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仮想敵を作ってそれを叩いて見せては大向こうの喝さいを受ける。
これが橋下徹氏が創設した維新の会のお家芸です。
橋下氏の時代はその仮想敵は、大阪府市の職員労組だったり、大阪府と市が分かれて存在していることそのものだったりして、大阪「都」構想をぶち上げたわけです。
しかし、維新が大阪府も大阪市も統治するようになってから大阪経済が発展したかというと、村野瀬玲奈の秘書課広報室さんが見事にまとめてくださっているように、大阪の地盤沈下はむしろ加速してしまっています。
維新のキャッチフレーズ#大阪の成長を止めるな
— カラータイマー点滅中🇯🇵 (@kikusui_seigi) November 9, 2020
なんだか大阪が成長してるみたいですね？
ところが実際は大阪のGDPは全国平均以下！維新になって大阪は成長してなかった。愛知県、兵庫県の方がずっと上！
維新のおかげで発展してる？
どこが？
他はもっと発展してた。#維新に騙されるな pic.twitter.com/P3RjQVcOQe
これが今の維新。これが今の大阪。 （ランダムなメモ） #維新 #維新の会 #参院選2022
コロナ死者数に加え、倒産件数まで全国1位になってしまった大阪。維新のやってる感だけのアピールに惑わされてはいけません。
— 夢吉 (@ytokumo) April 9, 2022
3月の倒産、大阪が東京超えて全国最多に 東京商工リサーチ：朝日新聞デジタル https://t.co/pfZr61ps2C
2022年3月の倒産、大阪が全国最悪に。 #維新 #維新の会 #参院選2022
そんな仮想敵を作っては叩く維新のやり口をコロナ対策に最初に当てはめたのは、吉村府知事がパチンコ店をやり玉に挙げた時でした。
第一回目の緊急事態宣言で、吉村府知事は休業要請に従わないパチンコ店の名前を公表するという強硬手段まで取ったのですが、それはパチスロができるお店を公費を使って愛好者に宣伝してあげる効果しかなかったという体たらく。
しかも、実はたばこの煙対策でパチンコ店は非常に換気が良く、しかも皆パチンコ台の方を向いて無言で球をはじいているので、全国でもパチンコ店ではクラスターが発生しなかったというオチまで付きました。
だいたい、カジノ開業に向けて暴走しているくせに、パチンコ店のことをやり玉に挙げる資格なんてないやんか。
吉村大阪府知事がパチンコ店への休業要請を一番に解除（笑）。やはりパチンコ屋さんはスケープゴートだった。
さて、そんな吉村府知事ですが、コロナ第３・４・６波で全国最悪のコロナ死者を出してしまい、人口比ではもちろん、絶対数でも全国最多のコロナ死者を出し続けています（４月１３日までで４８３７人。人口比で東京の１・８倍、全国の２・３倍）。
大阪府でコロナ死者が最も多い原因は、２００８年の橋下府政誕生以来、大阪の医療・保健・福祉を破壊し続けてきたことと、イソジン吉村・雨がっぱ松井ペアが行き当たりばったりのコロナ失政を重ねたことにあります。
しかし、吉村・松井両首長は、この２年余り抜本的に大阪の医療と保健の態勢を整えるような地道な努力を怠り、大阪モデルだの大規模療養センターだの、パフォーマンス重視で意味がない一過性の施策に終始してきました。
ですから、コロナ第７波が再来したらまた大阪で全国最悪の死者が出ることは必定なのですが、吉村府知事はそれに対して、コロナに対応していない病院を次のスケープゴートにすることに決めたようです。
【#維新に殺される】吉村大阪府知事が新型コロナ感染拡大に備えて、コロナ非対応の病院で感染者が出た場合に治療をすることを求める！それができないからコロナ非対応なの！！院内感染でクラスター発生必至！！
吉村府知事は上の記事に書いた４月５日の記者会見に続き、４月１３日の記者会見でも
「非コロナ病院だからといって、コロナとは関わりませんということはもうやめにしなければならない」
として、コロナ第６波で大阪がコロナ死者が最多だったのは、コロナ患者を受け入れていない病院でクラスターが起きた時に、投薬などの初期治療ができなかったことが理由だと言い出し、
「初期治療を速やかに行うことができる、そうすることで重症化を防ぐことができる、亡くなる人を一人でも減らすことができる」
「5月中旬までに全ての病院が治療対応をできるようにしたい」
とぶち上げました。
この人は２０２０年１０月から一年半以上も専門会議を開かず現場の声も聞かないので、コロナの感染拡大を防ぐためには専門の知識や経験を持った医療従事者と設備がないと無理なんだという事が全く分かっていません。
はっきり言ってまだコロナの脅威をなめています。
コロナに対応すれば数千万円の協力金が出るにもかかわらず、コロナ非対応としている病院は小規模だったり、感染症対策ができるスタッフや設備がなかったりするから、やむを得ずコロナ患者を受け入れていないところが大半です。
そんな病院すべてで、コロナ感染者が出た時にはその病院内で初期治療をしろ、コロナ対応病院に転院させてはならぬというような対策をしたら、もともとのコロナ非対応病院でクラスター発生が続出し、しかも適切な治療もできないことになるのは火を見るより明らかではないですか。
しかし、吉村府知事はコロナにこれまで対応できないとしてきたすべての病院に、あとたった一か月でコロナ対応をさせるというのです。
これはまさに、コロナ非対応の病院にコロナ患者を無理にでも受け入れるよう命令しろ、命令に従わない医療機関には強烈な制裁を科せと言った橋下氏の発想とそっくりです。
形だけは大阪維新の会が橋下氏を法律顧問から外して見せても、無能な専制支配思考が共通する同じ穴の狢なのは一目瞭然と言えるでしょう。
【ハシズム全開】橋下徹氏が「政治が重症・中等症ベッドを増やすよう医療界に命令を出し、従わなければ強烈な制裁」「保険医指定の取り消しくらいの強烈なことを」。＃橋下徹をテレビに出すな
そんなことより、ワクチン３回目の接種率が大阪は低いんですから、せめてそちらを上げる努力をすべき。
こういう時こそ、関西のマスコミと癒着している力を発揮したらいいのに。
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「非コロナ病院だから関わりませんはもうやめに」 大阪府 非コロナ病院でも初期治療可能に
4/13(水) 19:43配信
関西テレビ
新型コロナの患者を受け入れていない病院も初期治療ができるように、大阪府が新しい体制を作ります。
【大阪府 吉村洋文知事】
「非コロナ病院だからといって、コロナとは関わりませんということはもうやめにしなければならない」
大阪府は全国最多の死者数となった第6波での課題の一つとして、コロナ患者を受け入れていない病院でクラスターが起きた時に、投薬などの初期治療ができなかったことを挙げています。
府は対策として、地域ごとに病院のネットワークを構築することを決めました。基幹となる病院が、コロナ患者を受け入れていない病院に対し、治療法や感染対策について指導していくということです。
【大阪府 吉村洋文知事】
「初期治療を速やかに行うことができる、そうすることで重症化を防ぐことができる、亡くなる人を一人でも減らすことができる」
吉村知事は「5月中旬までに全ての病院が治療対応をできるようにしたい」としています。
関西テレビ
04月13日 18時08分 ＮＨＫ
新型コロナウイルスのオミクロン株の１つで、感染力が強いとされる「ＢＡ．２」について、大阪府の吉村知事は、今月１０日までの１週間に府内で感染が疑われた人は、７０.７％に上ったことを明らかにしました。
吉村知事は、今後も同じペースで進めば、来月上旬には１００％近くまで置き換わる可能性が高いとして、感染対策の徹底を改めて強く呼びかけました。
「ＢＡ．２」は、感染の「第６波」で主流となった系統のウイルスよりも感染力が強いとされ、大阪府は、新型コロナの感染者を対象にスクリーニング検査を実施して、感染状況を調べています。
これについて、吉村知事は、１３日の記者会見で、今月１０日までの１週間に府が行ったスクリーニング検査の結果、「ＢＡ．２」への感染が疑われた人は、７０.７％に上ったことを明らかにしました。
府によりますと、▼先月２７日までの１週間が３８.５％、▼今月３日までの１週間では４９.７％だったということで、吉村知事は、「毎週１０％から２０％ほど置き換わりが進んでいて、同じスピードで進めば来月上旬には１００％近くまで置き換わっている可能性が高い」と述べ、危機感を示しました。
そのうえで、「変異株に置き換わりが進む時期は感染が拡大しやすく、対策の徹底をお願いしたい」と呼びかけました。
府では、来週にも対策本部会議を開いて、府民に呼びかける感染対策の内容などについて協議する方針です。
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別の人から聞きましたが大阪でのPCR検査の陽性率は軽く60％を超えていて、もう感染者の数はとんでもないことになっているらしいです。適正な陽性率は大体５％で検査陽性率が低いほど、感染者の捕捉率が高いと言われていますから60％というのはとんでもない数字です。４、５千人では済まないはずです。その10倍はいてもおかしくありません。４、5万です…
このような状況ですからあちらこちらにウイルスが漂うエアゾル感染などで例え1回のPCR検査で陰性になっても安心できず発熱があればいずれ陽性反応が出ると考えた方がいいらしい。こんな状態でこの記事にある通り「非コロナ病院だからといって、コロナとは関わりませんということはもうやめにしなければならない」と吉村が言っても多くの病院はすぐに対応できません。現場を知らなすぎます。お金の問題だけではないのです。コロナ禍に対応するマンパワーそのものがもう枯渇しているのです。医療関係者だけではなく社会全体がです。
私の住んでいる大阪北区は非常事態宣言を出すべき状況なのです。ウイルスとの戦いで完全に制圧されており、あとは個人の抵抗力にかかっています。しかもワクチンによるアレルギー反応に悩まされている人が増加してワクチン後遺症の外来は予約が取れません。例えばリンパ節が夜眠れなくなるほど痛くなるらしい。免疫反応を抑える薬が処方されるそうです。これだと今度は免疫力が落ちてコロナを発症してしまうリスクが増えます。
ホテル療養のアパホテルでは数十人に電子レンジが２台しかなく発熱や痛みなどコロナの症状に苦しめられても2時間くらい並んで待たないと食事が温められないそうです。だから患者でPCR陰性が出たら多分次は陽性が出そうだとしてもそんなホテル療養では大変だからと自宅で様子を見てくださいという医者もいます。
稀ですがPCR陰性でも容態が急変するケースがあり実際の死亡者は公表されているよりも確実に多いです。先日の記事では火葬場の予約が取れないとありました。えらいことになっています。それなのに吉村らはドバイに“大名旅行”を繰り広げていたのです。地震の報告すら行っていなかったとある記事で読みました。
それでも維新はIRや万博です。儲かる一部の人が維新を煽っているのでしょうか。まさに死の商人です。そういえば梅田のある銀行の相談窓口が感染クラスターのために一時的に閉鎖されていました。用事のない人は梅田には来ない方がいいでしょう。
肝心なことが何も知らされていないと私は感じています。想像ですがあのプーチン同様に吉村にも正しい情報が挙げられていないのかもしれません。すぐに不機嫌になりますからね。本来リーダーには向いていない人なのです。