誕生日には、必ず、親友が花を贈ってくれます。
彼女とは大学の入学式で出会って、19歳の誕生日から祝ってもらっているので、
もはや49回も「誕生日おめでとう」と。来年は50回目になると考えると感慨深い。
これほど長く交友関係が続くなんて思ってもみなかったけれど、人とけんかする
ことができない私が彼女とだけはぶつかることが多々あって、本気で向き合った
ことが、ここまでの縁になったと思うわけで。
いつもカードのメッセージには、「今の私があるのはママのおかげ」と書かれています。
「ママ」というのは、私のニックネーム。同級生よりもかなりオトナな考え方を
していた私は、みんなのお母さん的な存在で、ごはんを作って食べさせたり、
大学のことでも、みんなのサポートをするなど、面倒見がいい人間でした。
大学の卒業式には、親友のお母様から「娘があんなにしっかりした考え方が
できるようになったのは、ママ(私)のおかげです。本当にありがとうございました」と
丁寧に頭を下げていただきました。
私は心の中で(もうちょっと厳しくお育てになられてもよかったのでは?)と、
ツッコミを入れていましたけれど(笑)
彼女には私が「まじめ過ぎる」のが気に入らなかったようですが、私は親のお金で、
「東京の大学にまで出してもらっている身」だから、十分に勉強しなくてはいけないと
思っているのに、彼女は「えーっ? 授業に出るのー? さぼろうよー」と常に、
さぼらせて遊びに行こうとするので、断るのが大変でした。
私は人に干渉しない人間だったから、彼女がさぼることを止めるわけではなく、
さぼりたいなら、私を巻き込まないで欲しいだけだったのですが、それは嫌がる。
「ひとりでさぼるのは嫌。一緒に来て―」と駄々をこねるのです。
休日の待ち合わせは何時間も待たされるのが恒例で、ひどいときは連絡もなしに
すっぽかし、謝らない。本当にもう、私には考えられないことばかりで、彼女の
おもりは大変でした(笑)
私にとっては親友があまりに甘やかされて育てられていたので、びっくりする
ことばかり。それでも、彼女は4人兄弟の末っ子で、家族全員からかわいがられて
育てられた分、愛情深いことに感心していて、私にはない魅力的な人であるのが、
長く交友が続いている理由だと思います。
彼女も大学を卒業してからは、少しずつ「まともな」社会人になってくれ、
開業医の夫さんと私も友達関係で、一緒に3人で遊んでいたこともあって、共通の
青春時代の思い出がたくさんあり、毎年、そんな懐かしい思い出話で盛り上がり、
「70歳には、再会して思い出を語り合いたいね」と話しています。
(遠方のため、長く実際には会っていないのです)
こちらは兄夫婦から。
今年は珍しく、兄夫婦がお花と一緒にお祝いを届けてくれました。
おそらく、私が療養生活をしているので、お見舞いのつもりだったと思います。
ありがたいですね。ふだんは、あまり行き来はしていないのですが、唯一の肉親
なので、何かあれば、お葬式は出してもらえると思うと心強い(笑)
冗談半分ですが、実際のところ、高齢者ひとり暮らしがん患者としては、もしものとき、
人様にお願いをしなければならないので、兄夫婦がいてくれることが本当にありがたい。
そして、こちらは…。
ブログ仲間の「フィールドノート」の大久保先生から、卓上カレンダーを
お祝いにいただきました。ご多用の中のお心遣い、本当にありがとうございます!
こちらのカレンダーはイラストレーターの米津祐介さんのイラスト。
実は私も米津さんのイラストがとても好きで、ずいぶん前に、米津さんのカレンダーを
購入していて、先生のブログを拝見していると「私と同じカレンダーを先生もお使いに
なっている」と、びっくりしたカレンダーでした。
そのことを先生はご存じなかったのですが、今回、まだ購入していない来年用の米津さんの
カレンダーをいただくなんて、ご縁を感じます。本当にありがとうございました。
探してみたら、ちょうど、米津さんのカレンダーを撮影していた写真が出て来ました。
これは2017年のカレンダーだったようです。
みなさまのお祝いに感謝して、治療をがんばります! 70歳めざして、GO!
彼女とは大学の入学式で出会って、19歳の誕生日から祝ってもらっているので、
もはや49回も「誕生日おめでとう」と。来年は50回目になると考えると感慨深い。
これほど長く交友関係が続くなんて思ってもみなかったけれど、人とけんかする
ことができない私が彼女とだけはぶつかることが多々あって、本気で向き合った
ことが、ここまでの縁になったと思うわけで。
いつもカードのメッセージには、「今の私があるのはママのおかげ」と書かれています。
「ママ」というのは、私のニックネーム。同級生よりもかなりオトナな考え方を
していた私は、みんなのお母さん的な存在で、ごはんを作って食べさせたり、
大学のことでも、みんなのサポートをするなど、面倒見がいい人間でした。
大学の卒業式には、親友のお母様から「娘があんなにしっかりした考え方が
できるようになったのは、ママ(私)のおかげです。本当にありがとうございました」と
丁寧に頭を下げていただきました。
私は心の中で(もうちょっと厳しくお育てになられてもよかったのでは?)と、
ツッコミを入れていましたけれど(笑)
彼女には私が「まじめ過ぎる」のが気に入らなかったようですが、私は親のお金で、
「東京の大学にまで出してもらっている身」だから、十分に勉強しなくてはいけないと
思っているのに、彼女は「えーっ? 授業に出るのー? さぼろうよー」と常に、
さぼらせて遊びに行こうとするので、断るのが大変でした。
私は人に干渉しない人間だったから、彼女がさぼることを止めるわけではなく、
さぼりたいなら、私を巻き込まないで欲しいだけだったのですが、それは嫌がる。
「ひとりでさぼるのは嫌。一緒に来て―」と駄々をこねるのです。
休日の待ち合わせは何時間も待たされるのが恒例で、ひどいときは連絡もなしに
すっぽかし、謝らない。本当にもう、私には考えられないことばかりで、彼女の
おもりは大変でした(笑)
私にとっては親友があまりに甘やかされて育てられていたので、びっくりする
ことばかり。それでも、彼女は4人兄弟の末っ子で、家族全員からかわいがられて
育てられた分、愛情深いことに感心していて、私にはない魅力的な人であるのが、
長く交友が続いている理由だと思います。
彼女も大学を卒業してからは、少しずつ「まともな」社会人になってくれ、
開業医の夫さんと私も友達関係で、一緒に3人で遊んでいたこともあって、共通の
青春時代の思い出がたくさんあり、毎年、そんな懐かしい思い出話で盛り上がり、
「70歳には、再会して思い出を語り合いたいね」と話しています。
(遠方のため、長く実際には会っていないのです)
こちらは兄夫婦から。
今年は珍しく、兄夫婦がお花と一緒にお祝いを届けてくれました。
おそらく、私が療養生活をしているので、お見舞いのつもりだったと思います。
ありがたいですね。ふだんは、あまり行き来はしていないのですが、唯一の肉親
なので、何かあれば、お葬式は出してもらえると思うと心強い(笑)
冗談半分ですが、実際のところ、高齢者ひとり暮らしがん患者としては、もしものとき、
人様にお願いをしなければならないので、兄夫婦がいてくれることが本当にありがたい。
そして、こちらは…。
ブログ仲間の「フィールドノート」の大久保先生から、卓上カレンダーを
お祝いにいただきました。ご多用の中のお心遣い、本当にありがとうございます!
こちらのカレンダーはイラストレーターの米津祐介さんのイラスト。
実は私も米津さんのイラストがとても好きで、ずいぶん前に、米津さんのカレンダーを
購入していて、先生のブログを拝見していると「私と同じカレンダーを先生もお使いに
なっている」と、びっくりしたカレンダーでした。
そのことを先生はご存じなかったのですが、今回、まだ購入していない来年用の米津さんの
カレンダーをいただくなんて、ご縁を感じます。本当にありがとうございました。
探してみたら、ちょうど、米津さんのカレンダーを撮影していた写真が出て来ました。
これは2017年のカレンダーだったようです。
みなさまのお祝いに感謝して、治療をがんばります! 70歳めざして、GO!