくバードさんもそうでしょう。
もしかするとあなた達はそうは思われていないということなのでしょうか?ゴンザレスさんは再稼働に反対のようですが、そこに言及していないsuterakusoさんはもしかしたら賛成派?だとすると認識が違うことが理解出来るのですが。
それがどのような崩壊過程を経るのか、具体的には示せませんが、恐らくそうなるでしょう。
そうなると国民全体は愚か、事故を起こした原発周辺住民にも、賠償が出来る訳も無いと考えています。
あなた達は事故後であっても、国は立派に国民を保護するべきで、それが可能だとお考えなのでしょう。私も、そうあって欲しいとは願います。
しかし、現実的に考えるととても無理ではないでしょうか?なので、バードさんの提案を聞いて、この件では机上の空論を持ち出しても、意味は無いのだなと考えたのです。
という訳で、私はバードさんの提案は、現実的に事故の影響を考えた上で、それを阻止したい人間が発した苦肉の提案だと思っています。
それだけ本気で事故の心配をしているということです。
反対派を分断したり、他人の人権を奪うことが目的では無いということは理解して頂きたく思います。
そして、そうやって本気で心配している人間を批判することで再稼働容認派を助長させるよりも、だからこそ再稼働を絶対に阻止しようという方向に話を持って行ってほしいと思います。私はその方向に進むよう話を振っているつもりでしたが、通じなかったようですね。
これは人権思想の話ではなく、事故に対する危機意識の話なのです。
福島であれだけの過酷事故が発生したのに、今現在こうして悠長に討論していられるのは、奇跡が起きたからでしょう?
2度目の奇跡は無いし、そうなったら国民の多くが難民と化し、人権も奪われると私は思いますが、お二人はそうは思わないのでしょうか?
その認識が違うから、理解してもらえないのかなと思いました。
正気ですか? 取り乱していませんか?
そんなこと実行できるわけないというのが現実的に決まっているでしょう。そして、その中でそんなことを言えば、まさしく、ゴンザレスさんのような思いが広がるというのも「現実」です。もう、やめてください。
そして、原発再稼働阻止という目的は正しいと思います。
しかし、そのための手段というのが、致命的にまずすぎるのです。
原発再稼働阻止は原発立地住民に責任を押し付けて解決できるものではなく、原発を推進する政権を打倒しない限りはなしえないことなのです。
ですから、原発立地自治体だけではなく、保守が強いといわれる農村部でも、電力の大消費地である都市部でも反原発の輪を広げていかなくてはなりません。
さて、そこであなたがいうように原発立地自治体の住民をスケープゴートにすることで、反原発運動が支持を得られると思いますか。
私は逆効果だと思います。
>という訳で、私はバードさんの提案は、現実的に事故の影響を考えた上で、それを阻止したい人間が発した苦肉の提案だと思っています。
それだけ本気で事故の心配をしているということです。
反対派を分断したり、他人の人権を奪うことが目的では無いということは理解して頂きたく思います。
分断したり、人権を奪うことが目的では無いけれども、そういう手段を用いることをあなた方は「提案」しているのです。
そのような提案・主張をする反原発派の人物が立候補したとして、だれが投票したいと思いますか。自分の政治的主張のために、人権を制限する、捻じ曲げるような人など誰が信用、支持しましょうか。
こんな候補者がいたら有権者はドン引きして、反原発派はかえって支持を失うでしょう。
ところで「苦肉の提案」とはどういう意味ですか。
私には、あなたが原発立地自治体の住民を切り離すことに何の痛みも感じていないように思えます。
私が先に痛切な訴えをしたというのに、このようなお返しのコメントをされましたので。
>そして、そうやって本気で心配している人間を批判することで再稼働容認派を助長させるよりも、だからこそ再稼働を絶対に阻止しようという方向に話を持って行ってほしいと思います。私はその方向に進むよう話を振っているつもりでしたが、通じなかったようですね。
これは人権思想の話ではなく、事故に対する危機意識の話なのです。
別に再稼働容認派を助長しているつもりはありません。あなたが批判されて当然の発言をするからですよ。反原発のためなら何を言ってもいい、他人を犠牲にしてもいいなどということはありません。
私からすれば、自分から分断を仕掛けた側のあなたにそのように言われる筋合いはない、と言いたいですね。あなたの意図とは違うかもしれませんが、反原発の足を引っ張っているのはあなたです。猛省を促します。
正直いって、あなたがこちらでされた一連のコメントには大変失望しています。
議論に引っ込みがつかずに無理な抗弁を繰り返しているようにしか見えず、見苦しくすら思えます。
あなたがご自身を振り返り、冷静になられることを望みます。不毛な議論は終わりにしましょう。
私もこの件はもう幕引きで良いと思う。
現状でこのまま続けても何かに結実する可能性は低いと思われるし、正直見ていて楽しいものではないので。
各自一旦持ち帰って、考えを深める材料にするのがよろしいのではないかと思う。
私は至って冷静ですよ。
Berryさんには申し訳ありませんが、suterakusoさん、名無しのゴンザレスさん共、私の発言を勘違いして捉えていらっしゃるようなので、納少しコメントを続けさせて下さいませ。不愉快な思いをさせてすいません!
https://togetter.com/li/625691
さて、ここに立地自治体住民で反原発運動を30年間やって来られた方の主張が有ります。
「万一事故があ起きれば被害はその自治体だけではすまない。当然その判断をした自治体に対する非難は起きると思うが、それも甘受する覚悟もしてもらいたいと思う。 」
「いまも原発再稼働を望む自治体があるようだ。無論その目的は金だ。どんな判断をしようがそれぞれの自治体(住民)の自由でありそれぞれの事情があるだろう。しかしそう判断した以上どのような結果になろうともそれは「自己責任」だという自覚は持ってもらいたい。 」
「将来的な危険性を指摘する反対運動や批判があり、十分判断することはできたはずだ。それをあえて危険より金を選び誘致に踏み切ったのだから一番の責任はある。 」
「細川元首相が東京都知事選に立候補したけど「脱原発」じゃ勝てない。いくら小泉と組んでも舛添の勝ちだ。原発なくても成長できると理を解いても「経済がー」と不安を煽る方が訴求力がある。人は理では動かない。理で動くのならとっくに原発は止まってる。反原発30年の私が言うのだから間違いないw 」
私はこの考え方こそが反原発派の鏡だと考えます。
立地自治体住民がお金で再稼働を容認に動くことは自明でしょう。
分断は最初から国によってされているのですから、私やバードさんのせいで深まるなどということは有りません。反原発派の足を引っ張ることも有りません。引っ張っているのは再稼働させたい側です。
原発を推進する政権を打倒するのは言わずもがなですが、その政策を支えているものも「理」ではなく「お金」です。その「お金」を取り払うと、ようやく「理」が見えて来るのです。
原発立地自治体住民は、交付金や就職先や事故が起きても賠償金が速攻で支払われるという分厚い手当によって、反原発の声を出しづらくなっています。だとしたら、それを取り払えば最後に「理」が残るでしょう?
バードさんはそういうことを言っているのだと私は解釈しました。
いいえ、それは、認識違いです。むしろ、ずっと、ああ、やはり、こういうことを言うのですね、と思いながらやりとりを続けています。そして、確かに、もうこれ以上のやりとりに意味はない、第三者にもあなたの主張は、関心があれば十分に分かるだろう、と感じます。
ですので、やはり、もう、やめませんか。
むらむらとこみ上げてくるものはありますが、一度我慢します。言わなくても、第三者にも感じるところはあるでしょうし。
実質梯子をはずしたくせに途中でチャチャを入れた人は、今度はやめていただきたいですね。
>一旦持ち帰って、考えを深める材料にするのがよろしいのではないかと思う。
お三方ともとても本質的なお話をされていると思いますが
すでに出ているコメントを再読して、お互いの主張の相違点がどこなのか、なぜそうなるのか、考えを深めるための時間を持つことは大切だと思います。
リベラルvs“ネトウヨ”の「議論」のような不毛感をここでも感じてしまうのはとても残念なことです。
Bennyさんがせっかく間に入って、あなたの面目をつぶさないようにことを収めようとされていたのに、あなたはその温情を踏みにじってしまわれました。
そして、前回に輪をかけて、あなたのどうしようもなさをさらけ出すような、突っ込みどころ満載のコメントを送ってこられました。
なのでやむをえません。
この際遠慮なく突っ込ませてもらいます。
まずは、こちらから。
>さて、ここに立地自治体住民で反原発運動を30年間やって来られた方の主張が有ります。
>私はこの考え方こそが反原発派の鏡だと考えます。
この方は、どちらの原発立地自治体の住民ですか。
https://twitter.com/aotanisaburo
千葉県匝瑳市…?????
仮にこの方が立地自治体の住民だったとしても、私にとっては、あくまである1人の方の意見でしかなく、絶対的な価値を持つものとは思えません。100%腑に落ちるわけではないが、まあそういう考えもあるかな、というくらいの感想ですね。
この方は、「自治体(住民)に責任がある」と言っていますが、さすがに、原発賛成でも反対でも、大人でも子供でも関係なく、住民に賠償を受ける権利を認めるな、というまでの暴論は述べていませんよ(私が見た限りはね)。
それに対して、原発立地自治体の住民ではないあなたに、「この方のお言葉を胸に刻みなさい。お国(原発再稼動阻止)のために自ら犠牲となりなさい」みたいなことを言われたら、もうそれは身震いするくらい頭に来ますよ。
今のあなたは、子どもに教育勅語を暗唱させたり、それを「素晴らしい教育だ」と言ったり、涙を流して感動している連中と同じくらい醜悪に見えます。
>おそらく原発容認派のsuterakusoさんと、反原発派を名乗る名無しのゴンザレスさんの意見が一致しているとは。
何をもってsuterakusoさんを原発容認派ととらえたのですか?
そして、私のところに「を名乗る」をわざわざ入れたのはどういう理由ですか?
>Berryさんには申し訳ありませんが、suterakusoさん、名無しのゴンザレスさん共、私の発言を勘違いして捉えていらっしゃるようなので、納少しコメントを続けさせて下さいませ。不愉快な思いをさせてすいません!
あなたの発言を勘違いして捉えてなどいません。あなたの言わんとするところはしっかりと受け止めていますよ。
その上で、あなたの誤った主張には逐一反論しています。
>立地自治体住民がお金で再稼働を容認に動くことは自明でしょう。
立地自治体住民をものすごく侮辱した発言ですね。住民で、再稼働に反対する立場として、こんなこと言うのは許せません。
>分断は最初から国によってされているのですから、私やバードさんのせいで深まるなどということは有りません。
何度も言います。立地自治体住民を一括りに切り捨てようとしているのはあなたです。
>反原発派の足を引っ張ることも有りません。引っ張っているのは再稼働させたい側です。
あなたが反原発の立場でこの主張を大っぴらにすれば、反原発運動はひとまとまりになるとお考えですか。
それから、あなたのいう再稼働させたい側とは何者ですか。
>原発を推進する政権を打倒するのは言わずもがなですが、その政策を支えているものも「理」ではなく「お金」です。その「お金」を取り払うと、ようやく「理」が見えて来るのです。
だから、あなたのその主張で反原発の輪を広げられるんですか。多くの有権者の支持が得られるのですか。
そもそも選挙に勝って原発推進派から政権を奪わないと、「お金」を取り払うことはできないのですよ。
>原発立地自治体住民は、交付金や就職先や事故が起きても賠償金が速攻で支払われるという分厚い手当によって、反原発の声を出しづらくなっています。だとしたら、それを取り払えば最後に「理」が残るでしょう?
福島県の被災者・避難民の現状を見たうえでおっしゃっているのですか。「分厚い手当」とやらで満足な暮らしをされているというのですか。
国や電力会社はしっかりと福島県の被災者をケアしているとでも言いたいのですか。
デマにも等しい発言ですな。
>バードさんはそういうことを言っているのだと私は解釈しました
バードストライクさんはおそらく軽口程度に、深く考えずにコメントされたのだと思いますよ。
その証拠に、suterakusoさんに問題点を指摘されると、賠償云々の議論はされていません。
あなたとsuterakusoさん、私がここまで激しく論じ合っているというのに。
おそらく、自分の論が誤っていたと認識されたからでしょう。
あなたは、ご自身がいろいろな意味で、無理筋で、かつ、危うい意見を言っていることに気づいてないのですか。私に言われるまでもなく、suterakusoさんに散々指摘されているのだから、本当は気づかれているのだろうと思います。
過ちを認めるのが嫌で議論を繰り返されているのかもしれませんが、妄言は何度言い続けても妄言で、正論にはなりません。
だから、もう無駄な議論はおやめください。
自分の投稿を読み返してみると、言葉足らずで勇み足だったかなと思います。
読み手としてはくだんのコメントの投稿者と、この欄の常連さんを想定して書いており、皆さんは私のスタンスをご存じなので、中を省略してポンと「過激な」ことだけを書いてしまいました。
平和や民主主義とは絶対相容れないし、人が制御できる技術でもないので、原発は絶対反対です。
チェルノブイリ事故の後から数年間、原発に関する本を読んできました。100冊以上読んでいます。
被曝については予防原則をベースに、最大限の危険値を取るべきという信念を持っています。
今回の問題の発言は、
HN・一方通行氏
「国や電力会社だけが悪いのか? 自分の住む地域にも原発計画があったが、住民の反対で撤回させた。広島・長崎の惨状をみれば核の危険性は明らか」
私「原発計画の初期の段階では、撤回させるのは無理だっただろう。まさに国策として、国全体、政官財学一丸で、かつ実弾恫喝込みの攻勢だったから」
としたあとで、あなた様が問題とされる
「今後、原発事故が起きた場合(起きてほしくないが)、もう賠償しなくて良いと思う」
と書いてしまいました。
まず、シャブ漬けと言われる「電源三法交付金」を廃止し、電力会社からの寄付も禁止するべき、と書くべきでした。
その上で事故があってももう賠償しない、としたら、原発立地にお住まいの方も、きっと目が醒めると思いました。
(そもそも実現するわけはないことは前提の上で書いています)
「都市部のエネルギー供給という重大な使命を負っている」「日本の産業の源を担っている誇り」などとの甘言を囁かれ持ち上げられていても、原発立地の住民は、すでに国からの「棄民」です。
人口密度が〇〇人以上の自治体には作らない、という所から、立地の選定は始まっているのですから。
過疎地の住民は犠牲になっても仕方ないという国の認識、この冷徹な事実を立地住民はしっかり見つめてほしいです。
一方通行氏の発言を読んだ時、脳裏に浮かんだのは、原発計画に反対し、行動し、様々な策を練り、ついには撤回させた住民たちのことでした。
例えば、新潟県巻町。正確に覚えていないので内容は記しませんが、土地の所有権や住民投票も絡めて、鮮やかな手法だったと記憶しています。
紀伊半島の候補地(名前失念)、四国の窪川町、ミサキウマのいる宮崎県串間市、そして予断を許さないが山口県の祝島。それぞれの町で、町を自分の生活を守るため、奮闘した人たちがいました。
ありがたいことです。
その方たちのおかげで、原発が一基でも少なくなったのです。
気の毒なのは福島の浪江・小高原発立地でした。
フクイチの北部、東電の執拗な攻勢にも折れることなく頑として計画をはねつけてきたのに、津波で沿岸部は壊滅・死者多数、原発事故で全域避難、立地の双葉・大熊町を除けば多分一番汚染が激しく、またいち早く逃げた両町住民よりも被曝線量が高いのではないかと思います。
あまりに残酷で言葉がありません。
そんなことを考えていたので、ついきついことを書いてしまいました。
しかしあなた様の投稿を読み、原発立地にもシャブ漬け再稼働推進者だけでなく、反対者もいることを改めて思いました。
あなた様のことは存じませんが、原発に反対し、原発が稼働し始めてからも周囲の白目に屈せず、疎外されながらも差し止め裁判をしたり、それに賛同して反対運動を続ける人がまだ少数ながら残っているのですよね。
例えば大間原発の小笠原あつ子さんの母上。
原発ではありませんが、六ヶ所村のたしか坂井勇吉さんの息子さんは、父親が反対運動の先鋒に立っていたため、一度も正規に就職することが出来なかったと聞いています。
その方たちのことを考えると、失礼なことをいたしました。
ゴンザレスさんには、今回の私の発言に配慮が足りずご不快な思いをさせたことをお詫び申し上げます。
そして私の投稿が遅れたことで、keiさんにもご迷惑をおかけして申し訳ございませんでした。
(ちなみにkeiさんも原発や被曝に関しては私と同じような立場を取る方だと思います)
(過去に一度だけ、そうかもしれない方と話をしました。デパート催事の北陸物産展にて、敦賀の昆布店O堂が出店していたので、会計の間に、売り子さんに
「敦賀って原発がありますけど、怖くないですか?」
と、単刀直入に聞いてしまいました。
お兄さん、数秒固まって
「・・・ん、ま、今、止まってますからね」
と答えました。
気まずい数秒 ・・・
フクイチの1年ぐらい後のことだったと思います。
お兄さん、O堂の利尻昆布、いつも愛用していますよ〜 そこのデパートにO堂コーナーができたからね w )
地元の方が何を考えているのか、どんなふうに暮らしているのか、新聞やテレビを通じて断片的にしか伝わってきません。
せっかくの機会なので、下記、差し支えのない範囲で結構ですから、お答えいただけると嬉しいのですが。
・ ご自宅からもよりの原発までの距離
・ いつからそこに住んでいるか?
(親・祖父母の代から、子どもの頃引っ越してきた、結婚してから etc )
・ 原発立地なのにそこに住み続ける理由
(先祖代々住んでいる俺がなんで原発ごときのために逃げ出さなきゃならん?とか、職場が近い もしくは職住が同じ etc)
・ 避難訓練はありましたか? 参加しましたか?
それについてどう思いましたか?
(避難訓練が行われた場合ー役に立つとか立たないとか、行われない場合ー行政の怠慢や!とか)
・ 『地元の原発で原発事故が起こるかも』と本気で考えたことがありますか?
・ 『もし事故が起きたらこう逃げよう』
というシミュレーションをしていますか?
・ 事故に備えて備蓄しているもの、用意しているものなどありますか?
・ 事故で逃げる際、ルート上の不安はありますか?
(例・道が狭く渋滞が起きるのでは?とか、地震だったら崖崩れ・地割れで通れなくなるのでは? とか、雪や大雨など天候条件による不通も加わるのでは、とか)
・ もし事故が起きたら、国は充分な賠償をしてくれると思っていますか?
・ 周りの方々は、福島県の避難者たちの置かれている現状について、よく・まあまあ知っていると思いますか?
あまり知らないでしょうか?
・ 福島(および主に北関東の放射能汚染がひどかったエリアでも患者が発見されつつある)での小児甲状腺ガンの激増について、どう思いますか?
まだまだたくさんお聞きしたいことがあるのですが、今のところ思いついたのはこのぐらいです。
よろしくお願いします。
私は、あなたの例のコメントは、場の雰囲気、軽い気持ちから発せられたものと感じましたので、暴論とは思えど、それほど深刻には捉えていませんでした。
しかし、それをたしなめたsuterakusoさんに対し、もっと過激で、危険な主張をしたことで、私には到底見過ごすことが、できなくなりました。
あなたがもっと早くに過ちを認めたことを表明されたなら、このような泥沼の議論にならなかったのに、思わなくもないです。
しかし、今、私はあなたの誠意あるコメントを頂いてとても救われた気持ちでいます。
あなたのお気持ちは受け止めました。
今は時間がないですが、また余裕のある時、可能な範囲でコメントさせていただこうと思います。
です。
主語が抜けていました。
すみません。
さて、原発を稼働させたい政治家や企業によって原発立地自治体住民がお金でがんじがらめになっていることは、お金が廻って来ない隣接自治体住民や周辺自治体住民との意識調査の差から、否定しようが有りません。
なので、
「立地自治体住民をものすごく侮辱した発言ですね。」
とおっしゃるゴンザレスさんの認識には違和感を持ちます。
ここに原発立地自治体住民の意識調査をした資料が有ります。
http://www.lib.shimane-u.ac.jp/kiyo/a015/008/003.pdf#search=%27%E5%8E%9F%E7%99%BA%E7%AB%8B%E5%9C%B0%E5%9C%B0%E5%9F%9F%27
ここでも、「将来のリスクや日本社会の経済などより客観的な視点で原発を論ずるのに対し、原発周辺住民にとっては、今の自分の生活がかかった問題として原発を捉えている」と結論付けられています。
分厚いかどうかは個人差が有るので検証を省きますが、「賠償金や交付金が貰えない」となったら、立地自治体住民の判断は大きく変わりませんか?
私は変わると思いました。
ゴンザレスさんはそう考えるのが「侮辱」とおっしゃるので、そこに感情的な齟齬が生まれるのだろうと思います。
但し、その手法は確かに「暴論」であり、実現を望むものではなく、仮説として「有効だと理解は出来る」という範囲のものです。例えて言うなら、火遊びを止めない子供に母親が「晩御飯抜きだよ!」と脅すようなもの。それをするのは虐待ですし、実行するかどうかは置いておいて、それぐらい言わないと止めないだろう、という「気持ち」として理解出来るということです。
なので、この程度の個人的意見で反原発派が分裂するだの人権思想がなどと話を拡げるのは大袈裟だと思います。
立地自治体住民がそれ以外の国民と違う判断をしていまうのは社会的構造の問題なので、政治が変われば変革は可能です。なので、認識の違いは有れど、取るべき手法はゴンザレスさんのおっしゃる通りです。
ただ、その政治を変えるのも経済次第なのですよね。
ドイツで脱原発が早く進んだのは立地自治体への交付金が無かったからだと言われています。
なので、交付金や賠償金としてでは無く、立地自治体に新しい産業(自然エネルギーと火力発電所の新設など)を誘致し、原発派停止して維持管理することで雇用を確保することにお金を利用出来れば、話は早いのかなと思います。立地自治体住民の皆さんには、「稼働しなければ賠償金も必要無いし、交付金もいらないから、その分を新産業などに投資しろ」くらい言って欲しい。まあ、既にその方向に動いている所も有りますしね。
そういうことも含めてバードさんの提案を私は受け止めた訳です。
どうか御理解頂きたく思います。
私はゴンザレスさんが「反原発派」ならば話せば解るはずと信じ、「泥沼」とも思ってはいませんでした。
ゴンザレスさんがおっしゃる通り、それほど深刻な発言ではなかったはずなんです。
ただ、suterakusoさんが「たしなめた」(ここも受け止め方が違っていて、私には「被曝しても安全神話」を作ろうとしているsuterakusoさんによる悪意有る印象操作に思えました)ので、その真意を確かめようとして「過激」な表現になり、ゴンザレスさんの心を痛めさせたことはお詫び致します。
これに懲りず、今後もコメントして頂きたいです。
バードさんの質問へのお答えも是非お聞きしたいところですし。
私の友人の親戚が原発から10km圏内に住み、反原発の気持ちを抱えながらも言い出せなかったそうです。先のコメントで提示した調査報告にも在るように、諦めのムードが支配しているとか。お金が入っても町は寂れて行き、若い人は出て行くという悪循環が止まらなかったそうです。親戚の方本人にはあまり恩恵というものが無かったので、現在の停止状態が続くことを願っているとか。でも、周囲ではやはり恩恵に預かりたいと、生活に困っていなくても再稼働を望む声を発している人も少なくないそうで、それに反論も出来ないようです。
ゴンザレスさんの住む町は、脱原発方向で前向きに考えたり、声を上げられる環境に在るのでしょうか?
余裕の在る時にコメント頂けたら有り難く存じます。
安心しました。
文中には書ききれませんでしたが、keiさんがそのあと2投して下さった中で、私の言いたいことが補足されています。
原発再稼動で下りる補助金目当てではなく、産業構造の転換に知恵とお金を投入するシステムになって欲しいです。
これは「早い者勝ち」なのかもしれません。
すでに東海村、福島、柏崎刈羽が手を挙げています。
最初のほうのコメントで、柏崎刈羽の記事を紹介しましたが、世界最大の原発基地にしてこういう方向転換を成し得るのですから、感無量です。
(ただし、今は「言うだけ」ですが。
福島の事故を起こした東電の原発であること、中越地震の時から対応がボロボロで、数機はずっと停止していたこと、泉田知事の頑張りと米山知事の当選、つい先日耐震性能不足隠蔽が明るみに出たこと、などが追い風となったのでしょう)
原発が集中立地になってしまうのは、補助金でハコモノを作り、その維持にお金がかかるのでまた次の原発を受け入れ・・・という悪循環も原因と聞いております。
双葉町の井戸川元町長も町の財政があまりに原発頼みなので、少しでも町興し的なことを行ない原発依存を減らそうと、町特有の商品(たしか鮭の味噌漬け)を売り出し、好評を博したので次の商品開発を・・・と張り切っていた矢先、このような事故で町民が四散し、また井戸川氏以前の町長が福島第一原発7、8号機受け入れを容認していたことまで責められ、実にお気の毒でした。
最近記事が出ませんが、お元気なのでしょうか。
原発を嫌って若い人が去り、残る人々は原発と何らかの関係があるため表立って反対を唱えられず、町長(市長)選でも推進派の現職に対し、対抗馬が立てられないところも多くあるようです。
もはやそうなってくると、町の安楽死しかない・・・?
ところでゴンザレスさんは、S氏の意見に共鳴しておられるようですが、彼の小児甲状腺ガン多発に対する見解に、疑問を感じないのですか?
S氏の考え方は、ABCC ー 放影研 ー 長滝 ー 山下俊一 ー 福島県立医大 、という一連の流れ、つまり放射線による被曝の影響を小さく見積もる日米政府の見解に沿った、体制側(原子力村)に都合の良い解釈なのですが。
それに従うなら、もう200人近く出ている小児甲状腺ガン患者は福島第一原発事故の被曝が原因ではないから、今後一切国や電力会社が補償する必要はない、という結論が出てしまいます。
万一事故があれば、一歳のお子さんの被曝が心配と言うゴンザレスさんにとって、納得できないのではないですか?
keiさんも私もそれを案じているのです。
ここの欄だけでは分からないかもしれませんが、以前、そのようなコメントを出しておられました。
ではまた。
失礼します。
とりあえず、できれば自分たちでやってみてください。この人を「大切」に思うのなら。管理人様も含めて。
私は、もちろん、親のような立ち位置でも、先生のような立ち位置でもありません。私の立ち位置は、自覚的にこんなです。
タイミングよく、明日と明後日の日中までネットから離れる予定があるので。ではでは。
バードストライクさんについては、自分の発言の誤りを認め、言い訳されていません。そして、原発立地自治体住民(原発反対の立場の人に対してだけかもしれませんが)にも思いをめぐらされていました。
まだ、お互いの考えが通じ合うかどうかわかりませんが、バードストライクさんの誠意は感じられましたし、今後話し合えば理解が深まるのではないかと感じ、心の中のもやもやは晴れた気がしました。
ところがそのあとに、あなたのコメント(3/30 13:48)を見て、あなたとの間には絶望的なくらい埋めがたい溝があることがわかり、奈落の底に突き落とされたように気分になりました。
あなたは、自分の発言を「暴論」などと認めつつも、様々な言い訳をして、原発立地自治体の住民を脅すようなことを正当化し、その上で反原発の立場なら理解できるはず、などと相も変わらず述べられました。
私は、最初のコメント(17/03/28 02:28)で、そうしたことの理不尽・不条理さを述べたのですが、あなたは原発立地自治体住民に思いを致しているのでしょうか。
あなたは以前に「立地自治体住民がお金で再稼働容認に動くことは自明でしょう」と決めつけて一括りに住民(この中には賛成・反対いろんな立場の人がいる)を見下したうえで、事故が起きても賠償しないぞと脅しつけることを提案しているわけです。あなたがどう言おうが、これは住民に対する偏見・差別意識のなせる業としか言いようがありません。
人は脅しつければ言うとおりに動くものではありません。
ましてや、あなたのこの「提案」など、住民の反感を買うだけです。
反原発の人なら私を理解するはず、などと思い上がりも甚だしいと思います。
もう疲れました。当分はコメントはしません。
keiさんもしばらく頭を冷やされてはどうですか。
ご自身の主張の正しさを証明する(説明する)ことにばかりエネルギーを注ぐのではなく
先入観なく相手の主張を正しく認識し、その主張の背景を理解しようと試みることにもエネルギーを注いでいただきたいです。
今回の「議論」は見ていて本当に残念な(不快なともいえます)気持ちになりましたし、いまだ後味があまりよくありません。
(私がコメント欄を見なければいいのかもしれませんが…)
と言われそうですが。
この度の論争、私の乱暴な表現が原因となったことは否めず、ゴンザレスさんとkeiさんには申し訳なく思っています。
一旦感情的になると、相手の言い分を理解してはいるものの、自分の正当性を押し通したくなることは私も経験済みで、何度かこのブログで立ち回り w をしました。
そしてその件について、醜態を晒したことは自覚していますが、今なお
『自分は正しい!』
と思っています ww
ゴンザレスさんも原発立地で暮らす不安、行政への不満、日常のストレスなどが積もっており、でも向こうの巨大な力に比べ反対派の住民の力はあまりに小さく現状を変える手段が見つからない、そんな焦燥感に私の不用意な表現が火を点けてしまったのでしょう。
過去の原発に関するカテゴリを少し読んでみましたが、自分のコメントに物議を醸しそうなものがやはりいくつかありました。
・ 「MりMさこ」に関するコメント。
野党時代、民主党がスピーディ予測を出さないから(←これウソ)被曝が増えた、風下に逃げて放射性おにぎりを食わされた、と半泣きで訴えていたくせに、政権に就くやいなや福島の被災者なんか忘れ去り、秘密保護法採決に邁進したこんな女を当選させた福島県民。
次もこいつを選ぶようならもう知らん。
ーー 昨夏の選挙では、まだMりMさこの改変時期ではなかったですね。
民進党の議員が当選しました。
福島県民を尊敬します。
(ただし、この民進党議員は、当選した途端、協力してくれた共産党に対し
「共産党なんかと野党共闘するのヤダ」
と言い出すクズでした w
こういう隠れ自民がたくさんいるから民進党は信頼されないんだ。
石原慎太郎が4期も知事をやった東京都の住民が批判する資格はないかもしれないけどーーもっとも私は一度も石原なんかに投票しないが)
・ 東電を潰すべきだ!
原発賠償・処理費用は、東電管内の利用者が負担すべきだ!
ーー もちろんそんなお金は払いたくないけど、でも全国の他電力管轄の住民が負担するなんて間違っている。
そもそも首都圏の住民は東海村以外原発が身近にないから無関心で、消費者として電気の利点のみを享受していたのだから、まず株主に負担させたあと、利用者として義務を果たすべき。
年額数十万の電気代増加なんてことになれば、さすがに目が醒めるのではないか。
(残念なことに他電力利用者も、また送電線使用料として新電力の利用者も、廃炉費用等を負担することになってしまいました)
原発立地住民を責めている表現と取れるかもしれないのですが、本意は、う・・・ん、
「可愛さあまって、憎さ百倍」?
そして都市部住民にも同様の遣る瀬無さを感じています。
何より自分が不甲斐ない。
非力な自分が。
ゴンザレスさんは「ス」のつく人に共鳴なさっていますけど、彼は単に私の揚げ足取りのためだけにここに来ており、私を庇う発言をしたkeiさんに絡んでいたのです。
思想的には前投で指摘したとおり、
「原発事故による被曝の影響は小さい」
という立場なのです。
福島の小児甲状腺ガンの多発を
「県をあげて検査したから、検査数に比例して患者もたくさん見つかっただけ。別に原発事故のせいで患者が増えたわけじゃない」
「甲状腺ガンは深刻じゃない、大したことないガン」
「もう終わった話」
などと言っています。
結論は今の政府と同様、患者切り捨てでしょう。
私に対するストーカー的行為もさることながら、被曝者をさらに苦しめるこういう人を許せません。
ゴンザレスさんにとっても、真の敵はこういう人ではありませんか。
別に私に味方しろとも、罪一等?を減じろとも言いませんけど。
* もっとも本当の敵は安倍政権に象徴される、現在の原発依存体制です。
バードさんの真意を「理解」してくださったなら、私の目的は達成しました。
あなたは原発立地自治体の代表者では有りませんし、私をいくら批判しようとも、それは誤解や感情からだということは、多くの方にも理解して頂けると思いますので、あえてもう説明は致しません。今回の件では私とほぼ同じ意見のバードさんを受け入れたなら、それが答だと勝手に解釈致します。
ありがとうございました。
私、カワイソ www
実は私はスの方のコメントは一瞥するだけで、真面目に読んでいませ〜〜ん w
だって、何を書いているのかよく分からないし、究極、目的は私をdisることなので、気分悪いじゃないですか w
でも言われっぱなしで悪質な印象操作やレッテル貼りをされたままというのも耐え難いし、第一、私にだって人権というものがありますよ〜〜ん(怒)
取り敢えず言葉の表層だけ拾って少し抗議しましょう。
◯ ス印 ー 人と人の間に境界線をつくって、その向こう側の人を悪とするんですよね。
ば印 ー そんなことしてません。
印象操作はやめて下さいよ!
◯ ス印 ー「原発立地の住民」は穢れかよと。
ば印 ー そんなこと言っていません。
印象操作はやめて下さいよ!
◯ ス印 ー 勝手に切れて、勝手にしれっと(←ですよね)帰ってきてって、みなさん、ノープロブレムなんですか。なんとリベラルな。
ば印 ー あんたに関係ないだろ。
レッテル貼りはやめて下さいよ!
◯ ス印 ー やはり、今ではすっかり見飽きたループですよね。あなたのような立場の人が相手を「放射能安全厨」と認定するところまで含めて。
ば印 ー 被曝のことをあまり知らないらしいあなたに一番分かりやすい表現を使ってみました。
ABCCから福島県立医大への流れを自分で勉強して下さい。
◯ ス印 ー 特異な例だと「オノデキタ」などという人物も。結局、医師でない人も、それぞれ医師の論の展開の仕方等からから、自分で信頼性を判断しなければなりません。なのに、その信頼性の判断に関わる説明もなしに、一人の医師だけを取り上げられてもね。
ば印 ー 別に1人の医師だけを取り上げてなんかいませんよ。
チェルノブイリからの知見の積み重ねです。
名前失念しましたが、ウクライナやベラルーシで被曝患者の治療をし、データを取って発表している医師もいれば、欧州放射線リスク管理委員会に属する研究者もいますし、日本では肥田舜太郎、崎山百合子、菅谷昭、西尾さん(下の名前失念したが、北海道でガンの線源治療をやっている医師)、山田真、その他たくさんの方々が被曝のリスク、原発事故と小児甲状腺ガンの発生率上昇の相関性を指摘しており、これは世界的に認められた知見なのです。
「福島原発事故と小児甲状腺ガンの発生率は関係ない」
なんて言っている福島県立医大や日本政府が世界から見れば、大大大非常識なのです。
知らないのかなー?
ちなみに、「オノデキタ」という方を俎上に上げてますけど、私はこの方を存じ上げませんでしたが、ブログがあるので開けて最新の記事を2、3読んでみました。
書いてあることは、ごくマトモです。
開沼博批判。そのとおり。
福島県立医大の調査チームが原発事故と小児甲状腺ガンの相関性を否定したことに抗議し、清水◯◯先生が辞任したこと。
あと何か、忘れたけど。
真っ当じゃないですか。
原発容認派や推進派には都合が悪いでしょうけど。
(オノデキタという妙なネームは、自身のクリニックが最初、「出来田医院」だったものを、この方、小野俊一さんが途中で加わり、「小野・出来田医院」となったことからでしょう)
◯ ス印 ー 話をそらしながら、今さら陳腐で丸見えなシナリオを立てて、相手を「放射能安全厨」なんて認定することで、満足かなんかを得ようとする人なんかにそんなこと言われても、鼻で笑いたくなるよねとしか。
ば印 ー 事実を言われて、逆ギレ攻撃ですか?
印象操作はやめて下さいよ!
◯ ス印 ー そもそものkojitakenさんの批判の中心は、小池氏の正体とその正体故の鳥越氏への投票を呼び掛けるこちらの管理人様に対して、選挙前にも拘わらず、宇都宮氏への情を重視しろと噛み付く姿勢に対してのものだったのですが、そんな話も、一切しようとしなかったしね。
ば印 ー 牽強付会なレッテル貼りはやめて下さいよ!
ブログ3つも運営しているブロガーが、他人のブログに寄せた一般人のコメントを自分のネタにし、勝手に改竄して勝手に叩く、そんなやり方はフェアかフェアじゃないか、と言っているんですよ!
それに私は、宇都宮健児氏への情を重視しろと言っているのではない。
「理」に基づいて行動しろと言っているのです。
どう考えたっておかしいではないですか。
「野党共闘のため、宇都宮さん、今回は立候補を取り下げていただけないでしょうか?」
と土下座して頼むのならまだしも(それだって他人の立候補の権利を侵害してらぁ)、事務局に電話をかけてきて圧力、悪口、非難・・・
そして立候補を取り下げろ、という行為がおかしい、と言っているだけ。
しかも小爺駄犬は単に「小沢憎し」の一念なだけです。
そんなに野党共闘が大事なら、半分かそれ以上自民予備軍の民進党だけ応援しておきながら、なんで小沢を応援しないんだ?
「山本太郎が保守だから」でんでん w なんて関係ない話をあとからくっ付けて自分の捏造を誤魔化し、しかも山本太郎まで小沢憎しの一念からdisる。
もう言っていることがメチャクチャ。
そもそも保守の定義すら不明だし。
この捏造事件と太郎は関係ないし。
◯ ス印 ー 実質梯子をはずしたくせに途中でチャチャを入れた人は、今度はやめていただきたいですね。
ば印 ー そういう下品な表現で印象操作するのはやめていただけないでしょうか?
◯ ス印 ー 理解し合う必要がないと思うためには、相手を「放射能安全厨」だとか、「「被曝しても安全神話」を作ろうとしている」だとかに認定すればよいのかよ。なんじゃ、そりゃ。どうりで、誰かさんもやたらと属性にこだわるわけだ。
ば印 ー ちょっと何言ってるのかわかんないです(← サンドイッチマン風 w )。
とにかくレッテル貼りはやめて下さいよ!
あーー不毛だ www
また矢の反論、来るだろうね www
・・さん、ごみ〜〜ん
管理人さま、削除しないでね。
ずっと我慢していたバードより。
ちょっと覗いてみましょう。
な〜に、この人、自分で書いているように、去年の夏からずっとバードをdisるためだけにエブリワンを監視しているんだから、構やしないですよ。
> いや、また、前回のエントリー↓
『Everyone says I love you!』(宮武嶺)のあきれた開き直り
の続きになるけどね。ここまできたら、きっちり仕上げていかないとね。
っで、前回のおさらいだけど、宮武嶺は、自分から「双方とも削除」とか言っていたくせに、僕ちんだけ「削除」して、「大切な愛読者」たちは承認するという開き直りを見せだしたんだよね。
っで、その次の作戦として、僕ちんに対しては徹底して亀になって、そのことをお首にも出さないようにする作戦に転じた模様。
あの後、宮武嶺は、こちらのコメントは承認しないのに、さらに「kei」の次の↓コメントを承認。
【 こらこら (kei) 】
バードさん、以前rayさんに怒られたでしょう?不毛な煽りは終わりにしましょうね。
〈 あとは略 〉
なにが、「他ブログでの争いをここに持ち込むのはこの辺で勘弁してください」だよ! バードストライクをたしなめてみせることで、中立を装って、嘘、印象操作をしやがるのが、ほんと、腹立つよね。持ち込んだのはあんたたちのバードストライクだよ。すべてのコメント欄でね。なに一国民の「何が起きているのかさっぱり様子が解らないこと」なんていう無理筋の理屈を採用してんだよ? 何が起きているのか? ―バードストライクが繰り返しkojitakenさんや僕ちんを嫌らしく揶揄してるんだろうが。なに? あんたら、「○○な人」(←一国民が僕ちんにいきなり使った言葉ね)たちだから、そんなことも分からないとかいうの? ほんと、ふざけんなよ!
でも、keiよりもっと腹が立つのは、やっぱり宮武嶺だね。なぜかって、絶対、こいつ、自分の手を汚さずに、ちょうどよい印象操作ができるコメントが舞い込んだって具合に、このコメントを承認したんだぜ。ほんと、卑怯な奴。
〈 略 〉
っで、この最中も、こっちは、「削除」の理由くらい堂々と説明しろとか、なんで理由を説明すらできないのかとか、あんたの良心に照らしてどうなのかとか、だから、持ち込んでるのはバードストライクだろうがとか、弁護士ならサンケイ新聞意見広告事件くらい知ってるだろとか、コメントしまくったんだけど、徹底して、「削除」&レスなし、なんだよね。亀になるとはそういうことね。
〈 また別件で気に入らないことがあり、抗議した、と〉
でも、もちろん宮武嶺は僕ちんに対しては、「削除」&レスなし。
そうこうしているうちに、タイミングよく、この↓エントリーのコメント欄で、一度承認されたコメントが、バードストライクの要請により削除されるということがあったんだよね。
『ヘイトスピーチ集団「在特会」に賠償を命じた高松高裁の判決に対する在特会の上告を最高裁が退け、確定。』
どんなコメントが削除されたかというと、「ネトウヨ」による、沖縄の機動隊に対する反対派の暴言のリンク集みたいなコメントで、ま、それが削除されるのは、宮武嶺の基準があれば、もちろん、かってにすればってことなんだけどね。いちおう、その時のバードストライクのコメントも引用するね↓。
【 アク禁は解禁? (バードストライク) 】
◯◯とかいう人。
国家権力と民草を同一視する、愚かな意見ですな。
〈 略 〉
これに対する宮武嶺のレス↓。
【 ごめんなさい、間違えた! (raymiyatake) 】
◯◯氏のアクセス禁止は解いていません。
〈 略 〉
ほんと、「大切な愛読者」様だこと。
っで、徹底抗戦中なので、ちょうどよい機会ってことで、僕ちんのアク禁の理由も説明して? なんで僕ちんのは説明できないの? って、コメントしたけど。やっぱり「削除」&レスなし。ほんと、僕ちんには亀だよね。自分の手は汚したくないの。だから出てきて説明できないの。亀になるしかない。ほんと、卑怯な奴。
ところでだけど、そうこうしている間に、同じコメント欄で承認されたコメント↓が、これまた、注文通りなんだよね。
〈 略 〉
ね。この人たち、自分たちの絆を確かめあうための敵がほしいんですよ。正義の御旗をお手軽に手にしたいんですよ。
っで、このコメント欄を見ながら、そろそろ次の段階かなって思って、次の↓コメントを投稿したんだよね。
どうやら、私だけ「アク禁」の理由も説明できないようですね。
っで、ここ↓とか
〈 略 〉
ここ↓とか
〈 略 〉
の流れだと、こちらの見解としては、よそのブログのことだから、よそでやれ、kojitakenさんのとこでやれ、ということのようですね。
しかし、上記リンクとか、ここ↓とか
〈 略 〉
見ると、どう見ても、話をこちらにもちこむのはバードストライクで、それを罪もない気持ちで易々と承認するのは誰ですか?という話なんですがね。
こちらの、もちこんだのは僕ちんだという見解は、一国民による、みんなバードストライクのkojitakenさんへの揶揄は気にしていなかった、などという、ずいぶん無理筋な見解しかないのにですね。でも、きっとこれがこちらの統一見解なのでしょうね。
ま、でも、そういうことでしたら、こちらのすすめにしたがって、もう、あっちでは終わっているのに、kojitakenさんのところに持ち込みなおしましょうか? kojitakenさんが気分を害することは分かっていますが、私は、こちらのおかしなことを指摘することの方を重視するので、それも仕方ないかとも思いますが。
もちろん、宮武嶺はこれも「削除」&レスなし。っで、今。
さて、僕ちん、古参の政治ブロガーとかコメント投稿者とかじゃなくて、遅れてきたコメンターなんで、id:kojitakenさんの言う2009年頃の政治ブログの状況とか、同時代的に知らないんだよね。水伝騒動とかいうのがその代表なのかな? それらの残骸を少し読んだこととかはあるけどね。っで、kojitakenさんがよく「喜八」というブロガー名を持ち出すから、「kojitaken 喜八」でググってみたこともあるんだけどね。そしたら、「喜八」はコメント欄で大きな影響力を持つ「ネトウヨ」によって変節していったみたいなことも書いてあったんだよね。これって、Everyone says I love you! 宮武嶺の状況と似ているのかな?とか思ったんだけど、どうなんですかね。
とはいえ、腹が立つけど、宮武嶺に同情する部分もあるってことも、いちおう言っておこうかな。やっぱり、「リベラルブログ」のコメント欄って、ある程度目立ってくると、面倒くさいことになる傾向があるよねってことで。実際、秋原葉月さんは、コメント欄で一騒動あった後から、ブログからだんだん足が遠のいて、ツイッターに移行していったようなところがあるし、村野瀬玲奈さんは、よくコメント欄を凍結させてしまうしね。ちなみに、どちらのコメント欄でも、僕ちん、今回みたいなこと、してるけどさ。だって、秋原葉月さんのところの「青い鳥」とか、最悪だったもん。ん? 鳥?
あと、おまけというか、補足というかになるけど、宮武嶺とコメント欄との関係性がよくわかるコメント欄が、ここ↓ね。
〈 略 〉
なんか、「削除」されたとかいう多分「大切な愛読者」の一人が、「ショック、もう来ません」とか言って、宮武嶺がそれにあたふたして、っで、「愛読者」たちが、みんなで「誤解では」とか、「考え直して」とか、結局「誤解が解けた」とかで、宮武嶺が「気をつけます」とか、そんなコメント欄。
それから、ここ↓は僕ちんが今回最初にコメントしたコメント欄だけれども、ここでも、「バードストライク様復活よかった」とか、「一国民様もお帰り」とか。
〈 略 〉
あと、完全に暗黒面に落ちている「一国民」を誰も助けないのかよ?ってのが、ここ↓。他の奴もひどいけど。
〈 略 〉
ちなみに、これ↓がその「一国民」の暗黒面に落ちっぷり。
【 これで逮捕されたら抗議活動など出来ない (一国民) 】
「女」というHNの方がリンクを貼っていただいた高江での抗議活動の一部を捉えた動画を拝見致しました。
反対派側に位置している撮影者(撮影者自体が反対派かどうかは当然分からない)が、並んで立っている機動隊員と反対派の小競り合いの様子を捉えたものですが、この動画を見る限り、殴る蹴るなどの暴力行為は無い。強いて挙げれば、反対派の一人が小突いているようにも見える場面と、機動隊員の一人が帽子を捕まれて飛ばされているような様子が映っている部分が、右翼の言う「暴力」になるの・・・〈略〉・・・かつて、成田空港建設反対派の抗議活動を捉えたフィルムをニュースで見たことが有り
ましたが、反対派は火炎瓶を投げつけるなど非常に激しく危ない様子が見て取れました。それと比較すれば、何とも平和的な抗議活動だと思います。〈 後略 〉
…動画見ると、反対派が「やってみろ、やってみろ、おい」って挑発しまくって、無抵抗で直立する機動隊員を何度も小突いているんですけどね。…いやー、「平和的」だー。なるほど、一国民は「平和的」であることに努めているから、あんななのね…って、でも、誰も「一国民」に異議なし。もちろん、宮武嶺も。戦略的に他に方法がないとか、そんな話に持っていくんなら、まだ分かるんですけどね…。ってか、どうみてもそんな話なのに、ズレた話してる「一国民」って、やっぱり「○○な人」…。にしても、こんな開き直りってさ…。やっぱ、こいつ、絶対、全体主義、国防婦人会だよね。//
管理人さ〜〜ん、ご迷惑おかけしました!
この人、バード及び読者および主さま憎しで何十回とコメント投稿しては削除されていたんですね。
すんごいマイナスの情念!
でも「人権とは」なんて神々しく説いていた人が高江で反対派住民を排除する機動隊の肩を持ったり、秋原葉月・村野瀬玲奈氏のブログで
「ここ(エブリワン)とおんなじように」
コメント投稿者に絡んだり、福島の小児甲状腺ガン患者たちを切り捨てたりするのですね。
なんかグッタリします www
もうこれでやめます。
すみません一点だけ…
私のHNですが、
Be「nn」yを名乗っております!ベニー・グッドマンと同じです!
Berryでもなんか可愛いからいいのですが、本人はただのオッサンなので収まりが悪いというかなんというか…
よろしくお願いいたします!
>「原発事故による被曝の影響は小さい」
>という立場なのです。
>福島の小児甲状腺ガンの多発を
>「県をあげて検査したから、検査数に比例して患者もたくさん見つかっただけ。別に原発事故のせいで患者が増えたわけじゃない」
>「甲状腺ガンは深刻じゃない、大したことないガン」
>「もう終わった話」
>などと言っています。
>結論は今の政府と同様、患者切り捨てでしょう。
だから、ねつ造、ねつ造、人に言い立てる奴が、ねつ造するなって。印象操作するなって。
私の原文はこれだろ↓
>>『福島の子どもたち167人に甲状腺がん又はその疑い。通常の数十倍。放射線の影響なしでは済まされない。』
>このデータを「通常の数十倍」とか言うのって、完全に悪質な印象操作じゃん。それ、完全に、何周も前に終わった話だし。
>>イミフだな
>普通は甲状腺がんは、何らかの体調の異常等があって検査をした結果、発見されます。一方、福島では18歳以下のすべの子どもを対象に検査をした結果、発見された数です。これらを比較するということは、例えは悪いですが、ゲームなど不要物の持ち込み禁止をよく守るかということを、特に検査もしないで「発見」した学校の発見数と、持ち物検査をして「発見」した学校の発見数とを比べて判断するようなもので、実際には、どちらがよく守る学校なのか判断できないのと同じです。また、甲状腺がんは、治療をしなくてもがんが症状を引き起こさないということが比較的多いがんとして知られています。
説明がいるの? バカですか? 誰がどこで「影響は小さい」って書いてるの? 「実際には、どちらがよく守る学校なのか判断できないのと同じ」って書いているでしょ? 「イミフだな」とか言ってくる直前にも、
>この手の話をする人は、「異常」かを判断できるだけの比較対象がない、なぜなら、福島と同様の調査は前例がない、その判断をするには、さらにデータの収集が必要だ、とだけ言っている
って、わざわざ書き足しておいたでしょう? ま、バカかどうかより、クソ汚いことが理由だって理解していますが。
甲状腺がんが「比較的」症状を引き起こさないことが多いことを書いたのは、甲状腺がんは、発症せず気づかれないことが多いがんであるため、福島のような検査をしない限りは、がんになっている人の人口比が分からないからだろうが。
「終わった話」をそこだけ、てか 単 語 だ け 切り出して、てめえの入れたいところに、極めつけのように持ってくるのはなんなの? ふざけるなよ、この「切り出し」野郎。
てめえが、ちゃんと原文を紹介して、それを見る気の人間が見れば、それでいつも全部済む話なんだよ。kojitakenさんの件からずっと最初にねつ造、印象操作のための切り出しをするのは、いつもてめえだよ。
「管理人さま、削除しないでね。」
ああ、そうだ。ちなみに、私は今回の最初のきっかけのコメは、管理人様だけ宛で書いたつもりだったというのも、いちおう、再度確認しておきますね。
しつこいようですが、最後にゴンザレスさんにお伝えしたいのは、あなたはもう充分に「責任」を感じていて、子供を守る為に頑張っているのだろうと思います。そういう方に「責任」の存在をを問いたい訳では無いということは解って頂きたいのです。
「あなたは(再稼働を決めた)原発立地自治体の代表者では有りませんし」という言葉はそういう意味で、「少数意見は取るに値しない」と言う意味では有りませんので、誤解無きよう。
そして原発立地自治体住民と、その他の国民が持っている責任の、ジャンルは違えども、重さは変わらないと思っています。
再稼働が始まって、もし再び事故が発生した際にどうなるか、どうするかも、皆が考えておかなければならないこと。
そういう前提ですよ、ということを先にお伝えするべきでした。心を痛めさせてしまい、申し訳ありませんでした。
頭を冷やし、今回の反省を胸に、今後はより原発立地自治体住民の方の気持ちへの理解を深めたいと思います。
Bennyさん、長らく失礼しました。「ベニー・グッドマン」のBennyだったのですね!
乱視が進んでしまい、そうお聞きしてもBerryに見えてしまうのが怖いです。
伏線…もともとこちらのコメント欄で、バードストライク氏は、kojitakenさんや、そのコメ欄の杉山真大さんを揶揄するようなコメントを、必ずしも多くはないが、断続的にしているところがあった。(これについては、参照元を探すのはたいへんですし、こちらの方々の方が、その印象の有無がおありでしょうから、割愛させてください。)
kojitakenさんが、次の記事で、バードストライク氏を批判する。
http://d.hatena.ne.jp/kojitaken/20160720/1468964823
バードストライク氏が、kojitakenさんのブログのコメ欄に登場する。
http://caprice.blog63.fc2.com/blog-entry-1448.html
http://caprice.blog63.fc2.com/blog-entry-1451.html
バードストライク氏がこちらのコメ欄でkojitakenさんを揶揄しているのを見て、私が、こちらにコメントをする。その後、管理人様により打ち切りが宣言される。
http://blog.goo.ne.jp/raymiyatake/e/058ad3829533d3942f1edde427f4e0a1
ほどなく、バードストライク氏が、こちらの他のコメ欄で、関連の話をし、それに私がコメをつける。その流れで、バードストライクしが管理様に抗議をして、しばらくこちらに登場しなくなる。
http://blog.goo.ne.jp/raymiyatake/e/9281227aca0c34ca05c877c4b1d67f68
以上に関して私がアップしたエントリー
http://d.hatena.ne.jp/suterakuso/20161017/1476706001
http://d.hatena.ne.jp/suterakuso/20161022/1477119912
http://d.hatena.ne.jp/suterakuso/20161102/1478087914
http://d.hatena.ne.jp/suterakuso/20161103/1478176058
重要な記事が載っています。
素人の私が一部抜粋し、リンク先を表示するより、全編を読んでいただいた方が良いのではないか、と思いますので、このあと数回に分けて(長いので)、投稿することをお許し下さい。
【 岡山大・津田敏秀教授が「甲状腺がん多発は原発被曝と関係ない」派に反論
ーー 福島の甲状腺がん多発、行政や医療関係者の「原発事故と関係ない」の主張はデータを無視したデタラメだ 】
2017.03.11
〈 その1 〉
福島原発事故から6年。しかし現在においても廃炉の目処さえたたず、2月には2号機格納容器内の放射線量が推定毎時650シーベルトというとてつもない数字が計測された数値に達していると発表された。
そしてもうひとつ深刻な問題が放射性物質による健康被害、特に子どもたちの甲状腺がんだ。
2月20日に開かれた福島県の有識者会議「県民健康調査」検討委員会は、事故当時18歳以下だった甲状腺がんまたは悪性の疑いのある患者が昨年10〜12月にさらに1人増え、185人に達したと発表した。
発表のたび増え続ける甲状腺がんの子どもたち。
にもかかわらず、政府や検討委員会は一貫して、「これまでのところ被曝の影響は考えにくい」とその原因を原発事故とは認めない姿勢を貫き続けている。
こうした検討委員や医師たちの姿勢に異を唱えてきたのが環境疫学の専門家である津田敏秀・岡山大学大学院教授だ。
2015年、津田教授とその研究グループは医学雑誌「Epidemiology」(国際環境疫学会発行、電子版)に福島での甲状腺がんの分析結果を発表、同年10月8日には「日本外国特派員協会」で会見を開き、その詳細を報告した上でこう危険性を警告した。
「福島県内の子どもたちの甲状腺がんの発生率は全国平均の20〜50倍で今後さらに多発する可能性は大きい──」
しかし、津田教授らの発表が海外メディアやネットで大きく報じられる一方、日本の主要メディアではほとんど触れられることはなかった。
さらに、行政や医療関係者からは、津田教授の指摘に対する反論が次々出され、ネットでは、保守系の評論家や原発ムラの息がかかっていると思われる連中があたかも津田氏の研究が「デマ」であるかのような批判を拡散させている。
そこで本サイトでは、津田教授本人にこうした“被曝の影響はない派“からの批判に再反論をしてもらうべく3月10日、インタビューを行った。
(続く)
> http://lite-ra.com/i/2017/03/post-2985-entry.html
すなわち、福島原発事故を受け、これまでなされなかった大規模検査や、医師の過剰な診断が行われたことで、臨床症状が現れていない潜在的ながんの発見に結びつき、それによって罹患数が急激に増加したように見えるだけではないのかというものです。
〈 津田 〉 実は甲状腺がん、特に小児甲状腺がんにおいて、スクリーニング効果、過剰診断がほとんどないことはすでに実証されています。
チェルノブイリでも過剰診断やスクリーニングなどが話題になり、最終的に日本と同じように腫瘍の大きさが5.1ミリ以上の人々を二次検査し、どの程度がんが見つかるかの検査を実施しました。
これらも含め、べラルーシでは、最終的には、非曝露群(被曝していないグループ)や比較的低線量の地域で合計4万7203人での超音波検診の結果、一例も見つからなかった。
そして甲状腺がん発生は過剰診断などではなくチェルノブイリ事故による多発だと最終的に決着したのです。これは論文にもなっています。
そもそも過剰診断やスクリーニング効果と言っている人たちは、数字のことを無視しています。
たとえば甲状腺がんのスクリーニング効果を指摘している論文もいくつかはありますが、そこで示されているのは大人で最大で15倍くらい。
実際の福島の事故当時18 歳以下の甲状腺がん発生率は全国の20〜50倍なんですから、スクリーニング効果では説明できない。
つまり、過剰診断やスクリーニング効果というのはもっともらしく見えて、科学的根拠も何もないんですよ。
また甲状腺がんは「ゆっくりと成長する」という思い込みがありますが、少なくとも福島県での事故時0〜18歳の子どもたちに観察された甲状腺がんは、1巡目スクリーニングでゆっくり成長するがんが除かれた後の2巡目のスクリーニングでも見つかり、やはりすでに14倍から39倍の桁違いの多発を示していて、1巡目から2〜2年半の間に少なくとも5mm超に成長するがんが80%を占めています。
このことからもこの桁違いの多発を、スクリーニング効果で全部説明できるとは全く考えられません。
──たとえば国立がん研究センター・社会と健康研究センターのセンター長である津金昌一郎氏は、
「『多発』の原因が被曝なら、数十倍というオーダーの増加は相当の大量被曝を意味する。しかし、福島県民の被曝線量はチェルノブイリ原発事故による住民の被曝線量と比べて低く、過去の経験や証拠からそうとは考えにくい。被曝から発症・多発までの期間も早すぎる」
として
「現時点では放射線の影響で過剰にがんが発生しているのではなく、『過剰診断』による『多発』とみるのが合理的だ」
(朝日新聞2015年11月19日付)との旨を述べています。
〈 津田 〉 被曝線量が低いなどと言っている人は、政府などが主張している被曝線量にもとづいて話しているのだと思いますが、福島の被曝線量は各地でバラツキが大きく、数値が低い所と高い所では2桁も差がありました。
しかもチェルノブイリとの比較において、重要なのは福島の人口密度が圧倒的に高いということです。
厳密には比較できませんが、人口密度を考慮すると、被曝線量がたとえ3分の1以下でもチェルノブイリと同じくらいになる。
ですから私が心配なのは、福島県の南のほうは人口密度が高く、そして放射能プルーム(放射性物質が大気中を雲のように流れていく現象)は南に流れている。そうすると、被曝線量が低くても数としては高くなる。私たちはそれを警告していますし、実際にそういう風になってきている。
逆に小児甲状腺がんは“放射線の内部被曝によってすごく増える”ということは国際的にも認められている事実ですが、では他にも原因があるかといえば他の理由はない、増えるという要因がないのです。
ですから福島でこれだけ見つかっているということは逆に、被曝線量がそれなりに高かったと言えます。
病気の発見の歴史は、今回の被曝線量といった“原因”の側からわかってきたものではなく、“この病気がこんな人に多発している”というところの研究や調査が始まり、その結果、原因がわかってきた。
それは教科書にも載っている歴史的にも常識的な手法です。
その手法を用いたときの結論は、事故による放射性物質放出で甲状腺がんが増えているということ。
多発も桁違いで、これまでのデータからすると過剰診断もほとんどない、と言うしか結論の出しようがない。//
(続く)
私の稚拙な表現では表しきれなかったけれど、どうです? 専門医が専門用語を用いて、疫学的に説明すると、やはり説得力が違いますよね。
〈 津田 〉 それは間違いです。なぜなら事故の翌年からベラルーシでもウクライナでもロシアでも多発し始めているからです。
それはデータやグラフを見ても明らかで、翌年から増えているのです。
たとえばベラルーシ国立甲状腺がんセンターの統計でも、少なくとも翌年から増えている。
3年以内に甲状腺がんの過剰な症例が観察されたことを示すチェルノブイリのデータもある。
しかし、そうした事実を検討委員会などは無視している。
ちゃんとデータを真面目に見ていないからそうなるんです。
こういう深刻な問題は見たくないデータでもちゃんと見ないといけない。
第二次大戦時の日本もそうですが、見たくないデータを見ないと、取り返しのつかないことになってしまう。
粉飾決算を繰り返した挙句、経営破綻する企業と同じことになってしまう。
とくに今回のケースでは、子どもたちの健康がかかっているんです。
私たちも甲状腺がんが増えて欲しくないけれど、きちんと見るべきは見て意見を言わないといけない。
2011年以前から、巨大地震が既存のいかなる護岸壁よりずっと高い津波を引き起こす可能性は、東京電力もデータとして認識していた。
しかしそうしたデータを無視したからこそ、原発事故が起こり、健康被害が起こっていることを忘れてはいけません。
──同じく検討委員会はチェルノブイリ事故後の甲状腺がん多発は5歳以下だが、福島では事故当時5歳児以下の発見がないと主張してきました(ただし、2016年6月に原発事故当時5歳の子ども1名に甲状腺がんあるいはその疑いがあると判明)。
〈 津田 〉 5歳以下が多かったというのは、チェルノブイリ事故14年後までの合計において“事故時に5歳以下が多かった”ということです。
つまり、事故当時5歳以下だった子どもが、その後8 、9、10年が経って発症し、発症時年齢としては10代後半が多く発症しているんです。
福島は事故からまだ6年。現時点で5歳以下の発症がないと言っても何の意味などありません。
これから数年待たないといけない。
実際、チェルノブイリでは、事故当時5歳以下の子どものがんが多発した時期は事故から12〜14年後です。
これはグラフとして示されています。
福島でも、今後10年で増えると危惧されるということです。
──ふくしま国際医療科学センター・放射線医学県民健康管理センターの高橋秀人教授らは、津田先生の解析が、原発事故が起きる前に、がん検診で発見できるまでに進展した甲状腺がんが存在した可能性を無視している、と言っています。
つまり、先生の研究が「4年で全てのがんが臨床症状で発見されるまでに成長する」(潜伏期間が4年)というありえない仮定に立っている、と。
〈 津田 〉 そんな仮定は私は論文に書いていないし、言ってもいない。
私たちが言っているのは、平均潜伏期間に関してです。
「平均4年」と言っていることと「発見された全てのがんが4年で成長した」と言っていることとが異なることは、中学生でもわかります。
論文では、事故前から発症もしくはある程度がんを持っている人が混入していることを前提としているし、それは論文にも書いてあることです。
彼は私どもの論文を読めていないし、読むための基礎知識がないということでしょう。
またアメリカ科学アカデミー(NAS)の報告では小児甲状腺がんの最短潜伏期間は1年です。
そもそも、すでに述べましたように、チェルノブイリでの観察でも事故の翌年から増えています。
また高橋氏の言う「4年という仮定」に関して言えば、平均潜伏期間が4年でなくても、10年でも、20年でも、数十年でも、結論は変わらないのです。
やはり多発です。私たちは1年から100年まで有病期間の長さを仮定しましたが、やはり多発でした。
平均潜伏期間が100年というのは現実の人間ではあり得ません。
従って、ちょっとふざけすぎていると思われたらいけないので、論文では20年までとしましたが、結論は変わりません。
それだけ激しい多発が起こっているのです。高橋氏がご自分でデータを確かめておられないことが、この点でも分かります。
高橋氏からの反論については、今度岩波書店の「科学」などで詳細に論考する予定です。
彼が医師国家試験にも出てくるような疫学理論について無知なのか、明らかにしていくつもりです。
時間があるときに岡山に来ていただければ、詳細にご説明しますよ。//
(続く)
御用学者 VS 真の科学者。
自分愛 VS 博愛 とも言えるか。
たとえば、池田信夫氏は、「チェルノブイリ事故で甲状腺癌が出たのは、放射性ヨウ素に汚染された牛乳を飲んだ子供だが、福島県の調査では内部被曝はゼロなので、甲状腺癌が増え続ける原因がわからない。
津田氏は、その医学的なメカニズムを説明すべきだ」と主張・反論しています(アゴラ15年10月13日付)。
〈 津田 〉 本当にそんなことを言われているのですか?
本当だとすれば、これは内部被曝や放射線における甲状腺がんに対する知識がゼロだと言っていることと同じです。
甲状腺がんを効率高く多発させるのは放射性ヨウ素だということは知られていますが、その放射性ヨウ素131の半減期は8日間。
それを事故から3年後の14年に検査して、内部被曝が検出されなかったなんて、ナンセンス以外のなにものでもない。
アウト・オブ・プロブレム。そのレベルで公の場で話をするな、と言いたいですね。
──津田先生は、こうした論文への反論の“再反論”を積極的に行ってきました。
ネットでも“回答集”を見ることができます。
でも甲状腺がんと被曝の因果関係を頭から否定し、ムキになって反論する人は後をたちません。その理由をどのようにお考えですか?
〈 津田 〉 それは私が訊きたいです。でもこれまで反論してきた人たちは信じられないほど専門知識のない人が多かった。
これまで3、4回ほど公開討論をやっていますが、討論ではほとんど何も言えなかったのに、ネット上だけで批判していたり、年次推移でチェルノブイリで甲状腺がんが多発していく様子のグラフが読めないようなケースもありました。
自分たちの同志の中で議論してばかりいて、きちんとデータを見ていないんじゃないでしょうか。
──こうした専門家たちの態度を見ると、様々な利害関係、保身、そして政府、電力会社との原子ムラとの癒着関係などを想像されますが。
〈 津田 〉 それは私にはわかりません。しかし、ひとつだけ言えるのは、私たちの意見にもっとも懐疑的で厳しい反論をしているのは私たち自身だということです。
自問自答して、それで国際学会で3回発表して、そのうえでやっと論文を発表するという手順をずっとやってきました。
今回だけでなく慎重すぎると非難されてもしかたないくらい、慎重にやっているんです。
──しかし検討委員会には医師など専門家もいます。
〈 津田 〉 さっきも言ったように、彼らは専門的知識なんてもっておられないようですから。
委員会の議論でもチェルノブイリの論文やその他でも健康影響に関する論文が議論にさえなっていない。
福島の分析結果もきちんとした文書では出されていない。
口でなんとなく思いついたことを、しかも全然専門的ではない内容を井戸端会議的にやっているだけ。
結論ありき以前の問題です。
具体的なデータも文献も出さずにやっていて、私たちの論文も参考にしないどころか話題にも一切出さない。
したがって、危機が迫っている可能性が大きいのに、因果判断よりもっと重要な対策に関しては一切言及されない。
ですから国際環境疫学会が日本政府や福島県に対し公開レターで「県民の健康状態を記録・追跡し、原発事故によるリスクをさらに解明する手段を取るよう」注意喚起しています。//
(さらに続く)
ここにも顔を出す「ノビー」www
記憶にありますなあ。
なんか最近自爆することが多くて、言論人というより、もはやお笑い芸人の域に入りつつあるように思えますが。
(嘘八百田や長谷川豊などと共に)
そして被曝への知識もないくせに医師免振り回して国の肩を持ち、患者や患者候補に背を向けて被害を大きくしている〈その一助となっている)エセ科学者・医者たち。
許せません!!
〈 津田 〉 今後、甲状腺がんの手術が激増していきます。
しかも子どもだけでなく事故当時19歳以上の方が数的には増加するはずです。
チェルノブイリのデータをみればそれはわかります。
しかし甲状腺の外科医はそんなにたくさんいませんから、首周辺の外科医、具体的には耳鼻咽喉科医やその他の外科も含めて、甲状腺の外科手術ができる医師を戦略的に増やしていく必要があります。
すでにパンク状態気味のようですから、手術までの待ち時間を短くしなくてはなりません。
また白血病も潜伏期間が過ぎている。
2011年内だけの被曝量から推論したWHOの2013年2月の発表でも、甲状腺、乳がん、白血病、その他の固形がん、あるいはがん以外の病気も一定程度多発するとされています。
子どもだけでなく、今後の福島の人々の健康を調査、ケアするためにも、18歳以下の検診だけではダメです。
全体の数を把握するためにも被曝手帳のようなシステムを作る必要がある(被曝者手帳の配布やがん登録の充実)。
これは福島だけでなく、近隣、特に栃木県や茨城県などにも導入した方がいい。
──国は3月末から、年間線量が20ミリシーベルト以下になった地域の避難指示を解除することを決定しましたが、この点についてはどうしょうか。
〈 津田 〉 それは間違った情報にもとづく、完全に誤った判断です。
被曝は、それを避けるために全財産や命を投げ打つ必要はないとは思いますが、できるだけ簡単な方法で、避けられる被曝は避けたほうがいい。
何ミリシーべルト以下なら大丈夫ということはありません、それは国際機関でも意見が一致していることです。
低ければ低いほうがいい。
国際放射線防護委員会(ICRP)が定めた年間1ミリシーベルト。
それくらいを目安として守ったほうがいい。
「20ミリシーベルト以下」という数値設定はあまりに高すぎます。
毎年全員がCTスキャンを受ける高さですよ。
そんな場所にすべての年齢の人たち、子どもから妊婦まで住まわせるなんて、おかしいことです。
(インタビュー・構成 編集部)
津田敏秀 1958年生まれ。医師・医学博士。岡山大学医学部卒業後、内科勤務。その後岡山大学医学部衛生学教室にて医学博士取得。岡山大学医学部(後、大学院医歯薬学総合研究科)助手、講師を経て、岡山大学大学院環境学研究科教授。専門は疫学、環境疫学、産業保健。//
(終わり)
津田先生は今後、小児甲状腺ガンのみならず大人の甲状腺ガン、また被曝が原因で白血病、乳ガン、その他固形ガン、他あらゆる病の発症率や重病化率が上がることを指摘しています。
それはたくさんの医師や科学者が指摘し、憂慮していることです。
個人の悲観的推測ではなく、歴史とデータ分析の積み重ねによるものです。
前から分かっていたことですが、原発立地および周辺の住民は、このことをよく理解し、対処を考えなければいけません。
そして「周辺」って、どこまで?
つまり国民全員が我が事として原発について真剣に考え、廃止させなければならないのです。
最後に。
津田先生と「リテラ」、ありがとう。