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本日、2016年7月11日、自民党公明党が支持する増田寛也元総務相・岩手県知事が出馬会見し、過去二度都知事選に出馬している元日弁連会長の宇都宮氏も出馬会見をしました。
さらに、民進党の都連本部が古賀氏に出馬依頼をし、古賀氏が前向きに検討すると答えました。
逆に石田氏は時間切れということで出馬しないことを記者会見で正式に表明しました。
今回の選挙は、保守側が増田氏とフライングした小池百合子氏に分裂するので、リベラル側としては千載一遇のチャンスです。
ですから、前回の都知事選挙で、脱原発派が宇都宮氏と、小泉純一郎氏に支持された細川護熙氏に分断された二の舞だけは避けるべきです。
この点、石田氏が参院選直前に都知事選への出馬に前向きな意思を表明しつつも、野党共闘の統一候補であればということを絶対条件にしたことが高く評価されるべきです。
今回、リベラル派からの出馬の可能性がある古賀氏には民進党が出馬要請をしたわけですから、古賀氏がこれを受ける場合、宇都宮氏を民進党が推す可能性はありません。
逆に、共産党は今回宇都宮氏を支持するとは言っておらず、宇都宮氏は市民団体から出馬要請を受けたというだけですから、宇都宮氏は民進党、共産党、どちらの支持も受けられない可能性があります。
というか、古賀氏ならば共産党も支持できる立派な候補ということで、野党共闘の統一候補になりうる可能性は十分であり、むしろこれまで共産党や社民党が支持してきた宇都宮氏が立候補を表明したことが、共産党らをまた裂き状態にしている可能性があります。
ですから、ここから逆転して、宇都宮氏が民進党の支持を受けるのが難しいのであれば、石田氏を見習って、宇都宮氏は引くべきだと思います。
古賀氏がおおさか維新の特別顧問をするなど、元経産省の役人らしく一部新自由主義的な政策にシンパシーがあるらしいのが玉に瑕ですが、前回の細川氏と古賀氏とは対安倍政権の態度は全く違います。
古賀さんを野党が統一して支持することになったらというのが条件ですが、その時には、宇都宮さんには大きな決断をしていただくのがいいのではないでしょうか。
勝てる候補という点でも、毎週報道ステーションに出演していた古賀氏の知名度は抜群です。
宇都宮さんのファンの多くも、古賀さんなら納得できるのではないでしょうか。
私も宇都宮さんが日本弁護士連合会になられた時の推薦人の一人なのですが。
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都知事選 増田氏と宇都宮氏が立候補を正式表明
7月11日 18時30分 NHK
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今月14日に告示される東京都知事選挙に、自民党が擁立する増田寛也元総務大臣が11日記者会見し、「都政の混乱を解決するために、総務大臣や地方行政の経験を生かして都政を引っ張っていく覚悟だ」と述べ、立候補を正式に表明しました。また、日弁連=日本弁護士連合会の元会長の宇都宮健児氏が「都民のための都政を実現するために3度目の出馬を決意した。暮らしや福祉の増進に全力を挙げたい」と述べ、立候補を正式に表明しました。
今月14日に告示される東京都知事選挙に、自民党東京都連は11日午前、増田寛也元総務大臣の擁立を正式に決めました。
増田氏は11日午後、都庁で記者会見し、「都政の混乱を解決するために、総務大臣や地方行政の経験を生かし都政を引っ張っていく覚悟だ」と述べ、立候補を正式に表明しました。
そのうえで、8000人に上る待機児童の問題を早期に解決するなど、子育てや介護福祉の充実に取り組むとともに、4年後のオリンピック・パラリンピックを成功させ、大会をきっかけに、その先も成長を続ける持続可能な社会を構築していくなどとした政策を公表しました。
さらに推薦を依頼している自民党と公明党だけでなく、支援を幅広く求めていく考えを明らかにしたうえで、「若い人も高齢の人も一緒になって東京をよくしたい。首都東京をさらに風格のある都市にするために、私が先頭に立っていきたい」と述べました。
また、これまで東京一極集中を批判してきたことについては、「今までのやり方では東京も地方から労働力が来なくなり、立ち行かなくなる。東京と地方が連携して新しい展開を考える必要がある」と述べ、地方との連携を強化していく考えを示しました。
増田氏は64歳。旧建設省の職員を経て、平成7年から3期にわたって岩手県知事を務めました。改革派知事の1人として積極的な情報公開に取り組むなどし、退任後には、第1次安倍改造内閣と福田内閣で総務大臣を務めました。
今月14日に告示される東京都知事選挙に立候補することを表明している、小池百合子元防衛大臣は、11日、東京オリンピック・パラリンピックの予算を適正な規模に抑え、子育てや福祉の充実を目指すなどとする、選挙公約を発表しました。
小池氏は11日、東京都庁で会見を開き、都知事選挙の公約を発表しました。
この中で、安全で安心できる社会を目指すとして、子育て支援や高齢者福祉の充実、それに住宅の耐震化など首都直下地震に備えるための防災対策を加速させるなどとしています。
そのうえで、東京オリンピック・パラリンピックの予算を適正な規模に抑えるとともに、都知事の報酬を削減し、都政の透明化に取り組むなどとしています。
小池氏は先月、立候補を表明し、自民党に推薦願を提出していましたが、自民党が増田寛也元総務大臣の擁立を目指していることなどから、10日に推薦願を取り下げています。
小池氏は会見で「都民による都民のための都政を取り戻さなければならない。誰もが活躍できる安全で安心な東京を実現し、環境や金融分野でも先進都市を目指したい」と述べました。
今月14日に告示される東京都知事選挙に、日弁連=日本弁護士連合会の元会長の宇都宮健児氏が「都民のための都政を実現するために3度目の出馬を決意した。暮らしや福祉の増進に全力を挙げたい」と述べ、立候補を正式に表明しました。
宇都宮氏は11日午後、都庁で記者会見し、「都民のための都政を実現するために3度目の出馬を決意した。知事が2代続けて政治とカネの問題で辞職するなか、クリーンな都政を作り、暮らしや福祉の増進に全力を挙げたい」と述べ、今月14日に告示される東京都知事選挙に立候補することを正式に表明しました。
そのうえで、税金のむだづかいをなくして、待機児童をゼロにするなど都民の暮らしを向上させるための予算に回すとともに、オリンピック・パラリンピックについても開催経費を最小限に抑えるなどとした政策を公表しました。
宇都宮氏は69歳。弁護士として多重債務者の救済や非正規雇用労働者の支援などに取り組み、平成24年までの2年間、日弁連の会長を務めました。
前回、前々回の都知事選挙に立候補した際は、いずれも共産党と社民党の支援を受けましたが、今回は今のところ、政党の支援は得られていないということです。
これについて宇都宮氏は「参議院選挙が終わった直後で野党がどのように対応するか分からないが、これから野党を回って支援の要請をしたい」と述べました。
今月14日に告示される東京都知事選挙を巡って、民進党東京都連は、経済産業省の元官僚の古賀茂明氏に対し立候補を要請し、古賀氏も前向きに検討する考えを示しました。
民進党東京都連の会長を務める松原元拉致問題担当大臣ら、都連の幹部は、11日夕方、都内のホテルで経済産業省の元官僚の古賀茂明氏と面会しました。
この中で松原氏は「都政にはむだづかいや既得権益の構造があると言われている。行政のエキスパートとして古賀さんに切り込んでもらい、腕を振るっていただきたい」と述べ、今月14日に告示される東京都知事選挙に立候補してほしいと要請しました。
これに対し古賀氏は「大変光栄だ」と述べ、前向きに検討する考えを示しました。
会談のあと松原氏は「古賀氏については、党本部も含めて野党4党で相談することになる」と述べ、古賀氏を民進党、共産党、社民党、生活の党の野党4党の連携の枠組みで擁立したいという考えを示しました。
また、古賀氏は「俳優の石田純一氏が口火を切り、都民の思いを一つにまとめて力にしたいと言った。石田氏や宇都宮健児氏とも話をしながら、最終的な判断をしたい。政党の枠組みだけでなく、幅広い人の意見を聞きたい」と述べ、石田氏や宇都宮氏とも相談して、立候補について最終的な判断をしたいという考えを示しました。
都知事選挙には、このほか次の方々が立候補を表明しています。
今尾貞夫氏。河野憲二氏。桜井誠氏。高橋尚吾氏。立花孝志氏。中川暢三氏。マック赤坂氏。山口節生氏。山口敏夫氏。
都知事選で民進 古賀氏を野党4党で支援可能か調整
7月11日 19時11分 NHK
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東京都知事選挙への対応を巡って、民進党の執行部は会合を開き、党の東京都連が立候補を要請した、経済産業省の元官僚の古賀茂明氏を、野党4党の枠組みで支援できる態勢の構築が可能かどうか、共産党などとの調整を急ぐ方針を確認しました。
民進党本部で開かれた会合には、岡田代表や枝野幹事長、玄葉選挙対策委員長らが出席し、今週の14日に告示される東京都知事選挙への対応を巡って協議しました。
この中では、党の東京都連が11日に経済産業省の元官僚の古賀茂明氏に立候補を要請したことや、前回と前々回の都知事選挙で共産党と社民党が支援した、日本弁護士連合会の元会長の宇都宮健児氏が立候補を正式に表明したことが報告されました。
そして会合では、執行部として、東京都連の意向を尊重すべきだとして、古賀氏を、共産党、社民党、生活の党との野党4党の枠組みで支援できる態勢の構築が可能かどうか、共産党などとの調整を急ぐ方針を確認しました。
宇都宮氏、待機児童ゼロなど公約に
- 2016/7/11 14:41 日本経済新聞
宇都宮健児元日弁連会長は11日、東京都知事選(14日告示、31日投開票)への出馬表明の記者会見で、福祉の具体的な施策として(1)待機児童ゼロ(2)小中学校の給食無償化(3)都独自の給付型奨学金の実現――などの公約を掲げた。都内の最低賃金は1500円に引き上げる方針を示した。
また、野党に支援を要請する考えを明らかにした。野党統一候補を求める声があることについては「政策が極めて重要。どのような政策を掲げて戦うのか。公開の場で(他の候補者)と議論したい」と述べた。
11月に予定される築地市場の豊洲市場への移転については、中断する考えを示した。市場業者らに不安が残っているなどとして「土壌汚染などをもう一度点検する」と述べた。
2020年7月に開幕予定の東京五輪については、「日本で一番暑い時期。1964年東京五輪と同じ秋にずらすべきだ」と述べた。
石田純一さん、立候補を断念…都内で会見
毎日新聞2016年7月11日 18時19分(最終更新 7月11日 19時18分)
東京都知事選(14日告示、31日投開票)に「野党統一候補となること」を条件に出馬の意向を示していた俳優の石田純一さん(62)が11日夕、東京都内で記者会見を開き、「都知事選への意欲を示してまいりましたが、正式に断念いたします。自分の事情もありまして、タイムリミットもありました」と出馬を見送ることを表明した。
グレーのスーツ姿で会見に臨んだ石田さんは、出馬を見送った理由について「メディアのおきてとして、(出馬した場合、テレビの)番組を差し替えるなどの必要があり、そのタイムリミットは11日と思っていました」とし、11日正午までに野党統一候補として推されなかったことを挙げた。一部で報じられた、家族から出馬に賛同が得られていない点については「説得できなかった。妻(プロゴルファー・東尾理子さん)は『もし出るという結論が出たら、何があっても支えていこう』と考えてくれていたようだが……。断念すると伝えたら、(理子さんからは)意訳すると『大変だったね』というよりも『自業自得ね』という感じで、『しょうがないね』と言われました」と述べた。
石田さんは8日の記者会見で、自身が野党統一候補となって都知事選に出馬する可能性を「10%以下」としつつ、野党側からの働きかけを待っていた。「野党の方に直接、電話をかけて相談をし、好感触をいただいたこともありました。しかし、周到な準備が足りませんでした」と話した。【大村健一/デジタル報道センター】
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日本の侵略を認めない右翼歴史修正主義の安倍晋三首相は、宮城県松島基地の『ブルーインパルス』の操縦席に座り得意満面、親指を立てるポーズで写真撮影に応じた。
http://blogimg.goo.ne.jp/user_image/74/95/cfcdb271feaf66a44035b20a8d04dc61.jpg
http://blog.goo.ne.jp/syokunin-2008/e/e0516e05dd33a346fe1136b7669ba9a8
ただ、その際の候補が古賀氏であったことは意外でした。(宇都宮さんで固めると思ってました)
しかし、小池・増田と分裂するかと言えば疑問符ですね。
野党が一本化してくれば、当然に与党も一本化しなければという気になるでしょうから、最終的には勝てる小池さんを推すと思うので、主さんの思惑通りには行かないでしょうね。
他に選択肢がないのなら、受け入れざるを得ないか。
宇都宮氏は、都知事選に執着するのはやめて、議員になったらどうか。 日本会議の松原仁なんかが都議連会長をやっている民進党が推薦するはずないし、かといって社民・共産推薦では当選はおぼつかない。日本は残念ながらそういう国なのだ。現実的対応をしてほしい。ご本人も初めからそのつもりで、自分が身を引く代わりに要求を呑ませる「取引」が目的なのかもしれない。
他の候補者。
増田寛也はいやだ。
小池百合子もいや。
在特はもちろん論外。
上杉隆は本当に出馬するのか?
山口敏夫って・・・汚職で引退(起訴?)した奴ですよね。
生きていたのか w
そしてマスメディアは都知事選ばかり報道して、安倍の改憲への始動をきっと隠蔽するのだろう。
本当にこの国にウンザリ。
古賀さんはガンだから体力的に厳しいからやめてほしいです。
お体大事。
まあ体力的になんとかなったとしてもガン患者さんを担ぐ位人材いないんですと宣伝するようなものです。
鳥越さんも同じく。
私は共産都議の大山さんが良いと思います。
リオ視察の削減を打ち出した都民目線の都議さんです。
不本意ながらあれだけ舛添祭りやってたから多少なりとも名前売れたでしょうし。
> 降りるとしたら小池氏でしょ
増田氏が下りることは100%ありません。 //
小池百合子の問題は、ネット工作員の出動ポイントらしいですね(笑)。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160712-00000009-asahi-pol
これなら宇都宮弁護士の方が(* ̄∇ ̄)ノ
https://twitter.com/freie_Herz/status/752420835101552640
『各級議員(親族を含む)が非推薦の候補を応援した場合は ~ ~ 処分の対象となります』
発想が江戸時代だし、、、、、、
自民党の目指す国家が「北朝鮮 & 中国」だということがよくわかります。
もう4, 5回、ガンの手術をしているはず。
体力的に無理でしょう。