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突然ですが、長い間、勘違いしていたことに気づいて、あとで顔を赤らめた体験、ないですか?
「巨人の星」の主題歌はね。
♪重いコンダラ、試練の道を~~♪って始まるんですが、子供心に、主人公星飛雄馬がグラウンドで引いてる、あれをコンダラっていうんだなって思ってたら、後年、彼が引いてるグラウンド整備の道具は、「ローラー」であって、歌は、
♪思い込んだら~~って歌ってるんだってわかったときはびっくりしたなあ。。。
さて、アンタッチャブル。
タッチできない=手が出せない、という意味ですね。
1930年代の禁酒法時代のシカゴ。財務省の特別調査官エリオット・ネス(ケヴィン・コスナー)は、ギャングのボス、アル・カポネ(ロバート・デ・ニーロ)に宣戦布告した。
アメリカの歴史を根底から揺り動かすことになった、大いなる理想に燃え巨悪に敢然と挑むエリオット・ネスたちの戦いを描いた作品。
監督は『スカーフェイス』のブライアン・デ・パルマ。彼の「殺しのドレス」と並ぶ、代表作である。
コスナーにとっては、「ダンス・ウィズ・ウルブズ」「フィールド・オブ・ドリームズ」以上、「追いつめられて」と並ぶ、はまり役。
ネスを助けるベテラン警官役のショーン・コネリーが、アカデミー助演男優賞を受賞した。
私、師匠と弟子ものが大好きで、ショーン・コネリーが007と打って変わり、薄毛のまま、中年太りでコスナーを鍛えるこの作品は大のお気に入りなんです。
デ・ニーロは、レイジング・ブル(写真左真ん中 これで太る前)並みに肥えて、しかも、髪の毛、抜いたからね。髪の毛増やす人はいても、抜いて役作りするのは彼くらいじゃないでしょうか(写真右真ん中)。
この映画でね、1番泣けるのが、ネスの仲間に最初の犠牲者が出る場面。
エレベーターで、カポネの殺し屋にやられたその仲間の死体をコスナーとコネリーが見つけるんですが、この死んだ仲間がですね、死の間際、自分の血で、エレベーターの壁に、「Touchable」って書いてるんです。
字幕に「手がとどくぞ」」って出ます。。。そう、あのギャングたちに手が届くぞ、オレは先に逝くけどお前ら頑張れって、死力を尽くして書き遺こしたんだ。。。
。。。どぅぅう(涙)!!
。。。でもね、その亡くなかった方、めっちゃ撃たれて、おまけにエレベーターに吊されてるんですが、それでよくそんなこと書く余裕あったなあとは不思議な気もしていたんです。
実は「アンタッチャブル」というのは、ギャングに手が出せない、ということじゃなくて、絶対買収されないという、ネスたちの異名だったんですね。
じゃあ、エレベーターの場面は何だったかというと、ネスの仲間を殺した殺し屋が、「こうやって、おまえらに手が届くぞ、ほら」と見せしめに書いたんですね、死んだ人の血でね。
めっちゃ残酷!泣く意味が違うやん?!
20年以上、誤解してたよ!!(汗)
私、映画も人生もこうやって勘違いしたままのことが多いんだろうなあ。
あの映画で一番感動的なシーンだとおもっていただけに、残念でなりません。
まさに、ショーン・コネリーとケビン・コスナーが同じ勘違いをしていたようなもの・・・と言ったら、お互いを良く言い過ぎか!?(笑)
それでも、「アンタッチャブル」の勘違いはしませんでした。TV放映された時は「さわれるぜ」と字幕が出てましたが、この方がよく分りますね。良かったのはラストのセリフ「一杯やるよ」
「アンタッチャブル」は、懐かしのTVシリーズ(白黒じゃった)の方が良かったなあ。
まあ、「逃亡者」にしろ「スーパーマン」にしろTVシリーズを越してませんな。
見間違いじゃなくて、なんでも昔は良かった、ってのが。
私も、「ひつまぶし」を「ひまつぶし」って読みました。親近感が~。
rayさん
『重いコンダラー』の勘違いは、噂では聞いていましたが、本当に勘違いしたご本人がいるとは信じられませんでした。。。びっくり。人のことは言えませんけど。。。私もヒラヤマ山脈が、ヒマヤラ?ヒラヤマ?と、こんがらがることがあります。
ちなみに私の友達は、「灯台下暗し」を「大正デモクラシー」の類義語なんだろ~な~と、ずっと思っていたそうで。大学1年の時電車の中で、大声でその話をされて、車内が爆笑の渦に。貴重な友達をもったものです。
すみません、映画のコメントでなくて。。。
・・・っていうか世間の噂になってたの?(汗)
いいですねえ、トウダイモトクラシーの話!
今後ともよろしくお願いします!!
・・・っていうか世間の噂になってたの?(汗)
「重いコンダラー」の話は、中学生くらいのときにそういう勘違いをしている人がいると聞きました。
rayさんが有名にした、と伺い、ある意味納得。
こちらこそ、宜しくお願いします。お褒めいただき恐縮です。
今後もrayさんの、こっぱずかしいお話、楽しみにしています。
話四半分くらいに聞いておいてください!
アウトプット感謝いたします。