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２０２２年２月２４日から本格的に始まったロシア軍によるウクライナ侵略の中でロシア軍は同日、すぐにチョルノービリ（チェルノブイリ）原発を制圧し、３月４日にはヨーロッパ最大級の原子力発電所であるザポリージャ（ザポロジエ）原発を攻撃し、これも制圧しています。
ロシア軍の原発攻撃自体、戦時国際法に反する戦争犯罪なのですが、ロシア軍はあろうことかサボリージャ原発では原子炉を砲撃したという報道もありましたし、チョルノービリ原発への電力供給が止まり一時は全電源喪失という福島原発事故の悪夢を思い出させる事態にもなりました。
ウクライナに侵攻しているロシア軍がヨーロッパ最大級の原子力発電所ザポロジエ原発を砲撃。クレバ外相「同原発が爆発すれば、チェルノブイリ原発事故の１０倍の被害になる」と警告。やはり原発はリスクでしかない。
山口壮原子力防災相は２０２２年５月１３の閣議後会見で、原発への武力攻撃に対する防衛について
「ミサイルが飛んできてそれを防げる原発はない。世界に1基もない」
と明言しました。
ロシア軍がウクライナの原発を攻撃した事態を受け、自民党や全国知事会などから原発の防衛力強化を求める意見が出ているのですが、山口大臣は原発をミサイルから防衛することは
「これからもできない」
と当たり前のダメ押しをしました。
なかなか当たり前のことが言えない世の中、そして岸田政権なのでよくぞ言ったという感じです。
そんな中、原子力規制委員会の更田（ふけた）豊志委員長は３月９日の衆院経済産業委員会で、日本の原発は
「２国間の紛争による武力攻撃を（安全上の）審査などで想定していない」
と説明し、日本国内の原発がミサイル攻撃を受けた場合について
「審査の中で検討も議論もしていない。仮定すらしていないので答えようがない」
「放射性物質がまき散らされることが懸念される。現在の設備で避けられるとは考えていない」
と断言しました。
日本にある５４基もの原発が万が一戦争になれば、相手国のいい攻撃目標になるのは明らかです。
更田原子力規制委員会委員長が「日本の原発は戦争を想定していない。審査の中で検討も議論もしていない。仮定すらしていない」。そしてロシア軍がチェルノブイリ原発の電力を切断。原発はリスクでしかない。
ところが、岸田首相は山口大臣が記者会見で原発の防衛は不可能だと明言した同じ５月１３日に、日本テレビの番組で
「原発については安全性を前提とした再稼働。これはしっかり進めていかなければならない」
「再稼働についても安全性を前提としながら進めていく。これは大事なことだ」
「資源の乏しい我が国として原子力というのは大切なエネルギーの一つであると思っている」
と述べました。
自民党の茂木幹事長も翌１４日に
「ウクライナ情勢、エネルギーの安定供給が大きな課題になる中で、何の根拠もなしに原発ゼロを繰り返す野党がいかに非現実的か明らかになっている」
として、自民党の原発への前のめり姿勢をあらわにしました。
３・１１から１１年目。自民党の「電力安定供給推進議員連盟」が原子力発電所の早期稼働を求める決議を採択。福島原発事故にも、東電の責任を確定した最高裁決定にも、ウクライナ危機にも学ばない反知性主義。
このように岸田政権はロシアによるウクライナ侵略を利用して、全く矛盾した主張をしています。
かたや、いつ日本が侵略されるかわからないのだから安全保障の観点から、軍事費を今の２倍のＧＤＰ２％＝１０兆円以上にしろ、アメリカとの核共有を議論しろ、「反撃能力」＝先制攻撃能力を身に着けろ、改憲して自衛隊を憲法９条に明記しろといいます。
そのくせ、原発は再稼働したくて仕方がないので、相手の格好の攻撃目標になり被害は甚大なものになるとわかっているのに、原発を再稼働すべきだ、原発ゼロは非現実的だと言い募るのです。
麻生自民党副総裁は、ロシアが東のウクライナに攻め込んだのだから西の日本に攻め込まない保証はないなどと大雑把な頭で粗雑な議論を繰り返すのですが、日本の原発の多くが日本海側にあるのに、ロシアが攻めてくることを心配するなら原発なんて即時廃絶、使用済み燃料は持ち出さないとおかしいじゃないですか。
最大震度６強の地震。福島第２原発で使用済み燃料プールの冷却ポンプが一時停止状態に。地震とウクライナ危機が教えてくれる「#原発はリスクでしかない」という真実。
ウクライナ戦争を利用して、軍拡だの原発再稼働だの改憲だの、やりたい放題で矛盾したことを主張しまくる自民党・公明党政権や日本維新の会は、火事場泥棒としかいいようがありません。
いやむしろ、対岸の火事を利用して日本の市民を何重もの意味で危険にさらすのですから、ある意味放火犯ですよ。
ロシアへの経済制裁を続けてウクライナを助けるためにも、日本の安全保障のためにも、エネルギー政策としては外国からエネルギー源を輸入しなくて済む自然エネルギー・再生可能エネルギーをこれまでより強力かつ迅速に進めるしかないことは明らかです。
それが地球温暖化防止対策にもなって、日本の異常気象による洪水など天災を防ぐことにもなるのですから、一挙両得以上の政策ではないですか。
国際法違反で戦争犯罪にもなりかねないロシア軍の原発攻撃に沈黙する橋下徹氏。ウクライナ人に「旧ソ連から時代は変わった」「中国がロシアに働きかける可能性もある」からロシアと妥協しろと言い募る（呆）。
【野党でもゆ党でもなく悪党】維新の会が原子力規制委員会が求める原発のテロ対策ができていなくても関西電力の３原発を緊急再稼働しろと言い出す。ロシアのウクライナ侵攻を利用する原発推進の維新は火事場泥棒！
再生可能エネルギーというと太陽光発電や風力発電ばかりが取り上げられますが、それらには問題点もあります。
日本は天然資源に乏しいというのですが、火山国なのですから地熱発電ができることは大きな資源です。
また、海に囲まれた日本では波力発電も有力です。
日本の自然は火山の噴火や津波の脅威もありますが、自然の力をお借りしてそれをエネルギー源にするというような発想がどうしてできないのでしょうか。
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空前絶後のぉ～、壮絶怒涛のぉ～、ピンコメント素人が、
切ないほど見苦しいコメントをしてしまい、大変、面目ないです。
実は、この一週間ほど苦手なことでいろいろとありまして、今の心境を簡単にギャグらせて頂きます。
どうぜ、また、送信できないだろうと慢心し、全く見直さずにクリックしたら、あれまっ、送信できちゃった。
んで、そのまま承認されちゃったんだぜっ、ワイルドだろうぅー！
ってな事になっちゃいましたです、以後、気をつけますので、お許しを。
「ウクライナ情勢、エネルギーの安定供給が大きな課題になる中で、何の根拠もなしに原発ゼロを繰り返す野党がいかに非現実的か明らかになっている」
として、自民党の原発への前のめり姿勢をあらわにしました。』（本文）
今だけでなく、日本の将来にとって、エネルギーの安定供給は大きな課題である、
という、この重要で必要だとするお題目の基づいて、
今、日本にある全ての原発と関連施設、さらに、原発族たちが訴え続けている新設予定の原発に、
たとえば、超音速で飛んで来るミサイルや、たとえば、密かに送り込まれる敵国の精鋭特殊部隊などなど、
現在、想定される、できる、どんな攻撃にも耐えられるに防御力を備えると、
「一体、どれほどの費用と兵隊が必要なんでしょうか！」
と思うんですね。
少なくとも、今以上に費用が必ず掛かることは避けられないでしょう。
それも、リーズナブルな金額では済まないのも、
さらに、兵隊だってそれに見合った数を増やさねばならないのは、誰もがすぐに思い浮かぶと思うんですよね。
あれっ、そういえば、原発って、他の何よりも安価な発電方法じゃなかったんですかねえ！
それとも、原発防御の為、新たに発生する費用は防衛費等へ振り分けるなど、他にも問題にされている費用分散の術が施され、
やはり、
ねっ、ほらっ、こんなに原発の発電費用は安価なんですよ。
それに、昔とは違い、オラが自慢の世界屈指の精鋭揃いの自衛隊に24時間365日、守られている安全な原発、
と喧伝するつもりなんですかね。
それに思い浮かぶのは、
攻撃されたら絶対に守れないとわかっているものに金を注ぎこもうとする発想と、
それこそ、絶対に勝てないと分かっている博打に挑戦し続けるのと同じにしか思えないんだなあ。
更に書けば、
続ければ、絶対に出てくるゴミの捨て場所がないのを分かっている原発を続けるのも同じ発想だと思いますね。
と考えると、そういう発想レベルの人の主張とすれば、整合性があるとは思いますが、
顔の良し悪し具合、その面の皮の厚さ加減、
昔密約、今ただの嘘つき一族などを基準にして議員を選んできたからこういう事になってしまうのかなあ、とも閃いてしまいます。
まっ、簡単に書くと、新たに原発を自衛隊に真面目に厳重に守備させると、
どれほどの費用と、どれほどの自衛隊員増を見込んでいるんでしょうかね、という大事で具体的なお題が、ごっそりと抜け落ちていますよと思うんですよね。
あっ、そうだ！
憲法改正が必要だっていうけれど、
憲法のどこをどう変えることが必要だと説明されているんですかねえ。
もちろん、「具体的に！」ですよ。
と同じ発想、さらに、手法だと思えませんかねえ。
それとも、そんないちばん大事なことは「閣議決定と党議拘束」で決めちゃううつもりなんでしょうなねえ。
だとすると、
顔の良し悪しで決めてね、アイドル、昔の名前で出ています、で議員を選んでもらう方が、
寝た子を起こさないで良いかも知れませんね。
あっ、無党派層は寝てろ、でしたっけねえ、そんな名言もあったような記憶が蘇ってきた。ｗ
今は二階派にいるようです。
たしかにその発言は率直で、偉いっちゃ偉い。
しかしながらすでにレベル7の原発事故が国内で起きていること、ウクライナの2原発がロシアに攻撃を受け占領されたこと、もしミサイル攻撃を受けたら原発であれコンビナートであれ無事では済まないこと．．．なんて自明なのに、それを与党議員・官僚・マスゴミが言えない日本がもう末世。
ところで発電源として、あの怪しい「西洋紅衛兵」脱炭素イズムに乗って何がなんでも自然エネルギーに執着しなくても、火力でも良いと思うのです。
下記のような記事もあります。
↓
ＣＯ２を90％回収しつつ世界最高効率 “究極”石炭火力発電の実証試験が最終段階に
【橋本幸治の理系通信】
2022.05.13
https://txbiz.tv-tokyo.co.jp/txn/kaisetsu/post_251392
CO2回収率90%、エネルギー効率47% というのは画期的なことなのだそうで、実用化を期待しています。