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群馬県高崎市の県立公園「群馬の森」にある、戦時中の労務動員で犠牲になった朝鮮人の追悼碑について、群馬県の山本一太知事が行政代執行によって2024年1月29日から2月11日にかけて公園を閉鎖し、撤去する方針だというのです。
この追悼碑は、「『記憶 反省 そして友好』の追悼碑を守る会」という市民団体の前身が2004年4月に建立し、所有しているも尾
同会は、戦時中に重労働や飢えなどで亡くなった朝鮮人を悼み、アジアの平和と友好の発展を願う趣旨で設置しました。
この追悼碑の設置については、当時の県議会でも全会一致で趣旨採択され、県が用地も県立公園の中に提供したわけです。
非常にまともな判断ですよね。
ただし、許可期間は10年で、「政治的な行事をしない」との条件もついていました。
ここを「安倍晋三首相の中の人」こと山本一太知事に悪用されたのです。
「記憶 反省 そして友好」という言葉が素晴らしい。
先に山本一太知事がどうしてその異名を得たかをご説明しますと、安保法案=戦争法案の審議もたけなわだった2015年4月30日、安倍晋三首相の公式Twitterアカウントから自民党安倍派の山本一太参議院議員(当時)が投稿したのがバレるという間抜けな事件が起きたんです。
その内容が
「ワシントンDCからサンフランシスコ行きの飛行機に乗り込んだ。
政府専用機より一足先に到着する予定。
空港で総理を迎える。
昨晩はほとんど寝ていない。
機内で爆睡する。」
このツイートにわざわざ山本一太議員が自分の写真を載せるという、もう言い訳できない事態www(現在は削除)。
安倍首相は
「一生飛行機で寝とれ!もう日本に帰ってくるな!!」
と思ったでしょうね(笑)。
山本一太議員はあわてて言い訳したのですが、それでなくても頭が悪いことで知られていたのにこれが致命傷になり、もう国会議員では芽がないということで、2019年に群馬県知事に転身したんです。
馳浩石川県知事の先駆者ですねw
安倍首相、磯崎陽輔首相補佐官、山本一太議員の3馬鹿トリオで始まる参院の戦争法案審議。
さて話を追悼碑の話に戻しますと、追悼碑の前で開いた式典で参加者の一人が2012年の式典で
「強制連行」
という言葉を使ったというんですよ。
これに対して
「政治的行事だ」「反日的だ」
とが抗議して、2014年に追悼碑の設置許可の取り消しを求める請願が県議会の賛成多数で採択されました。
その後、10年ごとの設置許可の更新にあたり、群馬県は許可条件である「政治的な行事をしない」に違反する行為があったとして設置を「不許可」としました。
守る会側は県の処分は違法だとして2014年に提訴し、2018年の一審の前橋地裁はこの訴えを認めたのですが、この後の控訴審の途中から知事になったのが山本一太氏。
二審の東京高裁は2021年に
「追悼碑自体が政治的な紛争の原因」「設置の効用を失った」
として、原告の訴えを退け、守る会が逆転敗訴。
なんと、最高裁までが2022年に上告を棄却したため、守る会敗訴の東京高裁の判決が確定しました。
そもそも、「政治的行事をしない」という条件自体が市民の表現の自由を侵害するものですし、歴史修正主義右翼の抗議行動で追悼碑撤去を決めておいて、「追悼碑自体が政治的な紛争の原因」だから撤去せよという東京高裁の判断がめちゃくちゃです。
とにかく最高裁でも勝った山本一太知事は守る会に対して2023年12月までの撤去を求め、守る会が応じなかったとして1月29日から代執行による撤去すると宣言したというのがこれまでの経緯です。
これもよかったか悪かったかなんですが、群馬の森の碑文は建てる会が県と協議し『強制連行』を『労務動員』に改めたんだそうです。
また、碑前の追悼式典は右翼が抗議運動をしてから10年以上開かれておらず、撤去という重い処分に至るまでの理由はもはやないというのが現状だそうです。
そして撤去費用は約3000万円もかかるのだそうですが、群馬県はこれを守る会に請求するというのですね。
こんなの、「
日本女性の会『そよ風』」などの突き上げに乗じた歴史修正主義以外の何物でもないではないですか。
「そよ風」って関東大震災時で殺害された朝鮮人犠牲者追悼碑の撤去も主張していて、2019年の集会では参加者が「不逞朝鮮人」と発言し、あの東京都からでさえ人権尊重条例に基づく
ヘイトスピーチと認定された団体ですよ。
これに対して、
「検証・群馬の森朝鮮人追悼碑裁判」の著書がある群馬大の藤井正希准教授(憲法学)は
「むしろ県は撤去を求める右派の主張に偏り、日本の加害責任をなかったことにする歴史修正主義に手を貸している」
と語っておられますが、まさにその通り。
追悼碑撤去に反対する市民。
山本知事は1月25日の定例記者会見で
と語りました。
しかし、戦後50年にあたる1995年に県民らが結成した調査団が、群馬県内の朝鮮人労働者が群馬鉄山(中之条町)や、日本発送電岩本発電所工事(沼田市)、中島飛行機後閑地下工場工事(みなかみ町)などの各現場で働き、
県内で6000人以上が労務動員され、300~500人の死者も出たという事実を掘り起こして建てられたのがこの追悼碑なのです。
朝鮮人労働者を働かせて日本で死なせてしまった、そのことを反省し、追悼碑には
「祖国に帰れずに漂う人々の魂を悼む思いが込められています」
「群馬の森は多くの県民が訪れる公の場所であって、戦争遺跡でもあるからこそ、植民地支配の歴史や民族差別、人権のあり方を考える場所として碑を置く意義がある」
と語る、県民の良心的な努力を無に帰する方がよほど公益に反するでしょう。
守る会側の方々がなんとか追悼碑を守ろうということで、言い分が大人しいことには驚く。
代表!また間際まで孤軍奮闘させていて申し訳ございません!
今回、村野瀬さんが6回も記事にされているので記事を書かねばと調べてみて驚いたことが2つあり。
1つは2004年にはこの追悼碑を建てることを保守的と言われる群馬県議会が全会一致で決めたのに、歴史修正主義の安倍政権が発足したとたんにネトウヨが吹き上がってぜんぶがひっくり返されたこと。
まさに、#安倍晋三が諸悪の根源、です。
安倍・高市氏ら自民党の右翼勢力が圧力を加えて、佐渡金山の世界文化遺産推薦をゴリ押しすること自体が文化的ではない。そして、関係国の了解が必要だというルールを作った日本がそのルールを破るべきではない。
もう一つは、大日本帝国が朝鮮人を強制動員・強制連行して強制労働させたことは紛れもない事実なのに、守る会側が追悼碑を守るために、追悼碑の文言を『強制連行』から『労務動員』に変えたことです。
それでも12年前の参加者がたった一言「強制連行」と言った、それで政治的行事をやった、追悼碑も撤去だと民事執行法の代執行までやるという山本一太知事の態度は、沖縄の辺野古新基地を地方自治法の代執行で強行しようという岸田政権の姿とまったく同じです。
人権保障にも歴史的事実を直視することにも国境も国籍も関係ないので、こういう言い方は普段しませんが、まさに「日本人として」恥ずかしいです。
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毎日新聞 2024/1/27 15:20(最終更新 1/27 15:27) 668文字
群馬県高崎市の県立公園「群馬の森」にある朝鮮人労働者追悼碑について、県は29日、行政代執行による撤去工事に着手する。公園は28日夕から休園する予定で、追悼碑には「撤去反対」などと書かれた紙などが置かれ、公園入り口に工事を予告する看板が設置された。
追悼碑は2004年、市民団体が県の許可を得て設置した。その後、団体が開いた追悼式典で出席者が「強制連行」などの言葉を使ったため、県は14年、政治的行事を行わないとの条件に反したとして許可を更新しなかった。県の処分の適法性を争った訴訟は22年6月、最高裁で県の勝訴が確定した。
裁判資料などによると、碑の建設費用は570万円。直径約7メートルの円形の台座の上に、高さ約2メートル、幅約5メートルの碑文壁、高さ約4メートルの塔などが建つ。県は代執行を通知する19日付の書面で撤去費用を約3000万円と見積もり、市民団体に請求する方針。
撤去中止を求める意見も相次ぐ。東京都在住の女性芸術家2人は26日、中止を求める要望書とSNS(ネット交流サービス)で集めた4317人分の署名を県に提出した。
24~26日にSNSで賛同者を募った。約800人が芸術家や小説家ら文化芸術の関係者という。要望書は「県の行政代執行は憲法で保障されている『表現の自由』の重大な侵害。市民の表現の自由に圧力をかけ、歴史的事実の継承を閉ざすもの」などと指摘している。
日本キリスト教団群馬地区も26日、「歴史において起こった事実をなかったことにしてしまう」として撤去の撤回を求める声明を出した。【西本龍太朗、庄司哲也】
群馬県高崎市の県立公園「群馬の森」にある朝鮮人追悼碑について県は代執行で撤去する方針を固めた。戦時中に労務動員された朝鮮人犠牲者を悼む碑だが、県は設置更新を不許可としている。県の主張を認める判決が2022年に最高裁で確定しているが、存続を求める抗議活動は各地で続いている。都内でも在日コリアンらが「歴史をなかったことにしないで」と訴えている。(安藤恭子)
◆「公の場所で、戦争遺跡でもあるからこそ」
かつて陸軍の岩鼻火薬製造所があった群馬の森。火薬工場だった建物や射場跡、日本で初めてダイナマイトが製造された発祥の碑が点在する一角に、朝鮮人追悼碑がある。ハトのレリーフがはめ込まれ、円形の台座から空へ伸びる高さ約4メートルの金色の塔が印象的だ。
「記憶 反省 そして友好」と刻まれた群馬の森の朝鮮人追悼碑。代執行が予想される中で周辺の木の伐採が進む=群馬県高崎市で
「祖国に帰れずに漂う人々の魂を悼む思いが込められています」。碑を管理する市民団体「『記憶 反省 そして友好』の追悼碑を守る会」の石田正人さん(71)は解説する。「群馬の森は多くの県民が訪れる公の場所であって、戦争遺跡でもあるからこそ、植民地支配の歴史や民族差別、人権のあり方を考える場所として碑を置く意義がある」と力を込める。
県内の朝鮮人労働者は群馬鉄山(中之条町)や、日本発送電岩本発電所工事(沼田市)、中島飛行機後閑地下工場工事(みなかみ町)などの各現場で働き、県内で6000人以上が労務動員されたという。
◆追悼式典で「強制連行」に言及したら…設置不許可に
埋もれていた史実を調べたのは、戦後50年にあたる1995年に県民らが結成した調査団。メンバーを中心とした「建てる会」が賛同金を集め、2004年にできたのが群馬の森の追悼碑だった。
後継団体の「守る会」によって毎年追悼式典が開かれてきたが、12年、参加者が「強制連行」に言及したことを挙げ「碑文は反日的」などと県に撤去を求める苦情があった。こうした抗議を受けて県は14年に更新を不許可とした。「政治的行事を行わない」との設置条件に反したからという。
更新を求めて「守る会」は県を訴え、18年の前橋地裁判決では勝訴したが、21年の東京高裁で逆転。「追悼碑自体が政治的な紛争の原因」「設置の効用を失った」として不許可処分を適法と認定され、最高裁で守る会の敗訴が確定した。
◆群馬県庁前でも、新宿駅前でも抗議活動
問題は今年に入り急展開をみせている。
県は守る会に対し昨年12月までの撤去を求めていたが、応じなかったとして今月、代執行による撤去の方針を固めたという。
「朝鮮人追悼碑を壊さないで」と通行人に呼びかけた街頭集会=7日、JR新宿駅東口で
危機感を募らせた県民らが県庁前や駅前で撤去反対の声を連日あげ、20日には250人を集める県民集会を開催。
東京・新宿駅東口でも今月7日、連帯するスタンディングが行われ、作家の中沢けいさんも参加。「友好の碑を建てた県民の努力を無にすれば、群馬県に今暮らす外国の人たちも安心して働けない」と撤去の撤回を求めた。
守る会は今月、代執行の手続き停止も前橋地裁に申し立てている。昨年10月には、新たに県が設置更新を不許可とした処分取り消しを求める訴えを前橋地裁に起こしており、再び法廷の場での論争も始まる。
◆撤去求める団体「国益に照らすべき」と主張
碑の撤去を求めてきた団体の一つが「日本女性の会『そよ風』」だ。そよ風は、都立横網町公園(墨田区)にある関東大震災時のデマで殺害された朝鮮人犠牲者追悼碑の撤去も主張している。2019年に同公園で開いた集会では参加者が「不逞(ふてい)朝鮮人」と発言、東京都が人権尊重条例に基づくヘイトスピーチと認定した。
そよ風に追悼碑の撤去を求める理由などを質問したが直接の回答はなく、記者への回答とする文章を20日、自らのブログに掲載。「国、自治体は国益に照らして裁判の判決に従うべきだ」などとした。
県民集会の後、群馬県庁前で撤去に反対の声を上げる参加者ら=前橋市で
だが、司法判断への異論も少なくない。「検証・群馬の森朝鮮人追悼碑裁判」の著書がある群馬大の藤井正希准教授(憲法学)は、日本による植民地支配も含め、碑文の記述は政府見解の範囲内であると指摘する。「群馬の森の碑文は、建てる会が県と協議し『強制連行』を『労務動員』に改めている。碑の前で政治的発言をしても、物理的・客観的に碑の性格は変わっていない」と疑問を呈する。
「碑の表現に賛否があるのなら、碑を厄介払いするのではなく、議論の場を保障するのが民主主義であって県の責務だ」と藤井准教授。碑前の追悼式典は10年以上開かれておらず、撤去という重い処分に至るまでの理由はもはやないとみる。「むしろ県は撤去を求める右派の主張に偏り、日本の加害責任をなかったことにする歴史修正主義に手を貸している」と危ぶむ。
◆差別扇動を勢いづかせる行政、司法の対応
撤去の動きに抗議して7日に都内で行われたスタンディングでは、街頭に立つ人々を非難する団体も押しかけ、侮蔑や暴力をあおる言葉を連発。群馬県や裁判所の判断が差別扇動を勢いづかせる状況となっている。
ヘイトスピーチを警戒する市民や、警察官で騒然とする現場=7日、新宿駅東口で
暴言にさらされながらも、在日コリアン3世の金性済(キムソンジェ)さん(71)は「戦時中、日本で亡くなった朝鮮人の無念は各地に眠っている。歴史を忘れないで」と訴えた。日韓の団体でつくる「日韓和解と平和プラットフォーム」の一員として、歴史問題の解決や東アジアの非核化を求めてきた。「群馬の県立公園にある碑は日本の良心であると思い、当事者の子孫の一人としての心のよりどころとしてきた。日本で共に生きるための礎となることを願ってきたのに、撤去への危機感はとても強い」
歴史研究家の竹内康人さんによると、歴史用語として確立し教科書にも掲載されていた「強制連行」という言葉を避ける背景に、日本の植民地支配や侵略を認めない、1990年代後半以降の歴史否定論の台頭がある。第二次安倍政権が発足した2012年ごろにはヘイトスピーチが激化し、強制連行の歴史を伝える碑や説明板の撤去を求める動きが各地で起きた。
◆犠牲者や労務実態の把握こそ、やるべきことでは
「群馬の森の碑文は歴史の事実。労務動員の強制性を否定する主張自体が政治的なのに、騒動を起こせば撤去される、というあしき前例となりかねない」と竹内さんは現状を危ぶむ。
群馬県庁前で連日行われている「守る会」の抗議行動=15日、前橋市で
動員された朝鮮人の数が約1000人に達したという岩本発電所の工事現場は、請け負った旧間(はざま)組の社史によれば、慢性的な飢餓と過酷な作業で死者が続出、逃亡者も相次いだ。竹内さんは桃野村(現みなかみ町)の埋火葬記録や太田市の碑から病気やけが、空襲による死者を確認し、さらに多数の犠牲があるとみる。
企業は必要な動員数を群馬県に提出し、日本政府は承認数を朝鮮総督府を通じて現地で動員を割り当て、日本に連れてこられた朝鮮人は警察の監視の下、国策を担う現場に従事した。「強制連行の一端を担った県がすべきことは追悼碑の撤去ではなく、死者の把握を含めた労務動員の実態調査を行うことだ。それによって中韓との友好を進めることが、行政の歴史的責任ではないか」
◆デスクメモ
関東大震災で朝鮮人虐殺をあおったのは、デマにお墨付きを与えた軍と警察の行動だった。残念ながら災害時の流言飛語も差別も過去のものではない。「差別を許さない」姿勢を示せない国や自治体に、命は守れない。無自覚に差別をあおるのではなく、歴史に学ぶしかない。(洋)
2024年01月23日 16:48 朝鮮新報
群馬の朝鮮人追悼碑撤去問題で記者会見
群馬県による、公園「群馬の森」(群馬県高崎市)に位置する朝鮮人追悼碑撤去の代執行を通知する代執行令書を、「記憶 反省 そして友好」の追悼碑を守る会(以下、守る会)が受け取ったことがわかった。
今回送付された代執行令書は、行政代執行法に基づき、朝鮮人追悼碑の撤去及び原状回復の代執行を1月29日から2月11日にかけて行うことなどを通知するもの。
これをうけ守る会は23日、群馬県の山本一太知事へ声明文を提出し、同日、刀水クラブ(群馬県庁クラブ)で記者会見を開いた。
記者会見で声明文を読み上げる藤井保仁事務局長
藤井保仁事務局長をはじめとする守る会メンバーらは記者会見で、日本による朝鮮人強制連行の事実を伝える追悼碑を撤去することは、県による歴史修正にほかならず、歴史修正主義者の言動を助長する暴挙だと糾弾した。
また、昨年10月11日に守る会が県に対し起こした、碑の撤去命令の取り消しなどを求める訴訟(前橋地裁)の第1回弁論が2月7日に予定されているにも関わらず、それを待たずして代執行を強行することは不当だと訴えた。
追悼碑の撤去をめぐって弁護団は、碑の撤去および原状回復命令の効力を停止させるための執行停止の申立てを23年10月11日、24年1月5日に裁判所に提出しており、現在、裁判所にその判断を急ぐよう促している。
守る会によると、碑の存続をかけた最終的な方針は24日に行われる弁護団との合同会議で決定される予定だ。
(呉海晶)
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公共の場所から政治家の肩書と名前の入った碑は撤去するんでしょうか?群馬県は?
かつて、知事が逮捕されちゃった県では、名前の入った石碑から名前を消したり隠したり、楽しいかったそうです。そういうのに限って名前入れたがるし、周りにヨイショ連が集まるし。
最硬派はもちろん褒め言葉です
次の記事とそれへの反応に怒りが湧いています。
朝鮮人追悼碑の撤去費、2062万円 群馬県が市民団体に請求:朝日新聞デジタル
https://www.asahi.com/articles/ASS523VWFS52UHNB00DM.html
反応といっても、私はXはしていないので、そちらがどうかは分かりませんが…。悲惨なブコメページをみながら、次のようにコメントをつけました。
>適法性と人道は別物。/群馬のアベ、山本一太を選ぶ県民が悪い。さらには安倍を増長させた国民が悪い。件の判決の裁判長、岡村和美は2019年就任。2021年6月の最高裁の民法夫婦同姓規定憲法判断では合憲側に加わる。 #反人権主義 #歴史修正主義
よろしければ(←いろいろな観点から)、一専門家としての見解をお聞かせいただきたいと思います。自己中コメントで失礼します。
ところで、先日気づいたのですが、限界集落以前の拙ブログにリンクを貼っていただき、感謝感激雨霰(ふざけてない)なのですが、「業界最硬派」ってなんですか? やっぱり、こうして、怒り任せの言動ばかりしてるから…。
「政治的な行事をしない(群馬県議会、2004)
「追悼碑自体が政治的紛争の原因(東京高裁、2021)
マスコミのみならず議会も司法も用いるこの「政治的」という言葉、いったいどう捉えればいいんでしょうね
その「守る会」のうちどのくらいが在日朝鮮人なのか分かりませんが、少なくともそういう人達は国政議員や地方議員といった地位にはありませんよね
その意を汲んだ国民はその種の政治活動ができますが、そもそも政策自体は少数派が出したものでも「全会一致」で通したんですよね
つまり参政権をもつ国民による県議会がこれを受け入れたわけです
それを踏まえると、参政権のない在日朝鮮人が政策のルーツになってるからこそ「政治的」と否定的に言ってるように思えてなりません
似た扱いを受ける立場にアイヌがありますが、彼らは参政権はあるというものの在日朝鮮と同様の要求をした場合「政治的」と謗られるでしょう
それにその「政治性」のレベルですが、これが拉致関連のモニュメントやイベントなら強制連行どころじゃない剥きだしの被害者アピール語が用いられるのは必定でしょう
でも在日やアイヌの場合のような「警告」は一切なされないと
別に拉致関連の表現を和らげろ、なんて誰も思ってませんから「強制連行」ぐらいで揚げ足をとるな、ですむことなんですが、一太だのドリル優子だの碌な政治家を生まない現代の上州じゃ、国定忠治じゃなくても赤城の山を後にしたくなりませんかね
追悼碑を「政治的メッセージ」とか「政治活動」扱いしてますが、山本一太達の思想と一致しないから「政治的メッセージ」ということにして排除してるわけですよね。小池百合子もそうですが、地方自治体の首長達が「非核三原則宣言都市」とか「過去の過ちを反省し、二度と繰り返さず、世界平和を願いましょう」という類のメッセージまで排除しようとする動きを見せるかもしれません。そういうことを絶対阻止しなければと思います。