日本がソフト面での開発が下手なのは事実だが。
財閥は必ずしも家族的経営では無い。三井や住友のような一見、一族経営の会社でも資本と経営の分離ができていたりするわけで、そこは意外にしっかりしていたりする。それと企業間組織が戦後出来たのが冷戦の影響とあるが必ずしもそうでは無いだろう。戦前の財閥と同じだが、戦後の焼け野原で何処の会社も経営のための「資金」が無いわけだ。そうすると財閥に関しても一緒だが金を持っている人物のところに政府が投資するような形ならイニシャルコストを安くする事ができるはずだ。要は日本の金融市場が弱くて大企業は新たな事業を起こす際の資金が集まらないから同じ企業間組織を作ったりして資金を融通してきたんじゃないのかねえ?その結果ハードウエア部分の企業は育ったがソフトウェア部分の企業は育たなかった、と思うのだが違うかねえ?