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2023年10月4日、米国防総省で会談した木原稔防衛相(左)とオースティン米国防長官。
いつも思うのですが、これ、何に向けての何のポーズなんです?気色悪い。
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訪米中の木原稔防衛相は2023年10月4日午後(日本時間5日未明)、米国のオースティン国防長官と国防総省で会談しました。
この会談で、木原防衛相は日本が導入を決めている米国の巡航ミサイル「トマホーク」について、当初計画から1年前倒しして2025年度から取得することで一致しました。
岸田政権はこれまで、トマホークの最新型「ブロック5」を2026~27年度に最大400発取得する計画を立てていました。
しかし、岸田首相は1世代前の「ブロック4」に変更することで取得時期を早められると判断したとして、最大400発のうち、最大200発を「ブロック4」に置き換え、1年前倒しで2025年度から取得することを決めたというのです。
あのですね、ブロック5は2021年度導入ですけど、ブロック4って2006年のやつですよ(呆)。ブロック4の保管期限=耐用年数は30年なのに、すぐに期限が来ちゃうじゃないですか。
そしてまさかとは思いますが、最新鋭のブロック5と同じ値段で旧式のブロック4を買うんじゃないでしょうね。
これ1発5億円以上、400発で2113億円の買い物ですよ。今時代は数百万円のドローン兵器なのに。
岸田首相がバイデン米大統領への手土産に防衛費倍増と敵基地攻撃のための兵器爆買いを約束。市民の負担で日本の安全保障どころか戦争の危険性増大。岸田政権の、#軍拡反対、#敵基地攻撃能力の保有に反対します。
これ、それでなくても古くて遅くて撃ち落とされるトマホークのさらに旧型を日本がアメリカから押し付けられているって、どうしてマスコミは報道しないのでしょうか。
トマホークミサイルって亜音速巡航ミサイルですから、ウクライナ戦争でロシア軍が使用した3M-14カリブルやKh-101にあたります。
ウクライナ戦争を見てもわかるように、こういう遅くて地上近くを飛ぶ巡航ミサイルはほとんど撃ち落とされるわけですから、相手に迎撃態勢が整っていないか、大量に撃たないと意味がないわけで、中国相手では数百発程度持っていてもあっという間に撃ち尽くしてしまうことは火を見るより明らかです。
またこれもウクライナ戦争を見れば明らかなように、トマホークのような亜音速巡航ミサイルは、超音速ミサイルと組み合わせて使い分けないと撃ち落とされてしまうわけですが、日本はまだロシアのイスカンデル短距離弾道ミサイルのような超高速弾道ミサイル(いったん成層圏外まで上がって落ちてくる)のようなミサイルは開発できていません。
このようにトマホーク購入計画そのものが日本がアメリカから押し付けられて在庫処分を手伝うようなものですが、そもそもこんなミサイルを400発程度持っていても中国相手には何の抑止力にもなりません。
岸田政権が米国製の巡航ミサイル「トマホーク」の購入を米政府に打診。さらにトマホーク搭載の潜水艦保有のために実験艦新造を防衛大綱に盛り込む計画。憲法9条を持つ国のやっていいことじゃない!
アメリカからガラクタ兵器ばかり超高値で買わされる良いカモの日本。5月にバイデン大統領に軍事費倍増を約束し、来年1月の訪米で防衛費爆増を手土産にしようとしている岸田首相は最低の総理大臣だ。
さて、木原防衛相はこの会談で、敵基地攻撃能力=先制攻撃能力(反撃能力)の保有などを明記した安保関連3文書の2022年12月の閣議決定について言及して
「同盟の強化に向けたあらゆる取り組みについて緊密に連携をしていきたい」
と強調したのに対して、オースティン国防長官は
「日本の大胆な決断を支持する」
と応じたというのですから、その「大胆な決断」=憲法違反の無駄な買い物の意味が分かっていると情けなくて涙が出てきます。
戦争になったら容易に収束できないことは、目の前で勃発したウクライナ戦争を見ていれば誰にもわかること。
抑止力としては何の意味もないトマホークを買い漁っても、日本から先制攻撃をするぞと虚勢を張っているにすぎず、中国を刺激して緊張が高まり戦争の危険性が増すだけです。
そもそも、日本国憲法9条はあらゆる戦争を放棄し、戦力も保持しないと宣言しました。
それを曲げに曲げて、専守防衛なら憲法の範囲内だと強弁して今日に至ったのに、その枠さえ踏み越えて先制攻撃能力を具備するなど、憲法に明らかに違反する岸田政権の軍国主義は日本の市民を危険にさらすだけで絶対に許されません。
岸田首相が国会代表質問に対してはぐらかし。明らかに、反撃能力=敵基地攻撃能力=先制攻撃能力の保有・具備は憲法違反であり、その行使は憲法違反・国際法違反だ。
「北朝鮮の脅威」のカラクリ――変質する日本の安保政策 (岩波ブックレット)
私たちは黙らない!
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2022年2月24日にロシア軍がウクライナに侵略してから、日本も欧米も大軍拡。
そのうち、日本のように不要不急、ウクライナ戦争を口実にただただアメリカなどの軍需産業を儲けさせているだけという例もいっぱいあるはずです。
第二次大戦後、休みなく他国に戦争を仕掛けて何百万人も殺し続けてきたアメリカ合衆国に、自由と民主主義の旗手を気取る資格はない。
アメリカの産軍複合体はウクライナという新たな「市場」を見つけた。第二次大戦後、世界中で戦争をしまくり、イスラエルによる武力行使を放置するアメリカに、ロシアによるウクライナ侵略を非難する資格はない。
自民党が防衛装備移転三原則見直しで殺傷能力のある兵器の輸出を狙う。バイデン大統領が日本の防衛費増額は「私が説得した」。ウクライナ戦争を口実にした日米産軍複合体の口車に乗せられるな!
たとえば、ロシア軍はウクライナ戦争で手一杯で、平和維持軍を派遣していたはずのアゼルバイジャン・アルメニア紛争も座視してスルー。
ロシアに助けてもらえなかったアルメニアをまた西側に追いやって、アルメニアがプーチン大統領に逮捕状を出したICC(国際刑事裁判所)条約に加盟する羽目になりました。
だから、ロシアの脅威がたとえ以前にはあったとしても、もう日本に攻めてくるなんていう可能性はゼロで、日本の安全保障状況はむしろウクライナ戦争以前より良くなっています。
ウクライナ戦争が起きたから日本に軍拡が必要だなんて全くの大嘘です。
ところで、いま世界では地球温暖化や飢餓や貧困などなど、人類の全資源を傾けて対応しなければいけない緊急課題が山積しているのに、無駄に何百兆円も浪費してきた世界の軍事費がさらに増加。
まったく、コロナ禍も収まらないうちに侵略を開始して、産軍複合体の儲けのネタを提供したプーチン大統領とロシア政府の罪深さは底知れません。
自分のところのHIV感染拡大も抑えられず、自国民をエイズで殺してしまっているのに。
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木原防衛大臣は、訪問先のアメリカでオースティン国防長官と初めて対面で会談し、相手のミサイル発射基地などを攻撃できる「反撃能力」の効果的な運用に向けて議論を加速させていくことを確認しました。
その上で日本がアメリカから取得し、「反撃能力」にも活用する予定の巡航ミサイル「トマホーク」を、1年前倒しして2025年度から取得することで一致しました。
会談は、日本時間の5日未明国防総省で行われ、冒頭、オースティン国防長官は「『反撃能力』の保有や防衛費の増額など、日本の大胆な決断をサポートする」と述べました。
これに対し木原防衛大臣は「新たな3文書のもとでの、日米同盟の役割、任務の分担について議論し、同盟の強化に向け緊密に連携していきたい」と述べました。
そして防衛力の抜本的強化の一環として日本が保有する、相手のミサイル発射基地などを攻撃できる「反撃能力」の効果的な運用に向けて議論を加速させていくことを確認しました。
その上で日本がアメリカから取得し「反撃能力」にも活用する予定の巡航ミサイル「トマホーク」を、1年前倒しして2025年度から取得することで一致しました。
前倒しして取得するのは当初予定していた最新鋭のものではなく、現在アメリカ軍で主に運用されているものになるということです。
会談ではこのほか、ロシアとも連携している中国の軍事活動への対応や、沖縄のアメリカ軍普天間基地の名護市辺野古への移設について、緊密に協力していくことを確認しました。
「トマホーク」とは
「トマホーク」は、アメリカで開発された巡航ミサイルで、アメリカ軍が1991年の湾岸戦争の際に実戦で初めて使用し、2018年のシリアへの軍事攻撃でも使用しました。
防衛省は、去年保有することを決定した「反撃能力」にも活用できるとして400発を取得する予定で、今年度予算で輸送費なども含めた経費として2113億円を計上しています。
「反撃能力」に活用するミサイルとしては、国産の「12式地対艦誘導弾」を改良し、2026年度から配備する予定ですが、十分な数量を保有するまでには時間が足りないとして、「トマホーク」を取得することにしています。
ブロックVという最新鋭のものを取得する予定でしたが、今回1年前倒しして取得するのはブロックIVという、現在アメリカ軍で主に運用されているものです。
アメリカ海軍のホームページによりますと、ブロックIVの射程距離はブロックVと同じ、およそ1600キロとなっています。
木原防衛相「防衛能力の構築に問題なし」
木原防衛大臣は訪問先のアメリカで記者団に対し「ブロックIVもVも誘導方式や射程などで同等の機能を有しており、ブロックIVでもわが国を防衛するために十分な機能を有していると判断した。日本が進める防衛能力の構築に問題があるとは思えず、前倒しする結論に至った」と述べました。
両防衛相は日本が26、27年度にトマホーク最大400発を調達する当初計画に関し、200発の型式を変更し25年度からの取得にすることを確認した。具体的には、射程1600キロで最新型の「ブロック5」の400発のうち、200発を一世代前の「ブロック4」に切り替え25~27年にかけて調達する。
ブロック4は、最新型のブロック5と射程や誘導方式で同等の機能を有している一方、通信方式はブロック5で改良されている。調達費用はブロック4が安価になる見込み。防衛省は反撃能力として配備する「スタンドオフミサイル」に関しトマホークとともに国産装備の早期取得も進める。
また両防衛相は会談で、陸海空自衛隊の一体的運用を図る「統合司令部」の設置に向け日米間の連携体制を議論していくことや、日米韓によるミサイル情報の即時共有など3カ国の協力推進を確認した。
木原氏は会談で、「力による一方的な現状変更への試みはインド太平洋含めどの地域でも許容してはならず、同盟力の抑止力、対処力を強化していく必要がある」と呼びかけ、日米の連携強化で合意した。
オースティン氏は、米国の対日防衛義務を定めた日米安全保障条約第5条が尖閣諸島(沖縄県石垣市)に適用されることを改めて明言。「中国の威圧的な行動、北朝鮮の危険な挑発」などを批判し、「緊密な同盟国同士のチームワークこそがより安全なインド太平洋を実現できる」として日豪の連携強化を歓迎した。
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自民や愛国者共は被害妄想を煽りたがるが、今の日本を攻める甲斐があるかよ。分かりやすく大金になる資源も産業もない、使いやすい土地もない、海に囲まれてるから交通の便も悪い。
いつまで帝国主義の夢を見てるんだ。
何もかもアメリカの言いなりというか、これだけ追従するだけで何にも物が言えない国ってほかにありますかね。
そもそも、この木原って安倍崇拝の極右で統一教会ともズブズブの男ですよ。
愚かすぎませんか、この国。
使うには、事前に中国に対して、中国に対しての攻撃でないことを、事前に証明して通知しなければ、中国に敵基地攻撃の口実を与えてしまうので使えないという、敵基地攻撃無能力…。
ムネオハウス跡地は中国資本のホテルになったり・・?