大分旅行を 帯状疱疹のためキャンセルすることになってしまい
私は 重い気持ちをひきずっていました。
友人は どんなに待っていてくれたことか。
なんでよりによって こんな日に こんなことになるのか。
申し訳ない! 残念! くやしい!
だけでは、言い表せない気持ちでした。
「早く元気になってね。楽しみは待つほど 大きくなるよ~ 楽しみはとっておこうね~」
友人は そう言ってきました。
そんなある日 彼女から 心づくしの荷物が届きました。
その中の手紙に
5/11日は、元気だった従兄さんが突然亡くなり 通夜になってしまったこと。
翌日の5/12日は 葬儀だったことが書かれてありました。
あれ~ なんということ!
何か不思議な思いでした。
5/11日~5/13日 私が大分にいたら
彼女は従兄さんの葬儀と 私との時間に大変な思いをしたことにちがいない。
よかった!
「よかった」と思ってはいけないのに
よかったんだ!
彼女が心おきなく 従兄さんとお別れができたことに 私は安堵し
胸の中の溜まっていたものが溶けていくようでした