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日本維新の会と国民民主党が参加を拒否している野党による政府官庁に対する2021年12月のヒアリングによると、何と米軍は、2021年9月3日から、日本政府に無断で勝手に、米国から日本に入る部隊に対する入国前検査をせずに入国させていたことが明らかになっています。
つまり、コロナ第5波が終わるか終わらないかなのに、米軍は
「ワクチン接種の進展」
を理由に、いきなりコロナの検査なしに無制限に日本に入国してきていたというのです。
私はオミクロン株を水際で止める空港などでの検疫が抗原検査では足りないなどと細かいことを言っていたのですが、全く検査なしに米国から日本の基地にどんどん米軍兵が来ていて、彼らが自由に基地外に遊びに出るのですから、検疫なんて全然意味がなかったも同然です。
米軍がこんな風に横暴なので、例えば沖縄では
沖縄返還から50年。コロナ禍についても米軍の横暴に翻弄される沖縄。日本入国の際にPCR検査をしなかった米軍部隊からオミクロン株クラスターが発生し、沖縄は東京の倍の感染者。前週比8倍の225人に!
に書いたように、2021年12月17日に米軍キャンプ・ハンセンでクラスターが判明した後、ハンセンの日本人基地従業員から、県内で初めてオミクロン株が確認されたのですが、その後も米軍関係者がマスクをせず基地外に出たり飲食したりする様子が目撃され、その間に沖縄県内で感染が急拡大したのです。
なんと、沖縄県の感染者のうちオミクロン株に感染した人は2021年12月30日時点で97%に達しています。
それで沖縄では2022年1月3日には130人だった感染者が4日には225人、5日にはさらに倍の600人超えです。
もう沖縄だけは8月のコロナ第5波の水準に戻ってしまいましたので、これからどんな惨状になるのか想像もできません。
いきなり緊急事態宣言を出さないととても間に合わないだろう。
このような米軍基地からのオミクロン株の「沁み出し」は沖縄だけのことではありません。
2021年の年末に岩国基地で80人のクラスターが発生し、12月以降だけで米軍関係の感染は243人に上り、1月4日までに岩国市内の市民が160人が感染しています。
人口138万人の山口県の中で人口が13.7万人と1割に満たない岩国市が、コロナ感染者数では山口県内の8割以上を占めているのですから、これは米軍基地由来としか考えられず、異常事態です。
三沢基地のある青森県三沢市の場合はある意味もっと悲惨で、三沢市は1月4日、2021年12月26日~2022年1月3日、米海軍関係者60人から新型コロナウイルスの陽性反応が確認され、米軍三沢基地内で隔離されていると発表したのですが、このうち9割に当たる56人は、米軍から情報提供のあった陽性者数に計上されていなかったというのです。
つまり、米軍三沢基地内の感染者が4人と思っていたのに60人だったというわけです(-_-;)。
報告漏れの理由は米軍から明かされていないし、オミクロン株かどうかについてや行動歴、所属が米海軍三沢航空基地隊なのか三沢に一時展開している部隊関係者なのかなどの情報も一切三沢市には明かされていません。
日米安保条約に基づく米軍の扱いが規定されている日米地位協定9条の規定では、在日米軍の構成員は旅券やビザに関する日本の法令が適用されないことになっています。
したがって、沖縄の各米軍基地にも岩国基地にも三沢基地にも、米本土から軍用機で米軍兵が直接、乗り入れているのが現状です。
しかも、日本政府はオミクロン株が国内に入らないよう外国人の新規入国を原則禁止しているのに、米軍関係者には適用されていないので、検疫なんてするだけ無駄だったわけです。
そして、2021年9月から米軍兵はPCR検査もしないで日本に入国していたと。
基地のように密集して集団生活しているところに検査もせずにどんどん兵士を送り込んだら、いずれクラスターが発生するのは米国本土の状況を見れば火を見るより明らかです。
米国は自国の兵士でさえ健康も命も守る気がなかったわけです。
まして、日本人の命をや。
こんなアメリカに文句の一つもいえない自公政権や日本人の身だけ切る改革の維新など、政党として存在する価値もないと言えるでしょう。
コロナ対策だけではなく、日米地位協定の劇的な改善と日米安保条約そのものの見直しが必須です。
なにしろまだ全国ではオミクロン感染者が一人も発見されていない都道府県もたくさんあるのに、米軍基地のある所だけ異様だと思いませんか。
そして米軍基地の問題も、コロナ禍の問題もすべて全国的な問題のはずなのに、いつも沖縄にしわ寄せが極端に押し寄せている現状は、「沖縄差別」としか言いようがありません。
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沖縄コロナ週1000人超の予測も 感染者の半数が20代、97%がオミクロン株
沖縄県内で新型コロナウイルス感染者が前週比で倍以上のペースで急増している。県疫学統計・解析委員会は4日、3日からの1週間の新規感染者数が518~1042人になると予測した。現時点で重症治療を受ける人はいないが、玉城デニー知事は重症化リスクの高い高齢者らが感染すれば「さらなる医療の逼迫(ひっぱく)をきたす恐れもある」と警戒を強める。
4日の新規感染者225人のうち、20代が103人に上った。委員会報告は感染の主体は「20代を中心とした若者」と指摘。「全県的に急速な感染拡大が始まっている」と警鐘を鳴らした。
昨年も成人式後の宴会などで感染が広がり「第3波」につながった経緯がある。このため「大人数での宴会を控えるか、参加者全員が直前に抗原検査キットで陰性を確認する」などの感染予防策の徹底を求めた。
県によると、新規感染者のうちオミクロン株の占める割合は昨年12月30日時点で97%に達し、5日前の26日の15%から急増した。同17日に米軍キャンプ・ハンセン従業員から感染者が確認されてから半月もたたず、新変異株への置き換えが進んだことになる。
1日までにオミクロン株への感染が確認された50人のうち、無症状者は4%にとどまった。37.5度以上の発熱が72%、せきが58%、全身倦怠感50%、呼吸困難6%などの症状があった。
国の予測ツールによると、このまま感染が進めば3週間後には940床の病床確保が必要になる見通しだ。一般医療に影響を与えない範囲で県内で確保できるとした648床を大幅に上回る。
(知念征尚)
「岩国基地から」コロナ感染の拡大一気 米軍の未検査響く
米軍岩国基地(岩国市)で過去最多となる新型コロナウイルスの80人の集団感染が確認されて4日で1週間となった。昨年12月以降だけで米軍関係の感染は243人に上る。別に岩国市内で160人が感染し、山口県は「基地から広がった可能性が高い」とみる。急拡大の背景には、変異株「オミクロン株」が世界で広がる中、米軍関係者が未検査のまま米本土から基地に入り、マスク着用も未徹底だったことがある。
市は仕事始めの4日、急きょ対策会議を開き、9日に予定する成人式の延期を決めた。福田良彦市長は「水際対策に抜け道があった。日米政府間で対策を確認していれば、今回の事案になっていなかった」としつつ、目の前の対応に全力を尽くす考えを強調した。
岩国基地が1日当たり最多の集団感染を発表したのは12月29日。同日、県は基地従業員や海上自衛隊員を含む市民7人の感染を発表した。国立感染症研究所(東京)が遺伝情報を解析した結果、基地従業員の感染をきっかけに市内の飲食店などで広がった可能性が高いという。
▽日本の法令適用されず…
日米地位協定9条の規定で在日米軍の構成員は旅券やビザに関する日本の法令が適用されず、岩国基地にも米本土から軍用機で直接、乗り入れている。日本政府はオミクロン株が国内に入らないよう外国人の新規入国を原則禁止しているが、米軍関係者には適用されていない。
出入国時の水際対策について米側は従来「日本の対策と整合的な措置を取る」としていた。しかし、9月以降はワクチン接種の進展を理由に、出国時にPCR検査をしていなかった。さらに岩国基地はワクチン接種者を対象にマスクの着用義務を大幅に緩和していた。
日本政府の要請で出国時のPCR検査は再開され、岩国基地は全ての施設でマスクの着用を義務化した。市民に感染が広がったことに基地報道部は「誰かをとがめ、責任を問うても何の利益もない。良い状況は日米のコミュニティーが協力して、対処することからもたらされる」としている。
基地は米軍関係者の感染経路や行動歴のほか、オミクロン株の検査の有無も公表していない。村岡嗣政知事と福田市長は4日、基地のフレデリック・ルイス司令官に感染者の情報提供やオミクロン株を特定する遺伝情報の解析を迅速にするよう文書で要請した。
基地の感染対策の強化を求める要請書を同日、県に提出した市民団体「瀬戸内海の静かな環境を守る住民ネットワーク」の久米慶典顧問は「市民と米軍関係者で感染対策への意識にギャップがある。基地の対応が後手に回ったのは明らかだ」と批判した。(永山啓一)
米軍三沢の感染者56人、市に報告漏れ
青森県三沢市は4日、昨年12月26日~今年1月3日、米海軍関係者60人から新型コロナウイルスの陽性反応が確認され、米軍三沢基地内で隔離されていると発表した。このうち4人は12月末までに米軍から報告を受け発表済みだが、残る56人は、米軍から情報提供のあった陽性者数に計上されていなかった。米軍三沢基地内の感染者は現時点で82人と過去最多となった。
報告漏れの理由は不明。オミクロン株かどうかについてや行動歴、所属が米海軍三沢航空基地隊なのか三沢に一時展開している部隊関係者なのかなどの情報は、市に入っていない。
市は米軍三沢基地内のコロナ感染者について、空軍、海軍の関係者いずれも空軍の第35戦闘航空団報道部から報告を受け、情報メールなどで市民に伝えている。今回判明した感染者も全て海軍関係者だが、空軍から報告があった。
既に感染が判明していた4人の感染確認日は12月26日が1人、同27日が3人。市は12月23日から1月3日までに計6回、米軍三沢関係者の感染事案の報告を受け、4人を含む計28人の感染を発表していた。第35戦闘航空団は報告漏れの56人について「把握していなかった。4日に判明した」と説明しているという。
ある基地従業員は「大勢の人が隔離されているようだといううわさはあった。職場から詳しい説明はなく、市の情報メールや新聞社の速報で知った」とし「軍関係者は一定期間の隔離など取り決めに従っているとは思うが、基地内施設は私たちも共用しており、怖いところはある」と語った。三沢市議会基地対策特別委員会の佐々木卓也委員長は「驚いた。基地内で三沢市や近隣自治体の住民が働いており、地域と米軍が信頼関係を築いていることが大前提。こんなことになると不信感が募りかねない」と話した。
【続報】岩国市が成人式延期 米軍基地や市内のコロナ感染急拡大受け 1月末まで市主催イベント中止・延期
山口県岩国市は4日、米軍岩国基地や市内での新型コロナウイルスの感染拡大を受け、9日に予定していた成人式の延期を決めた。開催日は「今後の感染状況を見ながら決める」としている。
市内ではこの日、62人の感染が確認された。基地内も47人に上り、急速に感染が広がっている。福田良彦市長は「新成人の健康面の不安を考えた。残念に思う方が多いだろうが、コロナが落ち着き、楽しく話ができる状況になって開催したい」と話した。
このほか、9日に予定していた消防出初め式を中止するなど、1月末までの市主催イベントの延期や中止も決めた。感染対策ができない屋内施設の利用を制限する方針も示した。
感染者を早く特定するための無料のPCR検査も、3日まで5日間の予定を延長した。感染に不安のある無症状の県民を対象に、10日まで南岩国町の旧ごみ焼却施設で受け付ける。予約が必要。市の受付窓口Tel070(1259)4896、5041、5158、5975。(永山啓一)
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アメリカ兵は、日本の被害など全く気にしていませんから、とにかく厄介です。へっぴり腰の自民党政権では、アメリカ様に何も言えません。そして、維新はもっとひどいですね。何しろ維新の吉村大阪府知事は、「大阪いらっしゃいキャンペーン」で感染の拡大を狙っていますから。この大阪と「連携する」と言っている元大阪府財政課長の兵庫県知事は、感染拡大への対策を真面目にやっているでしょうか。
1月3日の丹波新聞によりますと、兵庫県の丹波市と丹波篠山市が、「新丹波方式」という無症状者・継承者の入院調整方法を確立したそうです。これまでは陽性者は保健所によって入院調整されていたために、医師の診察治療を受けられずに重篤化する場合がありました。それを、先ず医師が検査・診察して重症化リスクを判断するようにしたのです。
県内の先進的自治体がより良い方法を確立しているのですから、それに学ばなければいけません。
相変わらず、「病床の確保」を言うだけの大阪の真似ではいけません。大阪府は、「病床を10床増やして下さい」と言えば、実際は増えていなくても10床増えたことにしていたとのこと。「言霊」じゃあるまいし、言っただけで実現したことにするなんて。
維新の吉村大阪府知事おかげで、実際の病床は足らずに、多くの犠牲者を出しました。
口先だけの維新の首長はゴメンです。