師走は何かと落ち着かないですねぇ。
家の中には、日頃、見て見ぬふりをしているところがたくさんあります。
さっぱりして、新しい年を迎えるには、もう、たいへんです。
家中のカーテンを洗い終わり、
あちこち整理しながら不用なものを捨てて、
ちょっと玄関周りも明るくと、プランターに花を植えました。
新年にやってくる息子たちのために、寝具の準備もあります。
お正月のメニューが頭の中をくるくるまわります。
まだまだ、年賀状も手付かずなんです。
一週間前、長男とお嫁ちゃんの招待で神戸に行ってきました。
美しかったルミナリエをブログにアップしたいと思いつつ
時間は どんどん飛んでいってしまいました。
もうすぐ、クリスマスもやってきますね。
異人館には、屋根にたくさんのサンタさんが、ユーモラスな姿で
訪れる人たちを、楽しませてくれていました。
屋根に腰かけたり、窓につるさがったりと 楽しいサンタさんの姿は
子供でなくとも 心和みます。
神戸港の震災メモリアルパークには、当時の壊れた岸壁が、
海水に洗われていました。
復興を遂げた神戸の姿を眺めながら、
まだまだ厳しい東日本大震災に想いが飛んでいきます。
夜、阪神・淡路大震災の犠牲者への鎮魂と
神戸の復興、再生をこめたルミナリエのアーチをくぐりました。
あの震災で どんなに多くの涙が流されたことでしょう。
知人もあの震災で、家の下敷きになり 亡くなりました・・・
美しいたくさんの光の粒が たくさんの涙の粒のように思われました。
美しさに歓喜して歩きながら、心の隅にあの惨禍が忘れられず
楽しんでいることの後ろめたさを感じずにはおられませんでした。
瞬く光は犠牲になった多くの人たちから、今を生きる私たちへの
応援光のようにも思われました。