知ってて言っているのかねえ?知らないで言っているなら話にならない。
要は立憲民主党に憲法審査会の会長ポストを渡せば揉める事は必至であり、それは立憲民主党と維新の会を仲違いさせるのに一番いいやり方だと思ったからやったのだろう。むしろ予算委員会の方を譲り渡した方が驚き。これで結局自民党は何をやりたいのだろうか?憲法審査会の方は結局どの政党が会長をやってもまとまらないだろう。先日皇室典範について色々と書いたが、考えてみれば皇室典範も日本国憲法もほぼ同時期にできていて日本国憲法が1946年で皇室典範が1947年。結局この二つは日本がサンフランシスコ講和条約で国連に加盟するための国際公約だったのではないか?戦後日本が国際社会に復帰するためにどういう国としてやっていくのか?それを示したものを安易に変えられない、という側面があるはずだ。と書くと頻繁に憲法を変えていたドイツはどうなんだ?という話になるだろうが憲法改正のほとんどが1972年より前、つまり国連加盟以前という事になる。その後の場合でもドイツ統一の時の憲法改正なんかがメインで日本とはちょっと条件が違う。その意味で考えると自民党は憲法改正を諦めたんじゃないのかねえ?安倍晋三の時も議会の3分の2を確保しながら憲法の拡大解釈と政府判断だけで乗り切ろうとしていたぐらいだし。その意味で考えると憲法改正は無理だろうなあ。